Kuboさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.5

ゲームの世界観を忠実にキャラを動かして
バグを用いて、夢を希望に、希望を実現に
プリンセスに昇華させる。

キャラクター作りに於いては頂点なのだろうと改めてひしひしと感じさせられたディズニー作。

F
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渇き。(2013年製作の映画)

4.2

無力感にそこはかとなく堕ちていく讃歌に取り憑かれた気分でした。

愛する娘が失踪してからここまで話が膨らむとは...
今迄見た事のない味付けがされたラスト。
真面目に見れば見るほど、堕ち(オチ)る。
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

学生時代に同監督の逸話とPVを見せられて
今作を小松菜奈見たさ経由でいざ手に取る。

さすが講師の人が演出にこだわっていると言っていたのを思い出した程、仰る通りで。
ボイスオーバーに、飽きさせないカッ
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呪われた死霊館(2018年製作の映画)

2.9

ホラー & スリラー

たまに見たくなるB級ホラームービー
霊との遭遇、経緯、対策、背景。
案外しっかりしてた。

ただ、合間に3度本編から離れるほど
展開が遅い。ひたすらに。

クライマックスからラ
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.7

大根仁 監督の伝えたい事、演出がハッキリしていてとても良かった。

最初はどの視点で見尽くせばいいのか?だらけで、自己中女と理想郷男のラブコメだけかと思ったのに
ト書きのナレーションに煽られ
民生と美
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

4.1

前編と比べてしまうのはシリーズものとしては致し方ない部分かなと思いつつ

それでも盤上に浮かんだ棋士の決意、葛藤、歪。
それを汲み取って、音の強弱をつけ
写し取る描写は”麗”そのもの。

3月のライオ
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.3

小玉 ユキ先生 ありがとう。

アニメにも、実写化でも泣かされた。

最初、知念くんどうなんだろうとか思ってた自分を殴りたい。雨降る中で。

JAZZ と 人間模様
双方が見事に絡まって、時に緩むけ
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

4.7

映画に縮尺するならマチマチと違ってくるのは仕方のない事として

それでも...それでも...これでもかって。
......良かった...ほんと良かった。

盤上で繰り広げられる人間模様
葛藤に埋まる表
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.3

実にスティーブン・ソダーバーグ監督らしい作品でした。

見事な縄抜けに、巧みな技
皮肉めいた台詞と個性豊かなキャラ達(立ち

007のダニエル・クレイグ
SWのアダム・ドライバー etc...
各々
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

4.7

探偵はBARにいる 終幕...”?”
(続いてほしぃーーー!!!この2人のやり取りずっと見てたい。

観終えた後に感じる
ホッとする清々しさ、溜息に漂う切なさ。

配役の仕分けが完璧すぎる。
それ
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

4.3

スケールアップしてあの2人が帰ってきた🎶

ほんと札幌によく合う。
シュールと派手の狭間に笑えて
繊細に絞めて、大胆に決める。

携帯は持たないし、オンボロの車だけど
変わらない信念。
欠かせないお決
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.9

札幌の歓楽街に降り積もる雪がネオンに照らされるように、色んな心に彩られる。
白にも、黒にも。オセロのように...

気晴らしに借りたつもりなのに
切なかった...
それもポップなサウンドで始まるテンポ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.8

何故、スピルバーグ監督がレディプレを中断してまで撮り行ったのかが見て取れる。

原題 The Post
主婦から一転、社主となったケイのライフワーク、そして時の政権と報道の自由の対立。
現代のトラ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

-

あぁ、吐き気催す。
気分悪いし、掻き乱してくる。
酸いも甘いも、吸って吐いても
聞いて聴いて訊いて利いて効いてくる。

かくかくしかじか...語彙力のない自分では書き表せない。
よくこの原作を映画にし
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ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ(2014年製作の映画)

3.5

くだらなさの頂点!!
TVからドラマを生み出し、映画へと発展
それも劇団ひとりのアドリブスタンドプレーで。
さすがのアドリブ力、寸劇でのセリフの応酬が止まらない。

ゴッドタンファンなら必見。
ダメな
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.7

炬燵でお餅を頬張りながら、囲炉裏の火で恍惚に照らされた子供の笑顔に癒されながら、お正月に見たいものです。

愛が散りばめられ、微笑みが絶えない
幾ばくかの鬱憤は、創造として消え去り
苦難に見えたものは
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

4.3

この突拍子もない設定の根拠に裏付けされているのは
”身に降りかかる失敗をし終えないと気づかない”
ゆえに人は、器や物理的に大きくなればなるほど、気持ちも大きくなるし
その分、”事”の重大さに気づくこと
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黒崎くんの言いなりになんてならない(2016年製作の映画)

2.8

普段絶対この手の作品観ないんだけどなぁーー...はい、始まりました
小松菜奈さん観たさの第三弾。

原作ファンの皆様
すいません、と先に謝っておきます。

1.梶くんの急な出現さ、と何か可愛らしい
2
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

バクマン原作ファンとしては違う部分と
物足りなさがあったものの

実写映画化としてはペン先、コマ割り、ネームを始め
アニメ、漫画、実写の狭間を生き生きと絵筆が映える描写は、とても重質でした。

それで
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

5.0

これ何て言えばいいの!?(小峠風

予告で得たある程度の予備知識を遥かに超えてくる
音による、音のための、音だけが知る連続
パニックホラー。

設定にも忠実で、一家が構える拠点は山川と海に囲まれた些細
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ルドルフとイッパイアッテナ(2016年製作の映画)

3.8

ひょんな事で飼い猫から野良に転じた
ルドルフ(井上真央さん)の奮闘劇

絶対ハッピーエンドだと思って観てたら
案外ホロ苦くて、甘酸っぱい
猫の群像劇でした。

親が子を見守り、巣立っていく様なのかな、
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TAXi(1998年製作の映画)

3.7

白塗り高級車のメカに詳しいTAXi運ちゃん
抜け目だらけのポンコツ捜査官
とで喜劇に向かって、振って落としては突っ走る!!!

元々ゲラではあったものの、まぁーー笑わせてくれました。
少し切なくなった
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.0

小松菜奈目当てで目の保養用に借りたら、、、思わず涙が。

すいません。邦画なめてました。

ラブロマンスに頭も使わせられるとは...

今作を束ねるのは
同タイトルの意図
福士蒼汰さんと小松菜奈さんの
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

4.1

この夜、確実にSleepless...

警官、潜入捜査官、汚職警官、内務調査官、マフィア...
三つ巴どころか、5,6つと増えていくも
これを複雑とさせず、絶え間なく続く試行錯誤から動く主人公をジェ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.3

時代と作品が共に進化しカムバック!!
ボードゲームからTVゲームへ
舞台はアランが取り込まれたあのジャングル!
名作のリブートが絶え間なく続く現世に
キチンとスピリットを引き継いだ正統派続編。

前作
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ショッキングスリラーものだと思って借りたら、案外何か情緒豊かに表現されてるところもあり
振り切られずにどっちつかずといったとこでした。

テレサのやられ具合とサイコならではの緻密さと繊細な部分が少しで
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた!!!

1,2作目と期間が短く、3作目との期間が長かった分、此方もミンホと会うのが久々に感じる。笑

原題 The Death Cure
その名の通り、死の治療薬による
人の表裏に、生
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コラテラル(2004年製作の映画)

4.3

銀髪でオールバックにサングラス
しかも、殺し屋がトムときたら
好きにならざるをえない。

オーケストラ、ロック、ジャズと
音と共に、多重奏に載せた重厚でシリアススリラーな銃口を常に突きつけられる感覚。
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.6

ホップに笑って、ステップで跳ねて、ジャンプで弾く!!
卓越した話術な営業マンが一夏に輝くインターンで花咲かせる in Google!!!

・ハリー・ポッター
・X-MEN
・バック・トゥ・ザ・フュー
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スマート・アス(2014年製作の映画)

3.4

正直、予告とジャケ写からなるかませ犬感。
各々のセクションから発せられるセリフや主人公一同の考え方のセンスには惹かれるものがありましたが

・欧州一のビジネススクールと銘打ち
・性に趣を置いての市場開
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.7

公開前からずっと謎だった。
MCUにおける時系列のどこを描くのかと...

後悔させないのがMARVELだと言わんばかりに解消させてくれました。

量子世界に飛び込んだ母の謎
初めて敵対する存在の意義
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.1

豪華絢爛、才色兼備、美男美女。
世界最高峰のパーティーを舞台に
復讐と大成を目指し、(設定上の)ダニーを偲びなからデビーが舞う。

オーシャンズシリーズとして復活した今作。
リブート的オーラを出しつつ
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詩季織々(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

息をし、声を発し、また息をする。
当たり前のように身の回りに存在し
育てる糧になる「衣・食・住」。
を新海誠監督に憧れた三監督による
短編オムニバス。

憧れてると言われるという所以も解り
中国が舞台
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

序盤はコメディ・厨二病(ヲタク)ロマンス路線と
岡部のリーディングシュタイナーの
白昼夢からみせる障害でテンポを。

世界線漂流の影響により、記憶が曖昧になり、r世界線へと消えてしまう岡部に対し
観測
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

4.3

JUMP発 これぞ王道少年マンガ!!
と冠する相応しい映画の幕開けでした。

確実に次世代の看板を背負うヒロアカが遂に、といった感じ。(自論w
シンプルに真っ直ぐ、カッコ良く泣けて、アクティブに走り
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

5.0

不思議な夢物語から一転、ロックテイストで始まり、毒を吐くようにパンクで奏で、抽象画のようなパーティーへ...いやカルト的宇宙空間か...

とも取れるような咲画富景(さくがふうけい
*造語
と色褪せな
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