ひでりんstarさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

4.8

シリーズでも屈指の爆笑回。愛すべきコックリさんの雑魚っぷりと『コワすぎ!』の暴力的なノリはマジで相性が良すぎる。十円玉を利用したあの展開やラストの落とし所とかめっちゃ大好き。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.9

終盤の台詞に次元を超え時空を超えたアツい友情の証がぎゅっと詰まっててクッッッッッソ泣ける。『コワすぎ!』『オカルト』を総括する白石サーガ感動のフィナーレ。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

4.4

もう全てが規格外。キ●ガイすぎて笑いしかない。話はスケールに合わせてどんどんトンデモ化しまくってるが、シリーズ通して意外なところが伏線として効いてくる仕掛けはやはり流石。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

4.3

劇場版の前座ではなくちゃんと一つの作品として成立してるし面白い。AD市川が頑張ってるので見応えもあるし、終盤で流れる北村早樹子の曲が最高で劇的な怖さを醸し出してる。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.8

!?!?!?面白すぎる………。ホラー系モキュメンタリーシリーズでこのアプローチは衝撃。POVを生かしまくったあの構成から予想だにしない超展開は見事。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

4.3

河童(笑)をテーマにしてちゃんと一本作っちゃってるし、しかもそれが普通に怖くて面白いんだから凄い。ネタが笑えるだけでなく画もキマってる。ラストシーンもインパクト大で最高。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

4.5

2作目でだんだんノリが掴めてくるともう序盤から派手な怪奇現象てんこ盛り。どんどん話が逸れていく超展開、世界観に対する多くの謎が提示され次作以降に更なる期待が高まる一本!

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.9

初っ端の投稿映像はかなりシュールな怖さがあるし、調査が始まると既に工藤Dの暴力性が見え隠れしていてシリーズの不穏な先行きを予感させる内容。1作目の掴みとしては十分面白い。

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.8

『オカルト』に引き続き登場する江野くんがまたしても強烈なインパクト…。支配する側とされる側、殺す側と殺される側の対比がガッツリ胸糞で直視したくない生々しい何かを突きつけられる。

超・悪人(2011年製作の映画)

4.8

極悪ハメ撮りビデオ風の胸糞演出に対して、あまりに綺麗すぎる伏線回収の妙や何故か心動かされてしまう感動展開。コレ一つで白石作品の魅力を一挙に凝縮したような完成度の高さに恐れ慄く。

オカルト(2008年製作の映画)

3.9

この映画は江野くんとかいうヤバすぎキャラ確立させた時点でもう白石監督の勝ちみたいなとこあるからな。観終わった後は本当に異次元に吹っ飛ばされてる気分。

ノロイ(2005年製作の映画)

4.3

モキュメンタリーのホラー映画にしてはかなり予算を感じる絵面で贅沢。115分はちょっと長いが編集のテンポは凄く良い。山登る堀さんと車の松本まりかのクロスカッティングで震える…。

テケテケ2(2009年製作の映画)

4.4

仲村みうのギラついた目の演技が本当に素晴らしい。凄まじいオーラが全シーンで溢れ出てる。やはり彼女はホラー映画でこそ輝く最高の逸材、最高のホラー映画女優だったんすよ…。

テケテケ(2009年製作の映画)

4.1

テケテケの造形もそこらのB級作品とは一線を画してるし、終盤の見せ方と怒涛の展開も良い。脚本次第では並の都市伝説ホラーの域を超えた傑作にもなり得たのでは。

口裂け女 リターンズ(2012年製作の映画)

2.6

口裂け女題材でカルト村って…微妙に見たいとこ外してくるよな。アホなおっさんが集まってても迫力ないし飼い慣らされてる口裂け女とか怖いワケないやん。ギャグにしても中途半端だしさぁ。

口裂け女2(2008年製作の映画)

4.1

悲壮感漂う切ない鬱ドラマ。ホラーシーンは少ないけど音の使い方や暗闇での見せ方などは割と上手くてちょいちょい怖い。ハサミや包丁を刺すシーンのカットワークがやけに大胆で凄かった。

口裂け女(2006年製作の映画)

4.6

最初の数十分でもう死ぬほど胸糞が悪い…笑。人間の業を描きつつ同時に歪な愛情の形も描いてるのがいかにもな白石脚本っぽくてめちゃめちゃ好き。口裂け女の造形もクオリティ高いし。

恐怖都市伝説ファイル メリーさんの電話(2016年製作の映画)

2.7

佐々木友紀監督が相変わらず意味不明な方向性で撮ってるから困惑する。映画の半分近くを占める4話目のエピソードがもはやホラーでも何でもないただのシュールギャグなの勘弁してくれ。

恐怖都市伝説ファイル ひきこさんの呪い(2016年製作の映画)

3.9

都市伝説というより人間の狂気。最初の2話はまあまあ。3話目と4話目が意味不明すぎてヤバい。5話目はマジで大好き。期待を思いっきり裏切る呆気ない死に方にはもはや感動すら覚える。

ほんとにあった!呪いのビデオ7(2003年製作の映画)

4.2

中村義洋と鈴木謙一監督の中では圧倒的な当たり回。砂嵐ってやっぱり怖いな…。浴槽だったりドアだったり浴室がかなりホラー向きだっての分かりやすい。匂いの警告文は斬新すぎて最高。

ほんとにあった!呪いのビデオ6(2003年製作の映画)

2.8

『ビデオレター』は赤ちゃん可愛いなぁと思いながら見てたらクソ雑に猫の霊が映り込むから流石に失笑。『オーディションビデオ』はちゃんと顔全体が映ってたらもっとイケてただろうに。

ほんとにあった!呪いのビデオ5(2003年製作の映画)

3.2

学校が舞台で子供が出てるの見ると何か微笑ましさがある〜。ホラー映像としてのクオリティは『タイムカプセル』以外正直あんまりよろしくない。

ほんとにあった!呪いのビデオ4(2003年製作の映画)

3.5

前作までの地味で分かりづらいのに比べればコレは結構大胆で分かりやすいからアリ。『リハビリ室』の手や『病室』の鏡に映った顔が質感リアルだしなかなかに気色悪くて良かった。

ほんとにあった!呪いのビデオ3(2003年製作の映画)

3.3

『4人いる』の発想が凄い好きなんだけどあのシチュエーションだと誰かがカメラ拾ったんじゃね?ってなっちゃうのが惜しい。映像もっと凝ってたら面白くなってそうだが。

ほんとにあった!呪いのビデオ2(2003年製作の映画)

3.3

見所はやっぱり最初と最後の『作業服の男』。見た人にガチで災いが起こると散々煽り直前に警告文まで出す徹底ぶりに若干ビビる。他の映像はあんまり面白くなかった。

ほんとにあった!呪いのビデオ(2003年製作の映画)

3.5

『監視カメラ』が普通に怖い。一つだけノイズが異様な部屋があってそこから明らかに違う雰囲気が漂ってんの最高。まあその次の『生中継番組』がノイズの入れ方雑すぎて萎えるんだけどね…。

ザ・きもだめし 飛んで火に入るAVギャル(1994年製作の映画)

4.6

心霊ドキュメンタリーAVの元祖にして最高峰。墓場に響き渡る喘ぎ声は客観的に見たら幽霊よりも怖くてイカれてるし、朝焼けをバックに見るウンコとゲロは何故かあり得ないほど美しい。

邪願霊(1988年製作の映画)

3.7

モキュメンタリーホラーの先駆け。前フリの割に現象が地味で気が抜けたり、かと思えばいきなり派手なことやらかしたりと確かに変な作品。演技の白々しさがやたらと目につくがそれも演出か?

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

5.0

映画の大部分がドンパチで構成されててクソヤバい。シチュエーション用意されてるだけでストーリー皆無だし。オープニングの逆再生からして全然意味分かんないのに格好良すぎてマジで超絶。

バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

5.0

マジクソに超絶。全てのシーンが最高。いちいち水降らせたりスローモーションさせたりで映像が死ぬほどキマってる。劇伴のセンスも神だし。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.5

おどろおどろしい迷宮のシチュエーションからしてそうだし前作よりも分かりやすくアトラクション的なホラーに振ってる。絶望感のダメ押しっぷりが凄まじい。実際マジで怖すぎて息止まるわ。

スティング(1973年製作の映画)

3.6

雰囲気と脚本の映画。コレいる?みたいな展開多い。まあそれ含めて最後にちゃんと全部回収されてるからいいんだけど。

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

4.4

イーサン・ホークが良い。ほぼワンシチュエーションで金かかってなさそうだけど、実力派を揃えたキャスティングに独特の若干間が抜けたコメディチックなノリで飽きさせない感じ。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.3

真理子哲也がこの時期にこのメンツでこんな映画撮ってるの日本映画史的にもちょっとした事件では。笑えるけど決してスカッとすることはない。飾りすぎないリアルな殴り合いに痺れる。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.4

社会派だけどミステリーとしての求心力も高いし案外観やすい。清原果耶のマジでブチギレてるようにしか見えない顔が最高なんで必見。この豪華俳優陣の中でも一番演技に凄みがあるような…。

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.9

アニメは低クオリティだが韓国社会のマジでどうしようもない現実がゾンビによって更に無茶苦茶になるというのには逆に一種の爽快感があるよな。ラスト辺りの展開が割と衝撃的。