勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 80ページ目

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

5.0

 アナキン三部作第二弾。クローン戦争開戦までが語られる。
 
 三部作の二本目というのはどうしても中だるみしやすいもの。この『クローンの攻撃』もストーリー的にはちょっと中途半端な感はあるが、とにかく詰
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

5.0

 アナキン三部作の第一弾。
 クワイ・ガン・ジンと若き弟子オビ=ワンは辺境の星で強いフォースを持った少年アナキンと出会う。

 15年ぶりのスターウォーズ新作は重い期待に見事に応えていると思う。アナキ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

5.0

 地球は実はドクロ顔のエイリアンにのっとられていた。日雇い労働者の主人公はレジスタンスが作った宇宙人の洗脳が解けて本当の姿が見えるサングラスを偶然手に入れて、宇宙人に立ち向かう。

 地下施設やワー
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

5.0

 スターウォーズ旧三部作完結編。
 ルークはダースベイダーや皇帝と遂に対決。

 一大シリーズとなった旧三部作の見事な大団円。
 宇宙の覇を決める戦いがたかだがイウォーク族の参戦で変わってしまうのか突
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

5.0

 旧三部作第二弾。
 ルークはヨーダの元でジェダイの修行をするが、仲間のピンチに修行半ばでダースベイダーと対決する。

 エピソード4で大成功を収めたスターウォーズ。才能のある人達に金を持たせたらこう
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

5.0

 植物人間になった女性を愛してしまった男と恋人が植物人間になってしまった男。

 この映画はただひたすらに植物人間になった愛する女性に愛情を注ぐ美談の映画ではない。 ストーリーがすごい。時間軸の見せ
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

 スター・ウォーズ記念すべき第一作目。

 改めて見ると一作目はライトセーバーの出番が少なかったりと見どころにかける部分もある。だが、40年前にこんな映画が急に出たらそりゃ狂気乱舞しますわな。ダースベ
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

 ジョージ・A・ロメロの不朽の名作「ゾンビ」を大胆にリメイク。

 最初20分の衝撃度は最高。オープニングとエンディングの音楽も絶妙。この映画の怖さは、実際にこんなことが起きたらどうしようと映画を見た
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

 ベルリンの壁崩壊直前に倒れた社会主義を信奉する母。彼女が意識を失っている間に東ドイツはすっかり姿を変えてしまう。目覚めた母がショックを受けないように息子はニュース番組までつくって嘘をつき続けるが。。>>続きを読む

ヒステリア(2011年製作の映画)

5.0

 1890年代のイギリスでの実話に基づくバイブレーター誕生物語。

 冒頭で細菌説や骨相学という単語が出てきてすぐにこの映画がふざけた映画でないことが分かる。この映画は精神医学と科学や社会との関係性を
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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

5.0

 40歳でサラリーマンを辞めてしまった男が自堕落に生きながら漫画家を目指す。
 ヒット漫画を映画化。
 
 堤真一は天才だと思う。堤真一が面白すぎる。
 シズオが憎めないのはシズオが全く悩みなくああ生
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映画「立候補」(2013年製作の映画)

5.0

 マック赤坂の大阪県知事選を中心に様々な泡沫候補を追った異色のドキュメンタリ。

 これは選挙というカオスだなぁ。
 明らかにウケを狙うことを優先し過ぎてるマック赤坂。彼を始め多くの泡沫候補は300
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

 訳あって15年以上宮崎駿作品を見ていないなかった。一言で言えば宮崎駿を嫌いになったから。しかし、この「風立ちぬ」はあらすじを知って見なければいけないと思っていた。
 宮崎駿は司馬遼太郎の葬式で「司馬
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

5.0

 コワすぎシリーズがついに映画に! アイドルや物理学者を連れて行けば必ず発狂するというタタリ村へ取材敢行! しかし、事態はとんでもない方向へ。。。

 心霊ビデオを本気で狂気のディレクターが取ったら
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

5.0

 映画を撮りたいヤクザと死んでもいいから最高の映画撮りたいやつらと巻き込まれた男が奇跡の遭遇。本物のヤクザの討ち入りを映画に撮る。

 要は死んでもいいから最高の○○したいというやつらが本当に命を捨て
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

5.0

 ゾンビのRが女の子ジュリーの恋をした。ゾンビに襲われていたジュリーをRが助けたことから世界は変わり始める。

 ゾンビ版ロミオとジュリエット(二人の名前がそうだもんね)。普通ならギャグにしかならない
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LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

 フォトグラフ誌「LIFE」が廃刊に。空想癖のある管理担当のウォルターはひょんなことから写真を送ってくれる冒険家のショーンを探して世界中を冒険することに。。。

 空想ばかりしていた男がやがて空想に負
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

5.0

 91年の世界卓球選手権で史上初めて結成された朝鮮半島南北統一チーム『コリア』が女子団体戦で優勝した実話を映画化。
 
 ストーリーの基本骨格はいたってベタ。なのに演出や演技、細かいストーリー展開が完
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

5.0

 レゴの世界で暮らすレゴのエミットはある日ふとしたことからレゴの世界を救う選ばれし者となってしまう。

 これ、レゴをストップモーションにして撮ってるんだと思ったらCGなのね。レゴを最大限活かしたスト
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(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 両親と美人姉妹と年少の弟の五人家族には秘密があった。母が事故死し、儀式は姉妹に引き継がれることに。。。
 メキシコ映画のリメイク。

 静かに丁寧に映画は進んでいく。姉妹のどこか儚げでどこか不気味な
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

 大怪獣とロボットの決戦を描くギレルモ・デル・トロの大作。
 
 これだけベタでありながら完璧なデキで完全にその世界に引き込まれる。デル・トロならではの色使い。細部までのこだわり。CGとセットを組み合
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 キャプテン・アメリカシリーズ第二弾。
 シールドの一員として現代に適応しようと努力していたキャプテン・アメリカが突然味方であるシールドに襲われる。

 なるほどこう来たか。キャプテン・アメリカはかつ
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

5.0

 日本統治下の台湾で起こった原住民セデック族の反乱、霧社事件を映画化(レビューは前後編まとめて)。

 おそらく日本軍を敵とした映画でこれほどまでに日本軍を一方的な悪として描かなかった映画はなかっただ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

 マッドマックスが30年ぶりにまさかの復活!

 ジョージ・ミラーはイカれている。
 『マッドマックス2』は確かに伝説だった。私達の中には思い出補正がかかりまくったマッドマックスがあった。30年ぶり
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