号泣!感涙!とかじゃなくって、目頭が熱くなる…っていう揺さぶられ方が、心地良い作品。泣いてしまった。
先細りしている炭鉱の街で、炭鉱への愛も、炭鉱マンとしてのプライドも…そして正義感も強い親父。フッ>>続きを読む
こういうのこそ、映画館で爆音と大迫力でゲラゲラと見るのが良い。
アゲアゲな音楽と、最新技術バキバキなアクションに、グロにエロ、でもすっごい笑えるし、まとまりも良くって次の展望も。
今の時代だからこそ>>続きを読む
All is well がキーワードとなる、おバカな3人の工学大学生の今と昔の話。
終始ハッピーで笑えるシーンが盛りだくさん、インド映画独特の目に飛び込むような色使い、
ダンスや音楽も少し独特…とい>>続きを読む
序盤の不遇な様子の描写が、なかなか救いようがなさそうだっただけに、ラストにかけて意外とすんなりまとまってしまったイメージ。
サッカーヒーロー、男の友情、かつての人生最高日。フックになるものは散りばめ>>続きを読む
アメリの監督ということで、ひじょーに小ネタ満載の基本的には楽しいコメディ。
と同時に、でもちょっぴりの切なさを感じるのがポイント。(特に笑顔で豪華客船を見ながら、ダンボールにもぐるくだりとか)
ヨー>>続きを読む
「愛されたわよね、それは幸せよね。」
「ううん、愛を注げる対象の人がいたことが幸せだったのよ。」
こんなに脳裏に焼き付き、エンドロールを迎えるまで余韻を残す台詞は久しぶりだった。
すごい名優揃い>>続きを読む
甘ーいラブストーリーを想定して観ていたら、気付いたら2人の想い出を共に重ねて泣いていた。
しかも二度も…一度は12個のプレゼントで、二度目はラストで。
出会い方は良いとして、一番最初の惚れ方がわりと>>続きを読む
家族と死別して孤独な繰り返しの日々を過ごすサンドラ。
しかし一目惚れしてた男性を偶然助けたところから、フィアンセとして勘違いされ…その嘘を否定出来ずに、しかもその彼は昏睡状態…というお話。
乱暴なあ>>続きを読む
邦題のメロディってそういう意図もあったのか!って途中でなる良作。
生徒達も先生達もそれなりにキャラが立っていて楽しい。
そして、大人の汚い部分を食事の様子で表現したり、校長が写真を背負って恥ずかし>>続きを読む
チャップリン流の、痛烈な…独裁者、戦争、迫害へのアンチテーゼ。
有名なラストの演説以外にも、それは随所に見られる。
それでもって、教科書に載るくらいの世界を手玉にとる名シーンから…ドリフや欽ちゃんや>>続きを読む
朝起きたら外はすごい雨。
せっかくなら一緒に雨に閉じ込められようと思い、ずっと前に観たけど細部忘れていたし…で、再鑑賞。
十二人の男性陪審員が一部屋に集まり、少年が犯したとされる殺人事件について、有>>続きを読む
やっぱりルコントは悲哀を描くのが上手い。
あと女性を少ない情報で最大限に魅力的に魅せる。
でも今回における一番のポイントはやはり音楽。
名曲と呼ばれる音楽は、色んな人の色んなTPOにハマったから、名>>続きを読む
サクッと観るには、笑える小ネタが多くて、ニヤリとさせる良いシーンもあって良作な、良い話のコメディ。
人間クサいポールが、実は犬の…とか、ウィンクしたり、友情と愛情、結構好きなシーンが多かった。
他>>続きを読む
サクッと油断して、わははーってコメディ観るぞーって気持ちでいたら、良い意味で裏切られてしまった。
大統領のソックリさんでモノマネやってたら、本物の大統領の替え玉として大統領業務をやることに…という、>>続きを読む
以前に一作品をジャケ借りして以来、一作品観ただけでファンになってしまった、この監督。
今作も遺憾なく魅力が発揮されていた。
『ムーンライズ〜』はポップさの中に色々詰め込んで子供の成長を描いたものだっ>>続きを読む
いったいノーランは、映画というものをどこまで高め、どこまで世界観の表現の極みへと行くつもりなんだ、というくらいの名作。
世界観の規模感も、常に自身の過去作を超えていく、という凄さ。
感動して涙した後、>>続きを読む
テンポが良くて、各キャラは薄めな、地底へ向かうアルマゲドン。
科学的な内容のツッコミどころは良いとしても、CGと実像の船内のクオリティの差を感じたのは残念。
あと本当はもっと各キャラのバックボーンが>>続きを読む
思っていたよりも、圧倒的に渋い。玄人好み。芸術家好み。これはスルメ映画。
現実世界でもバットマンであったマイケル・キートンが、かつて『バードマン』という銀幕のヒーローだったけど、今ではその人気にも陰>>続きを読む
沢山の引っ越し、沢山の出会いと別れ、沢山の家族。
一人の少年が…賢いのだけど、あと一押しツメの甘いお母さんのおかげで、多少波乱の人生を送ることに。
でもいつもそこには姉や、遠くから愛してくれる実の父>>続きを読む
たぶん僕は基本的に泣けるモノには弱い。
でもガン闘病系だと冒頭でわかり、プラスでラブストーリー要素となると…きっと病もあって尖った女の子が、ベタな恋して女の子らしく変わっていくのだけど、でもそれと並>>続きを読む
カウボーイ時代から素敵な出会いを経て、子供も2人授かり、優しいパパとして家庭を築くクリス。
その一方、軍の中でもエリートチームへ入り、スナイパーとして兵士としての素質を開花させていく。そして160人>>続きを読む
7分という時間に、退廃的な世界と、どんな世界になっても揺ぐことのない愛を詰め込んだ作品。
何でそれ集めるんだろうと思ったが、そういうことだったのか。
最後わかっていても、声で気がつくという演出が良い>>続きを読む
全身がすごく小さい先天的な身体ハンディを持ち、家族からもほとんど育児放棄をされながらも、神への信仰心は人一倍なサイモンと、美しい母を持つけどシングルマザー家庭に育つジョー。
二人はお互いにとって大切な>>続きを読む
親の印税でスタイリッシュに悠々自適に暮らす子供っぽいヒュー・グラントと、シングルマザー家庭で生きるが故に、大人びた背伸びをする少年との交流…どっちが子供なんだろうねという話。
ところどころ歌詞付きで>>続きを読む
アル・パチーノは大好き。
そして、
「グッドウィルハンティング」
「小説家を見つけたら」
「ショーシャンクの空に」
「モリー先生との火曜日」
といった、優秀だけど何か境遇や現在進行形の問題を抱える者と>>続きを読む
前作の『セントアンナの奇跡』を映画館で観て以来の、スパイク・リーの新作。
社会派なイメージだけはある。
韓国版は知らずの鑑賞。
最初、主人公が、ファストフード店のドリンクのカップに酒ぶち込んで隠れ>>続きを読む
セブンやファイトクラブといった名作、近年ではSNSを扱ったりと数多くの作品を世に放ってきたフィンチャー。
その新作ということで、そしてこの人ならではのテイストも加味して身構えて観たけれど、面白かった。>>続きを読む
最愛の妻を病で失いその悲しみに暮れる中、妻からの最後の贈り物として犬が届く。
愛を注ぐ対象を失わないように、という妻の心遣いに胸をうたれながら新しい日々を歩みだした途端、その大切な犬や車をも奪われる。>>続きを読む
これ事実なの?!
ってくらい、映画のような実話。
でも50年間秘密にされていたというのはダテじゃない、濃い内容。
コンピューターの父の1人、天才数学者のチューリングが、第二次世界大戦中にドイツの暗号>>続きを読む
舞台は宇宙船…リーダーシップのあるカリスマ艦長と、その元に集う有能なクルー。宇宙の旅のどんな困難も、皆で力を合わせて乗り越えてしまうのだ!
という設定の人気TVシリーズを演じる役者たち。
でもその人気>>続きを読む
いざ終わってみると、ストーリーはわかりやすい構造。
ただ、色んなパーツというか象徴というかアイコンがいかにもリンチらしい、という印象。
非日常の世界へ倒錯していく主人公。非日常の世界へ招き入れる歌>>続きを読む