charoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

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十年以上ぶりの鑑賞!


小さい頃繰り返し家族で見てました。
(吹き替え版で視聴したから余計に懐かしい)


当時はキョンシーがとても怖くて、
見た後はいつも1人じゃ行動できなかった…
映画の中のシー
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

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“一組の古い靴下みたいね。片方は伸びてヨレヨレで、
もう片方は穴だらけ。色も灰色に。
あなたは真っ白なコットンよ。
じゃお前はロイヤルブルーだ。
それかカナリア色。“


お互いに影響し合い、心を開き
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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ソフィア・コッポラの絵はやっぱりきれい。


ずっと美しい。エル・ファニングも。
あと音楽のプレイリストが最高。


かなり前から気になってたけど見れてなかった…
水中のティータイムシーン大好きでした
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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『聖なる鹿殺し』と『ロブスター』の
ヨルゴス・ランティモス監督の出世作。


奇妙さと、狂気で、共感ゼロの作品だった。
感情の起伏もほぼなく、シュールすぎる。


ずっと静かなのに、ダンス、歯、犬、車
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幻滅(2021年製作の映画)

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騙し騙されの連続。まさに幻滅だった。


社交界ものって、少し畏まった印象があったけど、
今作は語り手と共に、物語が進んでいくので、
とても分かりやすく、スッと世界観に入り込めた。


噂はすぐに広ま
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

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エモーショナルな場面の数々。
どこを切り取っても青春という感じがした。


プレイリストがとにかく最高。


思ったことを正直に伝えたり、心を許せる人や、
素のままの自分でいられる“居場所“ってやっぱ
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スマイル(2022年製作の映画)

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展開が読めていても恐ろしい…


人の作り笑いほど怖いものはない、
と実感したホラー映画でした。


ジャンプスケアも久しぶりで、常にビクビク。
不穏な空気感や、恐怖に陥れる演出が上手。


最後の方
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アウトサイダー コレクターズ・エディション/アウトサイダー ディレクターズ・カット版(2005年製作の映画)

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“Stay gold“


80年代映画っぽさ溢れる。
バチバチした青春だった。


この時代はみんなこんな感じなの…
夕日の色がとてもノスタルジックでした。


題材に対して音楽がとても明るい。
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

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狂気、狂気、ひたすら狂気。
タイトルバックから怖かった。


だけど癖になる。
最後まで引き込まれて見てしまった。


一つのジャンルには分類できないような独特さ。
けれど、ホラーやミステリーっぽさも
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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1カット1カットが素敵。
どこで止めても魅力的な場面の数々。


画面や映像に美しさとこだわりが詰まっていて、
隅々までじっくり見たくなる映画でした。


作中、とても視線を感じる場面があって、
画面
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

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自分を許すこと。過去を受け入れること。
そして、これからの可能性、未来を信じること。
こうして人間は様々な悲しみを乗り越える。
たっぷりの愛情と共に…


スピヴェットの頭の中の声が聞こえたり、
彼の
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トラベラー(1974年製作の映画)

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アッバス監督の長編デビュー作。


やっぱり人生の中には、どんなに頑張っても、
完璧に思えても、うまくいかないことがあって、
思い通りには生きれないようにできてるんだなって…


この監督の作品に共通
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Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

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テリー・ギリアムのダークファンタジーな
世界観は好きだけど、物語的には、
自分にフィットしない感が少しだけある!


だけど移動式ショーのセットがとても好きで…
あるシーンで、マグリットやミレー思い出
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カステロ・カヴァルカンティ(2013年製作の映画)

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ウェス作品は視覚的に楽しい映像ばかりなので、
これ見て字幕なしでもいけるかも…と思った。


やっぱりこういう世界観のセット好き。


きっと言われなかったらPradaって分からない。
こういうコラボ
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

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やっと見れた!


物語はウェスだなという感じがあるけど、
世界観的な部分でいうと形成される前の雰囲気で、
彼の長編デビュー作としても新鮮でした。


あらま!なエンディングだけど、
やっぱりオーウェ
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恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

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脳は宇宙で最も複雑なもの。


アイデアの塊みたいな作品。
ミシェル・ゴンドリーから見える世界とは…
彼は一体どうやって生きてきたんだろうか…


REMにより、夢の奴隷から解放されるシーンの、
トイ
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フランケンウィニー(1984年製作の映画)

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アニメ版フランケンウィニーを、
ギュッと短縮した感じ。(本作が先)


カエルの実験を授業で見て、
1日かけずに実行しちゃう少年天才すぎる。


愛は何よりも強い。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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これが実話だなんて本当に信じたくない…


ゲストが神とされる5つ星ホテルで、
銃に立ち戦った従業員たち。
みんな一丸となって脱出を試みる。


自分の信念を守りつつ、
ゲストを第一に行動していく。
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スウィート・ラビット(2012年製作の映画)

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淡い色合いと素敵な世界観。


孤独なラビットになってしまった自分。
でもそれを気にしてるのは自分だけかも…


愛してる人からの言葉のパワーは強い。


最初から最後まで好きな雰囲気。MVにありそう
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

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“星は貧しい者のダイヤよ。
金持ちはダイヤを隠す。
輝く天の宝物とは比べ物にならないから。“


愛のために…全てのシーンが絵画。そして劇的。
最後彼で終わる余韻。逆向きのエンドロール。
死後もその姿
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

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言葉にならない気持ち。
率直な感想としてまず第一に。


なんとも言えないこの感覚。
本当に一言では表せない複雑さ。


絶妙に絡み合う人々と運命。
少しでも何かが違っていたらとも思うけど、
必然だっ
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アスファルト(2015年製作の映画)

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出会いは突然に。
うまく行かない時こそ、何かが生まれる。


これだから一瞬の、一回きりと思う出会いも、
大切にして生きていきたいなと思ってしまう。


淡々と、時にぶつかり合い、
お互いの人生に影響
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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“全ては土に還る“
生きること、死ぬこと。


まさに人生の旅。
出会う人々との、会話を聞いていると、
瞑想したり、悟りを開かれている感覚になる。


“どんな悩みにも解決法はある。
だが黙っていられ
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話の話(1979年製作の映画)

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人間の表情のクローズアップにドキッ。


人々を照らす戦争の光。空からの通知。
最後の最後までなんだか切ない…
プロパガンダ作品の一つなのかな。


ダークな雰囲気も、やさしい雰囲気も、
作り出せるユ
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

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霧がかかった部分との距離感、
見える見えないの演出にドキドキ。


光が当たった時の美しさ、
この世界での圧迫感、
水の上でのゆっくりとした時間の流れ、
様々なギャップが効いてる作品だった。


忘れ
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

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線画のタッチも素敵だ…
本当に透明のセルに描いてる!


行ったり来たりしてる鳥たち。
ここで終わりなのかと思ったけど、
これの方が2人にとっては幸せなのかな。


絵が魅力的すぎて永遠に見
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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終始素敵な世界観。


背景の草木の模様までもが最高です。


追い出す様子を見てるみんなという構成も良い。


小さい時にこういうアニメに出会いたかった…


追い出されたウサギの表情がなんとも言え
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ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

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また立体感がすごい!  


だけど壁画らしい美しさもあり、
平面と立体の中間のような感覚…


一つ一つのディテールにこだわりを感じる、
色味も、質感も、勢いも、とにかくすごい…


どうやってるの
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25日・最初の日(1968年製作の映画)

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平面の中で、紙の質感を活かして、
立体を感じさせたり、スピードや色味も独特。


レイヤーが重なって奥行きがあるのに、
透けている表現も使っていて不思議な感覚になった。


赤、黒、白、クリーム、色の
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パラドクス(2014年製作の映画)

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自分が何をしてたか突然わからなくなる瞬間がある。
そんな時は時間のループにはまっているのかもしれない…


壁にかけてあるエッシャーの絵。
同じところを走り続けるネズミ。
まっすぐの道は永遠だ…って話
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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純粋に面白くて、最高に楽しかった。
演出、アクション、曲、テンション爆上げ!!!


子供のために頑張る父!
秘めていたもう1人の自分現れ…
最後は大人版ホーム・アローンで最高でした。


小道具とか
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

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ファンタジーとリアリティが融合する世界観。
豪華キャストに加え、迫力満点のアクション、
映像美、とにかく見応え抜群で、大満足…


明治大正レトロな雰囲気を彷彿とさせる、
日本建築や、家屋の装飾が、と
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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スピルバーグが幼少期の全てを曝け出した。


今まで彼の作品が見れてきたことも、
今この作品が見れていることも、
過去の出来事があってこその今なわけで、
“全てのことには意味がある“


人生は映画の
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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斬新で、衝撃で、心から楽しかった。
今まで見た映画の中で、1番狂ってた。


もうしばらく他の見なくていいかなって、
思っちゃうくらい、1つの作品で、
こんなにも充実というか満腹感がすごい…


“こ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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ソニピク謎試写にて!
(ストームちゃんが出てるので楽しみにしてた)


最後まで何が起こるか分からないドキドキ。
全編、画面を通して見るという視点の面白さ。


猛スピードすぎて瞬きしたら、見逃しそう
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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暗闇の中を照らす光。


この作品を劇場で見れてよかった。
そして劇場の真ん中の席で見れてよかった。
大きいスクリーンで1人だったら尚更浸れる…


人生は心の在り方。考え方の豊かさ。


映画の方向
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