気になり続けたミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。
スウィンギング・ロンドン真っ只中のロンドンを舞台に、人気フォトグラファーのトーマスが撮った一枚の写真を巡るサスペンス。
コレはアートを極めた作>>続きを読む
ジャック・ドゥミ×ミシェル・ルグラン。安定の世界観に加えてアヌーク・エーメの美!
ジャケのイメージ通りのお洒落作品だった。
初恋の男性を待ち続けるキャバレーの踊り子ローラの恋愛模様を情緒たっぷりに描>>続きを読む
セルジオ・レオーネ×クリント・イーストウッドのマカロニ・ウェスタン。
“ドル箱三部作“と言われるからには、第一作目の今作も観ない訳には行かない。
なかば義務感で観たけれど、面白かった。
なんだったら>>続きを読む
国を持たないという事…
とても考えさせられた。
“私は日本人です!”と堂々と言える幸せを改めて感じた。
難民申請が認められず、在留資格を失ってしまった在日クルド人一家の少女の苦悩と葛藤を描く。是枝監>>続きを読む
イギリス文学らしい美しくて格調高い作品だった。
第一次世界大戦後のイギリスを舞台に、名家の子息(ポール)と孤独なメイド(ジェーン)の秘密の恋の行方を描く。
物語自体は小説家となったジェーンがかつての>>続きを読む
黒澤明監督の代表作の1本となった人間ドラマの名作をリメイク版公開前に、今更ながらの鑑賞。
市役所の市民課長、ワタナベは29年11ヶ月無欠勤の模範的な役人だったが、ある日自分が胃がんに冒され余命少ない>>続きを読む
う~ん…
苦手意識が強いニコラス・ケイジ主演作。
間違いなくジャケにつられて鑑賞。
思ってたのと180度違ってた。
もっとハラハラドキドキを期待してた。
ニコラス・ケイジは髭効果もあって問題なく観>>続きを読む
ジャック・オーディアール監督最新作は、これまでの印象を覆す作品だった。
或る意味角が取れて丸くなったと言うか、包容力とか優しさすら感じる作品だった。
70歳の目で現代の若者達の生き辛さだったり、SN>>続きを読む
何気なく観てみたら思いのほか引き込まれた。
8月のある日、父親が失踪したと知らされオクラホマの実家に集まった三姉妹。彼女たちを迎えるのは、闘病中ながら気が強い毒舌家の母とその妹家族。性格も思惑もバラ>>続きを読む
ジワジワ沁みる作品だった。
コレは或る意味ネタバレ厳禁作品じゃないかな?
なに?なに?どういう事?からの、あ~なるほど、の心地良さ。からの切なさ。
まっさらな気持ちで観た方がより響く作品だと思う。>>続きを読む
かなり好き。
モヤリ味たっぷり。だけど好き。
巨匠イングマール・ベルイマンが愛した神秘的な島、ファーレ島を舞台に倦怠期の映画監督カップルが過ごすひと夏の物語…。
いや~とにかくロケーションが美しい>>続きを読む
最っ高ーーー!!!
いや~もう言葉がない。痺れに痺れた!
クリント・イーストウッドとセルジオ・レオーネが3度目のタッグを組んだマカロニ・ウェスタンの傑作。20万ドルの大金を巡って3人の男たちが駆け引>>続きを読む
録画したものの長いこと放ったらかしてた有名過ぎる作品。スピルバーグに沸く今観なければいつ観る?!って事で思い切って鑑賞。
えー?!あの音階はコレだったんだ~!
今更ながら驚きと感動。そこが知れただけ>>続きを読む
う~ん、かなり社会派作品だった。
正義とは?よりもむしろ報道の在り方に踏み込んだ作品に思える。
今や情報は全てネットで手に入る時代。本人さえ精査する意識があれば誤った情報に惑わされ真実を見る目を曇ら>>続きを読む
ジャック・オーディアール監督×ロマン・デュリス。ずっと観たかった~ワクワクしながら鑑賞。
裏社会の不動産ブローカーでありながらピアニストを目指し始めた青年の葛藤や苦悩を描いたノワール作品。
ロマン>>続きを読む
世代を超えて、時代を超えて愛され続ける伝説のスター、オードリー・ヘプバーンの素顔に迫るドキュメンタリー。
何よりバレエ・ダンサーになりたかった彼女の生い立ちとムーンリバーのメロディーがやけにシンクロ>>続きを読む
今更やっとイーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督によるマカロニ・ウェスタンの大傑作を鑑賞。
『殺しが静にやって来る』の流れ、更には悪役クラウス・キンスキー繋がりで、不思議と食指が動いた。
2人>>続きを読む
一時期追いかけたジャック・オーディアール監督作品6作目。
賭博師とセールスマン、しがない2人の物語が交錯するネオノワールにしてデビー作。
同監督作『預言者』にも通じる大胆でダイナミックな映像に引き込>>続きを読む
名作『ペーパー・ムーン』のピーター・ボグダノヴィッチ監督作品。
テキサスの田舎町を舞台に、3人の若き男女の多感な青春と、合わせてアメリカの夢の終焉を古き良き時代へのノスタルジーを込めて描くモノクロ作>>続きを読む
オープニングからワクワクする映像。
まるでNHKBS“世界サブカルチャー史 欲望の系譜“イギリス版とでも言った興味深いドキュメンタリーだった。
ナビゲーターはマイケル・ケイン。英国紳士オーラが漏れ>>続きを読む
イーサンじゃなくても良かったのか?確かめたくて鑑賞。
結果、イーサンにやられた。
上だけイーサンに下だけイーサン、目だけイーサン…
うぅぅぅ~やっぱりオールイーサンちゃんと見たかった。笑
得意とし>>続きを読む
グザヴィエ・ドラン監督作品コンプリート!
幼馴染のマティアスとマキシムは友人の妹が撮る短編映画でキスシーンを演じる事になり、それをきっかけに秘めていたお互いの気持ちに気付き始める…
先日、ドキュ>>続きを読む
ドランが好きな人はもっと好きになる。そうでない人は好きになる。そんなドキュメンタリーだった。
とにかく早口で熱く語る。熱い!想像以上に熱量を感じるし、良く喋るし、自分を持ってる。
実績からの自信だけ>>続きを読む
グザヴィエ・ドランが同名戯曲を映画化したサスペンスドラマ。
性的マイノリティへの偏見と言うテーマをミステリータッチで描く。
保守的な田舎町でジリッジリッと描かれる危うい人間関係が怖くて美しくてヒリヒ>>続きを読む
アントロイドもの、しかもドイツ産と言う事でワクワクしながら鑑賞。
古代文学の研究に没頭する独身女性学者アルマは研究資金確保の為、高性能アンドロイドとの実験的共同生活をする事になる…
なんだかんだで>>続きを読む
新作が話題のパク・チャヌク監督長編デビュー作。
いや~見応えがあった。
朝鮮半島を南北に隔てる軍事境界線(38度線)上の共同警備区域=JOINT SECURITY AREA(JSA)で起きた兵士射>>続きを読む
デニス・ホッパーは数える程しか観てない。なんだったら『ブルー・ベルベット』のインパクトの大きさに後ずさりしたまんま。
ただ、何故かこのカッコ良いジャケは気になってた。
う~ん。難解。正直、意味が分>>続きを読む
トランティニャンのマカロニ・ウエスタン?!
全く想像がつかなくて、ずっと気になってた作品を遂に鑑賞。
なんと言う容赦なさ!こんなに容赦ないことってある?!
シンプルにひたすら残酷だけど一匹狼トラ>>続きを読む
アンソニー・ホプキンスが若い!
そして、後のレクター博士の原点とも言える精神異常者を怪演していた。
更にはその後の人形ホラー映画の先駆け的作品でもある(らしい)。
精神に異常をきたした二重人格者の腹>>続きを読む
フィリップ・ド・ブロカ監督を初体験。
奇想天外、一見(飽くまでも一見)メッセージ弱めながらこれもまたれっきとした反戦映画。
第一次大戦末期、ドイツ軍は占拠したフランスの街に大型時限爆弾を仕掛けて退>>続きを読む
グサヴィエ・ドランが脚本に惚れ込んで出演を熱望したサスペンスタッチの人間ドラマ。
複数の物語が過去と現在を行き来し、それぞれの決断が思わぬところで他人の運命に影響を及ぼす。神の存在を肯定的に捉えなが>>続きを読む
コレは独特だけど嫌いじゃない。
むしろ好き!
イスラエル映画と言えばほっこり感動作のイメージが強かった。『靴ひも』とか『旅立つ息子へ』とか…
コレは違う。もっと言えば今まで観たことの無い世界観だった>>続きを読む
ラストがいい!
コレはアート感が高すぎてストーリーが入りそうで入らない ちょっとした歯がゆさがあったもののラストで帳消しされた。
スカッとした。
スタイリッシュさは勿論、映像表現 いやカラー表現が>>続きを読む
長いこと遠ざかってたドラン作品。
久々に追っかける気になったので、今更のデビュー作。
凄く刺さった。ヒリヒリよりも終始胃がキリキリ痛む感じ。
親子って拗れると何処までも深みにハマる。近すぎて分かり>>続きを読む
ピエール・ニネの端正な顔立ちとスリムなスタイルが航空事故分析官にピッタリだった。
316人の乗客全員が死亡したヨーロピアン航空機墜落事故。原因は操縦ミスなのかテロなのか、それとも大きな陰謀なのか…>>続きを読む
マルチェロ・マストロヤンニのおとぼけエロティック・コメディ。
笑った~!楽しかった~!
自他ともに認める凄腕のプレイボーイ マルチェロが性的不能になってしまう。精神科医に相談したところ「強烈な刺激>>続きを読む