HALさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

正直、ハリポタシリーズは楽しみ方がいまいちわからないまま、全部見てきました。今のアベンジャーズと同じ状態。みんな楽しい言ってるし…いつか楽しくなるはず…と。

しかし!これは楽しい!!エディ・レッドメ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

Netflix「ブラックミラー」シリーズを詰め込んだような作品だった。まだ現実とはかけ離れてる未来なのに、妙な現実味がある。これがSFでなくなる日は、そう遠くない。

しかし、未来を警告するブラックミ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

滑り込みで見れた!!

単純に、好きなタイプの映画だったし、個人的に、女性エンパワメント映画には弱いのです。

メリル、控えめな女性を演じるには眼力強すぎ!と一瞬思ったけど、ちがう、内に熱い思いを秘め
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神は死んだのか(2014年製作の映画)

2.4

一ヶ月間、忙殺され映画から離れてしまっていて、復帰(?)第1作目がこれという。悪い意味で楽しかったからいいけど。その意味でちょっと2も見たいと思っちゃってるよ…!長いレビューになりそう。

主人公がザ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

「されど、空の深さを知る」
カッケェェ

素晴らしい映画…!素晴らしい邦画…!!演技も全員、、すごい。

マイムマイム事変で笑いが止まらなくなった。

原作がとても読みたい。
14巻を二部作にもせず、
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.1

良い映画だとは思うけど、好きにはなれない。ネット見てると、この映画で押し潰されるような気持ちになった人が多いようで、私だけでなくてよかった。

あのクソババアを許さなくったって、いい。先に謝れババア!
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

ティ・チャラ=キング牧師。
キルモンガー=マルコムX。

多分、つい最近まで、終息しつつあると思っていた色んな差別が、どれほどひどい形でこの世に残っているか、気付けてなかったと思う。なんとなくわかって
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.0

演技がつらい。普通に喋ってくれ。

広瀬すずファンにはたまらないのはわかる。でも私は全然(可愛いとは思うけど)だし…。

試合になる1:20頃からやっと見れる話になってきました。うぅ。

学生の頃の試
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

シンプルで美しい物語、そしてあらゆる差別の物語であり、色んなバランスが素晴らしくとれているし、文句ない。非の打ち所がない。

サリー・ホーキンスはいつも、指の先まで、ひとつひとつの呼吸まで、睫毛の先ま
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ドリスの恋愛妄想適齢期(2015年製作の映画)

4.5

なんと愛おしい映画!!こんなに笑ったの久々だし、こんなに愛おしいのも久しぶり。今も思い出し笑いする。

サリーやっぱりこういう役ハマりすぎる。

まず、サリーフィルドだ!と思って見たら、次から次へと大
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バッド・ママのクリスマス(2017年製作の映画)

4.0

前回は「子供をもつお母さん」の重圧から解放し、今回は「娘」の立場からの重圧から解放する。すごいシリーズなのです、コレ。

この母娘関係に共感できる人はきっと多いはず。コメディだから軽く見えるけど、けっ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.2

「百人を殺すものを英雄と呼ぶ。たった一人の命を救うものを…神と呼ぶ」
バーフバリ2の二回目の絶叫上映の前に、慌ててこちらの前編鑑賞。

びっくりするほど、 パパ(バーフバリ2)の方が好き。1を先に見て
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不安と共に生きる(2017年製作の映画)

5.0

この映画で、どうか寄附が集まりますように。より研究が進みますように。ME(筋痛性脳脊髄炎)/CFS(慢性疲労症候群)にかかった監督が完成させたドキュメンタリー。ベッドの上からよくここまで…。とても社会>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.2

大好きな二人の、大好きな映画です。

ラブコメは映画館で見る必要性をあまり感じず、普段は劇場でみない種類の映画。でも、これだけは待てなかった…。

前半は、クメイルのユーモア炸裂。とても日本の感覚から
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

名古屋での上映を見逃し続け、東京の盛り上りにハンカチを噛んでいたところ、ミリオン座での上映が開始。慌てて行きました。

「この回は絶叫上映ですが、大丈夫ですか?」と確認されて初めて絶叫上映だと知り、初
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コロニア(2015年製作の映画)

3.5

見終わって早速、コロニア・ディグニダのWikipediaを見てみた。今はビジャ・バビエラと名を変え、かつてとは違い、かなり解放されたコロニーになっているそう。

Wikipediaの情報からして、コロ
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.0

とても合理的とは思えない理由で、自分の人生を犠牲にしてまで、貫き通す嘘がある。それはもう信仰のようなものだなぁ。

これは多分、登場人物が多すぎて、一人一人を掘り下げるためにドラマシリーズにしたほうが
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パディントン(2014年製作の映画)

3.4

お話もユーモアも2の方が好きだったけれど、移民問題色が強めなのはこちらですね。なんて教育的な映画。

ロンドンには100通り以上の「今日は雨ですね」の表現がある…がとても好き。笑

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.2

今時アメリカで「ポルノを見た」で喧嘩するカップルがいるのだろうか…と、思うのだけど、保守的な人達はどの国もこうなのだろうな。

それは疑問なものの、主人公は中毒者レベルなので、話が違う。ポルノ中毒(ア
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ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁(2015年製作の映画)

4.0

Huluのリア・レミニ(元信者、アメリカではそこそこ有名なドラマ女優)のサイエントロジー告発シリーズを見て、これを見たことを思い出した。

本作を鵜呑みにするなら、虐待の実態にも驚いたけれど、何よりも
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Raped while dying.
字幕をどうしても正したかった。文字数の関係があったのだろうが、レイプして死亡、ではなく、レイプされながら死亡。もっと正しくは、死にゆくなかで、レイプされた。

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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

子供向けの映画でありながら、しっかり整合性をとる脚本に驚きました。回収されて初めてわかる、お遊びに見えるシーンが伏線であったこと。脱帽!

サリー・ホーキンス出演作は日本で今年、連続して三作品公開され
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.2

クローバーフィールドシリーズは、こうなっていくのですね。クローバーフィールドというテーマを与えられて、各シリーズで全く別のストーリーが展開される。1作目の衝撃を覚えていれば、安心して見られます。私はこ>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.8

もっっったいなっっい!!!けど好き!!!原作ファンはそりゃ怒るの納得の駆け足加減。

壮大な原作をなぜ最低でも三部作にできなかったのか、なぜ散々映画化しようとしてきてこの形におさまってしまうのか、クソ
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ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)

3.0

軽ーく見れるやつ。おとぎ話。こういう優しい世界に住めたらいいなーって空想する感じのやつ。私の場合。

ハリー役のピコ・アレクサンダーは初めて見たけれど、こんなに演技が微妙な人も、ハリウッドでは久々…。
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オープンハウスへようこそ(2018年製作の映画)

2.0

「ドント・ブリーズ」「13の理由」で最近注目のディラン・ミネット主演。ちょっと鈍感なんだけど純粋で、少年らしい明るさと、思春期らしい闇が同居するティーン役がとても上手。儚げな顔立ちのせいなのか。

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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.7

山田孝之を磨きあげたような主人公役、シャーワン・ハジ。私の理想の山田孝之がいると思わなかった。ありがとうカウリスマキ。

カウリスマキファンを公言するわりには、「過去のない男」と「街のあかり」しかまだ
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シモンが見つかったら、ネックレスを返してくれ。

つまりそういうことでしょうか。ラストの笑顔は。今は一緒だよと…。

父親いるのに父親不在の物語。徹底して無意識的な息子への関心の無さを描いていて、私は
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.3

決して悪い映画ではないけど、わざわざ見る必要もなかったかな…。あまりの評判に、もう少し厚みのあるストーリーを期待してしまった。既視感が…。

ペントハウス(2011年製作の映画)

3.3

ただ、なにも考えずに見たいときのやつ。満足。

ティア・レオーニが歳を重ねて美しい。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

「バレンタインデー」「ニューイヤーズイブ」を観たので、元祖「グランドホテル形式恋愛映画」を見返してみた。最高峰ですね。

比べてわかった完璧なストーリーのバランス。まぁ格が全然違う!
ひとつひとつのス
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.1

今日はまさにニューイヤーズイブですね。前作「バレンタインデー」(ゲイリーマーシャル監督なので、本作でもしっかり宣伝してた笑)より更に粗削り感有り。

最初の次々と豪華キャストが現れるところで興奮のピー
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.3

「ラブアクチュアリー」に触発された感が満載の本作、比較されることをわかって作っているし、それには遠く及ばないと理解してるからこその、粗削りのストーリーと、豪華キャスト。

でもアシュトンカッチャーの主
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.0

先輩にずっと見ろと言われるので見た。とにかくレオンのアクションが見所ですね。アホかっこいい!アニメだからこそ実現できたバイクのシーン、実写化できたらかっこいいなー!

レオン以外のキャラクターのアクシ
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.5

大根仁はモテキしか見てないけど、漫画的表現の実写化がうまい人なんですねー。エンドロールまで作り込みがすごいのも、モテキに同じく。でもこちらの方が何段もすごいですね…びっくりした。スタッフが大事にされて>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.1

20171226追記: 私のもやもやの正体がわかった。わかったから3.5から3.1へ。乗り越えられなくて良い、のは良いメッセージ性。それは好き。でもそれ自体それほど新鮮なメッセージではなかったことと、>>続きを読む