ぎょうざさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

子供の目で見た第二次世界大戦は、決して悲しい景色ではなかった。
しかし、生まれた頃から根付いていたファシズム信仰と、自分が目の当たりにしたユダヤ人の姿。
その中で葛藤する少年の心の苦しみに、応援しなが
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

豪華俳優陣で王道で正統派の探偵モノ。
お屋敷の主が殺された、財産目当て?秘密の隠蔽?意見の相違?主人公は本当に良い看護師?
全てが必要なピースになっていく。
人物設定が揺らがないので、観客による推理の
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.8

アニメ1期と2期の間を繋ぐための物語。
深界五層のお話。

五層からのラストダイブの番人として君臨し続ける黎明卿ボンドルドに宿る、愛すらも敗北する狂気と探究心に圧倒された。

あまりにも悲しい。
泣き
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

4DXで観てきた!
私達の大好きな細田守は、こうだった!
ファンタジーなのにノスタルジックで、誰も憎めなくて、笑顔で終われる、優しくて強かな映画!
私達はみんな、サマーウォーズが好きだった!

一緒に
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その夜の侍(2012年製作の映画)

-

推しが主演の舞台の演出を、この映画の監督がやるということで、観た。

端的に言えば、木島というクズ人間への思いが形容し難いものとなってしまった人々の話。

日本映画のオシャレ。
小汚くて、きなくさい。
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

観た直後は「そんなにいいか?」と思っていたのだけど、反芻していくうちに、初めて部外の舞台に立ったときのことを思い出した。
笑ってしまうくらい緊張して、何ならちょっと泣けてくるくらいだったけど、死ぬほど
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インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

-

夜中に鳴ったピアノの旋律を耳コピする妻の姿でシリーズの全てが繋がる。

繋がりすぎて暗黒の領域。

シリーズの中で一番怖さがないな。
おばけが物理的攻撃してくるから。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

-

めちゃくちゃ笑った。
映画でめちゃくちゃ笑うことって正直ないと思っていたのだけど、かましてくるボケがちゃんと面白くて、過呼吸になるくらい笑った。

お酒を飲んでベロベロになりながら、今まで馬鹿なことを
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

-

いつか私にも子どもができて、我が子から
「「憎めない人」ってどういう人?」
と質問されたら
「『スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団』のような人のことよ」
と教えてあげたくなるくらい、これぞまさに
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

-

ギズモのことが心配すぎて「あああ!!!ああああああ!!!!!」と叫びながらテレビ画面越しにギズモを抱きしめようとして、シンプルに引かれました。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

-

分子料理、めちゃくちゃまずそうじゃない?
宇宙食じゃん。

主人公がうるさすぎて、ジャン・レノが可哀想に思いました。

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

-

予告編見て「こうなるんだろうな」「実はこうなんだろうな」というのが悉く当たってしまい、申し訳ない気持ちになった。
分かっていながらも泣けるのは、やっぱり死の運命に人は抗いたいと誰もが思っているからなん
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グレムリン(1984年製作の映画)

-

グレムリンたちが頑なにモグワイを虐める理由がわからん。
しかも、その虐めもさ、「モグワイ ウンコ」て。
語彙力があまりにもお粗末すぎて、ちょっと愛しいじゃないか。
しかし、やっぱりモグワイは断トツに可
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

-

ひぃ…………おしゃれ!!!!!!
おしゃれすぎる!!!!!!!
おしゃれすぎるから、好きとか嫌いの概念すら浮かばないのだけど、どちらかと言えば、好き。

ちょっとこういう映画、私の管轄外なので誰かと共
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

-

星野源が紹介してるから観たよ!
本当はこの映画、嫌いな女が気に入ってる映画だから一生観てやるものか!という心持ちだったのだけど、星野源が紹介してるから、観たよ!面白かったよ!!!
何億通りもある中の、
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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

-

「ねえ、ゴキ!雨がやんでる!雨がやんでるよ、ゴキ!」
「雨を、追い越してやったんだよ…」
って、この映画には勿体ないくらい良い台詞すぎて、元旦から笑い転げてしまった。

童貞卒業の為に犯罪者になるのは
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劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

-

間宮祥太朗、イケメン怪人100億面相。
脳みそが空っぽになっても楽しめるよ!
そういう作品、何ていうのかな…………愛すべきゴミ映画?

人狼ゲーム インフェルノ(2018年製作の映画)

-

人狼ゲーム2周目集団の集まりのくせに、下手くそすぎて全員死刑でした。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.4

デッド・バンディをこの時代に描きたかったのは、何故?
シリアルキラーの語源となったというのであれば、それに触れた描写がないのは、何故?

オープニングの雰囲気から漂う「テンポの良いオシャレスナッフムー
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

アダムドライバーを観ていて、エピソードタイトルの意味を知る。
何を言ってもネタバレになりそうな危険な状況、一つだけネタバレ許してほしいのですが、ポーが宇宙一の可愛さでした。

なんか最後、ガーディアン
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カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

成田凌という男は、「器用富豪」な男だ。
それ故に「貧乏思考」にもなる、そこが可哀想で、可愛い人だな、と改めて感じさせられる。

成田凌は格好良い。
そもそも彼はファッションモデルなので、太陽が東から上
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

-

この原作の漫画には正直、この世で押切蓮介の次に思い入れがあると自負しているので、実写化すると聞いたとき「観たい」「観たくない」の2極でパニックになり、泣いた記憶があるくらい、観ることに悩んでいたのです>>続きを読む

エクステ(2007年製作の映画)

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くそつまらんが、園子温が作った映画ぽいな、と思ったら園子温が作ってました。

歌が謎の中毒性を有するので、未だに大杉漣の「ヘアーヘアー、マイヘアー」の歌詞とメロディが頭で流れる。

これが大杉漣の遺作
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

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森見登美彦の書くSFは、科学的な辻褄は合ってないけど、どうしようもなく引き込まれるなあ、と思ったら、森見登美彦のSFは、「少し不思議」のSFなのだと、教えてもらいました。

目に見える物体の“有”の存
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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アダムドライバーが台所で倒れるシーンで、「もうだめなんだ」と悟りながらも口では「仲良さそうだった」と言って泣きそうになるの、私がアダムドライバーの母だったらテレビ画面ごと抱きしめてた。

結婚って覚悟
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

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ヤフー知恵袋に寄せられたお悩み相談が、ネット上で少し大きな話題となった当時、私はアニオタ全盛期で、ニコニコ動画でこの話を基にしたボカロの曲を聴いて、すごく憧れた記憶がある。

別になんでもない映画だし
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

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理想の青春。

私も今更遡及して満喫するかのように、学生時代の友人とサンドイッチ巡りを、会社の同僚と世界の民族料理巡りをしている。

料理もソーダも楽しみなんだけど、それを口実に、他愛もない話をするた
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

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僕たちは死ぬ。
それを知っていても、傷つけられても、立ち上がる姿にショックを受けた。

私たちはあまりにものうのうと生きすぎている。
マジョリティであることに甘んじて、マイノリティの闘いを、別の世界の
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サニー/32(2018年製作の映画)

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北原里英仕事選んで!と思ったけど、これは、正解だったのかも。
良い仕事を、選んだね。

こういうしょーーーーーーーもない映画でアイドルを穢している監督、日本という国が生んだ愛すべき馬鹿野郎って感じ。
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深夜食堂(2015年製作の映画)

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安藤玉恵とオダギリジョーが良かった。
「東京なんて田舎者の集まりですよ」という言葉が好きだなぁ。

美味しそうなご飯が映るだけで幸せな気持ちになる。ごはんは偉大だ。

わたしのハワイの歩きかた(2014年製作の映画)

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冬に食べるアイス、のような感覚で、“観る”ハワイ。

行ってみたいな〜。
ごはんがめちゃめちゃめちゃめちゃ美味しそう。

海外に憧れまくってる日本人の痛さもちらほら。
ハワイに行くのに意味求めすぎだろ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.1

この映画を観ている間、池松壮亮が雑誌のインタビューで「自分にしかできない役をオファーされる役者でいたい」と語っていたことを思い出した。
「池松壮亮は誰にでもなれる」じゃない。
「この役を演じられるのは
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.3

笑って泣けるゾンビ映画。
ラストで、ウディハレルソンにジェシーアイゼンバーグが「今世紀だよ」と言った瞬間に、涙腺が馬鹿になってしまったかと思うくらい泣いてしまった。

相変わらず、愛は変わらず。
リト
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吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

-

吸血鬼というよりは、ちょっとSFに振り切れすぎる。
UFOて。

『猿の惑星』と同年作。

ゴケミドロのアングルとか、『集団殺人クラブ』みたいだし、何だか今もこの頃と変わらないな〜、日本のこの界隈は成
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

-

ジェシーアイゼンバーグは100回くらい童貞役をやらせても童貞に見えるから、本当にすごい。これでニューヨークシティ生まれとか。役者すぎ。

ウディハレルソンもさることながら、ジェシーアイゼンバーグのショ
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.3

伊藤沙莉ちゃんが主演とあってやっと観に行けた。
尺が短いせいかすごくあっさりしていたなあ。

生理ちゃんが漫画より育ちが良さそう。
性欲くんの台詞が全て中高生男子レベルの下ネタだったところは良かった。
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