ひでりんstarさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

東京残酷警察(2008年製作の映画)

3.6

ただ頭がおかしいだけの映画であってバカ映画ではないのがミソ。とにかく何もかもがグチャグチャ。間延びしまくってる展開をゴア描写で無理やり埋め尽くすスタイルはかなり人を選ぶか。

アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界(2015年製作の映画)

2.4

個人の世界観で完結した内容、最後まで謎のままの黒幕、性交渉で感染るというメタファーチックなリアリティが前作の良さだったのに、そこ全部変えられたら流石に薄っぺらくもなるわ。

スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間(2013年製作の映画)

4.4

身体がボロボロになるほど心の問題が浮き彫りになって切ない…。ゾンビになるまでの3日間という限られた設定の中で彼女のメンタリティやバックグラウンドを詳細に描き切った脚本が秀逸。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.3

中盤テンポが悪くなり気味なのは相変わらずだが、アクションの進化はやはり凄まじい。速すぎて目で追えないレベル。思いっきりファンサービスに振り切ったあのシーンの見せ方も良かった。

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.5

序盤のかったるさとか多少の粗を吹き飛ばすレベルで最終決戦が超絶。ちゃんと尺は15分に纏めてあるから凄いしスピード感と密度がヤバい。

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

4.5

全体的にどのキャストも目の演技が良い。特に藤原竜也なんかはあのギラついた目に志々雄のグロテスクな衣装もあって初登場シーンから猛烈な程のインパクトと恐ろしい程の存在感。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

4.1

飛天御剣流を実写でやる上でちゃんと説得力ある高速アクションに落とし込んでるから凄い。終盤に見せ場を詰め込んだ分中盤にかけての展開はやや難ありだが、全体的にクオリティは高め。

COMPLY+-ANCE コンプライアンス(2020年製作の映画)

4.6

メッセージ性もあるけど意外と直球に面白い。齊藤工監督パートが分かりやすく爆笑できるが、岩切一空監督パートの方も余韻がなかなか味わい深さがある。飯塚貴士パートは謎。

DEATH BIKE(2019年製作の映画)

4.5

流石は斎藤工。サッカーの話してるだけでもう超面白い。

スーパーベジタブルブギ(2015年製作の映画)

3.8

中の人の話普通にしてるとこ好き。下ネタ路線に走りがちなのはちょっと安易にも見える。

バランサー(2014年製作の映画)

4.2

齊藤工が作ったとは思えん下らなさMAXの短編。ラストシーンはあばれる君の芸人人生の最高到達点まである。

半分ノ世界(2014年製作の映画)

3.5

個人的には眼帯っていうせっかくの超中二くさいモチーフをもっと派手に使って世界観に奥行きを持たせて欲しかった。齊藤工は映画に対して良くも悪くも誠実すぎる気がする。

サクライロ(2012年製作の映画)

3.8

齊藤工の初監督作は才能と色恋の間で揺れ動く三者の関係性を誠実に描くショートフィルムの佳作。人物の撮り方が上手くて斎藤工と奥田恵梨華がとても色っぽく見えるのが好い。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.4

安心する下らなさ。エンディングで+5億点。ビジュアルの再現度高いだけじゃなくて、アクションシーンもギャグっぽいノリから一人称視点に派手な銃撃戦まで意外と手数多くて感心する。

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

2.4

エンディングが良いだけで他はガッカリ。声優の声関係はまあ仕方ないとしても、ストーリーが全然面白くないのはダメでしょ。ドローン戦とか退屈すぎて寝そうになった。

地獄のヒーロー(1984年製作の映画)

3.7

前半のステルスアクションがハラハラして面白い。後半になるとチャック・ノリスが無双しながら撃って爆発しての繰り返しなんでまあ派手だがちょっと単調にも感じる。

アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年(2018年製作の映画)

4.5

このいかにもなダークファンタジー感から監督の性癖がビンビン伝わってきて最高。グロテスクなビジュアル、あまりに凄惨な設定なのにその語り口にはどこか優しさがあってホッとする。

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

4.8

SNS時代を象徴する世界一キュートなホラームービー。舐めてると思ったよりもゴア描写はエゲツないし、良い感じにさっぱりしてるんだけど後味はちゃんとブラックさを残してるのが最高。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

1.3

取りあえず脚本こねくり回してどんでん返しさせとけばいいみたいな舐め腐った姿勢が最悪すぎる。後出しであんな展開持ち出されても誰にも感情移入できないし全くスッキリしないよ。

ブルーサーマルVR(2018年製作の映画)

3.5

肝心のグライダー乗るシーンが思ったより短い。小野花梨の演技的にもどちらかと言うと上田慎一郎っぽいコミカルなノリが強め。

正装戦士スーツレンジャー(2018年製作の映画)

4.6

コレは上田監督の短編の中でもかなり上位に入る傑作。ビジュアルが懐かしの特撮ヒーローオマージュとして100億点級。ひたすら観ていて楽しい至福の10分間。

たまえのスーパーはらわた(2018年製作の映画)

2.9

最後どうやって纏めるのかと思ったらめっちゃダサい結末で泣いた。

ヘタクソで上手な絵(2017年製作の映画)

3.9

上田監督の作品って役者の過剰な演技が滑り散らかして白けることも多いので、逆に何の捻りもない子役の素朴な演技の方が安心して観れるというのはある。

彼女の告白ランキング(2014年製作の映画)

4.0

劇伴に合わせた喧しい編集が最高。オチだけぶっ飛びすぎてちょっとチグハグ感あるのは否めない。

テイク8(2015年製作の映画)

4.4

コレも結構好き。かなり笑えたし話の纏め方が天才的。上田監督の作品って結局はどれだけ元の発想が面白いか、それをちゃんと形に出来てるかというところに尽きる気がする。

ハートにコブラツイスト(2012年製作の映画)

3.7

最後の方の撮り方がギャスパー・ノエの『アレックス』っぽい?撮影や雰囲気は凄く良いと思うけど、クッサい台詞回しが足引っ張ってるのが勿体ないな。

恋する小説家(2011年製作の映画)

3.2

普通。初期の作品だと思うとまあ許せるくらい。ストーリーもオチ以外に意外性ないしあっさり終わる。

お米とおっぱい。(2011年製作の映画)

1.7

もっと下らない内容で良いのに。しかもこいつら議論中にすーぐ陰湿な人格攻撃始めるし無駄にストレス溜まるんだが。

ホステル(2005年製作の映画)

4.1

前置きでまだ何も起きてない段階から何か起きそうなことを予感させる撮り方が上手い。拷問シーンはグロいっちゃグロいけど痛みが後に引かない感じで割とさっぱりしてる印象。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.5

そもそもオリジナル版の設定が既にめちゃめちゃ完成されてるからな〜。個人的な好みではオリジナル版派だけど、こっちはこっちで真面目なサスペンスとして成立してて見応えがある。

殺人の告白(2012年製作の映画)

4.8

コメディとサスペンスの振り幅が絶妙。設定からその手があったか!って感じでもう超面白い。無茶苦茶なカーアクションやらかすから腹抱えて笑えるけど、ちゃんと考えさせる内容でもある。

トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション(2018年製作の映画)

2.3

出だしがもう中途半端なんでイマイチストーリーに乗れない。だから最後にああいうの見せられても盛り上がれないし。西村喜廣の台詞がまんま西村喜廣なのは良かった。