一人の人間としてマイペースに生きる。
当たり前なことなのに多分難しくて、本作では恋愛/結婚至上主義の価値観に翻弄される...
ただ決して暗い映画ではないし、むしろ後味あっさりな部分が好き。
とりあえ>>続きを読む
生まれつき耳の聞こえない主人公がプロボクサーになり、当たり前に悩んで、当たり前に決断していく。
まず良かった。
最初のミットうちから撮影に向けた熱量の高さを画でわからせてくれる。
実際に彼女の世界に>>続きを読む
アカデミー賞発表前駆け込み!
カンヌで2作品連続パルムドール受賞で今回はアカデミー作品賞もノミネート、リューベン・オストルンド監督作品。
カップル二人の気まずいやりとりから、地獄絵図クルーズ、そして>>続きを読む
第95回アカデミー賞、最多ノミネート作品。
発表前に観れてよかった!
コインランドリーを経営する主人公、頼りない夫と、ワガママなお父さん、娘との関係はお世辞にもうまくいってない。
そんなある日、突然>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品。アカデミー賞発表前に観賞したくて。
兎にも角にも前提として驚くほどに自分にははまらなかった。役者もいいし、定評のある画作りも良かったと思うのになぜなの>>続きを読む
2020年7月6日91歳で無くなってしまったエンニオ・モリコーネ。その生い立ち、仕事と彼の残した数えきれない作品たちをまとめたドキュメンタリー映画。監督はこれまでにも一緒に仕事をしているニューシネマパ>>続きを読む
インドでリメイクされたナイト・アンド・デイ。
普段色々気にしながら映画観てるのがちょっとバカらしくなるような、とはいえ自分としてはこういうインド映画観てそこリセットするの結構大事なんじゃないかって気>>続きを読む
5周年記念で劇場上映。
ありがたや〜な初鑑賞。
見た目も変わらず、他に比べて寿命も長い種族の人生。別れと別れと再会と別れ。
事前に勝手に想像していたより悲しい話だったけど、中に存在する優しさみたいな>>続きを読む
母親の病気をきっかけに住んでいたアメリカから台湾に移動することになった姉妹。
生まれたところに帰ってきたはずなのに感じる居場所の無さ、多感な時期あるあるな衝突と上手くいかなさ。
子は親に振り回される>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まさにタイトル通り、デルトロによるピノキオ。
ベースの設定は完全にあのピノキオでありながら味付けが全然違う。
流石、監督が何年も温め続けた企画なだけある。
そもそも、やってくれたら思うけどストップモ>>続きを読む
デイミアン・チャゼル監督作、監督と脚本を両方担当し、彼の中で特別な思いのあるロサンゼルスが舞台ということもあって楽しみだった作品。
映画に夢を追い求め、その狂気とも言える煌びやかな世界に足を踏み入れ>>続きを読む
マーティン・マクドナー監督、長編2作目。
タイトル以外ほぼ何も決まっていない映画脚本"セブンサイコパス"を友達の力も借りて書き上げようとしていく最中、一癖も二癖もあるやつらが次々と集まってくる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アニメ版にて全部カットでなんか〜いと思ってたらOVAの別枠だった件。
相変わらず誰も彼もが誰かを否定することがない会話が素晴らしすぎる。
以下ほぼ雑記な感想
対戦校はノリがどこか男子校みたいなヤンキ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
事故で亡くなった夫、一周忌に親族を呼んでみるとこんな奴は知らないと言う...
じゃあ私が好きだったこの人は一体誰なのか?というその素性をめぐる物語。
1人の人間ついて、この人ってどんな>>続きを読む
イニシェリン島の精霊にも出演しているメイン2人が既に共演していたこちら。
はい、昨日新作観てどうしても気になってしまって今更の鑑賞。
(ずっとClipはしてたけど、後回ししてたよね)
ベテランとルー>>続きを読む
マーティン・マクドナー監督/脚本。
昨日まで仲が良かった人から突然絶交を言い渡されたら?そんなプロットから一体どこまで面白くなるんだ...
男2人のイザコザ、作品が内包する題材、どちらのアイデアが先>>続きを読む
物語設定も事前に読んだあらすじからはストーリーにもほとんど興味は湧かなかった。ただ、ロバート・エガース監督の新作という自分の中では否が応でも楽しみになる一点を持って鑑賞。
王である父は殺され、母親は>>続きを読む
中盤くらいまで勝手な期待をしすぎたかなと思ってたけど、終盤にかけてそんな懸念が吹き飛んだ。
フリーライターの主人公が1人の作家と出会う。交流が始まることを(一つの)きっかけとして、自身の抱える問題と>>続きを読む
ケリー・ライカート監督3作目。
1人と1匹、お金もご飯も運もない。
自業自得とは言え、離れた間にその最愛のバディさえも居なくなってしまう...
前作Old Joyに引き続き監督の愛犬ルーシーが続投>>続きを読む
新年、普段だったら観ない挑戦枠。
以前からファンの人に話を聞いていたのと、塚口で他に観るものがないという諸々が重なり自分の中でも今までで一番挑戦した感ある。
ということで、原作のゲームなんかやったこ>>続きを読む
去年分、記録漏れ。
行く予定のDior展へのモチベーシンUPとして鑑賞。
内容的にはDiorが舞台ではあるけど、メインの話は人間関係。でも出てくるドレスは実際Diorのものなのかな?
引退間近のお針>>続きを読む
サンサン劇場納め。
わかりやすく心に響く部分が多くて、想像してたより泣いた。
不登校の女の子が家で過ごして居ると鏡が光り出す。その先にはお城。7人の子供が集められ、交流が始まる...
原作は辻村深>>続きを読む
今敏二作目の映画。
今年中に監督作品全部観るという個人的な目標もなんとか達成。
かつて名を馳せた一人の女優へのインタビュー。
鍵を起点に紡がれる彼女の人生とは...
設定だけ読んだら、パーフェクト>>続きを読む
滑り込みクリスマス映画。
クリスマス5週間前から始まる、大好き群像劇!
まずキャストがすげぇ、あとわけぇ。
特段キーラ・ナイトレイがとんでもねぇ。
テンポは爆速、ストーリー上中心となる人物はパッパッ>>続きを読む
人生でまともに触れてきたスポーツマンガ・アニメが多分テニスの王子様とスラムダンクしかない。
しかも前者はもはやスポーツなのか分からないし、スラムダンクも実はマンガ読んだことなくてアニメオンリー。
正直>>続きを読む
圧倒的ケヴィン・ベーコン!!
お疲れ様です!
クリスマス的多幸感とほっこり感。
ハチャメチャなのを残しつつ、しっかりいい話でめちゃ面白かった。
最後、グルートにその役目は絶対に無理なのよ!笑
ずっとマイリストに埋もれ続けていたドイツ産ロードムービー。
ありがたいことに劇場公開してくれてたのでこの機会に。
死期が違いことを悟った男二人が人生の最後に海を目指す。
開幕、まず最高。
キャラ立>>続きを読む
2作目ケリー・ライカート。
友達だったおじさん2人とワンちゃんがキャンプして、温泉目指す話。
前作リバー・オブ・グラスから12年、今作もスケールは決して大きくない。ただ、だからこそ、これでしか撮れな>>続きを読む
全体にも言えることではあるけど、特にマーベルロゴ演出含めた冒頭とラスト、チャドウィック・ボーズマンへの追悼の意。これがあるだけでもすごく良かったと感じてる。
製作陣の彼への敬意がものすごく伝わってき>>続きを読む
2作目ウォン・カーウァイ。
1960年香港、同じ日に隣に越してきた2組の夫婦。それぞれで言い訳を重ねつつもすれ違う生活。
似たような境遇の2人の微妙な関係を、その建前と本心、心の動きを絶妙なバランス>>続きを読む
ようやく鑑賞出来たセリーヌ・シアマ監督新作。
とりあえず最初に車で移動してお菓子食べるシーンでもう涙出てきたし、好きでしたね。
おばあちゃんが亡くなり、森の中にある家の片付けに向かうお母さんと娘。思>>続きを読む
何度も予告を見させられ、ようやく公開日!
田舎に住む女子高生が見つけた現実ではないどこかへ繋がる扉。よくない何かが出てこないように扉を閉じる大学生。かけられた呪いを解くため"戸締り"の旅に出る。ロー>>続きを読む
原作未読。
存在だけは知っていて、数週間前の劇場予告見て好きそうな気がして急遽鑑賞。
顔に大きなアザを持つ女性の恋を通して描かれる。自分のコンプレックスとの向き合い方、ひいては人生との向き合い方。>>続きを読む
初ウォン・カーウァイ。
(ずっとウォン・カーファイだと思ってた...)
恋人と別れ、ひたすらパイナップル缶を買い続ける警官と麻薬ディーラーの女性の出会い。
ファストフード店の新入り店員と、CAの彼女>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
先日初めてバーフバリ観て、その楽しさにやられる。ただ、言ってもハイカロリー作品なのでこんな短いスパンで今作を観るかどうかちょっと迷った。けど、結局観た。
stoRy, fiRe, wateR, int>>続きを読む
ブリーフケースを盗んで次の駅で降りるっていう簡単なお仕事のはずが、乗り合わせた奴らがややこしい人たちばっか!
子気味良い会話と気前よく吹っ飛ぶ諸々が爽快。
とまぁ、内容もそこそこに、日本人からすると>>続きを読む