れさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

千年女優(2001年製作の映画)

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今敏作品を立て続けに観ていて思うのは「今敏の描く“虚像”は、人を生かしも殺しもする」ということ。
十四日目の月には希望がある。“明日”という希望が。

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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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は?87分???どう考えても2時間半の映画を観たときの気分なんですけどボリュームやば作品だった。
作品・映像としての暴力性が高すぎて苦しすぎる。この完成度でこの攻撃力って、なんかもういろいろぶっ刺さっ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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とにかくずっと愉しくて、ずっとしんどい。内容というより映画自体がしんどい。音楽も音楽だけがいいみたいなことにならず、そこに合わせた時代場面が広がってたので全体的には好きだった!けど、もっと面白くなりそ>>続きを読む

トップをねらえ! 劇場版(2006年製作の映画)

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アニメ6話分の総集編だった
これくらいのまとめ方だったらスミスの存在感がまだ生きたままノリコを応援できるな

ロッキー(1976年製作の映画)

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もう少しムサ苦しい(もしくは痛々しい)タイプの内容かと思ってたら

“ボクシング”はあくまでツールで、時代を汲んだ人間ドラマの典型例みたいな作品だった。アメリカンドリームとラブロマンス。起承転結とキャ
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パプリカ(2006年製作の映画)

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妄想代理人が面白かったから、とりあえずパプリカ観た。

真・虚(夢うつつ)の差異やら入り混じり方の境界線を、アニメーション媒体を最大限に活かして魅せてきた凄さ…面白かったねえ!騙し絵みたいだったし!
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パリ、テキサス 2K レストア版(1984年製作の映画)

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🚗📕🎈🛑💯⭕️❣️📌☎️
🎸🥊🍒🌹👠💃🏻💄💋❤️

ひらいて(2021年製作の映画)

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芋生ちゃんの素直でまっすぐなところも、山田杏奈ちゃんの死んだ目で周りを見下しているような態度も、全部よかった…
思い通りに行かないことへのいけすかなさとか、結局すきなのは自分だったりとか、目の前の人を
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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MCU26本目

真正面から全てを抱擁してくれる作品としての規模感がすごすぎてあったかくて…本当にもう地球惑星の存在全てを肯定してくれていて、単なるデカスケールの話じゃなくなっているのが素晴らしすぎた
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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25:00〜27:45 のレイトショーで観たの、まじの大正解だった。

声・音・振動の三拍子で優勝できる映画。

母が息子のことをオンナの目で見つめてる場面がチラチラあって、シャラメ王子への熱い視線は
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空白(2021年製作の映画)

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〈由宇子の天秤〉と立て続けに観て、正義や審議を問う作品が増えてきていることを改めて実感する。
立場・タイミングによって、事実の見え方が変わるのはそりゃ世の常よと思うのだけれど、こと作品でそれをやりなが
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新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

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先日、花園神社横のねこ膳にて“新宿にまつわるエピソード”を肴に呑んでいたら話にあがっていたので観た。カオスと切なさで「🥺」の顔になってしまった…紀伊國屋書店の万引き騒動から始まる、愛とセックスと男と女>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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ユーロスペースが熱気に包まれていた。監督が自ら名刺を配っていたというのもあるかもしれないけれど、やっぱりミニシアターで作り手と鑑賞側の距離が近いとちょっとドキッとしてしまう。良くも悪くも、作品との距離>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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書きたいことありすぎて言葉が追いつかない。とりあえず一気見してたMCUシリーズのオープニングシーンをスクリーンで観れた感動で最初から泣きそうになってた。


MCU25本目

これまでのMCUリレーを
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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MCU23本目

いい!!!!!!とても好き!!!!
エンドゲームよりも好きだった。

アイアンマンの、不在による存在感。すごかった。もはやアイアンマン視点で、スパイダーマンを息子のように思えてきてし
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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MCU22本目

タイムループ系まで出て来たか〜なるほどなぁあ!というSF全乗せ展開だった。一気見していた感想としては、エンドゲームで解決しているはずにもかかわらずインフィニティウォーを引きずってしま
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

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MCU21本目

えええ。ここに来てエピソードゼロ的なのぶっ込んでくんの???すご……
びっくりしちゃった。ニックもフィンもいるじゃん。シリーズ21本目にして女性蔑視の社会問題とりあげつつ時系列的には
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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MCU20本目

シリーズ前作〈インフィニティウォー〉で死にかけてたからちょっと元気になった。アントサイズだけじゃなくて、サイズ変更可能幅が広がってんの設定もCGも楽しい〜

こういう家族の形もいいよ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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MCU19本目

完成度と絶望感が一気に押し寄せてきて語彙を失った。 リアルタイムで追ってたとして、この終わり方で次作までお預けされてたら気が気じゃなさすぎる…

たくさん書きたいことあるんだけどちょ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

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MCU18本目

架空の世界ながらアメリカ視点の世界情勢・社会の動きがぶっこまれてるの本当に社会派エンタメとして設定勝ちだな…
途上国と思い込んでる米国と、ワカンダの豊かな資源実態。ヴィブラニウムの存
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

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MCU17本目

いやぁ〜これは面白すぎるでしょ……色々とずるいよ。おもしろすぎて2回観た。シリーズの中でもやっぱりソーがいちばん好き!!!
髪切られてかっこよくなってんのウケた。見せ物小屋というかバ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

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MCU16本目

ピーターかわいいな??学力大会とか出ちゃう秀才の割にちょっとおバカでイイ奴なの、キャラとして強すぎじゃん。
シリーズでどんどんキャラクターが増えて行くのに、まだまだ違うタイプを並べて
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

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気になってたのなんとなく観た

二人乗りシーンに見る束の間の楽園図と、
ラスト30分で砕け散らかしてくる堤真一の存在感と、石井杏奈の発狂。
なんだろ〜面白いんだけど、深夜枠TVドラマっぽかったんだよな
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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MCU15本目

最初から最後までアトラクションみたいな映画だな〜 シリーズで観てると、アベンジャーズとの関わりどうなってくるんや?という疑問が湧いてくるけど、単発でも十分おもしろコメディSF超大作な
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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演技合戦すごすぎんか?松坂桃李の(1作目からの)豹変っぷり、鈴木亮平の狂人っぷり、滝藤賢一の腹黒っぷり、吉田剛太郎のポンコツっぷり、ってもう挙げ出したらキリないけどさ。あと虹郎くんがんばっててすごかっ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

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LEVEL2用に改めて観たけど、とんでもなさすぎた。目で痛みを感じるタイプの映画。正義のためのリスクが高すぎる。容赦なく最後までやり切ってくれたな、、という凄みだけであともう絶句。
よくもまぁこんなに
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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文学の先生の存在がずっとよくて、16歳の少年に“信頼できる大人”がいることへの尊さが滲み出ていたな…
「物語を紡ぐことで、甦らせる」って文学や創作の意義だと思うし、ただ嘆きながら時間が経つのを待つんじ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

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MCU14本目

これだけ単発で観てたんだけどシリーズの流れで見ると、〈マルチバース〉というものをぶち込んで来てるらしく(後で教えてもらった)今後アベンジャーズに関わってくるのが気になる。“並行世界”
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

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MCU13本目

とんでもな!!!!!完全にヤバ映画すぎる。こんな完璧な映画あるんかってくらいすごすぎて驚いてる。アベンジャーズよりもアベンジャーズだったし、超人である以前にみんな人間だった………
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アントマン(2015年製作の映画)

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MCU12本目

ここにきて新キャラ〜〜。なんかもう設定も撮影もこれまでの過去作と一変してる(?)というか、ガーディアンズオブギャラクシーに似た枠なのかな。エイジオブウルトロンの重ため繋ぎ作品挟んでち
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

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MCU11本目

ん〜〜〜アベンジャーズ計画は1本目の方が好きかなーーー。
ジャーヴィスのアップデート版としてのAIウルトロン計画だったんだろうけど、ちょっと無理やり感があった気が、、
ロキの杖がキー
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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MCU10本目

ほ〜〜〜 これはまた楽しい宇宙戦争。若干ほかのMARVELヒーローと毛色が違うから続けて観てると寄り道した感があるなー。コメディ要素もそうだけど、無限石(?)の取り合いみたいなちょっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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村上春樹の鬱屈な喪失感と、濱口竜介の心地よい“居心地の悪さ”と、チェーホフの地獄の花園みたいな辛辣さと救い。