日本のアニメならではの、きめ細やかな映像は美しくて見応えがありました。が、シナリオの時点での不備・欠陥が気になる…。ナルトの最後をしめくくる話にしては、フィナーレ感に欠けて盛り上がらず。恋愛物として>>続きを読む
インドが本気で挑む、アクション超大作。…なのですが、中盤からこの映画はいわゆるアクション映画とは違う意外な展開を見せます。その転換が新鮮で楽しかったです。また、主役のアミール・カーンの鍛え上げた身体>>続きを読む
原作が大好きな分、物足りないところも多々ありますがそれでも充分満足出来るクオリティ。ちょっとテンポが良すぎて原作の名シーンが心に残らないのは残念かな。後、ミギーが人間味あり過ぎかと。染谷将太くんは流>>続きを読む
長くてくどい、ノーラン映画の良い部分が結集したSF映画。宇宙シーンの無音演出が良い。難解なように見えて、実はシンプルな筋。ハリウッド版ドラえもんでもあるのかも。絶好調マシュー・マコノヒーの演技も最高>>続きを読む
気がつけば今年のアカデミー賞最有力候補に躍り出ていた、ある家族の12年の物語を本当に12年かけて撮りあげた人間ドラマ。普通の映画では絶対に出来ない体験ができる映画です。淡々としているように見えて、実>>続きを読む
前作が最高すぎた分、ちょっと残念な出来のインドネシア製ハードアクション。アクションシーンは相変わらず最高ですが、ドラマ部分のテンポがちょっと悪すぎるかな。2時間半はやはり長すぎかと。ただ、ハンマーガ>>続きを読む
待ちに待ったチャウ・シンチー監督6年ぶりの新作。ハチャメチャでどうしようもないぐらい下世話、でもその根底にはチャウ・シンチーの限りない愛情が詰まってました。今回、妖怪たちが割とドン引きするレベルで外>>続きを読む
いわゆるオシャレ系の映画ですが、ユーモラスな演出と素晴らしい撮影で飽きさせない。ストーリーもベタベタせずにあえて結末をあっさりとさせているのがいい。また、エンドロールが最高に良かったです。
アメリカ版悪の教典。随所に見られる演出のセンスの良さは中々。古臭い展開を少し捻って新しい展開を生み出す脚本もいい。全体的に軽く、程よく見られるスリラー映画でした。
吉田大八監督、恐るべし!善悪の彼岸を超えて疾走する女性の業を映画的演出で見事に描ききっています。主演の宮沢りえさんをはじめ、脇を固める役者さんたちも素晴らしかったです。特に小林聡美さんは怖い…。音楽>>続きを読む
元々原作がそうなんですが、ストーリーはあってなきがごとし。その分、役者の演技・三池崇史監督の悪趣味演出を堪能しました。山崎紘奈ちゃんは中々の好演、神木隆之介くんも安定の狂いっぷり。リリー・フランキー>>続きを読む
何とも奇妙な味わいのブラックコメディ。ジェシー・アイゼンバーグの茫洋とした佇まい、ミア・ワシコウスカのメランコリックな演技が印象的。ストーリーよりも、画面を追っていくタイプの映画です。個人的には足音>>続きを読む
前半と後半、ひいてはシュワちゃんとサスペンスの食い合わせが悪い。要所要所でいい場面はあるものの全体的にはちょっと歪さが目立ってしまったかと。ミレイユ・イーノスの女傑っぷりは良かったし、銃撃戦の残酷さ>>続きを読む
うーん…?いまいちピンと来ず。日本の美しい風景を捉えてはいるが、いかんせん構図が似たようなものばかりで退屈。ラストの役所広司さんは素晴らしかったのでこの点数ですが…岡田君は正直ミスキャストだったかと>>続きを読む
前半は画作りがよく、そこそこ期待して見られた。が、後半が雑すぎ!敵も味方もバカしかいないので、戦闘シーンが盛り上がらない!オチの底抜け感にはずっこけました。続編…やる、のか?
クール!現代版必殺仕置人をデンゼル・ワシントンが熱演。アクション映画としての見せ方の上手さと、序盤の淡々と伏線を積み重ねていく溜めの部分が見事。シリーズ化希望!
最高過ぎて2回見ました。アクション映画バカばかりを集めた筋肉オールスター映画第三弾。メル・ギブソンのマッドさ、ウェズリー・スナイプスの黒い中学生っぷり、そして何よりも今回はアントニオ・バンデラスが最>>続きを読む
過酷な戦争時代を生きる、ある双子を描いた力作。徐々に子供というよりも野生動物のようになっていく双子の眼光が素晴らしい。色々な解釈もできる、良作です。
見る前はドウェイン・ジョンソンことロック様の筋肉アクションを楽しみにしていたのですが、実際はチームアクション物でした。とはいえ、各キャラクターはわかりやすいぐらいにキャラが立っていて話も分かりやすい>>続きを読む
韓国産ハードバイオレンスアクション。全体的にアクションの水準が高く、特に中盤のアパートでの銃撃戦は凄まじいの一言。チャン・ドンゴンのイカれた眼力も良し。ストーリーが少し脇が甘いのと、音楽が過剰なのが>>続きを読む
僕が最も敬愛する映画監督クリント・イーストウッドの新作。つまらないわけがないと思っていましたが、まさかここまでとは!
監督の映画史上最も軽妙な語り口とテンポで、ストーリーに自然と引き込まれ、多幸感>>続きを読む
最早戦争映画ばりの緊迫感に包まれた、猿と人間のSFドラマ。猿たちの表情・演技は圧巻の一言。一作目創世記(ジェネシス)よりもさらに深いところに突っ込んだストーリーは見応え十分。正直、非の打ち所がない完>>続きを読む
マーベルコミックの映画化の中でも、屈指の傑作。何よりもマーベルのアベンジャーズシリーズを一作も見てなくても問題なく楽しめるのが素晴らしい。
負け犬軍団が宇宙で大暴れするだけでもワクワクするが、そこ>>続きを読む
全体的には楽しめたものの、細かい不満が多く出てしまう作品。アクションシーンの見せ方を含めて、やはり大友監督の演出は鈍重。師匠と剣心の修行パートだけで1時間もあるのは明らかに構成ミス。敵役も目立ってい>>続きを読む
ワイルドスピードシリーズで有名なポール・ウォーカーの遺作。
フランス産アクション映画「アルティメット」のリメイクということで、話や演出はほぼ同じ。ただポール自身の生真面目さが伝わってきて、捜査官役>>続きを読む
これは拾いモノ。他者を拒絶してきた少女が、過酷な世界でどうにか生きていく話。前半のゆったりした生活場面が後半ジワジワと効いてくる構成もグッド。この手のサバイバル物は過酷さ・残酷さがぬるいと嘘くさく感>>続きを読む
熱く、渋く格好いい漢たちが見られる映画。アクションシーンの撮り方がオーソドックスな分、迫力や生々しさが伝わってきてとても良かった。
ラストの余韻も素晴らしかったです。
園子温監督らしい、見た人の感想が100点か0点に分かれるタイプの映画。
元々めちゃくちゃな原作マンガをさらにめちゃくちゃにするセンスに脱帽。日本語ラップ好きにはたまらない一本でもあります。全体的な>>続きを読む
リュック・ベッソン監督の中学生パワー炸裂!前半の勢いだけな感じは中々好みでした。90分と短いのも良い。
ですが、残念ながら後半のトンデモ展開はちょっと唐突かと…。このテーマはしっかり掘り下げてもら>>続きを読む
日本映画界の鬼才・三池崇史監督による古典怪談の再生。独特のグロテスクな映像美と豪華キャストの演技合戦、音にこだわり抜いた演出と個人的ツボにはまりまくった逸品。舞台劇と現実の二重構造になっているのも面>>続きを読む
文字通りのディザスター(災害)ムービー。この手の映画にしては珍しく、話もキャラクターも凝っていて見応えがあった。竜巻の襲ってくる場面はどれも迫力満点、劇場で見られて良かったです。全体的なテーマも統一>>続きを読む
想像よりはひどくなく、かといって良くもないまさに残念作。役者さんはキャラに合わない人も頑張ってはいたし、音楽・美術・アクション演出・撮影もそれなりで悪くはない。じゃあ何が悪いかというと、ズバリ脚本と>>続きを読む
往年のサイレント映画にオマージュを捧げた、インド発の恋愛映画。耳の聞こえない主人公バルフィがとても魅力的。またインド各地の様々な風景が美しく、画面を眺めているだけでも飽きない。難点としては、上映時間>>続きを読む
まずは、公開前の泣き押しの宣伝・予告に辟易。決して、泣いた映画=良い映画ではないのですからこれからもこういう宣伝はやめて欲しいです。
で、本題。良作だと思います。原作のドラえもんを上手く再解釈し>>続きを読む
もはや映画にストーリーなんていらない!というマイケル・ベイ監督の叫びが聞こえてくるような逸品。その証拠にこの映画は、基本的に爆発とトランスフォーマーたちのガチャガチャアクションと中国企業のCMだけで>>続きを読む
いわゆる漫画原作作品の中でもトップクラスの出来なのは確か。アクションは派手かつ高品質だし、美術も安っぽくならないよう工夫されています。役者の方々の熱演も良かったです。
が、個人的にはめちゃくちゃ最>>続きを読む