Longsleeperさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

時をかける少女(2010年製作の映画)

3.9

何回映画化すんねん。
映像の手触り感すごく好き。
「オレ映画で有名になってる?」が伏線でびっくりした。
仲里依紗かわいいよ。

メメント(2000年製作の映画)

4.1

こういう常識を覆す脚本って、新人賞的な一本勝負の場でバーンと叩きつけるか、押しも押されぬベテランになってからやるか、どっちかしかない気がする。
こんなに頭使いながら観る映画って珍しいよね。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

同じ二人を選べる状況にいたら、きっともう一人の彼を選ぶなあって思って観てた。
こんなかっこいいアニメ映画観たことなかった。

ショコラ(2000年製作の映画)

3.9

上質な大人向けローファンタジーという感じ。
世界観の作り込みが高度なら、些細なリアリティはどこかに行ってても良いというか、別世界を展開してくれる。
フランスの田舎町という舞台設定がぴったり。
ドイツで
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コレラの時代の愛(2007年製作の映画)

3.0

とりあえず主人公への共感が見出せないまま終わる。
小説で読んだら違う感想になるのか??
ずっと好きだった彼女より、622人のうちの何人かのほうが綺麗に見える。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.2

ドラマを観ずに映画のみ。
原作があるからか構成は安定してる。
ガッキーはこういう陰のある役が合うね。
切なかったけど、取り返しのつかないことも呑み込んで生きていく強さみたいなものが、誰にでも必要なんだ
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

4.1

ファンタジーとアクションにフランス映画人が本気を出した映画。
細かいことは考えず活劇の世界に浸るべし!笑
百年前の冒険小説のようでもあり、ファンタジーゲームのようでもあり、とりあえずヒロインが綺麗でモ
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黄色い星の子供たち(2010年製作の映画)

3.7

サラの鍵が徹底して客観に努めていたのに対して、こちらはややフランス人擁護に傾いている感じがする。
ヴェルディヴ事件はあったけどフランス人こんなに人道的に反抗したから!みたいな。
何十年もみて見ぬふりを
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.5

80年代って自分はまだ生まれてないor物心ついてないけど、こういうギラギラしてまだ危険さの残る日本の感じ、何だか少し見覚えがある。
今の方がずっと、当時より人間がお行儀良くなったと思う。
お行儀良くし
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

ギャスパー・ウリエルという眼福。
間違った日本文化の描写に苦笑。

FCヴィーナス(2005年製作の映画)

3.6

面白かったけど、終盤なんで主人公が納得したのかはあんまり納得できず。
男性陣どんだけサッカー好きなんだ⚽️笑
ちょっとアホな子でも受容される温かさは北欧だからかも、あんまり大陸ヨーロッパの映画では観ら
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ブコバルに手紙は届かない(1994年製作の映画)

4.5

これほどユーゴ紛争(本作はクロアチア内戦)のやり切れなさを伝える映画もない。
幼馴染みで愛し合って結婚した二人がこんな結末を迎えてしまうのか。
ザグレブ行きのバスに乗るアナの目が忘れられない。
冒頭で
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ジーン・ワルツ(2011年製作の映画)

4.0

出産にまつわる群像ドラマと、産科を巡る社会問題を切り取ったストーリー。
「出産は病気じゃない(だからぎゃーぎゃー騒ぐな)」という言葉に全然賛同できないのは、昔この映画を観たからだと思う。。。
幸せを待
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.0

ヴィヴィアン・リーの鬼気迫る演技が凄まじい。
マーロン・ブランドも迫力存在感ともに凄くて、それを支えるキム・ハンターの安定感も盤石。
地上波でちらっと観たときはブランチのことしか印象に残らなかったけど
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プリティ・ブライド(1999年製作の映画)

3.7

脚本のクオリティはともかくとして、本当の自分をディスクローズできる相手とでなければ、本当のパートナーになれない、というメッセージは後々まで印象深かった。
このことをもっと説得力あるかたちで映画にしてれ
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MON-ZEN [もんぜん](1999年製作の映画)

4.0

かなり古い映画なので、前半は日本の風景の記録映画として楽しんだ。
海外旅行や留学で、普段自分に下駄を履かせてくれている環境を離れて、いろいろ痛い目に遭って、やぶれかぶれの自分と向き合うって、悟りを開く
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レイニング・ストーンズ(1993年製作の映画)

4.0

大昔に観たので結末しか覚えてないけど…
人を救うにはこんな方法があるんだ、というか、こんな方法しかない時があるんだ、というか、ひたすら司祭の台詞に驚愕した高校の頃の思い出。
今なら何となく、司祭の役割
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すべてをあなたに(1996年製作の映画)

4.0

ストーリー自体はサッと流れてく青春映画という感じ。
音楽が懐かしい古さと、今聴いてもかっこいいシュッとした感じ両方あってど真ん中だった。
後の時代の人だからこそ、その頃の音楽の本当に良いところばっかり
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

4.0

大昔に観た。
今観たら冷静にツッコミをしてしまいそうだけど、周りが見えてない過渡期に見たらあるあるに共感しすぎて楽しかった…笑

You’re my exception.は本質を突いた名言!!

岳 -ガク-(2010年製作の映画)

4.0

昔映画館で観た。備忘。
滑落が恐ろしすぎて、旦那さんに山登って欲しくないと思ってしまうけど、同時に登りたくて命をかけてしまう人も描かれている。
というわけでいつも安全第一でやりましょうというところに落
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クラバート 闇の魔法学校(2008年製作の映画)

4.2

必死でドイツ語字幕を追いながら観た。
ジャケットと邦題のダサさはご愁傷様だけど、原作の雰囲気を再現しようという熱意が感じられてる中身自体は良かった!
夢中で原作読んだ記憶が蘇って懐かしかった。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.9

イライザがなぜ教授に恋するのかしっくり来ずに終わる映画。
時代が時代だから仕方ないけど、こういう時代に生まれなくて本当に良かった。笑
レディとして接してくれる人の前では、誰だってレディになれる、という
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E.T.(1982年製作の映画)

4.0

子どもの時に観るべきだった。
今でも良い映画だとは思うんだけど。
冒頭の表示でドリュー・バリモア出てるんだふーんと思ってたら、子役で出てきてびっくりしたけど、そりゃそうか…笑
可愛かった。

ハムレット(1990年製作の映画)

3.7

内容は原作に忠実だけど、ハムレットは繊細そうな白皙の美青年に演じてほしい。笑
ヘレナボナムカーターはこの頃から素晴らしい存在感。
イギリス映画界の至宝。

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

4.0

色々悩みがあったのはわかったけど、妹サイテーという思いが抜けないまま終了。
後半になるにつれ彼女が魅力的に見えてきたというレビューが多いし、確かにそうだけど、好きになるところまで行かなかったかな。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

なんかすごく癒される映画。
人生の先輩からすれば、若ければ何でもできるって思うかもしれないけど、若いからこそできてないこと、ハードル高いことって色々ある。
若さゆえの到らなさとか過ちを、終始温かい目線
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.3

どんだけリメイクするんだよ!と思ってたけど観てみて納得。
幸せの切なさがしみる。
幸せは喪失の怖さも一緒に連れてくる。
劇中何度も繰り返される主題歌と、ラストの歌が良い。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

セリフが全然なくてもこんだけストーリーを進めることができるんだと思った。
主題は家族愛サスペンスかな?

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

時間を感じさせない。
シャーリーズ・セロンがひたすらかっこいい。
この人何だってできるのね。。。ひたすらプロ。
会社の同期から「来た道戻る」とだけ説明されて観て、その通りだったけど、とても楽しかったで
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

面白かった。
最後まで「どこに落ち着くんだ?」って思いながら観られる。
キャラクターが濃くて、展開も予断を許さないけど、なんかもうひと押しと思ってしまった。
それが何なのか、どうしたらいいのかはよくわ
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.5

主人公に共感できず。
行動の動機が「好きだから」であることだけですべてを正当化しようとする人めっちゃ嫌いだからもうこれは致し方ない。
吉岡里帆がもう少しまっすぐな人に見えたらなあ。惜しい。

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.1

映画ファンになった原点の作品『ロード・オブ・ザ・リング』の原作者の話。
『指輪物語』の旅の仲間が四人だった意味がわかる気がする。
フロドについてきてくれる仲間の名前がサムと言うことも。
従軍してソンム
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.8

大好きな映画だけど複雑すぎてなかなかレビューを書けなかった。
人と違うということは特に子どものうちはとても生きづらいと思う。
でも生身の自分で子どもの頃から向き合っていかないといけない。
大人になって
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

原作より素晴らしいと思った映画化作品は初めてかもしれない。
人物を絞り込んでドラマが凝縮されてたのと、原作ではお茶を濁されて終わった本選の演奏をクライマックスに持ってきていたことが大満足。
原作にない
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.2

リタ・レストレンジが美しすぎてめっちゃ目で追ってた。
アメリカ人がパニクる外国=フランスって感じするなあ。
面白かったから続きも観たい。