ムーミーコロコロさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

お父さんの話は、事実に基づく話って感じ?

息子は父親の話を嘘だと思い込んているけど、事実かもしれないっていう証拠も出てくるしね。少しずつ親子の距離が近づいていく瞬間かな?

お父さんの話は、人を暖か
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

ずっと気になりながらも、見られてなかった作品。やっと見る気になりました。

この作品の大きなテーマは時間軸っていうことなのでしょうか。
時間は過去から未来に流れているのではなく、過去も現在も未来も同時
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.2

映画見てこれほど涙を出したのは久しぶり。
父子の絆が強すぎて、なのに引き裂かれていくのが悲しすぎる。
イ・ヨングの人柄から、多くの人の心を和らげ、多くの人が父子を応援する。特に同じ七番房の囚人たち。課
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

報道に関わる者の執念というか、正義感というか、そういう熱いものが伝わってきた。

どこの国でもいつの時代でも、マスメディアの力で事実を隠蔽しようとする動きはある。特に、国民を守るべき国の政府が、変なプ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ギレルモ監督の独特の雰囲気がプンプン臭ってくる。

ファンタジーと言いながら、しっかり風刺が入ってるし。考えだしたら、あれもこれもいろいろと頭に浮かんでくる。まさに奥が深い。

サリー・ホーキンスも、
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

毎日目が覚めたら人が変わっている。面白い設定。
自分がそんな状態だったとしたら…と考えても、想像できない。
そんな彼にも彼女ができた。親友以外にようやく理解者ができた……なーんて楽観的なこと考えてちゃ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

全体としては風刺的なコメディだけれど、細かい内容はとてもシュールであったりセンチメンタルであったり。なんだか心穏やかになれる。
そして、最後の最後に、あーなるほどねってなった。
面白かった!

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.5

こちらもギレンホール目当てに視聴。

サスペンスかと思いきや、ホラーでした。
死んだ人の持っていた絵を売ろうとした人達に襲いかかる魔の手。

絵画って、元からそういうちょっと暗い部分があるような気がし
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.8

CIAの闇は日頃から言われているけど、やっぱりあくどい。正義という名目でかなりの悪事を行っている。
それに真っ向から挑戦したダン。こんな正義感あふれる男がいたんだ。そして、あの上院議員も……。
ダン、
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.5

私にとってはかなり衝撃的でした。終わったあともまだ作品の世界観に浸っているというか…。

これって現代の社会にすっぽりはまっているような…。このままじゃだめだ、なんとかしなくちゃという監督の強い思い。
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.9

今回もドタバタ具合が半端ない!はじめから最後まで、笑いっぱなし、イライラしっぱなし!
二人のキャラが濃すぎて、中毒になりそう。

でも、ジェンコがフットボールやってる姿はかっこよかった。でも、でも、や
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.7

ジョン・トラボルタの悪役って、最高!はまり役だわ。
それに対するデンゼル・ワシントン。冷静沈着な態度で犯人に対峙する。
制限時間が設定されているので、緊張する。
それにしても、みんな脛に傷持ってるよね
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.5

ジェイク・ギレンホール目当てに見たんだけど、それ以上に心に残る作品だった。
スーパーピッグとミジャという女の子の心のつながりが描かれているが、昨今の食肉企業の実態があからさまに表現されている。
人間の
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iBoy(2017年製作の映画)

3.7

偶然見つけたんだけど、なかなか面白かった。

ある事件の時にスマホの破片が能に入ってしまった少年。それから、他人のスマホを操ることができるようになる。
復讐のためにその能力を使う。何かわからないままに
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海誠作品は、今まであまりいい印象をもってなかったのだけど、これはよかった。
へんな絶望感をもたずに見終われた。助かった。

地震についていろいろ言われてるけど、案外ミミズが本当にいたりして。そして、
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ビューティフル・ゲーム(2024年製作の映画)

4.0

ホームレスワールドカップって、本当にあるんだ!

イングランド代表チーム、寄せ集め感があったけど、見ているうちにどんどん一体となっていった。

この大会って、すごくアットホームな感じがして、国は違って
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.3

ようやく見れた。

思っている以上にジェイク・ギレンホールが若くて清々しくて、いい意味で驚いた。
夢中になれることを見つけて、それに向かって突き進んでいけるっていうことは最高。何回も挫折を味わっても、
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

イタリアの街の風景を楽しみながら鑑賞。
今回も、時間にこだわりながら敵を倒していく。
自分の居場所を見つけられたマッコール。その街や人々を救うために立ち上がる。
普段はとても柔らかく、ニコニコとしてい
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.9

明日に裁判をひかえている警官、ジョー。証人と口裏を合わせて無罪に持ち込もうとしている。

そんな中、通信センターにかかってきた一本の電話。それが彼の人生を大きく左右することになる。場所は殆どセンターの
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

なんと言えばいいのか…。難しいですね。どう書いても上滑りしそう。

人を愛するって理屈じゃない。そこにいいも悪いもないし、好きになっちゃいけない人もいない。なのに、誰かを愛することで不幸にしてしまう人
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

私は今ただただ腹が立っています。

日本の警察や裁判のアホさ加減で、天才的なプログラマーの功績が無駄になってしまった。もしあのままWinnyの開発がされていたら、今では日本のネット社会がどう変わってい
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世界にひとつのロマンティック(2015年製作の映画)

3.5

ジェイク・ギレンホール目当ての鑑賞。

巷の評価は低いけど、私は結構楽しみながら観ることができた。あんまり期待せずに観たからかも。この手の作品にあまり堅いことを求めても仕方ない。

この話の主役はアリ
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.8

気軽に、何も考えずに楽しめた。

普通の展開なら、高校時代に上下関係にあった二人は、卒業後もその関係が続くことが多いのに、この作品は、親友になってる。ジェンコがシュミットのことを本当に想ってるところが
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

臨場感ありあり。終始緊張しながら、ハラハラしながら観てた。
どんなことでも極めて行くと実現できるってことだな。ゲームばーっかりしてる子がいても、反対しちゃいけないな。将来それを活かして世界的に有名にな
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複製された男(2013年製作の映画)

3.6

初めて見た感想。なんやこれ、意味わからへん!

特にラストシーン。なぜ突然。

で、もう一度頭の中で、話を振り返ってみた。もしかして、あの二人は同一人物なのでは?何もかも同じ人間なんているとは思えない
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.1

ジェイク・ギレンホール作品を探してて、見つけた!しかも配信終了間近。滑り込みで鑑賞。

最初のシーンから衝撃的。これは何かあると思った。

エドワードの小説と、過去の記憶とが重なり合う。はじめの方は実
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恐怖の報酬(2024年製作の映画)

3.6

リメイク版なんですね。
何も知らずに、ホントたまたま見たんだけど、結構面白かった。
ニトログリセリンを24時間以内に運ばないといけないという設定。銃撃戦があったり、地雷を踏んだり、裏切りがあったりと、
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ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

3.8

なかなかハードなヘンゼルとグレーテルでしたね。

物語の設定が面白かった。はじめは親に捨てられたんだと思ってたけど、そうじゃなかったのですね。それを知って余計にかっこよく思えてきた。

けっこうグロい
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ある男(2022年製作の映画)

3.7

戸籍って何なんだろう。それさえ変えれば人生は変えられるの?周囲の目をごまかせるの?

ただどんなに頑張っても、自分の中の過去は消えない。周囲の目はごまかせても、自分の過去は自分から逃れられない。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

火星に独りぼっち。そんな事、考えるだけでゾッとする。もし自分なら気が狂ってしまうんじゃないかと思う。
なのに、マークは冷静に、自分に何ができるかを考えてそれに取り組む。この精神力たるや凄いもの。どんな
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.9

息子を亡くしたトム。生きている間は息子となかなか意見か合わなくて疎遠になっていた。息子の生き方がどうしても理解的なかった。
息子が最後にしようと思っていた巡礼の旅をトムは始める。はじめは頑なだった心。
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追いつめられて(1987年製作の映画)

3.9

見始めたときは恋愛ものかと思ってたら、いやいや全く別方向へ。
そして、ケビン・コスナーが追い詰められる。でも、追い詰めてもいるかな。
そして、最後の最後にどんでん返し。
結末がどこに収まるか、なかなか
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.9

ジェイク・ギレンホールがかっこよすぎて、強すぎて…。もうそれに尽きる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

なんて言ったらいいのかな。不思議な世界観。それぞれのセリフや動きが絶妙なタイミングで行われる。
セリフの中で心に残るものがいくつかあったけど、どうしてそこにそのセリフなのかがわからなかったりする。
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

神の啓示を受けた兄弟。法で裁けない悪人たちをメッタメッタと処刑していく。
ふたりともカッコいいわ。

そして、ウィレム・デフォーも今までにないキャラを出していてビックリ。彼って、本当はこういう人だった
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

フェルメールの中では一番良く知っている絵。
びっくりした〜!スカーレット・ヨハンソンがあまりにも似ていたから。
スカーレット・ヨハンソンはいろんな役をこなしてしまう。脱帽。

作品全体が絵画を見ている
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