ジーハさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジーハ

ジーハ

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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.5

アダム・ドライバー主演。
昨年(2022年)彼目当て鑑賞。

9・11同時多発テロ事件後、
CIAが行っていた拷問に関する実態を調査した報告書に関する実話をもとに描いた社会派作品。

字幕(台詞)の量
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

大小あれど、人間なら必ず持ってる闇の
部分だけを数珠繋ぎにしたような作品だった。

テーブルの上ではみんな穏やかな笑顔、
その下では壮絶な蹴り合い踏み合い。

みたいな…


ドロドロだった…笑
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.5

1986年の公開当時、
とっても話題になっていた作品。

どんだけ?!!てっくらい月日は経って
ますが…(笑)これが初鑑賞。

この辺りから、ショーン・コネリーの
役者としての印象が「昔007だった人
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

ちょっと前、多くのフォロワーさんたちが
観てた記憶ありの作品。今さらながら鑑賞〜

映画はジャケットのイメージとは違った。
これ、想像してた感じではない?!

そのジャケットにもなってるマスクって…
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.4

絶賛Netflix配信中のTVシリーズ
「ウェンズデー」視聴真っ只中の私。

映画版で未視聴のこの作品が急に観たくな
ってAmazonプライムでレンタル。


これぞB級の極み!!!!

もう登場人物
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

簡単に言ってしまえば、組の抗争に巻き込まれ人生が狂っていくヤクザの逃避行のお話。

正直、大きなストーリー展開があるわけじゃない。
でもそこはさすがパク・フンジョン監督。
かなり見応えのあるヴァイオレ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

パク・チャヌク、
今回はこう来たか…

楽しみにしてたパク・チャヌクの新作。
だからなるだけ前情報を入れず素の状態
で席についた。


全てが想定外な展開だった。

女の為に罪の隠蔽をし
男の為に罪を
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ミトン(1967年製作の映画)

3.6

友人からのお薦め人形アニメーション作品②

「チェブラーシカ」の監督・脚本家
ロマン・カチャーノフ短編集より

タイトルの
ママに犬を飼うことを許してもらえない少女が、ミトン(手袋)を犬に見立てて散歩
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

何年越しだろう?
いや、どころじゃない…何十年越しにやっと鑑賞。

このアーティスティックで独特な世界観!
すき・すき・すき!好きだなぁ。
思ってた通り期待を裏切らなかった。

今の私たちから見ればこ
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結んだハンカチ(1958年製作の映画)

3.5

友人からのお薦め人形アニメション作品①

チェコアニメの母。
「ヘルミーナ・ティールロヴァー短編集」より

これ、カ、カ、カワイイ❤︎

結ばれただけのハンカチなのに、、、
生命が宿り始めた瞬間から!
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.5

実在の韓国トップ俳優・ファン・ジョンミンが犯罪集団に突如誘拐されてしまうクライムサスペンス。

鑑賞理由はもちろん、
ファン・ジョンミンをファン・ジョンミン自身が演じてるという設定に興味がわいたから!
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.4

理解のある家族・バレースクールの友人達、
表立っては周りはララがトランスジェンダーとわかって受け入れている。でも常に払拭されない自分と周りとの心のギャップ…それは絶対に本人にしかわからない辛さと孤独感
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アタック・ザ・ガス・ステーション!(1999年製作の映画)

3.2

記録漏れ作品

1999年公開。
もちろんオンタイムで観たのではなく、
その10年後くらいか…
キム・サンジン監督作品の流れで行き
着いて「シュリ」と同じく韓国で空前の
大ヒットだったとあったのでレン
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愛のゴースト(1999年製作の映画)

3.0

1999年の作品。
なので、演出も映像も古くて、
始まった途端に展開が予測できて
しまったので、鑑賞というよりその
確認作業になってしまたような気がする。


ストーリーをざっくり…

この世に思いを
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.7

安定(演技が上手って意味で)のキャストだし、ハズレはないだろう!?と予想はしてたけど、韓国映画お得意の喜怒哀楽をしっかり味わえるよくできてたエンタメ作品でした。

そして、このジャンルに関して韓国の作
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紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

3.3

第一、二と連作になってる台湾ホラー。

個人的に第一章が微妙な出来だったこともあり、続編であるこの第二章を見るか否かを迷ってましたが、やはり続きが気になり鑑賞。

結論(笑)
第一章よりもこちらの方が
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2022年最後の劇場鑑賞作品。

スクリーンにA24のロゴ。
それを見ると毎回ワクワクする。

今回は?

…こう来たか笑


柔らかな音楽と美しい光と色彩。

空から落ちてくる夫(ジェフリー)
鼻か
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紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

話題の台湾ホラー。
2章あるうちの1章目を鑑賞。

うーん、、、神隠し→伝説→悪霊→妖怪?…にしては「魔神仔」のビジュアルクオリティが低い…笑

ラストの伏線にもなってる夢が何度かオチになって展開して
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パーフェクト・ゲッタウェイ(2009年製作の映画)

3.4

地上波で昨日の夜中にやってて、吹き替えかぁ...とか不満半分に何気に見始めたら結局全部見ちゃった。

あれ??評価低過ぎません?!

確かに、自宅・TV・夜中・パジャマ…ゆるゆるなシチュエーションで全
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.5

若い頃のイーサン・ホークより、
今のいい感じに枯れた彼に深みと
魅力を感じる。


忽然と姿を消した伝説のミュージシャン
タッカー・クロウ。

彼のオタク達(熱狂的なファン)が
勝手に語る彼の楽曲の解
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.4

劇場版「青葉家の食卓」が気に入っ
たので、同監督のこの作品がWOWOW
て放送と知り録画→鑑賞。


え?

ストーリー設定がまさかの…?!
(話の要のネタバレになるので言
えないけど…!)


映画
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呪詛(2022年製作の映画)

3.4

「観覧注意」のふれこみに惹かれて…
Netflix配信のこちらを鑑賞。

男女3人のYouTuberが、謎の神を信仰す
る村に突撃侵入したことから、とんでも
ない事態に巻き込まれてしまう。

そして数
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.5

父親の訃報を受け、バラバラに生活していた4人の兄弟姉妹が葬儀に集まった所からストーリーが始まる。

みんな一見順調そうにみえて、、
それぞれが思い通りの人生を送れておらず、
問題を抱え日常を送っている
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.5

WEBドラマの雰囲気が好きで観てて、劇場版に新作があるのは知ってたけど、スクリーンで見る醍醐味を全く感じなかったので、配信を待って鑑賞。

あら?

観る前は、、
ぶっちゃけビジュアル重視の雰囲気もの
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

淡々とした予告編。
上映時間約3時間。
村上春樹原作…

観ることに二の足を踏んでた理由。

でも公開が始まるとフォロワーさんから
そんな自分とは真逆の反応が聞こえてくる。
オスカーの授賞式も迫って
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

始まりからワクワクが止まらない。

楽しいーーーーーー〜〜〜!!

「犬ヶ島」の時もそうだったけど、
画面から取り込みたい情報量が多過ぎて
もう大変…

観る・・・聞く・・・理解する…
五感をフルに使
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.5

こういうドキュメントを見ると、政治家と
いう職業に…ほんとヘキヘキしてしまう。

テレビで大の大人が、しかも自分達よりめちゃくちゃ賢いはずのエリート達が、自身の保身のために子供以下(子供に失礼)の嘘を
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.6

水俣病。子供の頃テレビの報道で何度となく目にしていた公害被害。

そんな患者さんたちの痛々しい姿に子供だった私は、悲しさよりも先に強い恐怖を感じた記憶がある。

ラストカットにもなっていたユージン・ス
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

💿去年2021年に観た作品・未レビュー分
⑤〜冬・劇場鑑賞


実は昨年冬に劇場で鑑賞済みでしたが、、
見終わった後のダニエルロスで、感想がなかなかまとまらず放置している時、Amazon primeで
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.4

今回のお目当てはエル・ファニング★

文句なしに可愛かった!
エルファニングって…フワフワした
良い匂いがしそうなんだよなぁ〜笑

大学生のアシュレー(エル・ファニング)は学校の課題で、有名な映画監督
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.6

ヤクザと家族。

社会に背を向けても、
自分の家族は命がけで守る。
ヤクザも人間。
でも避けられない現実。

法律を盾に都合よく私欲を肥やす
役人ってほんと質が悪い。

そして差別する社会も…
なんて
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ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「 私はメリキャット・ブラックウッド。
18歳で姉さんのコンスタンスと暮らしてる。
姉さんは世界で1番大切な人 」

…物語はこのセリフで始まり、
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アネット(2021年製作の映画)

3.5

アダム・ドライバーの新作とあって
早速初日に足を運んでみました。

作品については、劇場の予告でファンタジーチックで不思議な印象を受けたのと「ポンヌフの恋人」のレオス・カラックス監督作品てこと以外、他
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

即オープニングでグッと心を掴まれた。

楽しくにぎわうストリート〜
生き生きとした活気ある街の人たち。
そんなありふれた日常なだけなのに
この多幸感。

家族同士が交わす何気ない会話からも
互いを愛し
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

実は最初ノーマークだったこの作品。

オリジナルのフランス版も未鑑賞。
でも公開されてからFilmarksでの評価が
あまりに高くて気になり始め、、近くの
シネコンでの上映が決まりさっそく観に
行った
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

💿去年2021年に観た作品・未レビュー分⑥〜Amazon prime配信


余韻が残るラスト。

ルーベンが選んだ自分の居場所。

エンドロールが始まっても画面を凝視
したまましばらく動けなかった。
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