kankoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.6

見てみたかった映画。ただ想像していたのとちょっと違ったかも。もっとSF色強いかと。SFと言えばSF?でもホラー?

このコロナ禍な時期に観たからか直接映画に関係のないことを色々頭の隅で考えてしまった。
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.9

とても良い映画だった。もっと古い映画かと思ったけど2004年の映画なのですね。それでもちょっと前の映画の素直に人の優しさが表されている映画だと思った。過剰に感動させようとする感じもない。

知的障害の
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奥様は妊娠中(2019年製作の映画)

3.2

うーん、なんか最初ドタバタな感じがしてこれってB級作品かなとか思ってしまいました(すいません)
妊娠を望まないピアニストの妻と子供の欲しいマネージャー?の夫。ピルをすり替えて奥さんを妊娠させてしまうの
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ミステリーとしてとても良く出来ていたし作品として面白かった。
けれどとても重くてしんどい映画でした。

ネイティブアメンカンの人達があの雪深くごく間の土地に住まわされていると言う現実。そうした人種問題
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

何故か難しい映画だなと思ってしまった。ストーリー的には全然難しくないんだけれど。

恋に落ちる瞬間。止める事ができなくて胸につまります。

夫との親権の話し合いで自分の素の気持ちをぶつけるシーン良かっ
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影裏(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

wowwowのWOWWOW座にて

ちょっと難解な映画。多分あまり理解できてないと思うけど好きな映画だった。

最初にやたら綾野剛の下着姿やらお尻やらが出てきてここに何の意味があるのかと思ってたんだけ
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(1963年製作の映画)

3.9

子供の頃テレビで初めて見てめちゃめちゃ恐かった覚えがある。それから数回は見ているんだろどう思うけど今回改めて見てやっぱり恐いなあと思った。脚本というか撮り方というかやっぱり上手なんでしょうね。あの時代>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前から気になっていてアマゾンプライムでレンタル。
良いなあ、青春だな!と言うのが第一印象。うちに篭って悩むのも、突然堰を切ったように熱くなるのも。今現在こういう素の感情で相手にぶつかるって無いよなと思
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

wowwowの映画工房で紹介されていだのがきっかけで鑑賞

彼女達のようなジャーナリスト、カメラマンがいなければ自分達は到底その戦地の本当の現状は知り得ない。 しかし遠い国で日常を営んでいるものにとっ
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.5

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル出品作品

自分にはちょっとよくわからなかった。すみません。

ジャケット写真好きなんだけどなあ。もっとコメディタッチのほのぼの系かと思ってたらそうでもなかった
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.8

wowwowのウディアレン監督特集録画を鑑賞。

楽しめた〜皆んな恋してて皆んな可愛くて滑稽で良かったですね。ミュージカル仕立てになってるんだけど完璧すぎない感じがまたgoodでした。
色んな人が出て
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

気になってdtvでレンタルして鑑賞。

凄い映画だった。イジメの末に同級生を殺してしまった少年、両親、そして裁判に関わる大人達にもう憤りと憎しみしかなかった映画の序盤。

その後少年の家族が世間の目か
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クエシパン ~ 私たちの時代(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カナダケベックの先住民インヌ族の2人の少女の物語。
2人の少女の日々、と共に居留地に暮らすインヌ族の人々のこれからについての話し合いの場面などもあって色々考えさせられた。世界中にある民族問題に繋がって
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ジャスト・キッズ(2019年製作の映画)

4.0

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル出品作品

私は凄い好きでした、この映画。途中わからない所もあったしもっと入り込みたいからもう一回見ようと思う。

両親を亡くして兄弟だけで生きていかなきゃ行け
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前にwowwow で見て面白かったので再鑑賞

以前見た時はカンニングのテクニックとスリリングさにワクワクドキドキだったけれど、今回はもちろんそれもあったんだけど彼等が置かれている貧富の差だとか何が正
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ワーキング・ガールズ(2020年製作の映画)

3.5

フレンチ・フィルム・フェスティバル出品作品。
中々重たくてちょっとしんどかった。出品作品でなかったらもしかしたら見なかったかもなあと思いながら鑑賞。

3人の娼婦の物語。それぞれに事情を抱えてて置かれ
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少年と自転車(2011年製作の映画)

3.8

父親と再び暮らせると信じている少年が切ない。そりゃそうだよね、実の父親から見捨てられるなんて思うわけない。
里親と一緒に父親を訪ねていってはっきりと父親本人の口からもう来ないでくれと言わせるというとこ
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私たちの青春時代/思春期 彼女たちの選択(2019年製作の映画)

3.8

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル出品作品

アナイスとエマという2人の少女の成長を追ったドキュメンタリー。
え、ドキュメンタリーなのかと驚くとともにそう知るとそれぞれのシーンてどうやって撮って
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バーニング・ゴースト(2019年製作の映画)

4.0

第11回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル出品作品。 アマゾンプライムで観られるので観て観ました。

凄い好みだった。
自分がこの世に残るために死者をあの世にと導く案内人になる青年。その過程で亡
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

ダメだ、歌が曲が音楽が流れるたびに泣けてしまって結構やられました。

前に一回wowwow で観たはずなんだけどその時はこんなに泣いたりしなかったのになあ。

素直に音楽の素晴らしさを感じました。今、
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた銃の乱射事件を元に作られた作品。登場人物達はある種フィクションの存在なのかな。
モノクロームで描かれる事によって生々しさが削がれそれによってより緊迫感が感じられた。彼、彼女達の。

どうし
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

落ち目になった作家が著名人の手紙を捏造して売る話。
初っ端から彼女のダメさ加減が描かれていてエージェントのパーティで悪態をついた挙句クロークに預けてある他人のコートを着て帰るとか、いやいやこれ泥棒じゃ
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SPOOKS スプークス MI-5(2015年製作の映画)

3.6

地味だけど面白かったです。

誰がどう言う立場か全然わからなくてそれが度々起こるのでえっ!そうなの?と驚かされつつ。

純主人公的おじさんがどう言う立場なのか今一歩理解しきれていないMI5と言う組織を
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.2

役者であるポールダノの初監督作品。
私にはしみじみとそしてずっしりと来た作品でした。

壊れていく家族の有り様を14歳の少年の目を通して描かれていてこの14歳の少年の表情に戸惑いとどうする事も出来ない
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.8

wowwow のウディ・アレン監督特集で

これが中々面白い作品。楽しかった。
養子に迎えた子の実の母親が気になって探し出したんだけど元ポルノ女優、今はなんと娼婦になっていた。
最初はちょっとおバカで
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッドが描いたこの作品を自分はただ黙って受け止めるしかないなと思った。

物語終盤の方でカウンセラー?の人との会話で何人もの人を殺害した事を家族のため、国のためという事を疑わないシーン
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

とにかくアニメーションが美しくて描かれている北極の世界が凄い。

北極探検に出かけて行方不明になってしまった祖父を探しに旅に出るサーシャの凛とした美しさ。
共に旅に乗り出す事になった船の船員たちも良か
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これはもうめちゃくちゃ面白かった。極上ミステリー。

そして老鑑定士の恋をする切なさが胸に迫ってくる。のめり込んでいくのが本当によくわかる。こんな危ない女の人に大丈夫かと思ったり、絶対あの若者怪しいな
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追憶(2017年製作の映画)

3.3

うーん、自分はちょっと苦手な感じだった。設定がかな。なんか悲しいなとしか思えないしそれぞれが背負ってて重たい。柄本佑は死にそんだよなとか。 
でもそういう設定を扱った作品にもぐっときて泣ける時もあるの
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ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

wowwow で録画してたのをウォール街に続いて鑑賞。ウォール街よりも評価低いみたいだけど自分は結構楽しめた。

なんか刑務所に収監されててもやっぱりお金の世界でしか生きられないゲッコー氏、まあある意
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

前から観たくてアマゾンプライムでレンタル出来るようになったので早速観ました。

期待が高すぎたのでそこまでではなかったかな。でも面白かったですよ。

主人公が色々と過去に秘密を抱えていたり、ホームレス
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ウォール街(1987年製作の映画)

3.5

wowwow でやってたので鑑賞。昔レンタルビデオで観たと思う。

今見ると画面もだし色々と古さを感じてしまう。80年代って感じ。だけどバック・トゥ・ザ・フューチャーなんかを見てもそんなに古いと感じな
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

これを見るのは3回目。最初に見た時は何か母親の執念と過激さ、警官の粗暴さにちょっと圧倒されて萎えてしまった部分があった。
前回見た時はもう少しじっくりとこの作品自体を味わう事ができてじわじわといい作品
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

これはどう感想を書けば良いか、自分の中で受け止めきれていないし理解しきれてないし、この感じを言葉にするのがとても難しいです。

映像の撮られ方が美しくてハッとさせられる。 風ではためくモノクロームの写
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.6

wowwow 録画分を鑑賞

ドラマでデビッド・スーシェ演じるポアロに親しんでしまっているのでケネス・プラナーのポアロに違和感を感じてしまって最初入り込めなくて困った。だってポワロっぽくないんだもん(
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

とても久しぶりに見た。昔見た時は単純に面白いと思って見ていたけれど今回はちょっと色々考えながら見てしまった。

傍観者としてひとりの人間の人生を娯楽として楽しんでいる人たち、確かに映画を見たり、小説を
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