愛野弾丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版(2020年製作の映画)

2.0

あー、なるほど、悪ふざけの作品ね。
これは「恐怖回避ばーじょん」っていうか、
オリジナル版に編集を加えた「ギャグばーじょん」
ジャンルすら異なる、もはやコメディ映画

ホラー映画の犬鳴村としての位置付
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病院へ行こう(1990年製作の映画)

3.0

古き良き(?)昭和感ある邦画
たぶん、むかーし観たことあるやつ
昔のフジテレビ感マシマシ

強面もコミカルもイケる大地康雄ええわぁ。
ハリウッド俳優化する前の真田広之も、
瑞々しくてなんだか感慨深い。
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恋の骨折り損(1999年製作の映画)

2.5

WOWOWミュージカル映画特集より
シェイクスピアの戯曲をミュージカル化

ナヴァール王国の若き国王と学友3人と、
交渉で訪れたフランスの王女と侍女3人、
ムダな徒労を重ねながらも8人が恋に落ちていく
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

遅れてやってきたミニオンのマイブーム(今更感)
怪盗グルーすらリアルタイムで見てないからしゃーないね。

怪盗グルーからのスピンオフ作品
脇役からめでたく主役となったミニオンズの映画

内容としては怪
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

2023年4月に続編の「サーチ2」が劇場公開され、
その時に初めて存在を知った本作「サーチ」(遅っ!)

へぇー、スコアの評価高いじゃん。
続編が出るくらいだしこれは期待できる。
よっしゃ、そのうち観
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.5

WOWOWでミュージカル特集。
有名なミュージカル舞台劇アニーの映画版。
と、思ったらIT長者やらSNSやら現代版アレンジか。

オリジナル版(舞台)を知らないので、
これはこれで楽しめたかな。
元の
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プロデューサーズ(2005年製作の映画)

3.5

ブロードウェイのミュージカル舞台
…のプロデューサーを主役とした、ミュージカル映画。

内容としては基本コメディなので、
安定感のある楽しさと面白さ。
1つ1つのミュージカルシーンが純粋に楽しい。
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タッドの大冒険 呪いのエメラルド・タブレット(2022年製作の映画)

3.5

「タッドの大冒険 呪いのエメラルド・タブレット」(邦題)
原題しか登録されてないから見つけるのに苦労したわ
そのおかげか2番手のレビューげっとだぜ

タッドの大冒険シリーズ3作目(らしい)
ていうか1
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愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

3.5

劇場公開でマークしていたのに、
結局スルーして観なかったやつ。

末期癌を抱える中年男性と、
それを看取る母の話…
かと思いきや、実は違った。
邦題「愛する人に伝える言葉」も主題ではなく、
「死と向き
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.5

「ブレア・ウィッチ」みたいに当時話題になった作品
…を、いまさらながら鑑賞。

同棲するカップルの彼女は、
幼い頃から深夜の怪奇現象に悩まされる。
起こっている事態を突き止めるため、
彼氏が就寝中の監
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

ほんとは1960年のオリジナル版を観て、
リメイクの11、12、13を順番に観て、
それから本作を観るつもりで温めていたけれど…。

豪華メンツにとうとう我慢できなくなり、
この女性版オーシャンズから
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赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)

3.5

3人のルームシェアで生活する男性のもとに、
ある日、突然に赤ちゃんが舞い込んでくる。
というフランス産のコメディもの。
子育て経験もない男たちが四苦八苦、
ドタバタと奮闘する姿を描く。

細かいツッコ
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

2.5

タイトルが気に入ったのと、
吉岡里帆が目当ての鑑賞。
あと「大怪獣のあとしまつ」の監督から辿って。

あれ…吉岡里帆の演技ってこんなんだったっけ…。
ヘタウマなのか、監督の指示なのか、素なのか。
まぁ
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.5

フランス版シティーハンターのエロディ・フォンタンおるやん
しかもほぼ主役なのに、なんで出演の名前ないねん

熱心なカトリック教徒の両親と、娘の四姉妹。
娘たちは続々と結婚していくのだが、
相手はアラブ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

U-NEXTポイント消化映画館にて。

本編中では明確な内容はほぼ示されない。
人物の背景・心情など色々と読み解かないと、
ただただ父と娘の夏のバカンス映像に終わる。

娘ソフィ役の子供らしい可愛さは
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

4.0

あー、きたわ、コレ。
韓国特有の軽妙なコメディさは排除しながらも、
韓国お得意の情に訴える要素は盛りだくさん。
ストレートにエモい人間ドラマきたわ。

不器用で無愛想な借金取りの男と、
父の借金を背負
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シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

3.5

原題は「軍人の妻たち」

軍人の夫を戦地に送り出した妻たちが集まり、
不安を解消するために色々な活動に取り組むお話。
そんな中で何気なく始めた「合唱団」が、
妻たちを大きく転換していく実話もの。

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君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

3.5

毎年恒例で自転車ツーリングを行う仲間たち。
今年の目的地は目ぼしいもののないベルギー。
しかしそこは尊厳死の認められた国だったという、
安楽死を目指す人生最後のロードムービー。

近年、安楽死ものをい
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

日本リメイク版も公開したけどあえてオリジナル版。
汚職に定評のある韓国警察もの。
なので、これはやっぱりまず本場を観ないと。

主人公は例に漏れず汚職まみれのクズ警察。
そんな主人公が車で人をはねたこ
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

カルト宗教のオトコとオンナの孤島AV

宇野祥平のおじさんが好きでブクマしてたやつ
ふつーのおじさん感の演技が好きなんだけど
今回はちょっとやべーおじさんで期待とは違ってた
違うんだなぁ、宇野祥平は朴
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大脱走(1963年製作の映画)

3.5

脱獄モノの定番名作
聞き覚えのある音楽はこの映画のテーマだったのか!

敵のドイツ軍に捕えられた捕虜たちが、
厳重な収容所から脱獄を図るというお話。
脱獄に至るまでの過程がなかなか楽しかった。
逆にそ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.5

日本人の登山家たちを描いた、フランス産アニメ。
吹替版ではなく字幕版(フランス語音声)にて鑑賞。
やけに日本の描写が丁寧だなぁと思ったら、
原作が日本の小説とマンガだったのか(知らんかった)

登山家
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

ゲイを隠して生きてきた主人公と、
BLが好きな腐女子の女子高生。
奇妙な偶然の2人が出会う人間ドラマ。

2人の恋愛物かなぁと思っていたら、
同性愛者の苦悩を中心に描いた話。
いわゆるLGBT問題が話
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.0

イラン映画。

一度は「善行」として世間から称賛された男が、
小さな嘘など少しずつほころび始めてしまい、
遂には一転して「詐欺師」と非難されてしまう。

栄光からの急転直下の転落
窮地に立たされて、も
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.0

THE浮気性

勉学も恋愛も仕事も、なにかと移り気な女性
「(わたしは)世界で最悪のひと」(原題)
タイトル通りの映画でした。

美人なだけに、主人公の残念感がより際立つ。
感情移入と共感が皆無だった
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.0

特殊効果の神フィル・ティペット監督作
30年の時をかけ、執念と狂気が生み出した、
奇跡のストップモーションアニメ(まんま引用)

有名な作品のVFXを担当された方らしく、
制作期間30年という、それだ
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プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

3.5

原題は「父の栄光」
話の焦点が見えづらく邦題からも伝わりにくいが、
息子(長男マルセル)の視点から見た父のお話。

途中、息子マルセル自身のお話なのか、
父の話なのか、家族の話なのか、
話の焦点が分か
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淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.0

あぁー、いい!いいわ、これ!
感極まって語彙力がなくなった。
余韻で鑑賞直後にレビュー書けなくなるレベル

半身不随で車イス生活の独り身の男性と、
家政婦として雇われた出稼ぎのフィリピン女性。
夢や希
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

大学教授で水恐怖症の主人公が、
水泳教室に通い始める人生再生のドラマ。

最初は「泳げない」コメディかと思いきや、
後半からはシリアスで重めの人間ドラマ。

ときおり驚きの演出があるの面白かったなぁ。
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秘密(1999年製作の映画)

3.0

滝田洋二郎x広末涼子の「おくりびと(2008)」から、
さかのぼってたどり着いたのが「秘密(1999)」

交通事故で命を失った妻が、
意識・人格だけ娘の体に宿ってしまうお話。
娘に憑依した妻と、その
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

一般人の自分には大勝利な映画だった。
マリオで育った世代には最高のファンムービー。
批評家には不評?そんなの関係ねぇ笑

とにかくマリオシリーズ要素のフルコースで、
マリオのアトラクションに乗ってるよ
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ブラッド・チェイサー 呪術捜査線/ブラッド・チェイサー 沈黙の儀式(2023年製作の映画)

3.5

敬愛するモーガン・フリーマン出演の最新作。
劇場未公開・WOWOW放映が日本初ということで鑑賞。

残念ながら主役ではなく、出番も多くはなかったし、
役どころもM・フリーマンに相応しいか微妙だけど。
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

ゾンビ+ビーバー=ゾンビーバー
なんという安直さ(笑)
これぞB級!という点ではポイント高

主人公かと思ってたら踏んだり蹴ったりだし
ビッチが意外とラストまで奮闘してたり(主人公?)
生き残る/死ぬ
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高慢と偏見(1940年製作の映画)

4.0

リリー・ジェームズ版の「高慢と偏見(とゾンビ)」の前に、
予習を兼ねて本家版の履修鑑賞。

女性が資産相続できない時代のイギリスのお話。
女5人姉妹のベネット家が無一文を脱するには、
裕福な男性との結
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.5

獅子舞バトルアニメ
これがまさかの胸熱で激熱

「捨て猫」と呼ばれた弱々しい少年が、
獅子舞を通じて覇気あるライオンへ成長していく話。

獅子舞に限らず、何かに挑む人や、
苦しい日々を送る人、色んな人
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

NOPE(=ムリだわ)
未確認飛行物体?によるスリラー映画

怖いけど、なんかよくわからんかった
アレじたいが何かの比喩なのね
何の比喩なのかわからんけど(え?)
ていうか何かしらの比喩やら暗喩だらけ
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