肉さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

肉

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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

号泣。

救いのない悲劇の物語、それが権力や人々の偏見によるものだとなおさら苦手で。悲しみよりも怒りが先に来ちゃって楽しめないどころか数週間モヤモヤを抱えちゃうから勘弁してほしい。

この映画もそうっ
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ハウンター(2013年製作の映画)

3.0

よくある話で先が読める……と思ってからの更に踏み込んだ独特の展開が良かった。ホラー好きだからこその予想の上を行く、先の見えない展開にワクワクした。で、何かわかんないけど感動もした。温故知新だった。

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.0

しょーもない小ネタの数々も、バトルシーンのカッコ良さも人間ドラマも前作からさらに磨きがかかった感じ。
前半笑い死ぬかと思ったし、後半に差し掛かり手に汗握って、最後はウルッと。

エンドロールでまた崩れ
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.5

最初から俳優棚橋弘至に泣かせてもらおうなんて期待もしてなかったけど、やはり、お芝居の才能はちょっと控えめ、いやほぼ無い、ってか演技ど下手くそすぎて逆に愛しくなってくるレベルなんだけど、試合のシーンでは>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろくて
優しくて
あったかくて
アツい

こんな映画、皆が好きになるわけだよねー

あえて色んな前情報をカットして観れて良かった。とはいえ前半30分の何とも言えない不安な気持ち。キレイに覆えされ
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

別に90分くらいあればまとまりそうな単純なストーリーなのにさ、いちいち細々と挟んでくる小ネタに時間取られすぎてて長いのなんのって!!ああ笑った笑った、ほんと大好き。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ寒そう。
私も押入れの中身を見直そうかなと思った。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

こういう親の偏った価値観を子どもに押し付けて洗脳のように育てちゃう感じって昔から抵抗あって苦手なんだけど、父親の教えにも確かに頷ける部分があるし、多かれ少なかれ家庭って親による洗脳教育の場みたいなとこ>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

優しい。あったかい。
心のイライラトゲトゲがだいぶ溶かされた気がする。
善悪って大切だけど、優しいってもっともっと大切なことだなぁってしみじみした。すべてが優しい。いいなぁ。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

4.0

この手のテーマがやたら痛々しくも胸に刺さる今日この頃。

なんだかオシャレ感出そう出そうという雰囲気が苦手でマイナス1ポイントしちゃうけど、ストーリーもラストも好き。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

良かった。

母親のだらしなさと娘への愛情。周囲の大人の厳しさと優しさ、貧困のループから抜け出せない絶望と子どもの将来。人生のままならなさと毎日の暮らしの中にある、希望と呼ぶにはささやかすぎるキラキラ
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.0

壮大なコントだったし、
染谷くんの無駄遣いに笑った。
楽しめた。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

思ったよりペニーワイズが子どもたちにタコ殴りにされててウケた。

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.5

面白いし好きなんだけど、見終わってしばらくするとどんな話だったかすっかり忘れてしまうでおなじみのシリーズ。
3作目はちょっと最後泣けた。

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

後半に差し掛かるまで思ってたんすよ。あーこれ大オチ読めるし、ありがちな謎解き、主演の芝居も無表情っていうか、
浅見れいなと北村一輝と斎藤工の顔芸で持ってるような映画なのかなーって。

ある秘密が明らか
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

見終わった後、色々考えさせられる系かと思ってたけど、
蓋を開けたら何にも考えずに逃げて早く逃げてーを楽しめる系だった。

ばら撒かれた点と点が繋がるナルホド感と形勢が二転三転するクライマックスでホラー
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

5.0

エンディングのアナーキーインザUKを聴きながら、私はちょっと泣いた。

とうとう理解してくれる仲間も見つけられず、一人隠れるように夢想していた世界と、そんなこと考えたこともないですよ、という顔で暮らし
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恋愛だけじゃダメかしら?(2012年製作の映画)

3.0

かるーい群像劇が見たい気分で何となしに見はじめたら、登場人物が多い分テンポもいいし小ネタが笑えるし、妊娠〜子育てあるあるもリアリティがあって、戦友を見守る気持ちで入りこめた。

結婚生活や妊娠出産って
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひくほど泣いた。後半に行くにつれて大号泣に次ぐ大号泣で疲れた。

でも、泣けたからといって5はつけたくないわー。こういう泣かせ方はむしろ最後にどうしても理不尽な権力への怒り、みたいなのが勝ってしまいム
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大好きなサニー〜永遠の仲間たち〜が邦画でリメイクされるので、韓国映画の日本リメイク版はどんな感じかなというノリで、趣の近そうな「あやしい彼女」を韓国版と続けて観てみた。

びっくりするほど、話のすじも
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.8

良い。何が良いって婆さんがびっくりするくらい嫌なやつなの。そんな婆さんに頭の上がらない息子にもうんざり。でも、だからこそ、後半で最初のイメージがひっくり返る感動を味わえた。その辺が韓国版の方が上手いな>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.5

面白かった。
超イケメンで力持ちで気立てが良いゲストが家族に溶け込んでいく前編が素敵すぎて、いっそこのまま(たまに怖い顔がアップになるだけの)良い人で終わったら逆におもしろいな、とか思いながら見てたけ
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

3.0

洋画の邦題ってあんまり本編に沿っていない謎タイトルが多くて、これはないだろうと思わされたり、邦題がくそダサいがために自分にハマるはずの映画を見逃してしまったりすることもしばしば……

しかしこれはホン
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ウルトラ I LOVE YOU!(2009年製作の映画)

3.5

軽いラブコメかと思いながら見ていたら、あまりのドタバタとヒロインの常軌の逸しぶりにグイグイ惹き込まれて、これが後半で転調し、人生の応援歌的な内容になっていくので意表をつかれたし、終盤で明らかになる本当>>続きを読む

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.0

台詞や演出のクセがすごくて好みではないかなーと思わされた前半だけど、中盤どんどん新しい事件が積み重なり、後半で「なるほどソレがいいたかったのかー!」と爽やかな感動があった。

この感覚、何かに似てるな
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