magicbox0025さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

前作の映像に度肝を抜かれ、
今回かなりハードルを上げて観ましたが
いやー軽々と越えてきました

各シーンの人物の心情が映像として表してくるのはビックリ
マルチバースの映像表現がスゴいんだろうなぁくらい
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.2

ジャスティスリーグでは今も絶賛雑用係(?)のフラッシュがかつての事件で
不幸な結末となった両親を救うため、
正に全力で奔走する…

あのフラッシュポイントをこの混迷しまくりのDCユニバースのリセットも
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

アドニスが過去に犯した事が発端で旧友と因縁の対決を迎えるシリーズ3作目

ロッキーシリーズ自体基本的にそうですが
前作を観てなくても無問題

ただこれまでのクリードシリーズにあった
敵役が薄味問題も今
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

母親の葬儀の帰りに誤って人をはねてしまい、それを隠蔽しようとした殺人課の刑事コ・ゴンスが思いもよらぬ事態に…

まー相変わらず警察組織の汚染ぶりがエグい
主人公側の面々も基本的には汚職警官
映画ですら
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.9

あの岸辺露伴がとある理由でルーブル美術館で「この世で最も黒い絵」を探す

原作は短編だった為、2時間程度の話になるかなあと思っていたら
流石ドラマ版でも原作愛を感じた製作陣だけに今回もしっかりとやって
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

冤罪で捕まった知的障害の父と
その父親の無罪を証明しようとする娘と周囲の人々の物語

あらすじだけ聞いて、どうせ泣かせにかかるんでしょと捻くれた目線で
観たにも関わらずまんまと泣かされてしまった。
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スリザー(2006年製作の映画)

3.5

宇宙からの飛来生物によって
平凡な町の様子が変わっていく…

ジェームズ・ガン監督の長編デビュー作と言う事で観賞

良い意味でトロマ臭がまだまだ強い
おかげでこのB級テイストも微笑ましく観ていられる。
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

昭和初期、神戸で何不自由なく暮らしていた優作と聡子
優作が甥の文雄と仕事で向かった満州から帰ると二人の様子が変わっていき…

ホラー畑の黒沢清監督作品と言う事でどうかなと思って観たが
昭和初期のなんと
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

高額所得者だった老人の後見人を請け負い、その財産を狙うという正に悪徳!
アメリカで問題になっている法定後見人制度を
(確かブリトニー・スピアーズが父親の後見人と裁判していましたね
あーコレの事かと)
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.4

生まれながらの損な役回りながら
父親から地元の金融会社を受け継ぎ妻子と慎ましく生きていた主人公ジョーンズ
(目もあてられない不運が続いてもジェームズ・スチュアートが演じると良い意味で不憫さがない。これ
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キャビン(2011年製作の映画)

3.8

浮かれた大学生5人組が週末に辺鄙なロッジへ向かい…

こう書いただけで次の次の展開まで
予想出来てしまう…と思いきや
一風変わったホラー(?)映画

若き日のクリスヘムズワースが良くも悪くも大暴れ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

これがジェームズ・ガン監督のMARVEL作品集大成という事で
大注目の本作

いやー最高最高

ガーディアンズの面々皆に見せ場があって最高~!
(コスモもクラグリンにも見せ場があるよ、でも個人的なMV
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チャンス(1979年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長年仕えていた主人が亡くなり、
住んでいた邸宅も追い出された主人公の庭師チャンス

ふとした事で余命わずかの大富豪ベンの豪邸に住まう事となるが
なんとそのベンは大統領が意見を仰ぎに来るほどのフィクサー
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.3

映画館で勤めている精神を病んで仕事を休んでいたヒラリーとそこへやってきた黒人青年のスティーブンとの交流を描いた作品

あらすじだけ聞いたときはこんなに映像に魅了される事になるとは思わなかったのでまずそ
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アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

3.8

ニューヨークでキャスターとして
の現状に不満足な状況だったキム
紛争地のアフガニスタンへ派遣されてカメラを武器に奮闘するという
中東版「ワーキングガール」

仕事のライバルにブレイク寸前のマーゴット・
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

退屈しかないと言われているアイルランドの架空の島イニシェリン島
そこに住む親友同士のパードリックとコルム

主人公パードリックを演じるコリン・ファレルのさえない役が何か新鮮です。
(「マイアミバイス」
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

日本統治下にあった朝鮮で
富豪の財産を狙った詐欺師に育てられた娘と富豪の姪との話

はじめは騙し騙されといった
コンゲーム的な話だと思っていたら
前半と後半で話の印象がだいぶ変わってしまう(良い意味で
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

自ら志願してKGBの諜報員となった主人公アナが殺しに手を染めながら自由を求め…

名作「ニキータ」の現代版という気持ちで観たが
アナの葛藤する様子があまりなく
ちょっと感情移入しづらかったなあと
(主
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レディ・ガイ(2016年製作の映画)

3.3

非道な殺し屋が凄腕の整形外科医によって女性に変えられ…

確かにミシェル・ロドリゲスは当代随一の男前女優だが
ホントの男性役は無理やって~
髭面メイクがコントにしか見えない

その後の復讐劇も特に驚き
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

銃規制法案を通すために辣腕をふるうロビイスト
だが手段を選ばぬ彼女のやり方に周りは反発をしていき…

どんどん四面楚歌になり心身とも憔悴していく主人公エリザベスに少し同情もするけど、
でもあんなやり方
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.3

原作好きに相当な不安を与え
さあ公開となった本作

予告編のキワモノ感もエグかった記憶があり
(主人公スタンドの色あいとかも紫色基調でよりキワモノ感が)
原作未見組は早々にリタイアしてしまった感じ。
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.7

あの国岡さんが殺し屋新人女子6人を合宿で鍛えるという…

前半ゆるゆるです昔のASAYAN観てる感じです。

しかし後半巻き返し
彼女達の頑張りでカタルシスハンパねぇ~となるはずです。

エクスペンダ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.9

生活力ゼロの殺し屋女子
ちさととまひろ

ゆるい相変わらずゆるい
それが良い
着ぐるみバトルは「キャプテンアメリカ・シビルウォー」のオマージュですかね
これもゆる面白い

ただクライマックスでは覚悟を
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.7

ゲーム愛好家のカップルがふとした事で事件に巻き込まれるが
兄のイタズラと思い込み…

まあアメリカならあんな手の込んだドッキリやるんですかね
やはりドッキリはかけられてる方が
どれだけノリノリではめら
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.8

周りに煙たがられ次第に居場所が無くなってしまいそうなおばあちゃん
とある事で20代に若返り…

この手の話はもう主人公マルスンを演じる俳優の役者力に全てかかっているといっても過言ではないですが

シム
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

生まれた時から虚弱体質で車椅子生活の娘と
その娘を溺愛する母親
しかしながら…

冒頭の出産シーンもかなりキツいが
その後を思うとそうかと納得

主演の親子二人の演技が恐ろしくスゴイ
娘の怯えを表情が
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ファースト・タイム(2012年製作の映画)

3.4

ブレイク前のブリット・ロバートソン
(この後、「トゥモローランド」で最高の強キャラ演じます!)
がすれたティーン役のハイスクール物

米ティーンあるあるをこれでもかとばかり終始見せられますが
結構予想
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.9

いやいやいやー
庵野監督仮面ライダー愛しすぎやろ~
てな感じの1号初登場シーンやクモオーグとの対決シーン等
オリジナルをリスペクトし倒しております。

主要人物等は今の時代に合わせたのかなと思われそれ
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RRR(2022年製作の映画)

4.4

アチぃ~!
ほとんどの場面がアチぃ~

主人公ビームとラーマは実在した活動家だそうで
それにしてもここまで神格化するかというくらいの超人ぶり
超人血清を打ってるとしか思えない。

インド映画にアンニュ
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.9

予告編の軽くて浅いノリがあまり好きじゃなかった上に
1作目もDVD鑑賞したが正直のれなかったので
今回もどうかな~と思いつつ、
時間があったのでたまたま映画館で鑑賞

予想に反して非常に楽しめました!
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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.5

巨大ダコと巨大フランケンシュタイン?
当時フランケンシュタインの権利を買い取っていたとの事で
第二のゴジラを狙っていたのか

これを初見で観て、あぁフランケンシュタインね
てならんから…

しかも人食
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブラジルのとある村が殺し屋集団に襲われ…

冒頭からSFホラーぽく進めておきながら後半まさかの展開

クライマックスの胸糞セミプロ(ここがミソ)殺し屋集団が返り討ちに会うのは中々のカタルシスがあります
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.8

妻の強い勧めで養子を引き取る事になった主人公レニーがその子の優秀さに生みの親がどうしても気になり…

と止めときゃ良いのに感満載の話ですが
ギリシャ神話「オイディプス」になぞったウディ・アレン作品だそ
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JSA(2000年製作の映画)

3.9

今や名匠と言えるパク・チャヌク監督を世に知らしめた
南北分断友情物

この頃からどこかもの悲しい作風は変わらず、
明るい場面でもなんとなく不穏さを感じてしまう。

ソン・ガンホのガサツなのに温かみのあ
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

とある少女が行方不明になり、
捜索に来た警官が異教徒の島を訪れ…

怪作「ミッドサマー」の元ネタとも言えるカルト作品だが
50年前の当時の方が現代の「ミッドサマー」よりもより異教徒の奇祭に対して違和感
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

戦時中の日本で苦しい時代にもかかわらず
どこか牧歌的に暮らしていく
絵を描くのが好きな主人公すず
優しげな絵柄も相まって
こちらもただただほのぼのと見ていたが
次第にそうはいかなくなっていく様に
息が
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