瀬口航平さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

大好きな映画。初めて観たときは良さがわからず。三回目ぐらいで好きになった。あらゆる点で独特な感覚で物語が進んでく。たくさんの映画監督がいるけど、彼ほど、あ、これクストリッツァの作品だ、とはっきりとわか>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自由は強制するものではない。強制から自由は生まれない。強制されてる時点で枠にはまってるから。自由の本質とは反対。
やっちゃえば、って歌からは、とりあえず何も考えずに白紙の状態から、ワクワクしながら楽し
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはけっこう好きなお話。
夢の世界が舞台ということで、クレヨンしんちゃんらしい子供の自由な感覚に満ち溢れてる。

あと少しだけネネちゃんの目立つ映画だったのも良き。

さきちゃんが個人的に魅力的だっ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

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最初のシーンのリアル鬼ごっこが面白い、笑える。おれが5歳だったら真似してる

珍しくしんちゃんの純愛が見られてよかった。
最後はカスカベ防衛隊の活躍がかっこよい、楽しい、好き。

まさおくんと風間くん
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

5.0

『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』けっっさく。。神映画。。クレヨンしんちゃんって元々すごい好きで、ばっかばかしくてすごい笑えるんだけど、それと同時にめちゃめちゃ泣けるから、笑い泣きしまくっ>>続きを読む

恋におちて(1984年製作の映画)

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不倫が良いか悪いかとかそういうことではなく、恋に溺れるとはこういうことだな、と思いました。
どちらの夫婦も別にうまくいってないわけではないのに不倫をするというところが妙にリアルだった。不倫として恋に落
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美女と野獣(2017年製作の映画)

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二回目の鑑賞。
やっぱりエマ・ワトソンが適役すぎる。
ガストンは相変わらずクソでしたが、ここまでクソだからこそ、作品の美しさを際立てることができるので、これでよい。
ベルを狼から助けるとこが何でなのか
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

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二回目。リリーコリンズがかわいくて好き。恋してるときのリリーコリンズの表情がほんとうに豊かで素敵。演技も好き。
途中、あれ、なんでアレックスこんな感じなんだっけ?と思ってたら、最後のほうに、実は傷つい
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東京物語(1953年製作の映画)

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だいぶ昔に観て、面白さがわからん、、ってなったから、見返してみた。
前よりかは面白く観れたと思う。
勝手に感じてたことだけど、昔の人は家族をとにかく大事にしてて、そこに喜びを見出してるもんだとばかり思
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

細田守作品の最高傑作だと思った。

すずがベルの皮を捨てて、自分自身で歌う姿は本当に美しかった。
自分自身、そのままの姿でいること、怖いならそれでいい、涙が出るならそれでいい、そのまんまの自分で、高ら
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

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何でもかんでもコロナに結びつけるつもりはないけど、この作品に関してはものすごくコロナ禍の今を感じた。
世界中共通の問題であるコロナと、同じく世界中共通の敵であるAIアカウント。

この作品のように、世
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ナショナル・シアター・ライヴ「メディア」(2014年製作の映画)

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NTL「メディア」鑑賞。すごかった。久々にこんなメーター振り切った芝居観た。自分自身の尊厳をめちゃめちゃに踏みにじられて、惨めなままの女でいたくないという意志を感じた。気高さがある、と主演の人が言って>>続きを読む

駅 STATION(1981年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昭和の良い男というのがどういうのかわかんないけど、高倉健かっこよいと思った。顔はイケメンとは言えないけど、男としてすごくかっこよい。スターの振る舞い。

北の国からの吾郎さんや令子さんがいて、しかも北
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息子(1991年製作の映画)

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三國連太郎さんの佇まいが素晴らしいです。ユーモアやかわいさがあります。

テレビをずっと楽しそうに観てるとこかわいい。多分家にテレビないんだろうな。
息子の家で、奥さんとかいるからか若干居づらさを抱え
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

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彼女が歌う場所は、たとえ教会じゃなくても、聖域になるんだろう。
それぐらい圧倒的パフォーマンス。
イエスについて歌っているけど、完全に神がそこにいる感じがする。日常、普段からそこにいるんだろうが、それ
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家族(1970年製作の映画)

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都会も田舎もいろんな場所を転々としているからなのか、この時代の人たちがどんな風に生きてるのかが節々で何となく感じられる。お話として特別面白さは感じなかったけど、そういう意味で貴重なのかも。
井川比佐志
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

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途中、作中で描かれる価値観が好きになれなくて、あれ、合わないかな、と思ったんだけど、後半メリル・ストリープ演じるミランダが離婚の話をし出したところから引き込まれた。
さすがだな、この人は。。あのワンシ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

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金曜ロードショーにて。
映画館で観たとき、こんなに説明しなくてもいいわ、面白くない、って感想だったんだけど、あれ、なんで前面白くないと思ったんだろ、、、ってなるぐらいよかった

そこまで説明してるよう
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北の国から 2002遺言(2002年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

終わってしまった。。
ベストオブドラマ。高度経済成長の時代からバブルの崩壊、その後の経済的に低迷する時代の日本で、豊かさとは何かというテーマを、大きな大きな愛情と共に、ずっと描いてくれていた。一番最後
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

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バチスタ役の人、めちゃめちゃパントマイムうまくてすんごいな、と思ってたら、ジャンルイバローか!そりゃすごいわ!女性を想うときの空気感の色気が半端なくてそれだけで相手の女性の魅力を倍増させてた気がする。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

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金曜ロードショーにて。
母がとても好きな映画だと言っていて、なんで?と聞いたら、すべてがあるから、と言ってて、それが印象に残ってる。
それから二度目の鑑賞だけど、これが母にとってのすべてなんだと思うと
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北の国から'98時代(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずシリーズベストを更新してくる本作。もう俺の中でスコア5.0は余裕で超えてます。

蛍と父さんのやり取りのすべてが良いです。正吉が蛍に、蛍だけが自分に年賀状送ってくれたとこから好きだったと告白
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北の国から'95秘密(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

毎回ベスト更新してくるって最終回はどうなっちゃうんだ。

いつも感想書くけど、ありすぎて、思ってることの3割ぐらいしか書けてない。

純の一番の問題はあまりにも肯定感が低すぎるとこな気もする。。ものす
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北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もうほんと、たまらない。
五郎が大好きになる回。もう今までも好きでしたが、とびきり可愛いです。そしてとびきりかっこいいです。

北の国から、はほんとに懐の深い作品だなと、改めて思った。。
どんなことが
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一番好きな回だったかも。

どんなに世間の常識から外れてしまっても、そんな人物にもちゃんと暖かな光を当ててくれる倉本聰さんの脚本の優しさよ。。

始まり方と終わり方めちゃめちゃ好き。始まりの五郎さんと
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後のどんでん返し良かった。
どことなく何が起きても勝ちを確信してる感があったけど、それは最後のあれがあったからなのかな。
最初から観客自身も彼女の手のひらの上だったのか。

あんな生き方、たとえ勝っ
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一人めちゃめちゃ良い感想書く方がこのフィルマークスにいたので、おれが語ることはそんなにないですが。。
変わりゆくものと失ってきたものはなんだろう。昔が必ずしも良かったわけではない。だからこそ変わってい
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

5.0

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好きな映画だったので、満点。
芸術表現は、自分以外の誰かのためのものであると同時に、自分自身のためでもあると思った。

ずっと何かが違うと思ってたクルトが、自分の絵画を見出していったシーンは印象的。
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ここから蛍と純くんが大きくなったように感じる。
れいちゃん、せめて手紙に住所ぐらい書いてくれても、と思った。後にまた現れそう。

草ちゃんがホント良いお兄ちゃんやってる。頼りになるわ。

この田中邦衛
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北の国から'84夏(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

子供がイタズラや何かしようとするたびにハラハラする回。

純くんの気持ち、とってもよくわかります。
おれも似たような子供だったし、大人になっても直ってないとこいっぱいあると思う。
昔ベイブレードが流行
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北の国から '83冬(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

螢がすごく良い子に育ってる。

田中邦衛さんの哀愁と渋さがやばい。相当辛いはずなのに、それでもみどりちゃんを目にしたらそれを超えるぐらいの情が湧いちゃうんだろうな、、と思った。我慢して優しくするんじゃ
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ディープ・ブルー(2003年製作の映画)

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海の中中心だったからearthより非日常感あって好きだったかも。

撮影をどうやってんのか気になる。。鮫の大群が群がってる夜の海はまじで地獄だった。。

アース(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

しばらくネイチャードキュメンタリーを見漁ります。とりあえず一本目。
変な感想だけど、動物っておれが思ってる以上に頭を使って、考えながら生きてるように感じた。

撮影日数4500日はやばいな。。10年ど
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

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想像以上に良かった。
相手を怪物にしてるのは一体誰のせいなんだろう、とか、自分が自分が!ってなってしまうのもわかるので、そこへの労りを自分だったり、周りの人が持たないと、取り返しのつかないことでも起き
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千年女優(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔好きになった男を追いかけ続けるというだけなんだけど、なんか目が離せなかった。
その道程を、様々な時代の映画の物語と共に語られることですごく壮大な、時空を超えた愛、みたいなお話になってる。

どんな時
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