zonomanさんの映画レビュー・感想・評価

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

人種差別をテーマに、だが決して重なくない雰囲気で終始描き切ったロードサイドムービー。

性格が真逆な2人の友情と主人公・トニーの成長を軸に描かれている。トニーはたまに無茶をするが周囲からも慕われている
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

地上波放送にて視聴。最初はながら見ぐらいの気持ちだったが次第に引き込まれ、最終的に画面に釘付けで楽しむ自分がいました。

プーさんのことを今まであまり意識したことはなかったですが、あのなんともいえない
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.9

大好きなシリーズの3作品目。
騙しに騙され、最後の最後までコンフィデンスマンの世界に圧倒されました。

テンポよくストーリーが進むなか、大きな伏線から小さな伏線まで緻密に張り巡らされており、2度3度観
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.7

劇中歌「フィリップ・フィリップス/Gone Gone Gone」が名曲すぎて、これを聴くために試聴したといっても過言ではない。

スパイダーマンじたいは歴代作をすべて見ている訳ではないが、大都市を舞台
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

圧倒的没入感を体感できる作品。

ストーリーは宇宙空間に取り残された主人公が地球に生還するまでのシンプルなストーリーだが、そこまでの心理描写や少ない登場人物間での会話劇が印象的(本作の裏側はあまりしら
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

圧倒的脚本力によるミステリー。
これが事実をもとにしたストーリーというのも凄いが、それをミステリーとして観ている我々まで完全に騙しきる脚本と魅せ方は素晴らしかったです。

実際に起きた展開を2か月後の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

正直少し難しかったです。

精神病を患った主人公がコメディアンになりたいという"夢"と社会の底辺で存在していないに等しい扱いを受ける"現実"に嫌気がさすなかで、ジョーカーとなり殺害を犯してしまう行動に
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

最後まで見入ってしまった。正直始めはそこまで乗り気じゃなかったけれど、中盤あたりから画面に釘付けになっている自分がいた。

前半60分でキム家のキャラクターを描きつつ、パク家にそれぞれパラサイトしてい
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

2021年に初視聴した訳だが、もう10年以上も前の作品とは思えない現代の更なる未来を描いたかのような作品。

OZというデジタル空間と親戚一同が介するアナログ空間のコントラストが素晴らしく、観ている我
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.7

「超高速!参勤交代」でも知られる土橋章宏さんの原作とあってストーリーは安定のおもしろさ!

おおまかな内容としては、姫路・松平藩が国替え(=引っ越し)を行うというストーリーなのだが、主人公・片桐春之介
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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

3.6

劇場版Ⅰ〜Ⅲ並びにドラマ毎シーズン視聴中。
安定の劇場版スケールとオールキャスト出演のテレ朝きっての大作。

市民50万人が参加する凱旋パレードを舞台に、薬物を使用したテロ予告をキーワードとして、タイ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

伊藤英明演じるサイコパスホラー。

冒頭のシーンからハスミンこと蓮実先生が学校内から絶大なる信頼を得ている一方、普段は薄暗い廃屋で過ごすという陰陽が描かれている。(120分という映画の前半部分でキャラ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

遅ればせながら視聴。
私が物心ついた頃には、フレディは既にこの世を去っていましたが、学生時代から親の影響もありQueenの楽曲はよく聴いていました。

Queenの結成からヒットまでをテンポ良く描きつ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

圧倒的な臨場感と没入感で、上映時間もはるか一瞬のうちに過ぎ去ってしまった。

ストーリーとしては「主人公2人が伝令を伝えにいく」という非常にシンプルなものだか、その様子をワンカット"風"にすることで、
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

ユーモアに溢れたエンタテイメント作品。
派手な演出やBGMがなくともこれだけ楽しめるのは、やはり役者陣の演技力が素晴らしいことに尽きる。

ストーリーとしても、徐々に記憶を取り戻していく中で過去の自身
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

"ビートルズがいない世界"
この設定がすでに素晴らしい作品。

泣かず飛ばずの主人公・ジャックの生い立ち説明からビートルズが存在しない世界への導入がスムーズで、その後のメインストーリーもスッと入ってき
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来る(2018年製作の映画)

3.7

ホラー×エンターテイメント。
ラスト30分から観賞後の疲労度は半端ない。

前半30分は、秀樹と加奈の結婚〜出産・子育てなど"嵐の前の静けさ"と言わんばかりの幸せシーン満載です。

その後、会社の後輩
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