愛野弾丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ハーティー 森の神(2021年製作の映画)

2.0

森と象を守る似たような内容なら、
「ガネーシャ(2019)」がおススメ。
本作よりもそちらのほうが1時間近く短いのに、
内容が色々としっかりしてて見応えがある。
筋肉と派手なアクションのインド映画感も
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

2.5

ニューオーダー:新体制

国家が転覆して混沌に陥った世界の話
ヘタなサスペンスものより怖い。
胸糞好きにはオススメ
救いの無さはマックス
胸糞さは「ミスト」に匹敵するかと
個人的には胸糞好きじゃないの
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.0

片田舎の貧しい少年が映画と出会ったことで、
しだいに映画に魅了されていくという内容。
平たく言えばインド版「ニュー・シネマ・パラダイス」

…なのだが、ただの二番煎じではない。
監督自身の幼少期や実体
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

相変わらずインターバルの使い方うまい。
インターバルに定評のあるラージャマウリ監督。

長年の片思いが実り始めた矢先、
恋敵の悪徳社長に殺されてしまった主人公。
無念からハエに転生してしまった主人公が
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ソフィー・マルソーの復讐の矢(2022年製作の映画)

1.5

だめだこりゃ、つぎいってみよー

作家でもあり警察官でもある主人公が、
亡くなった妹のために本を書こうとするが、
模索しているうちに夫の浮気が発覚し、
趣味で嗜んでいたアーチェリーを使って、
夫をとっ
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スチューデント(1988年製作の映画)

3.0

偶然に出会った2人が恋に落ちるも、
距離・時間・環境・性格など、
さまざまなすれ違いをする恋愛映画。

よくあるラブ・ストーリーではあるけど、
とにかくまぁソフィー・マルソー(22)が最高。
登場シー
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狂気の愛(1985年製作の映画)

3.0

当時まだアイドルだったS.マルソー(19)が脱いだ衝撃作。
ってことで、ソフィー・マルソー目当てだったけど…。
なかなか、クレイジー過ぎてワケワカランかった。
たぶん、このクレイジーさに酔いしれる酔狂
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

「スピルバーグ監督はこうして誕生した」

スピルバーグ監督の自伝的映画
映画(撮影)好きの少年時代の半生を、
複雑な家庭環境と絡ませて描いた映画。
どこからどこまでがフィクションかわからんけど。

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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

正月も終わった2月に劇場公開、
残暑の9月末にWOWOWで放送。
タイミングが完全に時期外れだけど、
間違いなくクリスマスムービー。
公開&配信日、どうしてこうなった…!

令和のR指定版ホームアロー
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

小児性愛者の元誘拐犯と、その被害者だった女性。
世間では「犯罪者」と「被害者」でしかない2人が、
15年の時を経て再会するシリアスで重くも純愛の映画。

世間の目に映る悪は必ずしも悪ではなく、
また世
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.5

「四畳半神話体系」のキャラクターと舞台で、
「サマータイムマシン・ブルース」を再構築したアニメ映画。

ヨーロッパ企画の原作のプロットを壊さずに、
四畳半の個性的なキャラクターと空気感で盛り付け。
2
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.5

ジャケ写と邦題の「パニック・フライト」で、
飛行機モノみたいな誤解するけどちょっと違ってた。
原題「RED EYE」=目が赤くなる(充血)=深夜便・最終便、が正解

サスペンスのハラハラ感はおもしろい
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アドレナリン(2006年製作の映画)

3.5

ホントは2のほうが気になってたんだけど、
やはり順を追って1から観ることに。

ジェイソン・ステイサムがブチギレ全開で、
ひたすら暴れ散らすアクション映画。
とにかくめちゃくちゃで痛快さ、
それだけで
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.5

「涙腺崩壊のラスト15分」
というサブスクの謳い文句に惹かれて観たものの、
ラスト15分のロジックが一番よくわからんかった。
結局なにが、どうだったのやら…?あの過去の回想は?
と、考えているうちに泣
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

瀬々監督作でこれだけ星4.0を超えてるのが納得の内容

絶望の中からの希望
前半ではショーシャンクが頭をよぎったものの、
終盤・ラストでは真逆の運び方だったので安心した。
一見すると絶望でしかない事実
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

きれいで、かわいらしくて、コミカル
まるで絵本の世界のような
ウェス・アンダーソン監督風味たっぷり

ヒロインがニコリともしないのが何か逆にツボる

脇役の大人たちの顔ぶれが豪勢
ブルース・ウィリスと
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.0

認知症の進行した夫と、末期がんの妻。
老い先短い老夫婦が、キャンピングカーで旅に出る。

ロードムービーとしてはあらかたおもしろかった。
夫婦のやりとりが。

ただ、このラストはなぁ…個人的に…。

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.5

「ミツバチのささやき」から。

古典映画の名作。
フランケンシュタインの元祖

序盤のマッド・サイエンティスト感いい
この頃にフランケンの造形がもう完成されてるのすごいな

あのこと(2021年製作の映画)

2.0

うぇー、ぐっろ。むりっ。
くっそー、先月チタンをギブアップしたとこなのに。

中絶が違法な時代のフランスを舞台に、
人間ドラマが展開されるのかなと思いきや。
ほぼほぼショッキングな中絶ムービーだった…
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

-

町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座映像付き上映にて。

いや、むっつかしい映画だなこれ。
当時のスペインで独裁軍事政権を暗に風刺とか。
厳しい言論弾圧・検閲の目を逃れて作られたとか。
当時のスペイン
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.5

伝説(?)のハリウッド版実写マリオ
どんなものかと思って初鑑賞を…。
まさかのとんでもないおバカ映画だった。
90年代映画感、全開だなー笑
グーニーズとかホームアローン感もある

マリオの原形を留めて
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

か、亀ぇぇぇえええ!

老いと最期を意識し始めた、
ひとりの老人の情緒・心情を、
静かに沁みるように描いた映画。

「パリ、テキサス」くらいしか見てないけど、
主演のハリーに当てた映画なのかな。

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

「ムンバイ同時多発テロ」
史実に基づいた実話もの映画

至ってシリアスで緊迫感はハンパない。
残酷で無慈悲なテロリストの恐怖感は秀逸。

史実なので仕方ないとはいえ、
テロリストから逃げるだけの内容。
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インスタ・オブ・ザ・デッド(2018年製作の映画)

1.0

えぇー…(困惑)

観終えて、頭を抱えたわ。
とにかく何もかもが破綻しすぎて、
まさに「筆舌に尽くしがたい」映画。
ホントに良い所が何ひとつ思い浮かばない。

恒例の邦題が盛ってるだけかなと思ったが、
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

あれっ?
「君の名は」「天気の子」より好きかも
ファンタジーじゃないからだろうか?
新海誠監督の原点を見た気がする

雨/水の表現や演出がキレイでいいね

50分未満という時間の長さと、
内容のスケー
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悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

3.0

30年越しのWOWOW初放送ということで、
ウィノナ・ライダー目当ての鑑賞。

あふれんばかりの90年代青春映画感。
とにかくウィノナの魅力に尽きる映画。
ストーリー・人物描写があちこちとっ散らかって
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母性(2022年製作の映画)

3.0

娘よりも母親を慕ってしまう女性
そんな母から愛されてないと感じる娘
2人の感情・思惑などのすれ違いから起こる、
母性ミステリー劇。

ミステリー映画をあまり好んで観ないからか、
なんかあんまりしっくり
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.0

ハイジの実写映画

日本のテレビアニメ版で育った世代なので、
懐かしさだけでもうじゅうぶん合格。
それぞれのシーンが脳内で甦る。

どうしても展開が飛ばし気味になるけど、
映画の尺を考えるとこれはしゃ
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

監督も本作の内容もよく知らないまま、
かねてから耳にしていた評判の高さを頼りに鑑賞。
サブスクにあったけど見放題じゃないから保留中で、
うまいこと再上映が来たので映画館へ行くことに。

あー、これは映
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.5

映画作りを夢見るも金欠の若い男性の元へ、
制作の協力を申し出る高年の男性が現れる。
出資をうたうこの男に振り回され…という映画。
色んなものが複雑に絡み合い、混ざり合う。
まさに「スープ」のように。
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.5

犯罪多発で警察は手が回らず、治安の混迷する街が舞台。
例に漏れず主人公も強盗に家族を襲われてしまい、
進展しない警察に代わって主人公が復讐の処刑人と化す。
B.ウィリスが銃を手に大暴れする恒例のサスペ
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ダブルヘッド・ジョーズ(2012年製作の映画)

3.0

船の旅にやってきた教授と学生たち。
遊び盛りの脳天気な学生たちが、
次々と凶暴なサメの餌食になっていく。
海洋モンスターパニック映画

良くも悪くも、まっとうなB級サメ映画
CGのしょっぱさは若干ある
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ラジュー出世する(1992年製作の映画)

3.5

田舎から都会へ上京してきた真っ直ぐな青年が、
仕事で大成して「出世」を夢見る映画。

開幕からサザエさんみたいなオープニングで始まり、
前半は邦画の昭和コメディみたいな展開と音楽で進む
いやまじでノリ
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.0

あれ?そういう話?
最後がなんか唐突すぎて違和感

2人のシングルマザーの話かと思いきや、
もっとたくさんの「母」と家族の話だった。
パラレル(平行)って、2つとは限らないか。

冒頭での墓のくだりも
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

5000年の眠りから目覚めた古代の黒い破壊神
このアンチ・ヒーローが大暴れするアクション映画

ありきたりな正義のヒーローが活躍する内容ではなく、
善でも悪でもない圧倒的な破壊神が暴れまわる痛快さ。
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そばかす(2022年製作の映画)

3.0

恋愛感情がない女性の主人公を中心にした、
これもまた「多様性」をテーマにした映画かな。

やっぱ前田のあっちゃんが役者として魅力的。
AKBでアイドルの頃は全然関心なかったけど。
良くも悪くも、主役を
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