すがりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

すがり

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ラスト・リミット 孤独の反逆者(2016年製作の映画)

1.2

邦題は頑張ったと思う。
今作に関してはむしろ謎原題とでも言うべき。


構成でミステリーっぽく見せながらサスペンスしてたように思うけど、
感情移入がスムーズに用意されないから主人公サイドの話すらあまり
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

宣伝でも自ら茶番って言っているけど、その実中身は王道っぽい。

謂れなき差別に始まり、抗争を経てそれらを克服せんとする流れにはただの茶番で終わらせない力もあるように感じさせてくる。

宣伝にもある出身
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

やりすぎ。
堤幸彦監督は以前から苦手意識があって、今回もそれが炸裂してしまった形。
確かに予告から連想される内容の不一致もがっかり感はあるが、それ以上に演出周りのくどさにやられてしまった。

もう最初
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プライム・ターゲット(2016年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

大統領の暗殺に他国の首相が挑むって字面だけでもう面白いじゃないですか。
それがまさかこうなってくるとは。

首相側が能動的に大統領を暗殺しに行くタイプの映画だと思って観たわけです。
違うんですね。
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THE GAME ザ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.1

タイトルの投げやり感と安定のパッケージの関連の薄さ。
それでもこれは結構楽しかった。

脱出ゲームって一時期めちゃくちゃ流行りましたよね。
実際の体験型脱出アトラクションなんかも出てきて、今作はそれを
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

観たという記録として

続編があるということで、そっちを観ようとして先にこれを観ねばなるまいと思ったわけです。
知っているのは名前だけでしたが伝説的映画だという話を聞いていました。
しかしね、やっぱり
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ピースブレーカー(2017年製作の映画)

3.6

韓国作品のリメイクらしい。
日中韓はそれぞれ映画やドラマの雰囲気まるで違うのに結構貸し借りしてる気がするね。

元の作品は知らないけど今作は今作でかなり面白い。
その大部分は主演のアーロン・クォックに
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ガーディアンズ(2017年製作の映画)

2.8

確かにきっとこれがロシアなんだなあ。
ヒーロー物のはずなのに全然熱くない。
冷んやり、静かに、淡々と進行していく。

日本の宣伝でアメコミを意識してるのが分かるように、内容もアメコミ映画の要素がふんだ
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トーナメント(2017年製作の映画)

1.1

タイトル詐欺自体はよくある。
パッケージ詐欺もそれなりにあるでしょう。
でもまさかあらすじで念押しして詐欺ってくるとは……。

冒頭でハッピーニューイヤーって盛り上がってるのにfilmarksで大晦
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ネイルズ 悪霊病棟(2017年製作の映画)

3.1

作業用BGMくらいの感覚で流してたけど思いの外面白くてちゃんと観てしまった。

いや流石に???ってなる部分も勿論あるけどこの手の映画にとってはむしろそこが美味しいところでなかなか安心感がある。

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ザ・リング(2002年製作の映画)

2.6

wowowでリングの放送があるということでめちゃくちゃ楽しみにしていたはずが、まさかの日本版だけ見逃すというとんでもない大失態を犯した不届き者は私です。

結局これが人生初のリングに。

ここまで有名
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ライアーゲーム 再生(2012年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

出演者に依る部分も大きかったかもしれないけど前作まではまだ好きだった。

今作はうーんどうだろうか。
ゲームに対する解答という意味で仕掛けを打つから、そのネタへの興味はあるので観ていることは出来るのだ
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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ(2009年製作の映画)

2.8

丸々ソウじゃないかという状況を受け入れれば多分なんとか大丈夫。
展開されるゲームのネタにはなるほどとを思わされるから楽しいことは楽しい。

気になるのは登場人物たちの「生きていない」という感覚。
創作
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

評論家でも何でもないから好き勝手楽しめば良いはずなんだけど、アカデミー賞って名前が強すぎてこういう時は映画観てて良いんかなってなる。

正直全然合わなかった。
事前の情報で観る前も少し不安はあった。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

えーおー。
えーーーーーーーーーおーーーー。

ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥッドゥドゥードゥドゥ。

ある日映画館で遭遇した予告から漂う名作の匂いに一発でやられてしまった。

queenは世代から外れていて
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コールド・スキン(2017年製作の映画)

2.9

ミステリー系のホラーに見せかけたラブロマンス風ファンタジーだろうか。

王道の流れの中で大きく惹きつけられるような魅力は無かったけど変な逸脱もないから安心して楽しめた。
突然異生物とのバトルが始まって
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの中では個別のゲームの差で2が1番好きな気がする。
鍵を入れると発砲されるとか、腕を入れると逆刃で無事には抜けなくなりその上注射器も粘着されていて薬だだ漏れとか、安易に助かろうとする心の隙間を
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スリープレス それは、眠ると憑いてくる。(2017年製作の映画)

2.0

悪魔ものとしてはホラーしてるのかもしれない。
でもこんな月並みな映画なのかーというがっかり感が強い。

睡眠ってもう色々解明されてることが多いのだろうけど、自分の意識が及びにくい点ではまだまだオカルト
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ソウ(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

きっと苦手な映画だと長らく敬遠してきた。
wowowでの一挙を機に遂にSAWの全貌把握に挑む。

いやー。
あー、いやーーーーー。
めちゃくちゃ面白かったです……。

以前はスプラッタ系は苦手だったけ
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暗殺者たちの流儀(2015年製作の映画)

1.3

まず言葉が分からなすぎて辛い。
全然分からないはずの他の言語でも辛くなりにくいものとそうでないのがあるけどこれは辛かった。
個人の向き不向きだろうか。

それで字幕を追うのにも気を使ったせいで余計に疲
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.3

前作からほぼ続けて観ました。

そのお陰もあってどこのシーンが編集されてるとか追加されてるとかいうのがはっきりと分かって楽しめた。
大部分は同じシーンが使われているけれど映画としては、はっきり別物にな
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

4.4

韓国映画はサスペンスが強くて人気と聞いてはいたけど、すごく良いのがありますね。

wowowで二作一挙やっていたので観てみました。
どうしてもね、こういう設定であればメメントを思い出してしまうのはあの
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デンジャラス・ドライブ(2017年製作の映画)

1.2

wowowで観てたのに書くのを忘れていた。
でも致し方ないよね。

映画内のなにがチープであってもそれはそれとして楽しむ自信はそこそこあるんです。
でもストレステストに参加させられたらちょっとは嫌気が
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来る(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

マコトちゃんがめちゃくちゃに可愛い。
これだけは満足ですね。
その姉も雰囲気あって良かったです、kofやってたのには親近感がわきました。

じゃあホラー映画としてどうだったかっていうと、その点ではちょ
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ドント・イット(2016年製作の映画)

1.1

何で観ちゃったんだろうなあ……。
魔術的な話の映画ってついつい引かれちゃうんだけど当たりに出会ったことあったかなあ。
今作もワクワクさせてくれないものね。

話も何も少しも興奮させてくれないし、きっと
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アイランド(2005年製作の映画)

2.9

最初はいつ観たのだったか、その時は最終的に頭の中に???しか残らず困惑の映画という印象だった。
それで今回2回目を観たのだけどやっぱり困惑が残ってしまった…。
?の数は減ったけどね。

だってまずこの
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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.2

清々しいアクション。
ミリタリーアクションという言葉に偽りなく、格闘技だけでなく多彩な展開を見せてくれる。

その上でコメディっぽくも作ってあって楽しみを生んでくれている。
この真面目とギャグの比率は
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惑星大戦争(1977年製作の映画)

2.0

wowowにて、スターウォーズの人気にあやかるべく制作されたという話だったけど、それにしてはちょっと信じられない映画。

冒頭の部分だけはかつて観た覚えのあるウルトラマンみたいな雰囲気で少しワクワクも
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フェブラリィ 悪霊館/フェブラリィ -消えた少女の行方-(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

一見して意味不明気味。
何よりもそれをじゃあ考察しましょうというほどの魅力が備わっていないのが残念。

ホラーという風で流れていたように思うけど、その実はラブストーリーとも言える。

キャサリンは両親
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ザ・サイキック 覚醒の賢者(2017年製作の映画)

2.3

謎の邦題ではある。
サイキックの霊能的な部分を発展させた時にこういう事もあるのかなと思うとまあ良いのか。
MEZAが何か分からないから実は完璧な邦題なのかもしれない。

映画の話はというと、やっぱり邦
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.3

冒頭とバスですね。
やっぱり韓国映画はどんどん進化していると無理にでも分からされる。
その強烈なアクションと臨場感を大いに演出するカメラワークには見入るしかない。

いやこれPOV映画っていうよりFP
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

2.5

アートって要は裸の感性なんですね。

ニコラスケイジが映画に出続ける過程で築いたニコラスケイジというジャンルとも既存のジャンルとも違う。
試写後にライターの方が敢えて言うならファンタジーだとそう言って
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

スパイダーマンが一番好きなんです。
ほとんど映画しか知らないとは言え好きなんですね。

それもあってヴェノムに対するイメージはサム・ライミ版の3とマブカプシリーズの何かで見た程度。
今回単作デビューと
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AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007年製作の映画)

1.6

暗ーーーーーーーーーーーーーーい。

驚きの暗さ、その画面。
夜だからとかあるんだろうけどそれにしても暗い。
物語もつまらない。
起伏も魅力的な人物も無く、じゃあ怪物相手の恐怖とか視覚的格好良さとかあ
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マザー!(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ただwowowで流れていた。
そこでの触れ込みでブラックスワンの監督作だという情報だけをいただき観賞に至る。

ブラックスワンはまた、大好きというと少し違う気がするけれど、他の例を容易に挙げられない程
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.7

シャーリーズ・セロンという完璧美人
ジェームズ・マカヴォイという最強の役者
こんな映画を観ないわけにはいかない。

完璧美人って書くと美しいだけかと思われるけど全く違う。
これだけ綺麗で生臭い血みどろ
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