渡哲也主演のアクション映画。マル暴の刑事が警察と暴力団の狭間で自滅していく。在日ハーフの女性を演じた梶芽衣子がいい。川谷拓三は(有名な「県警対組織暴力」と逆の)取調室で暴力を振るう警官役。県警本部長役>>続きを読む
北大路欣也のアクション映画。組織に反抗するヤクザが、刑務所仲間と賭場荒らしをする。しかし仲間が豪遊してたちまちバレてしまう。
この間抜けな仲間を川谷拓三が演じていて、いい味だしてる。やくざの手先になる>>続きを読む
深作欣二特集@国立映画アーカイブ。
時代劇アクション大作。もっと長い映画のように思ってたけど、始まるとあっという間だ。徳川家光と弟忠長の相続争いを、群像劇で描いてる。
片目の柳生十兵衛・千葉真一、剣豪>>続きを読む
深作欣二特集@国立映画アーカイブ。
抗争中のやくざに取材して、公開後モデルとなった組長が映画と同じように殺された問題作。それはそれとして、物語はリアルで残酷だ。
福井のやくざが親分と喧嘩して、そこに大>>続きを読む
深作欣二特集@国立映画アーカイブ。
深作得意のアクション群像劇、あれよあれよと話が進む。公開時も大満足だったけど、今見ても面白さは変わらない。忠臣蔵と四谷怪談という明暗のお芝居がお互いを引き立てる。佐>>続きを読む
ひとり走る、旅する、叫ぶ15歳の主人公。かれの行動に観客はずっとついていく。ささやかで残酷で無力な大人たちとの出会い。
脇の名優たち、スティーブ・ブシェミ、クロエ・セビニー、スティーブ・ザーンの演じ込>>続きを読む
「俺は信じられない様なものをみてきた。オリオン座近くの宇宙船の爆発、タンホイザー・ゲートのオーロラ…」。2019年を舞台にしたSF映画の金字塔。
酸性雨がつねに降り注ぐ、日本語の氾濫する街並み。ハード>>続きを読む
2019年を舞台設定にしたSF2本「AKIRA」「ブレードランナー」を見た。「AKIRA」は翌2020年にオリンピックが開かれることになっていて、クライマックスは建設中の五輪会場で鉄雄が変異する。東京>>続きを読む
タイトルはラブストーリーだけど、中身はSFスリラーだった。二つの違う現実があると、うまくいってないほうが本当の世界だよね。
映画は両方の世界を説明なしに行き来するので、目が離せないし、気が抜けない。染>>続きを読む
ハリウッド版ゴジラのレジェンダリー・スタジオ製作だから、CGキャラはよく出来ている。ポケモンはどれも愛らしい。
でも、ポケモンに詳しくない僕が見ると、キャラクターの性質がまるで分からない(ピカチュウが>>続きを読む
いわば「この世界の片隅に」のフランス版的な話。第一次大戦下のフランス、銃後の守りの農村の出来事。でもヒロインには辛い出来事が。男たちが戦っている間、女たちは何を守るべきか?!ナタリー・バイの女主人が強>>続きを読む
妻夫木聡がおしゃべりなのに肝心な事は話さない男、豊川悦司が無口だけどぶれない男を演じてる。自主映画的な、自由にやってる感じの映画。台湾の田舎に彼らに会いにいきたい。
竹内裕子が香港黒社会の女帝を気迫で演じてる。それ以外はほめるところが見つからなかった。
ジョン・ウーの大河ロマン。戦死者の折り重なる戦場で立ち尽くす金城武、上海の街を走るチャン・ツィイー、振袖ではしゃぐ長い髪の長澤まさみ。いちいち大群衆と大規模セットを使ってる。ジョン・ウーってこんなに顔>>続きを読む
こういうエッセイマンガ、大好き。かわいい盛りの3姉妹が結構特徴あったりして。お母さん、頑張って!
おしりたんてい、初めてみた。見た目はおしり、口ぐせは「ふーむ、においますね」、必殺技はおしりじゃなくて口から出すガス!(周囲は悶絶!)…ああっ、なんてやばい設定なんだ。それでいて、子どもに観察力を促す>>続きを読む
王道をいく潜水艦アクション。潜水艦物にハズレなし!
米露の開戦危機、ノンキャリアの新任艦長、未知の航路。
敵の艦長を信頼して運命を委ねたり、敵地に潜入したコマンド部隊が必死で仲間を救おうとしたり、懐か>>続きを読む
アメリカでも最近まで女性差別が法律上も歴然と残っていたんだね。法律の理念の壁に挑む女性弁護士の闘い。
ヒロインのギンズバーグって今現役の最高裁判事だし、女性の中のスーパーヒーローみたいに思われているよ>>続きを読む
良かった。40年対決してきた殺人鬼マイケルと生き残りローリーが決着の死闘に向かう。
ジョン・カーペンターのオリジナルをリスペクトしてる。暗闇に浮かび上がるマイケルの不気味なマスク。殺された人たちの無残>>続きを読む
タイトルはひろしだけど、実はみさえが大活躍する話。インディ・ジョーンズのパロディがいろいろ出てくる。
今回は世界的な陰謀などはなく、誘拐されたひろしの奪還だけで、いわば野原一家という家族を問う話。かす>>続きを読む
前田敦子の歌声が聞こえる…、良いシーンだった。
ヒロインはウズベキスタンにやってきたバラエティ番組クルーのレポーター。通訳を入れても5人しかいない。
映画的なシーンがいくつもある。構図的に、ハンディー>>続きを読む
子どもを襲う母親の怨霊って嫌な話だな。恐怖におびえる子どもたちの顔が強い印象を残す。
静かになったかと思うとドーン!の繰り返しはどうかと思うぞ。設定もギリシア神話のメディアみたいだし、戦うのがケースワ>>続きを読む
死期を悟った殺し屋と年若い娼婦の逃避行。二人に恋が芽生えるわけでもなく、それぞれ自分のことでいっぱいいっぱい。少々地味なフィルムノワールだけど、女優が監督した作品だからか、モーテルの女主人とかヒロイン>>続きを読む
「不思議惑星キン・ザ・ザ」のダネリヤ監督が撮った青春映画が上映されるときいて、追悼の気持ちでシネマヴェーラ渋谷に。満席だ!
モスクワの青年と田舎から出て来た青年が出会い、別れるまでの一日の話。主人公、>>続きを読む
「結婚の敵はチェス!」婚約者との大事な日を忘れてチェスに夢中になる男。いざ出かけようとしてもコートの中に子猫が入り込んでいたり、あちこちチェスの誘惑が待っていたり。当時チェスが大流行していたんだな。願>>続きを読む
役所の硬直ぶりをおちょくったコメディ。責任者の所長は自ら急げとはっぱかけていても、自分で決断を先伸ばししているのに気が付かない。社会主義の世の中だったから?グルジアのお国柄だから?それなら、よく映画に>>続きを読む
若きタルコフスキーの習作。ヘミングウェイ原作のフィルムノワール。食堂も兼ねたバーに二人組の殺し屋がやってきて、これから来る常連客を殺すため協力しろという。やっぱり殺し屋はトレンチコートに帽子なんだね。>>続きを読む
カンヌ国際映画祭短編コンペ部門出品作が劇場公開中ときいて夜の渋谷にやってきた。AかBかどちらか選んだか分からないが、どちらかを選んだのはわかる。食卓のたらこ、道を聞いたおじさん、飴玉、そして息子は父親>>続きを読む
菊池寛の「父帰る」を大勢の俳優が演じる。家族を背負って来た長男、苦労して来た母親、父の顔を知らない次男と娘、そして放蕩のあげく帰還した父親。それぞれの役を15人前後の俳優が演じてる。
オーディション会>>続きを読む
結婚式の集合写真を撮るまでの、、時間を撮った作品。最近のツァイ・ミンリャン作品のような実験映画。
若い新郎新婦なら、若い友人がたくさん写っているはず。それが親戚だけのように見えるのは不自然。偶然一般人>>続きを読む
こんな貞子に誰がした!?
ネット動画時代の貞子。お話の薄さに比べて、俳優さんたちはがんばってたと思う。
ジェイソンやフレディみたいに、基本同じでも何本も作れるわけでしょ?わざわざ進化させなくても。。
イタリアの離島を舞台に家族の修羅場がぐいぐい続く。嫉妬深い新妻と別れた妻、兄弟の葛藤、不倫、金や病気、etc.
子どもが可哀想だ。親は無責任だ。人を見てがっかりしてるけど、あれは自分の姿だと突きつけ>>続きを読む
クリスチャン・ベールのなりきり演技というより、スティーブ・カレル、タイラー・ペリーらのアンサンブルがすごい。ブッシュに扮したサム・ロックウェル、あんた本物以上だよ。
映画は政治実録ドラマかブラックコメ>>続きを読む
工藤新一に化けた怪盗キッドとコナンがシンガポールの事件に挑む。
監督が交代したせいか、肌触りが変わってしまったぞ。
ゲスト声優陣が存在感ありすぎ。
それと、コナンが○○に入って出入国とか、豪華ホテルが>>続きを読む
傑作!音響の良い劇場で見れて良かった。ヴィルヌーブ監督に注目だったけど、マーベルの強力悪役ジョシュブローリン、メリーポピンズになる前のエミリーブラント、やっぱり誰も逃げられないべニチオデルトロ。みんな>>続きを読む
俳優さんたちの古代中国人なりきり演技が楽しい。美術セットがぜいたく。
あえていうなら、原作に忠実なのが長所で短所。長すぎで短すぎる。