2020年の松本壮史監督作品。
劇中でキラキラ青春ラブコメ映画を否定しながらも本作自体が青春ラブコメ映画やんという自己矛盾はともかく、近ごろ観た実写映画の中ではかなり面白かった。すでに方々で指摘され>>続きを読む
1998年のスチュアート・ベアード監督による逃亡者のスピンオフ。主人公はジェラード。原題は"U.S. MARSHALS"。
ウェズリー・スナイプス演じる元CIAエージェントのシェリダンがNYCでの殺>>続きを読む
『ダゴン』でおなじみスチュアート・ゴードン監督による1986年の作品。原作はラヴクラフトの「彼方より」。
原題は”From Beyond”。不思議な機械を作った博士と助手。オンにすると脳の深部が刺激>>続きを読む
2012年のゲイリー・ロス監督作品。
原作はスーザン・コリンズによるティーン向け小説。近未来のアメリカは特権階級が暮らす首都と12の貧しい地区に分けられていた。貧民層のガス抜きを兼ね、各地区から男女>>続きを読む
人々の心理を巧みに操り急成長を遂げ、900人超の集団自殺という惨劇を招いた人民寺院の潜入取材にもとづく映画。2015年のタイ・ウェスト監督作品。原題は"The Sacrament"。
架空の新興宗教>>続きを読む
『ミッドサマー』の元ネタの1つ。1973年のロビン・ハーディ監督作品。
スコットランド沖の孤島・サマーアイル島で少女が行方不明になったという匿名の捜索願を受け取った巡査部長は単身飛行艇で調査に乗り込>>続きを読む
2018年のアリ・アスター監督作品。
これで3回目、観るたびに発見や気づきがあり、それがまた新たな恐怖を喚起するという、素晴らしく上質なホラー映画。『エクソシスト』や『ローズマリーの赤ちゃん』系が大>>続きを読む
昨夜友人から奨められた映画を観る。2021年の藤井道人監督作品。
開始30分で耐え難い苦痛… と思って監督調べたらこないだ観た『新聞記者』の人か。こらあかんわ。
奨めてくれた友人にメッセンジャーで>>続きを読む
金のかかったTV映画というルックだが画面は安っぽくない。関東ご当地ギャグが多いので関西人の俺にすべて理解できたとは思えないが、世界観は十分面白いし、登場人物たちもキャラが立っていて何回も笑った。耽美的>>続きを読む
2020年のバーラ・ハルポヴァー&ヴィート・クルサーク監督。
幼い顔立ちの女優3人が12歳になりきり子供部屋のセットでSNSを利用する。12歳であることを明言し、自ら性的な発言や誘惑をしないなどのC>>続きを読む
2008年のヴァディム・パールマン監督作品。原題は"The Life Before Her Eyes"。
やや不良気味の高校生ダイアナ(ユマ・サーマン)と親友のモーリーン、彼女たちが通う高校で銃乱射>>続きを読む
2019年のアン・リー監督作品。脚本にアンドリュー・ニコルが入ってる。
ウィル・スミス演じる暗殺のプロ・ヘンリーは人を殺し続けてきた罪悪感から引退を決意。最後の仕事はバイオ兵器テロリストの暗殺だった>>続きを読む
『ガタカ』『トゥルーマンショー』といったSF名作でおなじみのアンドリュー・ニコル監督作品。アル・パチーノ主演。
パチーノ演じるヴィクター・タランスキーは売れない映画監督。監督の方針に従わない役者に不>>続きを読む
2018年のファビオ・グアリオーネ&ファビオ・レジナーロ監督作品。砂漠で地雷を踏んづけて身動きが取れなくなった米海兵のワンシチュエーションサスペンス。原題は"Mine"。
彼は確かに"Mine"を踏>>続きを読む
2019年公開のグレタ・ガーウィグ監督版。
出版から150年以上経た今でも世界で愛される『若草物語』のエッセンスを丁寧に抽出し、現代的なアップデートも巧みに加えたことで、同原作の映画化としては比類の>>続きを読む
過去に何度も映画化されてる"Little Women"、これは1949年のマーヴィン・ルロイによるもの。
19世紀後半のマサチューセッツ、南北戦争に従軍した父の帰りを待つ母と4姉妹が、貧しくとも他者>>続きを読む
2017年のロブ・ライナー監督作品。原題は"Shock and Awe"。
11のテロ攻撃を受けアフガニスタンだけでなくイラク侵攻に突き進むブッシュ大統領と政府高官たち。中小新聞の連合通信社であるK>>続きを読む
2019年の藤井道人監督作品。
日本政府中枢による情報操作と戦う新聞記者と官僚の姿を描く社会派サスペンス。フィクションとはいえ実際の事件や出来事を下敷きにしていることは明らか。テレビで喋るコメンテー>>続きを読む
1998年のピーター・ウィアー監督作品。
アメリカの離島シーヘブンに暮らすトゥルーマン・バーバンク。彼は史上初の企業と養子縁組をした子供として生を受け、隠しカメラで密かに撮影され続け、人生すべてがリ>>続きを読む
2017年のケネス・ブラナー監督&主演作。74年のルメット版と比較してみよ。
これほどトリックが有名なミステリーも無いと思うが、一応ネタバレせずに感想を。Rotten Tomatoesとかでは評価が>>続きを読む
2017年、デイブ・マッカリー監督作品にして長編映画デビュー作。
幼少時に誘拐され、25年間ユタ州の田舎にとじこめられて育ったジェームス。偽の両親は彼の躾と教育のため自作のアドベンチャー番組『ブリグ>>続きを読む
DeepMind社による囲碁AI「AlphaGo」のドキュメント映画。2017年。
全編YouTubeで公開されている。>AlphaGo - The Movie | Full award-winni>>続きを読む
2019年のソン・シンイン監督作品。
評判が高いのは知ってたがここまでとは。日本よりずっと小さい国の小さな町の片隅に生まれ育った少女が、行って帰ってくる物語。小さくも堂々たるオデッセイ。チーは蒋介石>>続きを読む
2007年のステファン・ルツォヴィツキー監督作品。
国家規模での贋札づくりとして有名なナチスのベルンハルト作戦。本作はこの作戦に従事した贋札職人や印刷技師といった収容所のユダヤ人たちの物語。大量のス>>続きを読む
母とみかんの「とりかへばや物語」。もともと短編の日常ギャグが持ち味なので90分をもたせるのはやや難しいものの、最後はホロリとさせて脚本が健闘してると思う。ただ、本作の大きなチャームは母とみかんの絵とそ>>続きを読む
このタイミングだからこそ観たい記録映画。1965年、市川崑監督。選手の紹介で職業まで紹介しているのが全面アマチュアリズム時代を感じさせて面白い。
京都駅でやってる写真展に行きたくて、予習を兼ねて本作を見返してる。不世出のカリスマのリハーサル風景という希少価値は当然として、彼を取り囲む人々の憧憬の目線の強さ。これに耐え得るからこそカリスマなのねー>>続きを読む
『竜とそばかすの姫』、けっこう期待してたんやけど、こらあかんわ。数作前から思ってたけど細田監督もしかしてスランプちゃうか。
『サマーウォーズ』の自己模倣+近年の売れ筋アニメの要素をくっつけた仕上がり>>続きを読む
1991年、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督によるベルギー映画。
火事に見舞われた産院で赤ん坊のころ取り違えられたという事実とも妄念ともつかないトラウマを抱える老人。しかも取り違えられた相手が裕福な家の>>続きを読む
1979年のノーマン・ジュイソン監督作品。原題は"...And Justice for All."。劇中のあるセリフが色々な作品で何度もパロディ化されていることで有名。
若いころ初めて観たときはラ>>続きを読む
ひさしぶりに『キャノンボール』観たら楽しくなったので、ついでにこっちも観る。『キャノンボール』と同じくハル・ニーダム監督とバート・レイノルズによる、1977年のカーアクション&コメディ。
https>>続きを読む
ナウシカと同時上映された1本。監督は宮崎駿、キャラデザインは近藤喜文、脚本は片渕須直という布陣。ナウシカやラピュタのころの宮崎駿が好きな人にはたまらない。
ED曲はダ・カーポによる名曲「テームズ河の>>続きを読む