Arlecchinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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フラッシュバック(2019年製作の映画)

2.3

途中までは面白かったが、だんだん登場人物の行動に納得いかなくなってきたなあと思っていたら最終的には実にくだらないオチ。なんで身元不明なんだよ。がっかり。

ダイアナ役のフランチェスカ・イーストウッドっ
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

2.6

ビッグフットがミッシングリンクだったとは知りませんでした(なわきゃないしだから何なんだって話です)。
面白おかしい映画でしたが、主人公3人の性格だれにもいまいち共感できないのでつまらないのだろうと思い
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悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.6

8歳の少女ローダは一見かわいく、いい子にしか見えないが、たまに一刻なところを見せる。ある日、書き取りのテストでローダを負かした男の子が溺死する。母親のクリスティーンは複数の状況からローダが殺したのでは>>続きを読む

アンチ・ライフ(2020年製作の映画)

1.1

ブルースウイルスをヒーローにする映画。アルマゲドンの二番煎じか?
アラを探すときりがないというか全体がアラの映画だ。

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

2.8

話としてはいい話なのだが、時間が断片的で話が読みづらい。じっくりしたストーリーなのだからそんなことに労力を使わせないでほしい。全体的にとっ散らかった散漫な映画になってしまった。

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

1.7

結局何が言いたいのかわからない変な映画でした。
途中、宇宙船時間で6千何日、地球時間で7万何日(ウラシマ効果ね)、って出るけどあんた、地球で200年以上経ってるじゃん。気の長いミッションだねえ。まあ主
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愛の狩人(1971年製作の映画)

2.4

まとまりのないだらだらした話です。面白くなかった。もっとキャンディス・バーゲンを引っぱるのかと思った。契約でもめたとかなのかな。

邦題もちょっとひどくないか。J.ニコルソンが出てるから観たけど、タイ
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アリスのままで(2014年製作の映画)

2.4

知性やキャリアや財力に非常に恵まれた美男美女ばかりのゴージャスな家族がアルツハイマーにより困難を迎えるという話(ちょっと僻みっぽいか笑)。
認知症を示す行動のディテールにこだわった演出(得意料理のレシ
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おもかげ(2019年製作の映画)

2.7

最初の15分の後は別の話でしたね。木に竹を接ぐとはこのこと。
別撮りで背景を説明して、全く別の映画にすれば....どうせ大した映画じゃないか。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.7

とぼけた面白いシーン、エロいシーン、怖いシーン、いろいろ満載のホラー風味映画。映像美も凄い。大谷直子は怖いねえ。そこが一番の見どころだ(違)。

実は封切を大学時代に観たのだが、エロなことしか理解でき
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HERO(2002年製作の映画)

3.3

こけおどしの映画と思って期待せずに観たら意外に面白いストーリーだった。とはいえ後半はちょっと似たようなパターンを繰り返して堂々巡りでダレたな。

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.9

最近流行り(笑)のラヴクラフトもの。SFというよりホラーですね。面白いところもあったが、(低予算だからしょうがないのでしょうけど)全体的に安っぽ過ぎてちょっとしらける。

博士と狂人(2018年製作の映画)

4.2

OED編纂の黎明期の史実をもとに作られている。こんな話があったんですねえ。とても面白く、いい映画でした。
S.ペンとM.ギブソンの両男優も素晴らしかったが、奥さん役のジェニファー・イーリー(高慢と偏見
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

突然人間狩りの標的にされた12人。果たして逃げ延びることができるのか。黒幕は誰なのか。なぜ人間狩りをしているのか。彼らが選ばれた理由は何なのか。それなりに面白い答えが用意してありました。なかなか周到に>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.2

なんかすごい映画ですね。ユダヤ人の少年が様々な迫害を受けて放浪する。ロシア兵が現れ、コサック兵が現れ、ナチスが現れ、再びロシア兵が来る。東欧が戦争に蹂躙されているさまも背景として描かれています。少年は>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

2.8

時代設定とか小道具はおしゃれでした。スポ根にするならもっと困難があった方がストーリーとしては面白いかとも思うけど、監督はそういう方面にはあまり興味がなさそうですね。
主演2人がもう少し魅力的だったらも
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

2.9

当時(19世紀?)のタスマニアが無法地帯であったことがわかりました。アボリジニーは人間扱いされていない。むごたらしいことです。

ヒロインの言動が、無計画で支離滅裂で一貫性がないのでストーリーとして成
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.2

なかなか良くできた話でした。貧乏なトルコ人の子カスパー・ライネンを弁護士になるまで育ててくれた恩人ハンス・マイヤーが殺される。カスパーは知らずにマイヤー殺しの被疑者の弁護を引き受けることになるというジ>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

面白かったー!スーサイドスクワッドよりストーリーが全然面白い(まあ別にたあいもない話なんですが)。ハーレイクインがジョーカーと別れて立場が変わったシチュエーションがうまく活かされた展開。ビジネスで案外>>続きを読む

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

4.0

チベットの子だくさんの家族の風船≒コンドームをめぐる悲喜交々。主人は強壮な雄羊顔負けの絶倫笑。厳しい人口政策と貧困の中、子供たちがコンドームを風船にして遊んでしまったせいで、妻は4人目を妊娠してしまう>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

最初オカルトかと思うんですが、意外な展開を見せました。なかなか凝ったお話で面白かったですよ。「娘さんが」は多少オカルトっぽさを削いだかな(オチを匂わせた...この程度ならネタバレじゃないかな)。

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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.8

面白かったです。リヴァプールファンだとより楽しめます、ってこともないか笑。

いろいろうまくできた設定がとても楽しめる傑作だと思います。年恰好も私の夫婦と同じくらいで、夫婦生活について反省を促されると
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.5

すっかり遅まきながらようやく放送で観ました。原作はピンチョンの「LAヴァイス」。「ピンチョンにしては」軽いハードボイルドもの笑。60年代のマリファナ漬けでグダグダなヒッピー風私立探偵が事件を解決する話>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

4.2

コンサートから突然姿を消したミュージシャン:タッカー・クロウと、その追っかけカルトブログの主(ぬし)的存在ダンカン。ダンカンと同棲するエイミー。タッカーの未発表テイクを聴いたダンカンの心酔ぶりにうんざ>>続きを読む

ポップスター(2018年製作の映画)

1.7

ナタリーポートマンに変貌する過程が描かれていないので違和感がありますねえ。何であんな人になっちゃったのか。なんとなく匂わせてはいるけど、想像に任せます、じゃ納得いかないよね。冒頭以外はテロがでてくる意>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

3.3

古谷実の底辺の人々の漫画を、大震災被災者のどん底に重ね合わせて製作された、意欲的な園監督らしい映画。古谷実の「現実離れしたリアル」みたいな作風が園監督にマッチしていますね。監督も古谷漫画のファンなんだ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.9

殆ど文句のつけようのない傑作です。素晴らしいシーンのてんこ盛り。

ジャック・ラビット・スリムでのツイストコンテストのシーン。最初ヴィンセントは嫌がってるんですが踊ってみるとミアよりうまい、ってとこが
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ソフィー・マルソーの 愛人日記(1991年製作の映画)

1.6

ショパンとジョルジュサンドの話なんだから邦題もっとしっかりせーよ!って観る前は思ったんだが別にそれでいいや。というほどどうでもいい映画だった。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.6

がんで余命宣告を受けた英文学教授をジョニー・デップが好演しています。
深刻な話題ですがオフビートで飄々とした感じが良かったですね。

終戦のエンペラー(2012年製作の映画)

3.8

天皇を戦犯として裁くか否か。米軍の目から天皇の戦争責任を追及する話。とても興味深い視点で、面白い映画でした。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

しょうもないサイバーCGアクションものと高をくくってたが、観てみたら意外に内容があってビックリ。

AIのアイデンティティやゲーム社会への批判とか結構いいところをついている。リアル社会とサイバー世界の
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.9

アウシュヴィッツからの脱走者っていたんですね。レポートがあまりに常軌を逸していて信用されない。物的証拠があるのに。
赤十字をナチスが仕切っているとか、現状を知った視察団が全員死んでいるとか、当時の状況
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.3

なぜ「はらわた」なのか。
邦題に「はらわた」がつく映画は結構ありますね。
ちょっと歴史を調べてみました。
どうも最初は1959年のフランス映画「太陽のはらわた」(原題Les Tripes au sol
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.4

夫を亡くしたとかそういう転機からヴァン暮らしを続ける主人公ファーン。特に社交がダメとか人づきあいができないというわけではないが、定住の社会からは敢えて外れる生き方を選択している。思い出を載せたヴァンで>>続きを読む

罪と女王(2019年製作の映画)

3.7

最後の30分は面白かった。ヒロインの、間違いを認めないイヤな女という性格、かつ児童(性)虐待から子供を守る正義の弁護士という2つの伏線が活きていた。途中がダレた。90分くらいに縮めればもっと凝縮された>>続きを読む

ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏(2019年製作の映画)

4.3

ノーベル文学賞クッツェーの小説に基づいた映画。脚本もクッツェー自身です。

「無垢な遊牧民とそれを擁護する人道的な民政官」と「遊牧民を敵とみなし虐待する非道な大佐(≒帝国)」という黒白はっきりした話で
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