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エンドロールで次々クレジットされる「庵野秀明」に笑ってしまったが、非庵野要素のマイナスを庵野要素でギリ補っている感は否めない。
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面白かったけど、クリフハンガーで強制的に興味持続させられる仕組みにちょっと疲れてしまった感、、
プロフェッサーXまで出されると驚きを通り越して困惑してしまった。
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岸井ゆきの演じる真奈が、浜辺美波演じる親友・すみれを亡くした喪失と向き合い、乗り越える過程を描く。
贅沢すぎる間の使い方とネタバラシ的な震災要素に好き嫌いが分かれそうだが、自分は肯定派。
がらんと>>続きを読む
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ケネス・ブラナーが自らの幼年期を描く自伝的映画。
当時のベルファストは宗教対立&暴動の真っ只中な上、家族の借金問題もあってなかなかハードな環境なのだが、9歳の少年から見た景色は不思議と温かい。
映>>続きを読む
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吹替版を鑑賞。
MISIAと大橋卓弥、そして稲葉浩志という日本トップの歌手陣による歌唱はやはり素晴らしく、オリジナル版に全く引けを取っていないのではないか。
中でも稲葉さんは上がりに上がったハードル>>続きを読む
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今泉×城定コラボ第二弾。
離婚寸前の倦怠カップルとお互いの浮気相手、そして飼い猫のカンタが織りなす不思議な恋愛コメディ。
悪趣味なコメディ要素と結婚に救いを見い出せる展開が印象的で、全体的に「愛なの>>続きを読む
作り込まれた映像と音響は凄く良かったのだけど、正直2回寝ました。
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「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫と今泉力哉がコラボした、「R指定ラブストーリー」第一弾。
主要キャラクター6人それぞれの報われない愛情が輪廻のように繋がり、絡み合っていく。
ベースは今泉力哉>>続きを読む
プロテニスプレーヤー・ウィリアムズ姉妹の幼年期を、父親中心に描いた伝記ドラマ。
父親の突飛な行動は時に軋轢を生むが、(連れ子を含めた)娘に注ぐ愛情と、常に謙虚さと誠実さを重んじる姿勢に学ぶところは多>>続きを読む
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照生と葉の2人が出会って別れるまでの6年間を、「7回分の7月26日」を通して描く。
7月26日は照生の誕生日で、2人の出会いの日で、付き合った日でもある。
2人にとって特別な1日だから、別れた今でも>>続きを読む
やはりこの時代にロックバンドを正面から描くのは難しい、、
という以前に、ロック大会って何?チェロがベース代わり?ボーカルそんな上手く変われる?みたいなそもそもの疑問が多すぎて物語に入り込めなかった。
ウェス・アンダーソン最新作。
画面の作り込みは今回も凄いしキャストも豪華なものの、残念ながら話が面白くない、、
というか話も雑誌のネタとしては面白いんだけど、各ネタの語りのテンポが早い上に他の記事とは>>続きを読む
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序盤の咀嚼音と絶叫が不快で見に来たことを若干後悔してしまった。
(映画のせいというよりはテアトル新宿の音響システムが尖り過ぎな感)
中盤からのサスペンス/スリラー要素はそれなりに楽しめたが、結局は意>>続きを読む
聾唖者が社会で生きる障壁、ヤングケアラーとしてのルビーの葛藤、微妙にこじれた母娘関係などヘビーな問題提起がありながら、王道の師弟モノでもある重層的な構造は見事。
その分ストーリーの帰結は安直な気がしな>>続きを読む
さすがに長過ぎる、、
ガガの成金野心家演技は良かったけど、アダム・ドライバー演じるグッチ家御曹司のキャラがブレブレで理解できず。
風や虫、外を走る車、子供たちの話し声。普通だったらカットされそうなノイズがそのまま乗った音響が印象的で、映画を見ながら沙知のすぐそばにいるような気持ちになった。
原作は31文字の短歌。2時間の映画に>>続きを読む
鈍重で退屈で素直につまらなかったけど、自分にマトリックスへの理解と愛が足りないだけかもしれない。
エンドロールでWake Upの謎カバーが流れた時は苦笑してしまった。
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20年に渡るスパイダーマン映画の総決算であり、トムホ版スパイディの真のオリジンでもある完璧な作品。
スパイダーマンは、ソニーとマーベルの大人の事情に翻弄され続けたという意味で実は不遇なキャラクターだ>>続きを読む
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半年後、巨大彗星が地球に衝突して全員死ぬけどあなたはどうする?というお話。
アダム・マッケイが「比喩史上最もわかひりやすい比喩」と語るように、彗星は明らかに気候変動のメタファー。
メリル・ストリープが>>続きを読む
アクションに凄みはあるが、グレネードまで出されると乗り切れず。
ストーリ的にも中弛みを感じてしまった、、
シリーズ初体験、予習もほぼ無しだったけど楽しめた!
史実の裏に陰謀あり的な要素がさすがに過剰すぎる気もするけど、戦争を徹底して痛々しい存在として描いた末のキングスマン結成はオリジン物として純粋に興奮>>続きを読む
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濱口竜介監督による中編3本立て。
特に響いたのは1本目の「魔法(よりもっと不確か)」。
冒頭、タクシー車内での恋愛トークは、運転席から盗み聞きしているような視点も相まって絶妙な緊張感を感じさせる。>>続きを読む
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TENETばりの「逆」アクションのインパクトが凄まじい。
ネタバラシに対してはそんなカジュアルに頭割れるの!?などと思いつつ、夢か現実かわからない主人公の目線で恐怖を追体験できる良く出来た映画。
R>>続きを読む
東海テレビ制作、憲法14条〈基本的人権〉と暴対法/暴排条例は両立しうるのか?を描いたドキュメンタリー。
テレビ局がヤクザの事務所に入るだけでも凄いが、葬儀から警察のガサ入れまで漏れなく密着し続けるのは>>続きを読む
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正直なところ全く期待せずに見たのだが、ドラマとして手堅くまとまっていて十分に楽しめた。
一番好きなのは年老いたビートたけしが当時のフランス座を回顧するシーン。
フランス座こそ今も名を変え存続している>>続きを読む