ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

2.9

特に笑える訳でもないし、物語自体そんなに面白くない。
でも、グルーというキャラは結構好きになったし、ミニオンもなんか不思議な魅力がある。
流行りに乗って、ちょっと観てやるか程度で1作目から取り掛かった
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.0

前作はシンプルで面白かったが、今作は色々な要素を散りばめすぎてやや散漫さが見受けられる。
グルーが恋をするくだりなんかも、なんか「ウォレスとグルミット」を思い出したし、敵キャラにもあまり魅力がない。
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.4

前2作に比べてストーリーラインがしっかりしてるし、サスペンスフルな展開の連続で全く飽きずに楽しめた。
グルーは結婚して丸くなってしまったものの、また悪党として活躍させる為に無理矢理登場してきた双子のド
>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.0

まず、主人公始めどのキャラにも魅力を感じなかった。なのでお話にもあまりのめりこめず・・・。
また、そのお話自体も、もっと血沸き肉躍る大冒険スペクタクルみたいなのを期待していたせいか、なんか求めていない
>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

2.8

人類が誕生するよりも前、恐竜の時代からミニオンは活動していたんだ~。でもどうやって誕生したのかとかどうやって増えるのかとか寿命とか謎のまま。
いつの時代も全く行動が変わらないミニオン達はやっぱかわいい
>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

2.1

スティーブン・キングの映画化だから見なくちゃ!という人はかなり痛い目にあっているんじゃないでしょうか?かく言う私も何度騙された事か。でも、毎回ちょっと期待して観ちゃうんだよなぁ。しかも、ジョンキューザ>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.9

田舎町を舞台に連続怪事件が起きるという展開は「殺人の追憶」と重なるが、國村隼演じる謎の人物が絡んでくる事で、一種の異様な展開を見せるのがこの映画の面白い所。
國村隼の存在感がとにかく際立っており、ミス
>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

2.5

緊迫感があるし役者の演技も素晴らしいし、悪い作品じゃないんだけど、なんだか真面目過ぎるというか隙がないというか、堅苦しすぎて・・・。役所広司の切腹の所で、これから死のうとしてる人間に冷静に「介錯するか>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

設定の複雑化とヒロインのぶっ壊れっぷり、そしてあざとさ120%増量(注:オリジナル版との比較)

近年、漫画や小説の映画化が多すぎて辟易してしまうが、とうとう20年以上も前のテレビドラマまで引っ張り出
>>続きを読む

ビッグ・ヒット(1998年製作の映画)

1.4

昔見た時は面白かった記憶があるが、今見直したら全く受け付けなかった。
とにかく登場人物全員が馬鹿!マークウォルバーグは只の気のいい兄ちゃんで、殺し屋には見えないし緊張感が無さ過ぎてダメ!キングコング2
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

人は相容れないものだ、例え家族であろうと。

この映画は家族についての物語であり、一人の人間の絶望と再生を巡る旅についての物語である。

人それぞれ考え方が違うのだから、必ずしも理解してもらえるとは限
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

まあ、ゾンビものとしては基本をしっかり押さえた展開だし、極限状態の中での人間の弱さや愚かさもしっかり描けていたので概ね満足。最後まで飽きずに楽しむことが出来た。
しかし、残念な点もある。最初は「ワール
>>続きを読む

グレートウォール(2016年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

つまらなさすぎ!
とりあえずこの映画のストーリーを考えた奴を殴りたいレベル。
モンスターが出てくるのは百歩譲って良しとしても、そいつらとの戦いに全く知性が感じられない。
あんな大群で来てるのに、ロープ
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

税金を払う事を誇りに思い、真面目に生きてきた男が病気で働けなくなった事によって、社会からつまはじきされていくという物語。
どこの世界でもお役所はあんな感じですよね。本当に市民の事を考えてくれているのか
>>続きを読む

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

1.8

ジャンル不明の不思議系映画。
なんか狙いすぎててうすら寒い。

意味がありそうな押し問答→突拍子もない展開

という繰り返しで、そこにはリアリティは皆無。
突然夜中にボートで川を渡ったかと思えば、昔の
>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.0

ノーランのバットマンは気楽に見れないから苦手。
とにかく長いので疲れるし・・・。
凄い迫力あるアクションも見所ではあるのだが、そこにカタルシスはなく、ただ「おおー!」って言いながら茫然と見ている感じ。
>>続きを読む

31 サーティーワン(2016年製作の映画)

1.6

なんかいきなりサバイバルゲームが始まって時間内生き残れば勝ちとか言われます。
で、出場者達にオッズを付けられますが、あまり意味ありません。
出場者を殺すべく、次々に殺人鬼が送り込まれてきますがなんか皆
>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.0

ヤクザなんてダサいし、すぐ死ぬし、馬鹿らしいというのがよくわかる映画。
なんか色んな派手な死に方が見れて楽しいです。SAW(ソウ)シリーズを観ている感じに似てる。
ちょっとした油断ですぐ殺されるのでこ
>>続きを読む

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

2.8

相変わらず派手な殺し方は多いけど、前作よりもギャグが少ないのでちょっと物足りない感じ。
ちょっと調子に乗るとすぐ殺されるので、この世界で生き残るには無欲でなくちゃいけない。
たけしが死なないのは主人公
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

「インターステラー」の時もそうだったけど、やたら荘厳で重厚な音楽が終始流れ続けている為、何気ない描写、奥から味方と思しき兵士が近づいてくるだけという何気ないカットでも、もしかしてこいつ裏切って銃乱射し>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

まず、法廷ものというと勝った負けたの激しい応酬やバトルが見物ですが、この映画ではあまりそこに重きをおいていない。
根底に流れるのは是枝監督の得意とする家族愛だったり、人間の本質といったもので、エンタメ
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.3

インド映画の新たな地平を切り開いた傑作。
主人公が宇宙人というのがまずぶっ飛んでるし、内容も神や宗教観に迫りながら笑い飛ばすという非常に懐の深い作品。
衣服は”踊る車”で手に入れろ!ってのは笑った。
>>続きを読む

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.4

撮影中にブランドン・リーが死んだというのが衝撃だった。
カラスの力で不死身になって復讐を行うという展開は面白いし、そんなに古臭くささはなくゴシックホラーな世界観で良い。銃撃戦は2丁拳銃&スローモーショ
>>続きを読む

ダークシティ(1998年製作の映画)

3.0

ストーリーはそんなに面白くないが、設定と世界観の良さで引き込まれる。
「ロストチルドレン」とか好きな人におススメしたい。
ビルがぐぐぐっとせり上がってきて変形していく様は、後に「インセプション」に影響
>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

2.4

映像自体はスタイリッシュだが、SF的面白さを期待しちゃうと全く面白くないという。
ノワール映画の主人公みたいなロングコートを着た男が、宇宙からやってきた異星人だと言われてもねぇ。
アンナ・カリーナは綺
>>続きを読む

ブライトスター いちばん美しい恋の詩(2009年製作の映画)

2.8

詩の才能が凄い男(←表現に全く知性の欠片もなく申し訳ない)に恋をする少女の純粋な恋物語であるが、どうしてそこまで惹かれるのか説得力に欠けたし、何かってぇとすぐ「ママ、ママ」と母親に頼るので、どこまで本>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.4

怖さではシリーズダントツ!

なんと言っても、腹を食い破って出てくるチェストバスターの衝撃!
とにかく暗い船内の雰囲気が怖いし、得体のしれない生物が潜んでいるという怖さ。
また、CGが無い時代故にエイ
>>続きを読む

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

劇場版とあまり違いを感じなかったけど、後半のあのシーンは居るかなぁ?
「2」への辻褄合わせに感じるし、せっかく脱出するというスピーディーな展開でちょっと立ち止まってしまうので、テンポが悪く感じた。

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

登場人物のキャラも立ってるし、アクション満載だし、これでもかこれでもかのクライマックスシーンの連続には唸らされた。
たぶん、中学生くらいの頃に1番繰り返し見た映画。そのせいか、見過ぎてちょっと飽きてし
>>続きを読む

エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

4.0

「完全版」だけあって、より登場人物の背景が深く掘り下げてあるし、物語に深みが増しているので初見の方はまず「完全版」を観る事をおススメする。
但し、一旦知ってしまえば十分なので、繰り返し見る分には「劇場
>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

2.2

子供の頃観てあまりのつまらなさにがっかりした記憶がある。
大人になって見直したら以外に面白い所に気づく、っていう事が往々にしてあると思うが、大人になった今観てもやっぱりつまらなかった。
なんだろうねこ
>>続きを読む

エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

私には「劇場版」よりも長い上にさらにつまらなくなったとしか言いようがない。
ラストでリプリーの体からアレを出さなかったから完全版?そんな後からとって付けたように無理矢理「4」との整合性を取ろうなんてあ
>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

2.6

今見直すと、CGだってのが丸わかりのエイリアンで、あまり怖さは感じなかったな。
ジュネ監督らしい映像世界は素晴らしかったと思うけど、シリーズ通して見るとかなり異質な作品ですね。
ドミニク・ピノンやロン
>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

未知の惑星に降り立つのに無警戒すぎるだろう。
案の定ウィルスに感染して「助けてくれー!」だの「母船に入れてくれー」だの、どったんばったん大騒ぎ。
1作目の「エイリアン」ですらリプリーは感染の危険がある
>>続きを読む

裏切りの街(2016年製作の映画)

2.1

最初に言っておきます。観ても全く得しない映画です。
どうでもいいような底辺の人達のどうでもいいような浮気と不倫劇が延々と描かれます。
出てくる奴ら皆クズばっかりです。全然魅力的なキャラは居ません。
>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.1

まさに、モンスターとも呼ぶべき思春期特有の病をわずらった(中二病とも言う)主人公の無軌道な生き方が描かれる。彼女を理解してくれる人は誰も居ないと思っている(母親でさえも)、唯一の親友だった子もあること>>続きを読む