giriさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

ニューヨークが舞台のオシャレ雨天映画。

ティモシー・シャラメ演じるギャツビーのピアノ演奏が良かった。歌詞がおかしいところも。

アシュレーの切り替えの早さに引いたけど、ジャーナリストには向いてるかも
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.8

医師のルイスが家族と共に越してきた家は、田舎だが車道に面していてトラックの交通量が多く、動物がよく轢かれることから近所にペット霊園まで存在するような場所にあった。

ある日、愛猫チャーチが庭先で死んで
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

過去に生きるろくでなし達の、しょうもない腐れ縁の物語。結局誰一人憎めない。

前作の映像が散りばめられていて、その使い方も秀逸だった。中でもレントンが車にぶつかって運転手に最高の笑顔を投げるあのシーン
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

こんな人生絶対に嫌だけど無茶苦茶カッコよかった!特にオープニングは何度観ても飽きない。

「友達だから仕方ない」ってセリフが繰り返し出てくる。みんな、そんなの友達じゃないよ……。

ドラッグをテーマと
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

「連続殺人鬼も誰かの隣人さ」

15歳のデイビーは隣人の警官マッキーが近頃巷を賑わせている少年失踪事件の犯人ではないかと疑い、悪友達を誘ってままごと捜査を開始する。ついに追い詰めたと思っても、大人たち
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

ロスにある日系企業のクリスマスパーティー会場に武装した組織が押し入り、パーティー出席者全員が人質になってしまうが、たまたま妻を訪ねていたニューヨーク市警のジョンだけがその場を逃れ、外部に助けを求めつつ>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

母親のアンが保育園に4歳の娘「バニー・レーク」を迎えに行くと保育園側はそんな子供は預かっていないという。目撃した人も誰一人いない。警察を呼び捜索を依頼するが、自宅にあったはずのバニーの荷物がどこにもな>>続きを読む

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.7

「カイロの紫のバラ」の逆バージョン。

アーノルド・シュワルツネッガー主演映画『ジャック・スレイター』の大ファンである少年ダニーが映画の世界に入り込んでシュワちゃん演じる刑事ジャック(人格も映画の中の
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トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

3.9

4K綺麗!そしてほぼ内容を覚えていなかったので初見の楽しさ。お客さんも結構いたなぁ。

シュワちゃんと未知の火星を探検しているかのようなカメラワークにはわくわくさせられた。黒人タクシーに乗って酒場に入
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.3

Mankの予習。
こういう映画は解説してくれる人と観たい。と思ったら町山さんの動画をyoutubeを発見したのであとで観よう……。

米西戦争を誇大報道でかき回した実在の新聞王をモデルにした作品で、彼
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.0

純日本的なサラリーマンが主人公なのに、不思議とストーリーに昔の洋画っぽさを感じた。ビリー・ワイルダーがこの作品を気に入った理由が何となくわかる。

社会人になってから新しい趣味を始める気恥ずかしさや、
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

続編が近々公開になるらしいので、観に行くかはともかくとしてオリジナルを初鑑賞。

エリートパイロットの養成学校「トップガン」が舞台の青春航空アクション映画で、自信に満ちたトムクルーズの表情が印象的だっ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

公開時からずっと観たかった作品。
アキ・カウリスマキ監督の作品って単調だし、別に爆発的に面白いわけでもないのに何故か観たくなってしまう。

フィンランドに流れ着いた難民カーリドが、ネオナチに目をつけら
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シャレード(1963年製作の映画)

3.4

内容にあまり魅力を感じなかった。このストーリーならもうちょっと短くていいかなと。最後のオチは好き。

もともとオードリーよりマリリンモンローのほうが可愛らしくて好きなんだけど、特に本作のオードリーは役
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリーを観ているかのようだった。カメラワークも独特で、自然や生活を切り取るのが上手。会話が台詞に思えなかった。

前半の養子縁組を決めるまでの夫妻の話は良かったけれど、後半の産みの母親のくだ
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.5

てっきり宇宙人が侵略してくる話だと思っていたけど、タイトル通り「未知との遭遇」を果たすだけで、それにしてはちょっと長いなと思った 笑

とにかく見所は音楽。ジョン・ウィリアムズが壮大な夢を見させてくれ
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.9

サスペンス要素が意外と強くて面白かったし、普段は歪み合っている消防士兄弟がふとした時にすぐお互いを庇い思いやるところが泣けた。10年くらい前にUSJでバックドラフトのアトラクションを体験したけど、バッ>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

1977年、ロサンゼルス。示談屋・ヒーリーと私立探偵・マーチのコンビがアメリアという少女の行方を追うことに。

最初の15分くらいパッとしないな……と思っていたらどんどん面白くなっていった。悪ふざけコ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

衝撃……。胸糞悪い鬱映画と覚悟して観たけれど、これは落ち込む。

でも、ずっとハラハラする展開で中弛みがないし、心理描写(特に集団心理)が的確だし、父子の約束が結末の伏線になっていたりして、結構面白か
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「誰も知らない」の母親は殴ったり怒鳴ったりしない代わりに無関心、仕事はするけど子供に金を使わない。本作の母親は殴るし怒鳴るけれど、とにかくどこにでも連れ回すし、無職で、息子に金の無心をさせる。真逆にみ>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.7

大学卒業と共に行方をくらました親友ランチョーを訪ねる道中で、彼と過ごした青春時代のエピソードを懐古していくミュージカルコメディ。

出産シーンとラストが面白かった。
ランチョーの置かれた状況を知ってか
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罪の声(2020年製作の映画)

4.3

1984年に実際に起きた「グリコ・森永事件」(作中では「ギン萬事件」)。中でも犯行に使用された脅迫文を読む3人の“子供の声”に焦点を当てた作品。

現在。自宅で“子供の声”の音源を見つけてしまった仕立
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

広島・呉に嫁いだ主人公すずの戦時中の日常が穏やかに描かれている。何気ない出来事の描写にも自然と涙が出た。

原爆って呉でもあんなに光ったんだ。爆風がきたんだ。あの戦争は、亡くなった人や被爆した人だけじ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.1

中学の理科教師が原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、自宅で原爆を作り出す。下らない要求で警察や政府を翻弄するが、被爆の症状が現れ始め……。

何を考えているのかわからない、いつも眠そうで無気力な
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メメント(2000年製作の映画)

3.6

観始めてすぐにこの映画の法則を理解したつもりになっていたら、「ん?!」の連続で眉間に皺寄った。

登場人物が非常に少ないし、シーンひとつひとつは短調なのに、ストーリーを区切って逆再生していくとこんなに
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

Filmarksのオンライン試写会にて。


セットや照明、台詞など全体の雰囲気がまるで舞台のよう。

派手な展開はないけれど、落ち着いてもいられない。何度も、静かに予想を裏切ってくる。結末は若干物足
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CUBE(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不思議なキューブに放り込まれた年齢も職業もバラバラな男女が、僅かなヒントを頼りに脱出を試みる。しかし、罠に引っかかると無惨な死が待ち受けていて……。

主人公らしい主人公がいないので、登場人物全員が平
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.0

この手の映画を何本観ても、心の底から理解できる日は来ない。断言できるくらい複雑で根深い問題だと感じた。

主人公トレの素直さが救い。

このお父さん役の俳優めちゃくちゃ格好いいな。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.6

不協和音を可視化したみたいな。

悲劇的すぎてクラクラしたけれど、想像していたほどは沈まなかった。
主人公が都合の良い時だけ人に頼る感じ好きじゃなかったのと、女性刑務官やお友達やアブルッチ(にしか見え
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

4.1

1、2連続鑑賞。

前作から2年、すっかり公私共に仲良くなったビバリーヒルズの刑事とエディーマーフィーが再びトリオを結成、事件解決を目指して奮闘する。

ビリーの目がバッキバキ笑
エディーマーフィーが
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.1

エディーマーフィーの笑顔が爽やかで、ビバリーヒルズの刑事達もみんな良い人。

最近こういうサッパリしたアクションコメディ少ないから、めちゃくちゃ楽しめた。

独裁者(1940年製作の映画)

4.0

地球儀の風船を弄ぶシーン、滑稽さと愚かさにグッときた。

「憧れはチャップリン」って芸能人多いけど、わかる気がした。コメディのバランスが凄く良い。

有名な演説のシーンも圧巻。
でも民衆の歓声って、皆
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てんやわんや(1950年製作の映画)

3.0

この時代の日本は映画より文学。
原作が好きなのでこれは……。
もっと面白いのに!
主人公は結構合ってたんだけどなぁ。

でも、獅子文六原作の映画は古すぎて?レンタルが全然ないから、観ることができてよか
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.0

昨年録画したままになっていたので、今年こそとは思い鑑賞。

原爆投下の8年後に製作された映画で、約9万人の広島市民がエキストラとして出演している。

映像で表現されている以上の凄惨さが画面から伝わって
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

面白かった!

名探偵の影が薄い気もするけれど、遺産相続のドロドロがあまり嫌な感じじゃなくて、ちょっとコメディ入ってるところが良かった。

ハーランとマルタのやりとりが悲しい……。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アルパチーノは最高なんだけど、演じるトニーには魅力を感じなかった。ただの癇癪持ちを周囲がおだてて結果偉くなっちゃって、必死に手に入れたエルヴィラも妹もマニーも失うって最悪すぎる。

でも、成り上がって
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