なんでまたこんなエグまくり作品(嫌いじゃないけど🤪)を、と思われるかもしれませんが、来年のアカデミー賞授賞式のMCが、超有名コメディアンのコナン・オブライエンに決まったというニュースが流れておりますが>>続きを読む
昨日よりApple tv+で、配信スタートしたシアーシャ・ローナン主演、スティーヴ・マックィーン監督の注目作。
歴史的な大空襲下、ロンドンから地方へと集団疎開に出された少年(エリオット・へファーマン>>続きを読む
《アラン・アーキン》
脚本を読んで一発で気に入った祖父役のアラン・アーキンが、「25ページ読むまでコメディとは気付かなかった」と、監督に伝えたというくらい、スイスイスラスラと流れるようなテンポを持つ>>続きを読む
レトロと言うよりも、アナログ時代のレコード人気に始まり、カセットテープが再ブームとなって脚光を浴びている今、時代の魅力再発見の絶好の機会とも言える異風の輝きを放つフランス映画の名品。
何より私自身が>>続きを読む
「おとなのけんか」の作風からは想像し難いロマン・ポランスキーの隠れた名品から、ミステリー映画の異色作を追加で。
ロマン・ポランスキーは、ユダヤ系ポーランド人とロシア系の血を引く被差別社会に育ち、両親>>続きを読む
本音をボカす力比べの八百長試合。
これは大人たちの曖昧さがやたらとおもしろい。自分好みの嘘くさいドラマ。
おとなたちは、誰しも狡猾でいやらしいのだが、分別の力量を見せ合いっこをすることで何やら腑に落>>続きを読む
“まかしておきねぇ、
ま、大船に乗った気でいてくれィ“
という主人公のいい加減なセリフから、
おかしなことになっていく幕末を生きる庶民連中に、倒幕を目論む武士らが絡む滑稽な時代劇。
《旅する男》>>続きを読む
《名古屋へ行くと、前の夜は栄で一献交わして、翌昼は旧知のメーカーの大先輩に毎度熱田神宮近くのひつまぶしの名店へと案内されて美味しい思いをさせてもらっている。
当初ルールに馴染めなかったひつまぶしが、>>続きを読む
人ならざる者、されど人間…
これは究極の多様性を問う映画でもあり、家族の立ち位置や親の心情に強い何かを投じてくる作品。
そして解放を伴う愛情を持つドラマでもある。正直、予期せぬ意外な流れで、特別な没>>続きを読む
ほとんど知られていないアメリカンニューシネマ時代の極め付けの衝撃作。
終始観る者の動揺を誘い、常識を破壊し、脳内を震撼させる危険物として推奨したいです。
先鋭の感性を時折見せたTV出身のラリー・ピ>>続きを読む
《旅のこと》
旅は誰が道連れでも流れる気分はいいもんだ。たとえ仕事絡みでもそれはそれ
空も広く、道もなだらかで、樹々が艶めき、川も何か語りかけたがっているように飛沫が輝きを放って見える。
止まったよ>>続きを読む
こんな話だったんですね
揺るぎない感動のポイントをついてきます
ワンコとロボコンビの組み合わせが絶品
ロボットのイノセントな感覚が絶品
音の全て、音楽の全てが絶品
もう私ごときが、
何も言う必要は>>続きを読む
《明日から、少し計画を早めて国内15都市を周遊する地獄のような、天国も少しある、ほぼ新幹線、飛行機は3回しか乗らない“マイレージ、マイライフ“が始まるので、昨年末のように暫く新作レビューは少なめで、配>>続きを読む
ジョージアの山間の小村をつなぐロープウェイ、美しい自然に浮かぶようにぶら下がる2台の古びたゴンドラがユルユルと行き来する
この光景を見れただけで既に半分満足してしまいましたが、これはシチュエーション>>続きを読む
今でこそリスペクトする巨匠の1人ながら、フェデリコ・フェリーニはその独創的なイメージの狂乱振りが当初苦手だった。
不得手解消のきっかけとなったのは、なんと言ってもこの「道 La Strade」。
2>>続きを読む
実際に10代で戦争に行ったうちのじいちゃんが、「俺の青春は戦争で終わった」と言っていたことがある。
その時は言葉の意味が、子供過ぎてよくわからなかった。
後に当時の戦争が何だったかを知り、現代の世界>>続きを読む
これインド映画じゃありませんよ🤪
《一年生》
実は今日でようやくフィルマで、ダラダラとレビュー始めて一年が経ちました。
経年は自然現象ですので特に記念日でもなんでもありませんが、一言お礼を。
適当>>続きを読む
赤いパーカーコートの女性が歩く後ろ姿、手には刃渡長めのナイフを光らせている。
突然、路肩に停めてある車のタイヤの前後輪にナイフを突き刺してパンクさせる。
何だ?と思っていると、フロントガラスに貼り紙>>続きを読む
無闇に墓を掘り起こしたり移葬すると、不吉な事が起こるのは、古き時代からの伝承として聞いたことがある。
大概、親や祖父母が話しているのを耳にした程度だが一度聞くと、怪談話を聞いたかのようにずっと憶えて>>続きを読む
田舎の老舗旅館で、何故か世界線がずれて従業員も宿泊客も、全員がこぞってややこしくなるお話…
延々ループなので、ここで展開する行ったり来たりのドラマに引き込まれるかどうかで反応はいろいろだとは思います>>続きを読む
「極悪女王」を観ていたら、女子プロレスのショービズ世界を描いたロバート・アルドリッチ監督の傑作を思い出した。
ぜ~んぜんお金はないけど、なんとかしてみせるオッサンマネージャーと貧乏女子プロレスチーム>>続きを読む
「ナポレオン」を観ていると、とても80歳オーバーの監督作品とは思えません。
何食べてんだろ…?
よって現存する恐竜としてリスペクトするリドリー・スコット御大でつなぎます。
《傘の話》
いつの頃からか>>続きを読む
ディレクターズカット版は48分追加された3時間26分のバージョン。
このレビューと同じくらい長いね😆
でも、これはちゃんと考察してみました
付加されたシーンによって、リドリー・スコットの視点がよ>>続きを読む
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」のミュージカル仕立ての違和感で思い出したのが、ブライアン・デ・パルマ監督が最も映像作家としての個性を見せた一番好きなデ・パルマ作品「ファントム・オブ・パラダイス」。
こ>>続きを読む
アーサー・フレックという果てしない孤独を抱えた、心優しきひとりの道化師が犯した殺人犯罪を自他共にジャッジするのが今回の続編。
暗黒神話を作り、大衆によって巨大化したジョーカー神話を自ら破壊して決着を>>続きを読む
「見せなくたって好きだよ」
このセリフが登場した瞬間、これは自分の中で嬉しい名作になった。
子供同士の会話シーン史上、名セリフベストワンじゃないかと思う。
DVDで観たっきり、映画館では観たことが>>続きを読む
《今日は文脈適当なひとりごと編です》
※スルー可
おお、動き速っ!
本気でフィジカルをぶつけてくるやつは、響いてくるもんが違うなー
で、怪我してるし
ね、俳優って何なんだろうね…
かっこいいよ>>続きを読む
“show me state?“
先ずこの一言を口にするジェシー・プレモンス扮する野戦兵がやたら怖い。
短い出番ながら、インパクトが強すぎるトラウマ級の演技に衝撃を受ける。
近未来のアメリカ合衆国>>続きを読む
古い枠の中にはめ込もうとする勢力がうるさすぎる…云々の、能書らしき文言が字幕としていくつか並ぶ…
何やら言いたいことがありそうな気配だ。
冒頭のアングラ系スキンヘッドの半裸男がイキって演奏しているシ>>続きを読む
70年代に流行していたオカルトの世界観を、ホラー仕立てのTVのトークショースタイルで見せるオーストラリア映画
《エボリューション》
最近公開されたものでは、やたらとおもしろかったYouTuberの廃>>続きを読む
後半一気に畳みかけてくる胸熱な展開がエキサイティングな、エンディングに歌と踊りの無駄なテンションの煽りなどが無い正攻法なインド映画。
思いも寄らぬ人物スイッチングのシチュエーションから、プチ冒険譚へ>>続きを読む
※ネタバレとは思ってはいませんが、ポイントをいくつか拾っておりますので、今回は一応⚠️ご覧になってから読まれることを推奨しておきます🙇
【SUPER HAPPY FOREVER】
前半は現在の自暴>>続きを読む
『パルプ・フィクション』の中にタキシードに蝶ネクタイ姿で現れたハーヴェイ・カイテルが揚々と演じる、コードネーム“ザ・ウルフ“と呼ばれる掃除屋が出て来る。
彼はただの掃除屋ではなく、殺人現場の完璧な現>>続きを読む
登場人物はみんな目が死んだ魚と言うか、動かない爬虫類みたいだったのは演出?
《黒沢清構文》
「蛇の道」「CHIME」に続いて、私の勝手な見立てですが、ここでも黒沢清監督は“連鎖“による唐突な恐怖と崩>>続きを読む
殺し屋コンビのクールな顔がいい、互いを思いやる顔がいい、笑い合う顔がいい、ムカつく顔がいい、打ちひしがれた顔がいい、なんか食べる時の顔がいい、スタンバイした時の顔がいい、いちいち画になる顔がいい、2つ>>続きを読む
3話の異様なショートストーリーを凝った扮装で同じ俳優たちが演じてみせるオムニバス編。
お話は派手な尾ひれをくっつけてデンジャラスに見せている割には、単純なものばかりでさして解りにくい事はないが、どれ>>続きを読む