Tepperさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Tepper

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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

4.2

オープニングからラストまで完成度の高い脚本でした。伏線の見せ方がめちゃくちゃ上手いなあと思います。音楽も良かった。

全員が利己的で金欲しさに何でもやっちゃう。とくにシミーのサイコ加減には震えた。それ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

思ってた以上にたくさんポケモンが出てきてそれだけで楽しい。
コダックかわいい。フシギダネの群れもかわいい。バリヤードの演出いい。カビゴン意外と小さい。笑
ベロリンガの放し飼いだけはダメだと思う。

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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.8

主演の3人ともかっこいい。
良い意味でガバガバ設定のところが多くて、トロッコ乗っちゃったりして、エンタメ映画として面白かった。同行してた隊員全滅でもそのまま2人で突っ切っちゃうのね笑
化学兵器の入った
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ブック・オブ・ライフ ~マノロの数奇な冒険~(2014年製作の映画)

3.8

CGアニメではあまり見ないキャラのデザインだけどすぐに慣れた。死の国の賑やかな世界観がよかった。やっぱりマノロが全力で愛を歌うシーンは素晴らしい。
子供たちに逸話を読み聞かせするという構成通り、子供に
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

一度見たら忘れないタールマンやオバンバの造形がいい。
何とも現実的?なラストが良かった。映画でそんなことしていいのね。笑

ナイト・オブ・ザ・リビングデッドのパロディがたくさんあったみたいなのでそっち
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.9

自分を含め兄弟がみんな実家から離れて暮らしている事もあって心に響く映画だった。ポール・マッカートニーのエンディングで泣いた。
ロバート・デニーロそんなに切ない表情しないでよ…

親にとっては子供はいつ
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.0

安心のFOXサーチライト クオリティです。

シャツinスタイルにモコモコブーツ、デカ眼鏡、天パ、常に半開きの口という風貌がもうたまらなく好き。

いつもやってるボールをはじくあの遊びは何?なんでダイ
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マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)

4.4

国内未公開だし動画配信でも見かけたことないし、なかなかのマイナー作だけど、こういう作品が広まって欲しいなあと思います。良作揃いのFOXサーチライトの中でもお気に入りの映画。

9.11以降、色々な立場
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.2

1よりもおもちゃ仲間たちの活躍が目立っていて楽しい。集団の中で自分の役割は何かとか、一つの目標に向かって協力するとか、こうやって徐々に学んでいくんだなと懐かしくなります。

初めて見た時からウッディー
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ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)

3.5

自由を求める徒歩の旅。
収容所から逃れられたものの共産主義の影に怯え、無慈悲な自然に耐える一行。
精悍な男達が衰弱し、シアーシャ・ローナンの綺麗な肌がボロボロになっていく様子は辛かった。

チベット高
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

ムンバイのスラム。
貧困からのサクセスストーリー。

一夫多妻とかお見合い結婚とか自分には想像しにくい文化・慣習があるにせよ、家庭内や親とのギクシャクはいつだって辛い。
劇中で描かれるあからさまな貧富
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.4

今なお観る人の心を揺さぶり続けるピクサーとトイ・ストーリーシリーズの記念すべき第一作目。
幼稚園の頃にVHSで観せられたのが最初だったと思う。ピクサー映画のおかげで人生が豊かになったと断言できる。
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.8

真面目なドラマ撮っても傑作になりそうなキャスト陣。アンバー・ハードとビル・マーレイも出てました。

このなかでも好きなのが、
ハリウッドで一番カウボーイハットとショットガンの似合うウディ・ハレルソン。
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.6

監督・脚本はプールのスタッフ役の2人。
最高の脚本とキャスティングだ。
サム・ロックウェルはもちろん、
アリソン・ジャネイ、トニ・コレット、マーヤ・ルドルフのなんでも出来る女優陣が流石だと思った。
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.7

ビートルズ結成前のジョンの伝記映画。
音楽へののめり込みと親子について。ポールとの出会いもあり。

子供を愛することと責任を持って育てることが必ずしも同義でないのが心苦しい。
皮肉にも音楽を教えた実母
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127時間(2010年製作の映画)

3.9

ダニーボイル監督作。

ジェームズ・フランコはセス・ローゲンとかと馬鹿やってるイメージだったけど、本作では極限の状況でも飄々とした雰囲気でユーモアがあって、彼の魅力が詰まっていたと思う。

夢も願望も
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.3

エクセレントなコメディ第二弾。
偽物ロボットがタイムトラベルで現代へ。

相変わらずのお馬鹿さだったけど、あまりタイムトラベルしてなくて残念。

そんな地獄のシーンはないなと思ったら、原題のbogus
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.7

時代も場所も違う偉人たちを一人一人仲間にしていく、RPG的な面白さがあった。

このエクセレントな2人の前ではそりゃこんな都合のいい展開にだってなるよなと納得してしまう。

オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式(2010年製作の映画)

3.6

ドクのいないBTTFのような緩さがいい。
目的があってタイムトラベルした訳でもない彼らに、「過去を変えない」なんて意志はない。笑

元いた時代へ帰るために燃料を手に入れるという明らかBTTFなわかりや
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おつむてんてんクリニック(1991年製作の映画)

3.7

ビル・マーレイの不思議な魅力が詰まっていた。
強迫性障害、パニック障害、トゥレット症候群とか色々患ってる主人公ボブ。リチャード・ドレイファス演じる医者との掛け合いにクスリとする場面が多かった。
緩いコ
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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟のデビュー作。ザ ・スリラー版とかいうディレクターズカット版を観賞。

お馴染みの勘違い、すれ違いが既に炸裂していて面白かったです。
小道具の使い方とかシームレスに場面変わるとことか上手い
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.9

内田けんじ監督いいですよね。
上手くミスリードしながらも伏線はしっかり散りばめられていて、テンポもいいなと思いました。
『鍵泥棒のメソッド』よりも好みです。

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

4.0

全編ビートルズの異色ミュージカル。
散々聴いた楽曲ばかりだけど、アレンジが素晴らしくて飽きないし、歌詞の意味を改めて噛み締められる。
序盤の『I Want to Hold Your Hand』や『Wi
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月のひつじ(2000年製作の映画)

3.6

実話ベースの作品は評価が難しいなと思います。
映画自体の面白さに実話であるという衝撃がプラスされることもあれば、あまり盛り上がるシーンが無くても実話だしそんなもんかとなることもある。
本作でもそんなこ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

デンマーク産のスリラー。デンマークといえば最近一気見したサスペンススリラー『特捜部Q』シリーズもあるし、こういう作風多いのかなと思った。

劇場スルーしていてやっと観れた本作。
オペレーターと事件。そ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

2020年9月。最近観たIMAX再上映で興奮しまくったので修正

SFの全てが詰まっていて、もう一度映画館で観たいと本当に思います。
5次元とか相対性理論といった難しいことは置いておいて、監督の言うよ
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.2

オリジナル『虹を掴む男』は未観賞。

ベン・スティラーの冴えない男感が流石だった。

写真家の居場所と彼の撮った25番ネガを探す旅。
ウォルターの旅がまさに会社のキャッチコピーを体現していた。

実際
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

何度も観たトトロ。

好奇心のままに猛進できる子供の特権が懐かしく、羨ましくなる。
メイの視野の狭さと行動力の大きさが本当に微笑ましい。ワクワクを倍増させる音楽も最高だ。

ただ歩くのにも疲れる今、
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第9地区(2009年製作の映画)

3.8

『チャッピー』『エリジウム』といった斬新な設定のSFを作るニール・ブロムカンプ監督作。長編デビュー作でこんなの撮れるってすごいです。

エイリアンの造形はひと目見て「気持ち悪い」って思うけど、エイリア
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ビートルズの名曲たちが次から次へと流れて楽しい。それぞれの場面での歌のチョイスが素晴らしかったと思う。
『A Day In the Life』や『Help!』の使いどころ上手い。

出てくる全員が優し
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

詩人の町パターソンはいつも静かで穏やか。
詩人でバス運転手のパターソンもいつも静かで穏やか。

そんなパターソンでの1週間、時折小さな事件は起きつつも、皆が何かに追われることなく気ままに暮らす様子が印
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.9

冷戦下の国同士の交渉、そこには私情を持ち込んではいけないはず。
一人ひとりの人間に目を向けながらも国を背負うという責任を果たさねばならない緊張感が息を詰まらせる。
全てをやり遂げて帰宅した彼の死んだよ
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.6

ありがちなラブコメとは少し違った。
MRとか医者の扱いに突っ込みどころはあるけどまあ楽しめました。

お互いがカメラに向かって本音を語るシーンが好きです。これほど人生を変える出会いがあっていいのか。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

原作未読

映画館の大画面で観るべきだったなあと後悔。
正直それほど上がるシーンはなかったけど、マハーシャラアリもジェニファーコネリーも雰囲気あってよかった。
でもなぜそんなにザレムに行きたいのだろう
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.9

Netflix作品

同監督の『インビジブルゲスト』や『ロストボディ』のミステリーとは毛色の違うSFだったけど、同じようなダークな雰囲気で楽しめました。

バタフライ効果がもたらす運命の皮肉さを感じま
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

アクション全振りの一本道ストーリー第2弾。

1の直後の話だとわかるシーンで心配になる。で、また追われながら終わる。もうちょっとゆっくりさせてあげたい。