Leafさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ボーイ(2010年製作の映画)

4.1

タイカ・ワイティティ監督長編2作目。
以前SSFFで観たTwo Cars One Nightから着想を膨らませたということもあって、少し懐かしさも覚えつつ、鑑賞当時の自分の記憶とは印象の異なる膨らませ
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クラム(1994年製作の映画)

4.0

そんなにドキュメンタリー映画を観ることは無いのだけれど、テリー・ツワイゴフ監督だしと気になってた本作。
これまで観たドキュメンタリー作品の中では一番興味深かった。というか強烈だった。

アメリカのアン
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメとりあえず見れるだけ見てた学生時代、使ってましたね覇権アニメ。
そんな一つのシーズン中もっとも話題になるアニメを生み出すことを目指す新人監督と天才と称される監督。そのアニメ制作過程と人間模様を描
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ミッキーの大探検(1948年製作の映画)

3.2

ずっとブーメランで遊んでるかと思えば、ヤクザもびっくりなメンチの切り方 笑

ミッキーのお化け退治(1937年製作の映画)

3.5

ドナルドいびきもヤベェし、基本物理攻撃なのもやばい。でも結局グーフィーが一番ヤヴァイ。
からの1937年制作😳

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

4.1

最近ハマった高木さん。
まだアニメも一期しか観てないけど、せっかくやってるから映画館で。

いつもの短編がシームレスで繋がったような感じだけど、なんか作画とかは劇場版仕様だった気がするし、劇伴の力すご
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.8

ケリー・ライカート、はじめました。
結構前から観たいなと思ってた監督の一人。ようやくです。
とりあえずデビュー作。

舞台設定からして湿ってる。
変わらないような、縛られているような生活にうんざりして
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.4

観てなかったソフィア・コッポラ。
周りの評判低すぎるからこそ後回しになってたけど、そうであったからこそ思ってたよりは楽しめた気がする。
ただ、何が記憶に残っているかと聞かれると、キャストも併せてキラキ
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.8

ルネサンス期にイタリアで描かれたおとぎ話、ペンタメローネを原作にした映像作品。

子供が欲しい王女様、好色な王様とからまれる老姉妹、ペットにご執心な王様と愛を知りたいお姫様。3つの国の3つのお話。
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犬王(2021年製作の映画)

3.8

湯浅監督×脚本 野木亜紀子。
これだけの情報でもはや観たい。

室町南北朝時代、呪いにより盲目になった少年と呪いにより異形として生まれた初年の運命の出会い。奏で、舞う、圧巻のロックミュージカル。

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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

ホアキン・フェニックス主演のA24白黒映画。
ほんと最近白黒映画観る機会が大分増えた気がする。

なにかぎこちない関係が漂う妹の息子を預かることになる兄。どこか掴みどころのない甥っ子からの遠慮のない質
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.0

前編とも被る部分は省略。

謎を残しつつも、物語とこの作品でやりたいことを読み解く上で必要そうな情報を提供してくれる前編に対して、その核だったり逆に外堀だったりを埋めてくれる後編。

相変わらずのメタ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.8

生きていく中で楽しいことばっかりじゃないって多分分かってはいるんだろうけど、どこか楽観的で優しさに溢れているタイカ・ワイティティ監督の作風が好きです。

ギャグ的には乗れなかったら終わりな気はするけど
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.6

ここのところ個人的あたり作品が頻発してる北欧映画。
その上、ジャンルも好きなロードムービーということで前から楽しみにしててようやく観れました!
これだよ、これこれ!って感じで最高でした!

それぞれが
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

公園にいた女の子を男子大学生が自宅に招き、数ヶ月を共に過ごす。
男は逮捕され、その後の再開。最初の出会いから再開までに構築された人間関係への影響と変化の訪れ。

結局、観賞することによりどれだけ行間を
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

公開週にすぐ観れて良かった〜。
自分の勝手な期待通りって感じで面白かった。

交わったかと思いきや、もつれたりほつれたり。時には絡まりすらしない2本の糸みたいな、なんとも形容し難い男女2人の関係を極上
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.2

Twitterやってなかったらたぶん観てなかったであろう作品。DVD化されてない作品をフィルムで上映してくれる映画館にも感謝しかない。

ある日絵描きのお姉さんと出会うまるちゃん。
仲良くなり、自分の
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夢の中で(2021年製作の映画)

3.5

SSFF&ASIA 2022

割と気づいてはいたけど、切ねぇよぉ...

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.9

リコリス・ピザ前の駆け込みポール・トーマス・アンダーソン。
正直何もわからずに観ていた大学生時代、案の定なんの記憶もなかったけど、観て納得。
これ当時は絶対面白くないと思っていたであろう作品。

9人
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.1

上映時間が長い映画は映画館で観た方がいいとますます思い始める今日この頃。
もちろん内容にも寄るだろうけど、家だったら集中力の問題からスルーしそうなシーンが後から繋がったときのブワッと来るみたいな感覚が
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ザ・ボイスアクトレス(2022年製作の映画)

3.3

SSFF&ASIA 2022

色使い含めて純粋に映像がいい。
色ついてない絵に声当てるの昔アニスパやらなんやらのラジオで聴いた通りだった!

演説(2021年製作の映画)

3.0

SSFF&ASIA 2022

フランスの地下鉄はいつでも賑やか?なのかもしれない。

眠れない夜の音(2021年製作の映画)

3.4

SSFF&ASIA 2022

知ってる!ASMRだ!
人それぞれ好きな音ってあるよね。

とはいえ、途中の父ちゃんは気が気じゃなさすぎてちょっとだけ鳥肌立った。

題材的にもだけど、テンポとかなかな
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見逃し案件。

すごく好きだった空白と同じ雰囲気を感じての鑑賞だったけどそこは違った。しっかりミステリーというかスリラー系だった。フォークは痛そう。
この要因の一つに伊東葵さんが出演されてることもある
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ジュピター・レイン(2022年製作の映画)

3.4

SSFF&ASIA 2022

かなり不思議な印象の作品。
ストーリーの輪郭はボヤッとしていて、正直一度観ただけではよくわからなかった。
ただ、色使いだったり表現方法はどこか心地よく、個人的には結構好
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スヌーズ(2021年製作の映画)

3.2

SSFF&ASIA 2022

コレを題材にするところが良い。
起きーや!笑

ロイ(2021年製作の映画)

3.3

SSFF&ASIA2022

相手のことなんも知らんのに(知らんからこそ)なんでも喋れるし、純粋な意図しかなくなる関係。
良いと思います!

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

北欧ホラー。
宣伝観てたらやっぱり面白そうで、テーマ的にも好きそうだったからちょっとだけビビりながら鑑賞。
グロとか苦手な自分は余裕とは言わないけど、普通に観れる程度ではあった。

母親の求める満たさ
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ジュニア(2011年製作の映画)

3.5

SSFF&ASIA 2022で鑑賞可能になってたジュリア・デュクルノー監督のデビュー作品。

男の子とばかりつるむ女の子の身体的な変化...

それにしても最初の作品から出来上がってる。
ちょっと気持
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

去年パルムドール獲って(自分の中でも)話題になった作品。
そもそもあらすじ読んだだけでもやばいし、少しインタビューとかに目を通すと、作品観てもないのに強すぎる意思をビンビンに感じる監督の事が作家として
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

バタフライ・エフェクト見終わるまでこれ系観ないでおこうの個人的縛りが取れたので早速。

少し変わってるけど楽しい家族。
21歳の誕生日、家系としてタイムリープ能力を持つことを知らされた主人公はその力で
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

先日のスパークス・ブラザーズから間を開けることなくこちら。
とりあえず最初からスパークスご両人が出てきてくれるのちょっと嬉しいくらいにはミーハーに成長。

レオス・カラックス監督作品も今回初鑑賞で、こ
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スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

3.7

エドガー・ライト監督によるドキュメンタリー。ちょっと気になったけど、ご本人たちのこと全然知らないしスルーしようかなと考えてた。
ただアネットと一緒に観れるっていう粋なことしてくれたのと、自分が好きな監
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