Hoshiduruさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Hoshiduru

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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.1

当たり前の話はどうでも良いんだよ。彼女が母になれるかとか、あの子の恋は罪なのかとか、そんなのわかり切ってるじゃん。そんな馬鹿な話に私は文字数を割きたくない。

私は今とても恵まれた環境にいるので、そん
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.2

ほんと、このバランス面白いよなと思う。
ファンタジックでおとぎ話みたいなのに、そこからにゅっとでる手はナイフを握りしめているし、流れる血は思っていたより赤黒い。(それがファンタジックな要素に意味を求め
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.3

久々の映画!なんか集中できなさそうだったので、個人的に観るのに一番楽なタイプを(何となくグロくなさそうだし)

原作の韓国映画の役者さんの方がポスター見たとき良さげだな〜と思ったけど(そしてそっちは観
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.2

アクションはばちばちでかっこいいのに、どこか気が抜けてるこの感じが非常にゆるゆる楽しめてちょうどよい塩梅だった~(最近ストレスがそこそこ溜まってたので…)

がっつり観てた感じでもなくいので細かい印象
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

ちょうどその日授業で扱った範囲がどんぴしゃで、だから比較的背景と照らし合わせながら観れたのが良かったのかもしれない。

ラスト5分は身につまされる思いになるけど、どこか痛快だった。「お前らが求めてるの
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.4

ずっと感想が書けなくて、1週間前にまた観て、でもまだ書けなくて、きづいたら6月になっていた。今度こそ書けるかな。

すごく心のどこかかが救われるのに、軽率に「私の物語」だなんていいたくなくて、というの
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

喜怒哀楽の中で哀しみって一番自分でもアクセスしにくいかつ他者に表現しにくいものなのかもしれない。

若おかみは小学生のころ読んで、設定も雰囲気も記憶通りけど今考えると大分重めだったんだな……。感情の機
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

観ているときに何にも邪魔されたくない映画ってあって、これもそうだなーと思った。会話が、日常の雑音に何回もかき消されて、だけど音楽はすっと通ってくるので音量調節できなくて結局観なおした。文句言ったら「な>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.6

ばらばらな皆で力合わせました!系普通に弱くて、あの…なんでか分からないんですがリモートって余計に弱いんですよね…後半泣きそうだった…

ストーリー的にはメタ的で、いろいろな試みとかを上手く使いこなして
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.5

ドラマの方もこの映画の話も観測してたのに何も自分の中でつながってなくて、「いつか見たいな〜」ってずっと思ってたら、ネトフリかよ!観れるじゃん!観た。

ふぅ〜全部のエンディングは回収できず、個人的に好
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

面白かった!!けど面白かった…?🤔という感じでもある。

どちらの正義が正しいか…っていうコピー結構ムカつくな、この2人を対立させるべきではなくて、ニノ>キムタク>過去じゃない? 正しさは一目瞭然だろ
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

2.3

課題のために観た。観るタイミングを確実に間違えただけなんでしょうけど、ダメでした。

元々今読んでた文献が、ジョン・スミスが残した記録でありまして、ポカホンタスの美談(元ネタはまた別にある)を自らの地
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

3.5

最近どの映画も観れないな〜ってなったらクレしんに辿り着いてる気がする。温度感が程よいんだよな〜。

ひろしであると同時に「とーちゃん」なんだなあっていうのが凄く、なんだろ凄く良かった。
血とかそれまで
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.2

「死んじゃだめか?」って、誰にも聞こえないところで、ぽつりとつぶやいて、だからと言って死ぬ気力もなくて、だらだらと生きてた。

この映画に出てくる人たちの泣き方、すごく感情を解放してて、泣くときもパフ
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.4

恋愛って必死になった者負け、みたいな節はあって、だからジュリア・ロバーツが必死になって、痛々しくなればなるほどに、凄くダサくて、かっこよかった。

あそこまでむき出しになるほど、マイケルに良さは見いだ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.7

私も埼玉県民なんですが…(笑)
微妙にダサい現実に戻された気が。
あのケバさと誇張が世界観として成立してて凄いな〜と思ったし、あるあるは基本全部分かるので、内輪ネタではありつつも楽しいはずなんだけど。
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.1

大体の時間はギャグも刺さらなかったし2点台だったんだけど、あの焼肉のシーンが全てだった。あー、この為に観てたんだなあって思えてしまうくらい。

騒動に巻き込まれた野原家が「焼肉」という全く関係ないモチ
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.3

憧れのあの子と付き合う為に奮闘する童貞君、ではあるんだが、スコットが意外とクズやな…というか幼い??そこも魅力なんですが。

演出はがちゃがちゃしつつも、アクションが普段ハマれないわたしからしたら視覚
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.0

そりゃあね、わたしもgrown upしまして、期待が強すぎてつい冷ややかな目を向けちゃうし、完璧に「満点!」ってなったかっていうとね、まあ点数見てお察しくださいなんですが、ですが!それでも、わたしは愛>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作から全然面白さが変わってなくて、前作と同時に製作したのかな?ってくらい熱を保ってて凄いな〜!

私はバカなので結局最初の問題が解決したのかようわからんかったけど、上手くいったようでよかったよかった
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

序盤のiMessage, 大学の課題で見た、『リトル・マーメイド』の父子の関係をtextingの思春期の娘と父親のやりとりに翻訳した作品群を思い出してにやにやしてた。画面を見せると、「送れないメッセー>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

2.8

ミッドサマーもそうだったけど、変なバズり方しててむしろちょっと可哀想。

幼稚園の頃サンエックスのファンで、サンエックスのHPをずっと観てた幼稚園児だった(嫌な園児だな)から、すみっコぐらし自体は、特
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

さらっとしてたから、私もさらっと受け流しちゃった〜と思ったんだけど、意外と引きずってる。布団の中でおいおい泣いて、結局寝れなかった。

たぶん、この映画はとても個人的で普遍的で、だから「ぼく」に重ねて
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.5

こう言っては何ですが、まさかクレしんで性癖ずばりが来るとは…。

もしかして続ALWAYSのOPってこれオマージュなん?そしたらもう少し向こうを見る目も変わるんだけど。
当時未知だった”21世紀”への
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.3

女装ネタってコメディの鉄板ではあるけど、本当にロビンウィリアムズの力が物凄いよな…。声真似が器用とかそう言う話だけじゃなくて、きちんとお話としてまとめられる演技力が凄い。

鉄板の流れすぎていくらロビ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

誰だよ「これはコメディだからw」って言ったやつ、本物の怖がりは提供からビビって泣いたわ!

本当に怖かった笑った怖かった泣いた怖かった。みんなに惜しまれながらワニが死んだ日にこんなに不謹慎な位死ぬ映画
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

この映画だいぶ性格悪いな。世間からの目と自意識のギャップをコメディとして描いてる時点で、観客の偏見を意識させるじゃん。実はそれが結構キツかった。

”美人vsブス”っていう、散々私たちが落とし込まれて
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

無限に美しい話。砂糖菓子のような、口に入れるとふわっと消えてしまうような儚さと、木漏れ日のような柔らかさと強さの両立したあたたかさ。

この話が個人的なもので本当に良かった。最後のクレジットで「ALS
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.0

もやもやが消えず、前作の自分の感想見たら、同じこと考えてた。

結局、ヴィランの言い分を論破出来ないんだよな。表面的な部分を解消するだけ。彼らのもっともすぎる言い分を否定する側の人間の味方をするだけ、
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この先の話が長いので先に言っておきます。私、血糊フェチかつ熊の着ぐるみフェチなんです。だから、私の推しであるジャック・レイナー君演じるクリスチャンの最期には、思わず涙が出そうでした。その時の感情は、想>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

勝手にさわやかに泣ける映画だと思ってたら激重の激エモじゃん…(私のメンタルが弱いだけ)

過程が壮絶だからこそ、この優しさが染みる。イーサンの方も大分壮絶な人生送ってるし。よく転居せず生きていたな…。
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

2.8

ミッドサマーに先駆けてみたんだけど、案外はまらなくてそれに倒して不安になってる。

想像通りのネタで、ショートフィルムだから、他の人が笑えてる直接的なネタも「ショートフィルムならではの分かりやすさ」と
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

なんとも言えぬ空しさがとにかくあって、凄くきついです。

どんなに頑張っても自分に引きつけられなくて、涙を流すことも許されなくて、私はやはり見下ろすことしかできなかった。

この映画を娯楽として楽しめ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6


音楽に造詣が深ければなあと思ってしまったし、この映画が思わせてしまったかもしれない。「本読みたいなあ」も。
演奏という実物を聴かせられるという本来圧倒的なアドバンテージが、素人耳の存在によって圧倒的
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ずっと、キャプテンKのことを考えている。

温かくて優しくて強い愛だった。それをつんざくような冷酷で苦しい大きな塊を意識するたび、きぃきぃと心の中の何かが軋む。

明るく輝いて見えたみんなが、一瞬で消
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.2

ずるくない?あの歌と絵は泣かせにきてるじゃん。感動というより心を揺さぶられまくっておもわず涙が流れる、みたいな感じでした。

観てから時間が経ってしまって、何を言いたかったのか自分でもよく分からない。
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