ふかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.3

めっちゃ良い映画!
前半のダラダラ具合は「愛なのに」の圧勝か、今泉さんは脚本に徹した方がいいのではないかと思いながら見てたけど、後半の手島実優さんのヤバさがどんどん際立つにつれてドライブしていった。4
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勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

4.1

「ソナチネ」と「みんなやってるか」の融合みたいな感じ。ひたすらドライな銃撃戦と天丼ギャグ(物理的に天丼が出てきて失笑)
足を撃たれた後の「アタタ~」が好き。耕作急に水着になってて吹いた。
黒澤清印とも
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.3

すごく良い映画になりそうな予感はするのに、その"なりそう"だけでとどまっちゃってる感が。。スタンダードサイズなのも理由はわかるんだけど、うまくそれが活かしきれてないような。俳優たちの演技も(題材が題材>>続きを読む

カリスマ(1999年製作の映画)

3.9

再見。想像より役所広司がめっちゃお喋りだった。黒服の集団、不気味で良い。
院長の未亡人と対話してる時の人工的な雨?が良い。閉鎖的な空間でこそ映える清の画作りは、ロケ撮影メインの本作ではちょっと強度が薄
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

神戸のパートが削られすぎ。あの女友達の実家行くところとかわりとキモだと思うけどなあ。諸橋と急にゼミ旅行の話したりして辻褄が合ってない。あと「ユーチューバー」って言葉は出てくるのに映るのは「nowTub>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.7

低迷期の北野映画をほぼ見てないのであまり語れる資格は無いが、最高傑作なのでは無いかと思えるくらい破茶滅茶に楽しかった。3人が揃うだけで面白い雰囲気が生まれる。「さっさと死ねよ!」のとことか、頭下げさせ>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.3

映画館で見返したい~Amazonの宅配ボックスをあんなクールに登場させた映画は初めてじゃないか。冒頭部分、あまりの手際の良さからのやらかしが笑える。突き落としシーン、どうなってるかちゃんと見たい

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.1

有村架純ベストアクトじゃない?恋愛への酔わなさとセックスに対する価値観を語るところがめちゃくちゃ良い。

よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース(1961年製作の映画)

3.8

各々が各々の男性性に取り憑かれていて、その抑圧の中で生きるしかない一人の女性。殴るシーンでの独特なカット割りはこの頃から片鱗を見せている

ミニー&モスコウィッツ(1971年製作の映画)

4.1

めちゃめちゃ直球のラブコメ!ひたすら無理矢理で暴力的に進んでいく男たちの行動にハラハラしながら、最後はストレートな恋愛モノに落ちていく。逆立ちのシーン、突然の髭剃り、駐車係に車擦られるところや、「踊る>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

内容的には言うまでもなく、役者陣の気迫にやられた。全てを一発で持って行ってしまう瑛太はさすが。野生・東出の色気凄かった!

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.5

超面白い!!ウェスの最高傑作では。
冒頭の横移動から視界が贅沢すぎる。マヤホーク登場からオーラが凄い。スティーブカレルを生かしきれてない気もするけどそれもまたよし。
記憶ゲーム一回目のカット割めちゃ好
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ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

4.5

ユスターシュってゴリゴリのシネフィル文学監督なのかと思ってたけど、ちゃんと映画の力は性欲や庇護欲に勝てないということを自覚しているしそれを全面に押し出しているところが好感持てる。特に今作の映画館の扱い>>続きを読む

ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.3

今の精神状態で見ていい映画ではなかった。映画や音楽や文学は個人のセックスや恋愛の問題を前にすると徹底的に無力であるということを映画を通して語る狂気。何度も気が触れそうになって思わず叫び出しそうになりな>>続きを読む

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.5

ブレッソンのような棒読み台詞が、あまりドイツ語を話せないモロッコ系移民という設定とうまく呼応している。序盤と終盤の展開の反復や、高級料理屋に横並びで座っている2人を移したショットなど、上品さが常に漂う>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.3

終盤の展開を見て、どういう風な捉え方をしたら「男性を必要としない自立した女性のための映画」になるのか理解に苦しむ。むしろ性差という分断を徐々に乗り越えて共生していこうというメッセージが描かれているのに>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.5

「現実の自分」と「虚構の自分」の間とで生じる分裂は、終盤のカサヴェテス/ローランズ夫妻による怒涛の即興演技合戦に収斂される。ここで重要なのは、ローランズ演じるマートルは舞台女優で、映画の半分くらいはま>>続きを読む

氷の微笑 4K 30周年記念レストア版(1992年製作の映画)

4.6

久しぶりに見返したがやはりエンタメとしての密度の濃さが凄まじい。計算され尽くしたカメラワーク、BGMの入れどころ。カーチェイスもしっかり凝って作られてる。エレベーターのシーンはもろヒッチコックてか「殺>>続きを読む