復讐三部作、最後のひとつ。
他2作品と違い、観たあとぽかーんでした。
タイトルと復讐がどう絡んでくるか気になってたけど、親切て…え、そういうことなんだ…。
前半の単純に話を追わせてくれない癖のある編>>続きを読む
はじめ、あんまり見るつもりなかったけど、ウルフオブ~のレオさまを破ってのオスカー授賞と、予告が思いの外惹き付ける内容だったので観てみました。
あんた誰?ってくらいのマシュー・マコノヒーの痩せっぷり。>>続きを読む
私は父方の祖父が大嫌いでした。子供の頃からこの人が死んでも涙なんて当然流すわけないし、悲しいどころかせいせいするって思ってた。
ところが、実際に祖父の臨終に立ち合ったとき、自分の目からどんどん涙が溢れ>>続きを読む
やーっとの思いでレンタルできた!
アスペルガー症候群を扱う映画を観るのは「モーツァルトとクジラ」以来これで二作目。
個人的な理由で、こういうテーマを自分のなかでどう受けとるか難しいとこあるのですが、そ>>続きを読む
やっとみたシリーズ。
90年代からこの作品くらいまでの間、フォレスト・ガンプだったり、グリーンマイルだったり、トム・ハンクスて、「泣ける」をウリにする大作映画によくでてて、この人が出てたら鉄板みたいな>>続きを読む
去年の年末に一度みたものの、レビューにはせずに放置してました。もう一回観てみようと思い、再観賞。
そろそろ、はっきりさせないとかなー…。ウェス・アンダーソン作品、苦手なのかも…。好きなところはあるん>>続きを読む
な、な、なにこれー!w
レトロでノスタルジックな見掛けだけじゃ全然終わらない。毒気満載、不気味さどろどろ。
アニメーションのもつ、暖かみ、ユニークさ、自由さ、大胆さがこれでもかと目一杯に溢れては、こぼ>>続きを読む
観る前に予想してたストーリーを完璧に裏切りながら、返す刀で完璧なおじさまにただただノックアウトされるばかりの2時間でございました。
細かいとこまで行き届きすぎな配慮。歳をかさにかけることなく、決して>>続きを読む
なんだろう…映画っていうか詩的。
これが映画の形をした一編の、あるいは膨大な詩だと思えたとき、なんとなくゴダール作品に入っていくきっかけを掴めたような気がしました。
ジョン・ケージが無音の音楽を作った>>続きを読む
ほろ苦い、どころではない。
今居る場所が最悪だ、と思って故郷テキサス飛び出した若者が、大都会の冷たさと現実の厳しさの前に打ちのめされていくという、まさにアメリカンニューシネマな物語。
カウボーイ姿で>>続きを読む
ロシア映画って、冷たく広大な国土のせいなのか、どうしてもイメージが暗い方に行きたがる。その点で、この映画にはちょっとびっくり。
ユーモアに溢れていて、陽光が降り注ぐような軽やかさがあって、自然のおおら>>続きを読む
可愛らしいタイトルとは裏腹に、戦争を背景にした映画。でもその内容がとてもユニーク。
第二次世界大戦末期、フィンランドの最北ラップランド。ソ連とフィンランドが戦いを続けるその場所で、サーミ人の女性の家>>続きを読む
伝え受け継いでいくこと。
ニュージランドの先住民、マオリ族族長の家系に生まれた少女のお話。
時代の流れと共に失われるものが多い中で、伝統を、もっといえば自分たちのアイデンティティーをどう残していくか>>続きを読む
懐かしい、と思ってしまった。
昔、数年間おんなじようなとこで生活してたから。といっても、うちの両親はここで出てくるような、酷い人たちではないです。
毎朝の「起きろ~」ってスタッフが来襲してくるとこ、全>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは…いったい何?何映画になるんだろう?
青春グラフティー?百合?ホラー?サスペンス?サイコパス?え、わかんない。並べた要素全部あるけど、どれもこれっ!って感じで言えない。
というのもこの映画、¨ほ>>続きを読む
オードリー・ヘプバーンが主演ということもあって、タイトルだけ聞いたら、アダルトな恋愛ストーリーでも始まりそうだけど、はじまって早々出てくるのは、人形の背を割って綿を抜き出す謎の作業シーン。そしてなにや>>続きを読む
今までも、他のレビューでちょくちょく書いてきたけど「信仰」のある部分、特に一神教の教義に対して懐疑的です。
信仰自体は否定したりしない。神がいようがいまいが、信じることで自分や他人がプラスになるなら信>>続きを読む
基本、映画はどんなジャンルでも楽しめる方。強いていうならアクションが苦手…というかあんまりそそられない…ていうのが今までのスタンスだったけれど、これを見てやっと気づいた。それ以上にはっきり苦手なものが>>続きを読む
すごいw 想像以上に面白かったw
あ、でも、一言いっていいですか?
えっとね…超ゲスいw
もー完全にイカれにイカれてる。金もクスリも、明らかにオーバードーズ。ドラッグ、セックス、ドラッグ、セックス…>>続きを読む
映画の直接的なものとは関係ないのだけれど、主人公のセルジュが昔職場にいた担当者の人に顔も性格もそっくりw
女にだらしないとことか、どこか斜に構えてる感じが見れば見るほどうわぁ~…似てるわぁって。
もう>>続きを読む
「あらゆる武器が、これを操る者の身体の外延を成すとするなら(中略)弾丸とは、 速度と慣性質量の合成エネルギーと化して、他者へ撃ち込まれる意志に他ならない」
思わず、某作品のこんなセンテンスを思い出して>>続きを読む
三作に渡って続いた○○ニューヨークから、一気に舞台は南米アルゼンチンへ。
首都ブエノスアイレス。
本来は南米のパリと呼ばれるくらいの美しい街のはず。けれど、この映画にでてくる街の輪郭は大分違う。
無>>続きを読む
音楽がずるい、ずるいよ。ニューヨーク舞台で、あんな曲かけられて心地よくないわけないから。
のっけからいきなり本題が切り込んできて、なんの問題もないままあっというまにジョン・タトゥーロがジゴロに転身し>>続きを読む
いろんなジャンル、いろんな舞台で活躍する人々のうち、たまにいったいどーやってこの人は出来上がったんだろうかって思ってしまうような、存在自体が奇跡みたいな人たちがいる。
ストイック?自由?いーや、どれも>>続きを読む
こんなに感情移入できた映画久しぶりだ~!
英語ができないっていう切り口から、主人公のマダムが抱える悩みやテーマを無理なく引き出していく構成が巧み!
例を挙げると、Entrepreneur(起業家)と言>>続きを読む
脚本なし。綿密な打ち合わせを繰り返しての即興芝居で組み立てられた作品。
う~ん…。正直にいって評価が難しい…。
個人的な疑問として、映画のリアリティーってどこまで必要なのか?っていうのがあって。
こ>>続きを読む
観るのは2回目。
昔、邦楽で同名のバンドがいて、あ~ここから名前とったのかーって興味をひかれたのが最初。
金ではなく薬、薬、薬。標的はドラッグストア(及び医療施設)のみというスタイル。まるで出口も生産>>続きを読む
予告などで見た印象ではコメディ色が強いのかなと思ったけど、実際の成分含有量はコメディーよりもややシリアスな部分が多くて、痛みも苦味も多分に混じってた。
あの凸凹な隣人に、憧れを抱くっていうのが、なん>>続きを読む
んー…期待しすぎちゃったのかもしれない…。と思いつつ、2回見た。
するとすると、細かーいエピソードがやっと見えてきて(一気に登場人物が出てくる話は苦手なんです…)印象が変わり…かけたのですが。
舞台>>続きを読む
「私の中のあなた」「きみに読む物語」の
ニック・カサヴェテス監督の長編デビュー作。主演は母親でもあるジーナ・ローランズ。
社会的な役目を立派に果たした女性が、新たな人生のテーマを見つけていくまでの物>>続きを読む
長年連れ添った夫が浮気。妻のカトリーヌは、その事実に狼狽し意気消沈するのだが、やけ酒を煽りに衝動的に入った娼館にて、彼女はマルレーヌという娼婦に出会い、ある企みを思いつく。
それは、彼女に夫を誘惑して>>続きを読む
Vol.1&2合わせての評価。
シャルロット・ゲンズブールが本格的にジョーに御降臨。はち切れるような欲望の彩飾をポップにばらまいた前半とは一転し、しまりのある雰囲気に。
挑発的に愛というワードが依然ち>>続きを読む
ふぃ~相変わらずやってくれんねトリアー監督。いったいどこからこんな話を?と今回も思ったわけですが。
それにしても今回は特に活き活きしてるなっていうのが第一印象。
過激は過激だし、ふしだらそのまんまです>>続きを読む
んー酷い話だわぁ…。
背後にはイデオロギーの衝突とか、人種差別とかがあって、もう完全に法とか関係なくなってるんだよね。
熱狂と偏見の間に落とされると、人間の理性はなぜ、こうも無力なのでしょうか。
冤罪>>続きを読む
岩井俊二作品に触れるのって考えてみたら10数年ぶりだった。「花とアリス」もいつかみてみよーが今の今まで続いてる状態で、未観賞。
ある時期、この人の作品は良くも悪くも深入りしちゃだめだーと離れた時期が明>>続きを読む
語彙が吹っ飛ぶくらい、よかった。
すんごいよかった。
過剰な暴力にまみれることで自己を支えるサンフンと、そんな彼相手にも全く物怖じせず、躊躇なく平手を食らわすヨニ。
奇妙で歪ながら、何故か結び付いてい>>続きを読む