skさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いやー面白かった…もう一回観たいシーンが多すぎて、1日で2回鑑賞してしまった。

冒頭のグウェンの戦闘シーン、アクション・演出・セリフ・アニメーション・音楽全てにおいて最高過ぎて、あれだけで十分お金払
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

実写じゃないってだけで何となくスルーしてたけど、やはり食わず嫌いは良くないなと。

よくよく考えたら当たり前だけど、スパイダーマンって元々アクションの自由度が高いから、表現方法画豊富なアニメーションと
>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.9

これがBased on a true storyどころかただの実話ってのが信じられん。結末わかってるのに最後まで飽きずに観れた。短い時間でよくまとまっているなという印象。

ただ、エンディングのクサい
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

「人間の手に負える美術館じゃない」ルーヴル美術館に行った人なら誰しもそう感じるであろう。

ドラマ版「岸辺露伴は動かない」は実写ドラマの最高傑作の一つだと思っているが、それは単に高橋一生の演技が上手い
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7

フェーズ4以降MCUの打率下がってて若干離れかけてたけど、久々に出ましたホームラン。個人的にはNWH以来の衝撃。感動とか辛さとか全部ごっちゃになって、両隣カップルに挟まれながら一人で号泣した。最高だっ>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

ようやく観れた。結論としては、フェーズ4以降の多くの作品同様、期待を大きく上回るものではなかった。コンテンツ自体をレビューする前にまず、この作品がシリーズ全体のコンテキストにおいてどのような意味合いを>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.1

初めてニューシネマパラダイスを観たとき、音楽があまりにも美しくて感動した。そんな音楽を作り上げた映画音楽の巨匠モリコーネのドキュメンタリー映画。絶対音楽と映画音楽の間で葛藤しつつ、しかし「彼が映画から>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.4

鑑賞中なんとなくワンスアポンアタイムインハリウッドを思い出した。映画ハマりたての大学生の頃、映画館行ったものの全くついていけず虚しく帰ったこととか。もちろん、単純にバビロンと比較するのは全くもって不適>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.9

初めて観た。コストを外部化し続けた資本主義社会の破滅。終末の果ての福音。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

あるドキュメンタリーで宮崎駿が「役者は皆同じように喋る。相手の心を慮ってるふりをしてばかりで嫌になった。二郎は天才で何を考えてるか分からないところがあるが、昔のインテリは内気だから喋らないのではなく、>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

海外行くときの機内で観て号泣。色んな形の愛に溢れた素敵な話だった。宮沢りえはじめ全員の演技が物凄い。自分も、周りの数人だけでもいいからその人たちに全力でgiveできる人間でありたい。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

人生で初めて鑑賞したインド映画。試しに観てみるかくらいの気持ちだったので、あまりの面白さに衝撃を受けた。色々とツッコミたくなるようなところはあるが、それも含めて良い味出てる。3時間の大作ではあるが、水>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.7

良い話だとは思うが、どこか物足りない印象。展開がだいたい読めちゃうしセリフも想定を大きく超えてこないから、若干単調に思えてしまう。まあクリスマスムービーとしてはこういうので良いんだろうなーといった感じ>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.8

晩酌しながら鑑賞して、最後の空港のシーンで涙が自然と出てきた。酒入ってると涙脆くなるけど、そんなん関係無しにぶっ刺さった。

仕事か家族か、いやもっと言うと金か愛か。これは男なら誰でもぶつかる問題であ
>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

やっと観れた。本作のブラッド・ピットが死ぬほど格好良いということくらいしか知らなかったが、それ以上に素晴らしい映画だった。まずブラピはもちろん、アンソニー・ホプキンスやクレア・フォーラニはじめ全員の演>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

声とか絵で散々言われてて自分も結構心配してたけど、いざ蓋開けてみたらめちゃくちゃ良かった。単なる焼き直しでやり過ごすのではなく、話の骨格ごと変えるという大胆なリメイクに挑戦している点も高評価。

予告
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィック・ポーズマンを追悼しつつ、同時にブラックパンサーのストーリーを前進させたのは素直にすごい。ブラックパンサー打ち切り説も囁かれていて心配だったので、新作が出て非常に嬉しかった。

前作同様
>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

今日でアマプラ配信終了ということで滑り込み視聴。

何時観ても良い作品。多く指摘されているように確かに展開に厚みはないかもしれないがが、紳士同士の友情や弱みを克服していく過程はシンプルながら心打たれた
>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

主要キャストの容姿が15年前から変わってないどころか寧ろ洗練されてるの凄すぎんか。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

コーヒーと煙草にまつわる短編集。せっかくなので煙草片手に喫茶店行って鑑賞。

別に取り立てて面白い話というわけではないし、短編集と言ってもなかなか退屈な話も多いが、まぁ喫茶店の会話なんてそんなもんだよ
>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.4

あんな自然に囲まれた少年時代は過ごさなかったけど、それでもある種の懐かしさを感じた。小学生の頃って夏休みが大冒険だったよなぁとか、高校生むちゃくちゃ怖かったよなぁとか、落ちてた小銭拾って死ぬほど罪悪感>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

お互いのプレイリスト聴きながら夜の都会をひたすら歩くシーンめちゃエモい。ああいうデートしてみたい。

あと全然関係ないけど初めてラブアクチュアリーを観た時のキーラナイトレイの衝撃を思い出した。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.1

こちらも今日で配信終了ということで再鑑賞。4年前に本作を教えてくれたあるデザイナー曰く、Trainspottingは『観る音楽』であると。確かにその通りの凄まじい疾走感だが、何よりも刹那的に生きてとこ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

今日でNetflix配信終了ということで2回目の鑑賞。初めて観たのは確か映画にハマり始めた大学2年の頃。その時の印象から全く色褪せない、やはり不朽の名作。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

故郷のない自分でもノスタルジックな気持ちになれる作品。上京して来た人とかめっちゃ刺さるんだろうな。
アルフレードの言動がいちいち格好良すぎて、こんなおじさんになりたい。音楽も良いしラストも素敵。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

親子愛、兄妹愛、異性愛、師弟愛、そして自己愛…。これら様々な形の愛の集合体がフロムが言うところの『成熟した愛』であり、歌うことを通じてルビーの(あるいは周囲の人々の)愛が深化し『孤独を克服』していく。>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

1.5

当然原作は全て読んでるし、最終章開幕早々存在感インフレしてるシャンクス絡みの話ということで非常に楽しみにしていたうえでの鑑賞。

結論から言うと期待を大きく下回る作品だった。打ち切り漫画の最終回のよう
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

前作を観た直後の鑑賞だったので初っ端からテンション上がった。前作鑑賞マストな内容ではあったが、わかりやすく楽しめるまさにポップコーンムービーという感じで良かった。あとトムクルーズの歳の取り方が異次元に>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.7

新作の予習のために鑑賞。空中戦のとこ誰が何やってるかほぼ分からなくて雰囲気て楽しんだ。あんなに格好良くMA-1着れる男他におらんやろ。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

6月いっぱいでNetflixで配信停止するということで滑り込み視聴。

うーん、わからん!w
マジな話、人間としての尊厳の消失と兵士としての完成を描いてるんだろうと推測したが、それでもわからんところは
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

まさかの設定で驚いたが、非日常的な設定から日常の尊さを表現するのは個人的に好きな「素晴らしき哉、人生!」に通ずるものがあると感じた。クサいストーリーだけど、今日この日を楽しんで生きるというド直球な主張>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

ビッグタイトル過ぎてスルーしてた作品。今この瞬間を大切に生きろというメッセージを強く感じた。そしてディカプリオがひたすら格好良い。その中でも特にくらったパンチラインがあったので備忘録として残しておく。>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

やっと見れた。
本格的にフェーズ4が始まったんだなと感じた。スケールもダイナミズムもフェーズ3以前とはまるでレベルが違う。映像美や今後の展開にも目が奪われがちだが、一方で、本作のストーリーそのものに目
>>続きを読む