umakoronさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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イフ・オンリー(2004年製作の映画)

3.1

レビューは高めだが
既視感が強く楽しめなかった

主人公二人の良さも
今ひとつ伝わらず薄味

ラストの歌声は素敵であったが
演出含め、ストーリーの安っぽさが気になりこの作品でなければという
オリジナリ
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.4

ソフィア コッポラは
日常を切り取り
何気ない感情を表現するのが
つくづく巧みだと感じる

画像の切り取り方も特徴的で
繊細で美しい

見るものによって
捉え方が変わる作品ではあるが
この何も起こらな
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クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

3.4

たまには古典作品を見て
忘れられた時間を取り戻そう

スラングなしの英語が新鮮で
現代の英語とは違った響きに
言葉そのものが時代と共に変化する様が
感じ取れ興味深い


ネットのない時代故に
日々ゆっ
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こぼれる記憶の海で(2020年製作の映画)

3.3


妙な恐怖を感じ混乱する

コロナ以前なら
入り込めるストーリーだが
次はこんなウイルスが
出回るとも思えなくないだけに
気持ち悪さを感じる

年齢を重ねて
記憶が曖昧になり
留めておける容量が減って
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

これはツッコミどころ満載で
悲しくなるレベル

脚本が残念すぎて
豪華キャストの無駄遣いが酷い

島民とたった一つの診療所で働く医師との
心温まる何気ない日々や交流を描く
それだけの方が魅力的だったよ
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.4

人間の弱さとか
優柔不断さとか
いわゆるダメな部分を寄せ集めたら
滑稽でぶっ飛んだストーリーに‥

男と女
一筋縄では行きません

世間体なんて
全く気にしない生き方がかなり新鮮

なんといっても
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.8


イーサン・ホークを拝み倒し
あーなんて幸せなんでしょう

ギラギラしすぎない大人の恋愛は
落ち着つきとゆとりがあって素敵

街並みも部屋の雰囲気も
さりげなく計算され尽くしてて結構ツボ

二人の雰囲
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

脚本が良く入り込みやすい

主人公二人の表現力が素晴らしく
比較的淡々とした作品だけに
目の使い方、口の動かし方で
時々の感情が感じ取れる

共感し、相手を思うとは何かを
淡々と描いた芸術作品

ラス
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ランド/再生の地(2021年製作の映画)

3.9

静かに染み入る良い作品

人間は弱くもあり強くもある

立ち直れないと思った出来事も
時が経てば
やがて共存できるようになる

苦しみや悲しみは人それぞれだが
作品を通じ
心の奥底にしまい込んでいた思
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.7

安心安全のラブコメディ

ウィルスミス主演となれば
流石の安定感

良くも悪くも裏切りません

女心の掴み方を
レクチャーする仕事とは
目の付け所が面白い

男心シリーズもあったら楽しめそう

おとぎ話を忘れたくて(2018年製作の映画)

3.6

わかるわー
この気持ち

何もしなくてもサラサラで
美しい髪を持った人に心底憧れた日々


朝どれだけ時間をかけてセットしても
雨が降れば大爆発

髪に強いコンプレックスを
持った人間には
痛いほどわ
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

2.9

レビューの高さと賞の多さから
かなり前からクリップしていた作品

実は以前、
序盤で入り込めずフェイドアウトしたのだが
意を決して再挑戦

若い頃のダイアンキートンが
かなり新鮮で
お洒落で小気味良い
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エリカ38(2018年製作の映画)

2.9

先週に引き続き樹木希林祭り

私生活でのお二人の関係から
制作された作品だけに
樹木希林の浅田美代子に対する
強い思いが伝わる

話題性はあったが
正直中身は今ひとつ

事件を起こしたご本人が
目が釘
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.5

ジョシュ オコナーが
見たくて鑑賞

雰囲気のある役者さんで
不思議と見入ってしまう

美しい映像が特徴的

忘れられない悲しい恋の物語の
回顧録であり
好きなストーリーなのだが
終わってみれば
裸の
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.3

インパクトの強めのタイトルに
吸い寄せられて鑑賞


大泉洋ならではの演出で
障がい者が抱える難しい問題を
コメディタッチに描いた社会派作品


何気なく過ごしている日々に
新たな息吹が吹き込まれるよ
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ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.3


程よく楽しめる恋愛ストーリーだが
アジア人の描かれ方は
同じ民族としては複雑

どうしても下に見られる現実を
突きつけられる

されはさておき、
人を好きなるのには
外見がどれくらいの要素をを占める
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

もう何回見たかわからない
この軽やかさが好きで
定期的に見たくなる

特に疲れた時に最高

印象的なシーンの数々と
一度聞いたら忘れられない音楽

裏切らない愛され作品

ドリスの恋愛妄想適齢期(2015年製作の映画)

3.4

いやいや
どうして、この手の作品の面白さが
理解できる年齢になってしまった

妄想
わかります
わかりすぎます

色々と笑わせて貰っちゃいました

確かにね、痛いのよ。この人‥

でもね、
理解できて
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残り火(2022年製作の映画)

3.3

なんだこれ
エグいというかグロいというか‥‥

実際にはあり得ない展開が多いが
テンポの良さでそれなりに楽しめる

しかし、男と女ってやつは‥‥

スリラーとしては面白いが
後味は流石に悪い

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.6

中盤まではとても良かったのだが
ラストの脚注の多さでなんと
なくがっかりしてしまった

実際にあった話なので
結末は変えようがないが
モヤモヤが残る

犯人の生い立ちは
どんなものであったのであろう
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.3

樹木希林に会いたくて2日続けての再鑑賞

この人が演じると
こうも作品に深みと格がでるのかという
お手本のような作品


茶道を知らない人への導入編としては
十分楽しめる内容

ただ何かが物足りない‥
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

再鑑賞

邦画では過去1番地味であろう本作
映画館を後にした時
狐につままれた気分になったことを
鮮明に思い出す

とはいえ、
長いこと記憶にあった作品でもある

名優二人が演じてこその
味わい深さと
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.4

不思議な雰囲気の作品だが
吸引力は強め

登場人物は皆何かが欠けている
妙な人達ばかりという
ちょっと振り切った構成が面白い

どこかおかしくて
どこかまともな世界観を
絶妙なラインで演出

ありそう
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.5

まあどこを切り取ってもお洒落
色遣いが抜群

哀愁と悲哀に満ちた
大人向け映画

基本暗いのだが
エスプリが効いていて
小気味良さもある
オリジナリティ溢れる不思議な作品

愛おしい人が運転する路面電
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.7

nekonomachiさんのご紹介で鑑賞

脱出劇の緊迫感で見終わる頃には
ぐったりしてしまったが
これが作り話でないのだから驚くしかない

北朝鮮と韓国は
もともとは一つの国
言葉も食べるもの同じな
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ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)

3.9

万人受けはしないかもだが
今の気分にピタリとはまった作品

イーサン・ホーク演じる男の
醸し出す雰囲気に
あっという間に惹きつけられ
不器用ながらも陽だまりのような
あたたかさに癒される

どんな過去
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.4

ジェイク ギレンホールのほぼ一人芝居

中盤まで本家本元の足元に及ばず
リバイバル感が拭えなかったが
後半からの演技は見応えがあった

元々脚本には定評のある作品なため
ジェイク ギレンホールが
好き
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.6

地味ながら非常に味わいのある作品

大きなスクリーンで見れなかった事が
かなり残念


個人の内に秘めた想いが
何十年もの時をを費やし
幾多の思いを封じ込め
後世に語り継がれる宮殿となる

人間の力と
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恋人たち(2016年製作の映画)

3.2

頭を使わずに
さらっと見られそう
それだけの理由でチョイス

スペインの街並みが素敵
内容は良くも悪くもいたって普通


ストーリーに入り込めるかどうかは
俳優達のルックスが好みがどうかも
大きいと感
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.4

危ない匂いがプンプン
ある日突然大人の世界に足を踏み入れた少女

優秀なはずだった16歳が
あっという間に染まっていく

うーん
親目線で見ると悍ましいというか
なんというか‥

女性の選択肢が狭かっ
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

3.8

痛快だわー
女達の復讐劇

フランスは男女平等だと思っていたが、
女性はこうあるべきだという
目に見えないものが同じで共感してしまった

この作品、
もしかすると
男性には全く刺さらないかもしれない
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.6

不器用で潔癖な小説家である中年男性
なかなかの毒舌と潔癖さで
癖が強い

恋をすることで起きた
心の変化と
それに伴い広がる交流の輪

一筋縄で行かないドタバタ劇を
ジャック ニコルソンが演じると
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

再鑑賞

ここは日本なのかと疑うようなシーンが多く
長く印象に残っていた作品

個性的で完璧な配役の役者達が
作品に強烈な色をつけている

人間の負の部分にフォーカスし
その滑稽さが非常に味わい深い作
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あん(2015年製作の映画)

4.0

再鑑賞

数ある樹木希林作品の中でも
間違いなく上位にくる秀作

画像の美しさと
丁寧な人物描写が印象的

大女優お二人の貴重なショットも
当然ながら見どころ

何度見ても樹木希林の演技に唸るしかない
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.6

再鑑賞

この映画にハマりまくった青春時代を
懐かしく思い起こした

当時イギリスにいて
初めて英語で全編を見たのがこの作品だけに
個人的に思い出深い

さすがに今見ると古さは感じるが
ド直球の恋愛映
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

再鑑賞

韓国映画はどちらかというと苦手だが
珍しく文句なく楽しめた

リズムが良く
韓国社会の縮図が見て取れ
家族の抜け目のなさが非常に面白い

受賞の数も頷ける
吸引力抜群の作品