ma097さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

月明かりの下で走ってると黒人は青く見える
お前はブルーだ

この表現がなんとも詩的でいい。

自分のセクシャリティを認め、暗闇から解き放ってくれたケヴィンに子供がいる、そう知ったときのシャローンの切な
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1


『偽物が本物になった時』について考えさせられた。
よく、血の繋がりだけが大事じゃないってセリフを聞くし、家族のあり方もそれだけが正義ではないと思ってる。それでも、この万引き家族が迎えた結末は切なくて
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映画 少年たち(2019年製作の映画)

3.0

映画の評論は必要ない。これが、ジャニーズエンターテインメントだ。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

まさに性別を超えた愛、単純なハッピーエンドではないところも含めてドラン監督の描くストーリーが素敵だ。

ロランスが、フレッドが喜ぶと思って男の服装で会いに行ったシーンがとても胸を締め付けられた。自分と
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

15歳の抱える家族、学校の悩み、恋。全部が若いエネルギーで描かれてていい。
バンドを通じて深める友情や本人の成長、兄弟愛がとてもいい。
ラストはほええって展開だけど、若さで許されてる。音楽があればなん
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サムサッカー(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


ティーンネイジャーの青春葛藤物語。

親指を吸う癖が治らず、17歳で突如ADHDと診断されるって言う設定が新鮮に感じたかな。とにかく主演のルーテイラープッチの顔が好き!!後キアヌリーブスのええ大人感
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アビエイター(2004年製作の映画)

2.5

レオ様のためだけに鑑賞。
正直長くて退屈だった、、。
ラストシーンの目つきといい、表情で見せる演技が良かった。

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

2.5

最初から最後までマイケルJフォックスのビジュアルに酔いしれるための映画。

好みの問題かもしれないけど内容は全く共感できる所がないし、現実味もないかな、、。

パーティの後の修羅場後にベラの機嫌が治り
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストについて、ナチスドイツ側から描いた作品。

『子供時代とは、分別という暗い世界を知る前に音と匂いと自分の目で事物を確かめる時代である』
冒頭のこの引用が秀悦。まさに、ブルーノは軍人の父を持
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

煌びやかなディスコシーンと音楽が最高の一作🎞
労働者の町ブルックリンに住むトニーと裕福な住人の多いマンハッタンで活躍するステファニーはディスコフロアでは対等に通じ合えていた。ダンスを介して愛を深めるシ
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


ニーマンの過去があまり描かれていないぶん、彼がなぜ音楽にドラムに執着するのかが伝わりづらかった。音楽をする理由をフレッチャーに問われた時に『音楽をする理由があるから』と答えたように、ある種本能的に音
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.0

生々しいほどストレートに描いた差別、傷、憎悪。
正直見てるのが辛いし、見返すのにも勇気がいる作品。だけど、だからこそ、目を逸らさずに見て欲しい作品の一つ。
自分の考え方、行動、現代でどう生きるか、伝え
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際自分の周りにも多様なジェンダー観を持ってる人がいるし、従来に比べれば世の中は寛容になっている面もあると思う。そして、こういう映画が評価される世の中を生きれて少し希望を持った。
『差別じゃない それ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.0


母親も息子も互いを愛しることに変わりないのに、うまく伝えられないもどかしさと、傷つけ合う姿に胸が痛む。

息子からは『母を傷つける奴がいたら殺したいと思う』という言葉、母は、息子が同性愛者だと分かっ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

ドラン監督の色彩、音楽のセンスが眩しい一作。

歪で不器用な家族の姿に締め付けられる。

ほとんど何も語ろうとしない主人公と、彼の発する言葉を恐れる周囲の絡まりがトゲとなって刺さる。
誰かの命が終わる
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身体を売ったらサヨウナラ(2017年製作の映画)

2.6

自分がそういう経験がないから身体を消費することに対する虚無感とか渇望する気持ちなどなどにいまいち入り込めなかった。
複雑な気持ちを抱えてもがく女性を表現していたように思う。断片的に主人公の人生の破片が
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

監督、失恋を機にこの映画を作ったみたいだけど、恐ろしすぎる( 笑 ) 元カレがこんなの作ったら三日三晩布団から出れない震える。

とにかく映像が美しい。メイクイーンになった時、花や草木が呼吸してる?よ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

2.7

設定は不自然かなと思った。映画にリアリティとか必然性を求めてるわけじゃないからそこまで気にはならないけど。
あれほどの復讐劇の原因がわりとぼんやりあっさりに感じてしまった。他人のことだから、関係ないか
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.5


パリが好き!って人は見てて楽しそう。恥ずかしながらあまり知識がないので過去の著名人が出てきてもハッとさせられないかなあ。
どの時代に行っても結局はないものねだりするっていうメッセージ性には一理。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

最初はコメディ、途中にホラー要素もありながら全体的には貧困社会を皮肉った社会派映画でめちゃくちゃ面白かった。
誰かの考察で、ダソンが貧乏家族の『臭い』を敏感な嗅ぎ分けて、大雨の中テントにいたりトランシ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

2.0

人間が道具を使うようになるところから宇宙空間の開拓、AIと人類史を辿る構成が面白かった。
内容的に好みではなかったかな

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

リズと同じ目線でテッドを見ていく感覚が、没入感があってよかった。

ザックエフロンの垣間見える悪魔の部分に脱帽!
彼の結末を知っていながらも騙されてしまう演技力😭!

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

オープニングシーンは圧巻。

天に?昇っていくシーンが好き。

誓いの休暇(1959年製作の映画)

3.0

戦争映画なのにロードムービー仕立てで面白い。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

怖いのは、主人公の殺人の標的は誰でもよかったこと。最初はべツィが応援する市長を
殺そうとしたけど失敗。その代わりに12歳の娼婦の関係者を銃殺。
奴の結果的には社会にヒーロー扱いされる主人公。

社会の
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