疲れちまったさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.5

これを良しとすることは出来ないし本来大切にすべき人達に己の暴力性を向けた時点で終わりです

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.5

どの話も好きだ!みんな超可愛い
特にフロントマンの2人が好き
どうでもいいなって笑えるから眠れない夜向け
ブシェミ、いつ見ても良

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.5

1人の成長に際して周りの人も一緒に変わっていくようなお話大好きだ
マックスみたいなマセた子好き、老け顔なのも超愛しい

やさしい女(1969年製作の映画)

4.0

この男にとって結婚は呪縛でありオーダーメイドの快楽でしかなく、一般的に思い描かれるような、充足する安寧でも湧き上がる愛でも無い。
元々すべてが無理なんだから受け取る相手が針だらけになっちゃうよ

とに
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シングルス(1992年製作の映画)

3.5

マジで最高だろ
PearlJam流れる度に体温上がったしCITIZEN DICKほぼPearlJamでテンション上がりすぎた
あーーこんな出会い方理想でしかないよ

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.5

オーーーイ最高でしかない
写ってる服全部欲しい、一緒に踊りながら観よーぜ

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

共感が映画の全てではない事はわかっているけれどこの作品は作り方的に自己投影しなければ一気に評価が下がる気がする
観ながら自分の過去と重ねてしまった貴方たちの恋愛の方が多分美しいんじゃないですか?と思う
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.5

これは大変なことやと思うよ
こういう映画に力を感じるんです

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

すごいドキュメンタリーだ、フィクションであって欲しいくらいの酷さ
ただの子供にどうしてこんなことが出来るのか考えても無駄だろう
アホすぎて笑っちゃうシーンもあるけど一貫してキショい
論点のすり替え、正
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

「いいよ(Okay)」ってもう全部包み込んでくれ
思い出は美化しがちだって言うけど、本当に美しいから仕方ない

忘却というよりも、その記憶が心を破壊するきっかけではなく
美しいと懐かしみ慈しみ、その記
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

当時の恋愛は結婚と相克するもの、
僅かでも反抗するための歴史的産物であって
精神的欲求を満たす為に発生する事象だとお勉強的に理解はしても
それでもやっぱり恋に落ちるのは理屈じゃない

目に見えなくても
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.0

青い夏ではなく白んだ夏
孤独は繕うもの 補えど埋まらずに襲ってくる
孤独の無い人生なんて滅多に無いだろうけど
物語にも人生にも 当然のように救いがあって欲しい
コッポラの映画の中でこれがいちばん好き

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.5

このポスターマジで何?ミリも内容に即してね〜
ヒトコワお爺さんスリラー期待して観たらダメ
日本版が改悪ポスターにしてるのかと思ったらオリジナル版もドントブリーズ風で草

鑑賞後は胸糞悪くやるせない気持
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.0

「失った」ということはすぐに理解出来ることではなく
貴方がいないことに少しずつ気付き続けて、やっと心にその人の形の穴が空くことのように思う
喪失の夏、空虚な自分を埋めようと緩行する夏

2人の悲しげな
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

ポップでキッチュでとっても可愛い!
返還前の揺れ動く香港、時代と同じく不安定で刹那的な恋愛と若者たち

それに加えてファッションが本当に素敵
特にフェイ・ウォンのショートカットにチビT、ブルーのパンツ
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ダニエル(2019年製作の映画)

2.5

邪悪で凶暴な人はどうして魅力的に見えてしまうんだろう
大人しくて無害そうな人から垣間見える牙、抱える影と闇は気持ち悪くて人間らしいから好き

昔は統合失調症や多重人格の精神疾患が悪魔憑きだと思われてい
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

孤独であっても いっぺんに何もかもを失ってしまっても 寂しくても、空は息を呑むような美しさで広がっている
過酷な環境で生活することを決意した彼女らにとって、生きるということは一種の枷でもあるように見え
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

撮りたいものを撮ったった的作品
食べなければ生きていけない私達は、
ドン・キホーテ然り、食べたものが力になっていく
上は下を思いやらず好き勝手に振る舞い、下は上に不平不満を垂れ続ける
ただの社会的構造
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

メディアによる洗脳、富裕層、異星人🖕💀

全てに気付いてから自力でひっくり返そうとするネイダ凄い
サングラスをかけると異星人のメッセージが見えるようになるシーンは強烈で格好良すぎて
色んな作品でオマー
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

冒頭数分の映像がこの映画の全てです

嫌な街並みに嫌な空と嫌な雲、嫌な子
狙い通り退屈で苛立った
逆にそこが良いところでもあるんだけれど!
子育てや家事についての分担は男女の線引きが激しくあからさまで
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

自分の運命を悟るなんてことしたくないよ
彼の正体は?となってしまうしスゲーよこれ
これがディストピア、、目線、瞳、眼球が良い

フライトナイト(1985年製作の映画)

4.0

ヴァンパイアの造形の良さ、、!
気色悪いぬめり感とグロテスクさは惚れ惚れする
それだけで観る価値ある
親友エドのバカ笑いが気持ち良い

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.0

窒息寸前脱出謎解きスリラー
こういう系すごい好き、、面白い
何言ってもネタバレになってしまう気がする

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

どれだけ心を揺さぶる作品に出会い色々考えてぐしゃぐしゃになっても、翌日友達とはしゃいでいる頃にはケロッとしている。裕美はそれを「自分の中で何かが済んだ感じ」と表し、嫌だった と言う
何かが欲しいと思っ
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.0

辛うじて人の形を保てている心根の腐ったゴミの話
生い立ちや家庭環境が誇れるということは、当人自身が凄いのではなくただ単に運が良かっただけのことだ
こんな事象の大なり小なりどの場所のどんなコミュニティで
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

4.5

愛について深く考える14歳
元々かなりませてて落ち着いてるのに(めっちゃ殴るけど)、数日でこんな突飛な経験したらもっと大人になっちゃうし近い将来爆モテ間違いなしじゃん
エリスとネックボーンは精神的繋が
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.0

カルト集団、やっぱり堪らんね
めっちゃカルト!!みたいな感じではなく、じわ怖系
少しずつ奇妙な世界に引き込まれていく
そんな場所に単身乗り込むのは恐怖でしかない
ゴルゴダの丘、イエスの処刑を匂わせるよ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

スケーターファッション大好きだからずっと画面が最高で溢れてた
誰かを認めて誰かに認められること、怒りの発散と痛みは成長に附したもの
視野は人それぞれ違うからこそ、人の意見を聞くことで自分ひとりでは得ら
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.5

ティファニーブルーのような空と遠くまで続く埃臭い赤土、この景色が観れただけでもう満足
無数に並ぶ巨大な十字架達が誓約と執着を表しているよう
夢を見続けて絶望することもあれば、救われることもある。それで
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

4.0

すっご…少女漫画…
音楽も映像も壮大ですごく良い
ときめきやばい、ロシア映画侮れない

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.5

どこを切り取ってもキラキラなシーン
この映画は14年前に作られてこんなに有名で こんなにたくさんの人に愛されているのに 未だに人種差別やルッキズムが消え去らず根深く残っていることを考えるとやっぱり難し
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

正当化は許されないけど愛情は尽きてなくて良かったね
明日は今日よりずっと愛してる
敢えてだし、この年齢の人たちの差別用語は仕方ないと思いつつ観てて不快感はある