Hamanさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

ぼくは怖くない(2003年製作の映画)

4.0

秘密基地にしている廃屋の穴で死体らしきものを見つけた男の子の話。

舞台がイタリアのド田舎でその広大さがハンパじゃあない。まさしく麦畑の海。そこで美少年たちがチャリンコ爆走したり転げ回ったりしているだ
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ザ・マニア/死体愛好家(1996年製作の映画)

3.5

教習ビデオ(ガチ)

死体で綴るアメリカ史。戦争、禁酒時代、麻薬、自動車産業、指導者の暗殺、チャールズ・マンソン、ハリウッドスターの死、ドラマ撮影中の事故。
中盤の自動車事故シークエンスが長めで啓蒙的
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ラバーボーイ(2014年製作の映画)

3.8

生(性)活をライブチャットする屋敷の女の子達に嘲笑われた常連おデブちゃんがいま殺りにいきます。する話。

THEスラッシャー映画って感じだけども、夢の中で鉤爪の連続殺人鬼が!とかキャンプ場で死んだはず
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

時をかけるビッチ

不敵スマイルのキモマスク大好き。繰り返し何度も殺されては同じ日のやり直し。失敗の積み重ねから自分を見つめ直すことで自然と成長物語になっているから、おもくそビッチだった主人公も愛らし
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オーディション(2000年製作の映画)

4.6

こっっっっっっわ。白服黒髪長髪女、黒電話、中身が人間以外に選択肢のない麻袋、全くい草の香りを思わせねえ暗くて汚ない畳なんかに土着的なものを感じる。完全に日本人の遺伝子に組み込まれているやつだからビビビ>>続きを読む

キラークラウン(1987年製作の映画)

3.9

サーカス型宇宙船で飛来したピエロ宇宙人が人間をどんどんと綿菓子の繭にしていく話。ピエロ達の顔がどいつもこいつもまあ不細工でたまらん。特殊メイクがよく出来ていてこの不細工ピエロ達の表情の動きだけでもウキ>>続きを読む

女必殺拳(1974年製作の映画)

3.7

流派の字幕表示がめっちゃカッコいい。

少林寺拳法、ヌンチャク、吹き矢、二丁鎌、トンファ、南半球空手、キックボクシング、棒術、鉤爪、投げナイフなどなど。武術レパートリーの多さにとってもハッピーになる。
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.8

ツルが求婚してはそれをアオサギが断って思い直したアオサギが求婚してはツルが断っての無限ループ。ズレた間の悪さもそれも君のタイミングって昔の偉い人が言ってた。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.0

エキノコックスもあるしキツネって最低だよな。まあウサギがいつも善人面なところに少しはイラッとすることもあるけれど私は元気です。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.4

霧の中で悟ってハリネズミの顔の筋肉が全カットされるのが良かった。そのまま川の流れに身を任せられるのがちょっと羨ましかったりするのです。あと子グマくんの喋り方がめっちゃデブで最高。

発狂する唇(1999年製作の映画)

4.0

連続少女殺人事件の容疑者家族が霊能者に真犯人の捜索を頼みFBIに監視されながらレイプされゲロ吐いてはカンフーする話。

しっちゃかめっちゃかナンセンスで頭がパーンなる。とりあえず三輪ひとみの鼻声歌唱の
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Suite 313(原題)(2017年製作の映画)

3.6

『Hotel inferno』のスピンオフオカルトPOV。
POVでも完全主観画面でなく、通報のあったオカルト研究施設に派遣された捜査官の後頭部ちょい後ろからの視点。なんかキモいものがあるとデデン!と
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一文字拳 序章 -最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い-(2018年製作の映画)

3.7

80年代リスペクトのカンフー活劇。カン・フューリーやターボキッドぽいレトロポップな空気感。

山籠りしている兄が謎の改造人間に殺され海外武者修行していた弟が帰ってきた。といういかにもなストーリーの時点
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デモンナイト/惨劇のハロウィン(1994年製作の映画)

4.2

聖水最強説。

おっぱいが手に変形するところめちゃくちゃ良かった。前作でも口紅吸引おっぱいがあったしおっぱい特撮に力入れてるシリーズなのかな。すごく良い。
ほかにも便器から顔出しオジさん、生首バスケ、
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

2.5

第二章の予告にヴェロキラプトルとモササウルスが出てきて「完全にジュラシック○ールドですやーーーん!!!」とかフザケ半分に騒いでたらホントにジュラシック系列からの出典でおどれえた。

第一章からの謎解き
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ヒトラー最終兵器(2013年製作の映画)

3.4

ナチスのマッチョゾンビとソ連の素マッチョ男たちがずっーーーと戦ってる。本当にただそれだけ。

しかもほとんどが裸一貫、素手での戦闘でゾンビを絞め落としたりするからトンでもねえ。ギャグパートとかは一切な
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インドの仕置人(1996年製作の映画)

3.6

キャッチコピーがナマステ御免!なくせして思いのほか社会派なやつ。何かにつけて金を要求してくる腐った役人どもにかつてインド独立に尽力したジジイがぶちギレ成敗。

ジジイはサラサラ綺麗な白髪で渋いダミ声で
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.7

モノクロ写真とナレーションだけでの時間旅行。時の流れでSF映画はちゃちく見えてしまうものだけど、今作においては余計な箇所を写していないモノクロ画面と脳内補完のお陰で世界が広がる。止まった人物や景色の連>>続きを読む

悪霊たちの館/呪われたハロウィンパーティー(1987年製作の映画)

3.8

惨殺事件のあった廃墟でハロウィンパーティーをしていた若者達が呪われるエログロスプラッター。

みんなで鏡を覗いただけで悪魔が復活するというお手軽さに加え、ポンポンと憑依されては主要キャストだと思ってた
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アイアン・スカイ(2012年製作の映画)

4.0

ナチの総統閣下がウド・キアなのが最高すぎる。

ナチスが月の裏側で生きていた!という出オチにしかならなそうな話なのだがこれがなかなかどうして。
ほとんどの国を小馬鹿にして全方位に喧嘩売ってくスタイルや
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.0

朝まで飲んで眠って起きぬけにそのままバーの仕事に行って残業して朝まで飲んで…。ってのを繰り返し見せられるからかアン・ハサウェイをもってしてもなんか臭そう。というかコイツらみんな臭そうで嫌い。

ホワイト・ドッグ(1981年製作の映画)

3.3

黒人だけを襲うよう調教されたホワイトドッグとそれを再調教して治そうとする黒人調教師の話。

プロフェッショナルで問題のある犬の社会復帰のため本気で向かい合い心を鬼にして殴って調教している人の回があった
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エビデンス-全滅-(2013年製作の映画)

3.6

溶接マスクの殺人鬼がガスバーナーで四肢をスパスパするスラッシャー。

証拠のビデオカメラや携帯の動画を刑事たちが分析しながら事件を追っていくファウンドフッテージ方式。
マスクで顔が隠れているため誰が犯
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.0

乃木坂46に明るくない自分にとっては登場人物が出てくるたびにどこまでが乃木坂でどこまでが乃木坂じゃないかが分からなくて乃木坂パニックに陥った。熊本弁女子高生がラスボスってかっけえ。

パラサイト X(2007年製作の映画)

3.7

鶏をボリボリ食うようなエイリアン新任女教師を子供達が力を合わせて倒そうとする話。

例によって大人は信じてくれない。青い鳥文庫読んでる気分なくらいオーソドックスなジュブナイルなのが心地良い。それに銀の
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ポリエステル(1981年製作の映画)

3.5

画面右下に番号が点滅したら指定されたカード番号の匂いを嗅ぐという当時として突飛な手法の映画。

ジョン・ウォーターズの醸し出す匂いってだけで生半可じゃない気しかしないし吐きそうではある。オナラや脱ぎた
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アーメン・オーメン・カンフーメン!(1981年製作の映画)

4.0

目からビーム出す悪魔にそそのかされた売れないミュージシャンとそれを助けるトイレで死んだ神父の話。

少年野球のボールが悪魔の首にクリーンヒットして首がもげたりエグめの大爆発でも真っ黒こげになるだけだっ
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バイオレンス・ボイジャー(2018年製作の映画)

3.9

怪奇!粘液劇画!!

劇画アニメーションでゲキメーションってネーミングやばみくらいにしか思ってなかったけどすんなり最高だった。このゲキメーションの感じどっかで観たことあんな~て思ったらば電気グルーヴの
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

生まれ変わり目指して7つの地獄巡りをする話。第一章かつ140分ということで死ぬまでが長いんだろうなと思っていたら、開始と共に死んでくれて幽遊白書の死んだらオドロいた!方式なテンポの良さにオドロいた。そ>>続きを読む

未確認生命体 MAX/マックス(1993年製作の映画)

4.1

色々な生物のDNAを交配して造った凶悪スーパードッグのマックス。メス犬をレイプ、猫を丸呑み、新聞をぶつけられた新聞配りの少年を襲撃、ヒロインの情事を覗いては車のブレーキホースを噛みちぎって彼氏を殺そう>>続きを読む

Bite me!(原題)(2004年製作の映画)

3.0

ストリップクラブで手のひらサイズのマダニが襲ってくるパニック映画。

マダニは血を吸うとポメラニアンぐらいまで膨れ上がって潰されると水風船みたく血がビチャッとなったり人間の体を破って人型のやつが登場し
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Shock-O-Rama(原題)(2005年製作の映画)

3.3

落ち目なおっぱい女優ヒロインが休暇中にゾンビ屋敷に泊まってしまった話を軸に、新たなおっぱい女優を求めてる制作会社の社長が短編ホラー映画をいくつか観るというオムニバス形式。

一本目のエイリアン映画には
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狂った情怨の復讐(1969年製作の映画)

2.6

まったくもって奇をてらわなかったド直球な場合の『サイコ』。

ウルトラマンに変身するんじゃないかってくらいサイケな放射状背景の頭痛が起きると恋人が死んでいる男とそれに執着する母親。
情怨という日本語は
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.5

超現実的脱力系青春白書。シュールでアルパカでジャミロクワイなんで人気があるのも分からんでもない。人付き合いにそこまで明るいほうではないけどこの映画の登場人物ほどの特異性も持ち合わせてないので、ガッツリ>>続きを読む

スティーヴン・キング/ナイトフライヤー(1997年製作の映画)

3.7

顔がおっかなーい。

セスナ機で各地を転々とする殺人鬼を捏造も辞さないナイトクローラーな記者が追う話。

殺人鬼は棺桶をセスナ機に置き換えた現代版なドラキュラテイストで黒マントを羽織ってシックな感じ。
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.9

怪奇小説のおどろおどろしい雰囲気を醸した心踊る序の口から孤島に上陸した後はカルトへまっしぐら。

全集の名の通り、パノラマ島奇談、屋根裏の散歩者、人間椅子、孤島の鬼なんかをごちゃ混ぜにした乱歩文学のミ
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