momohideさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

「もっとパンクして!」


んー…んんん…んー?(΄◉◞౪◟◉`)???

時代が違ったらカルト映画とされていたような内容。
エルファニングだしタイトルからしてただのお洒落系恋愛映画かと思ったら全然違
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.8

「愛が絡んだ完全犯罪は存在しない、
愛しあうものは何かを残すから 必ず証拠が見つかる」


不倫関係であるジュリアンとカララ夫人。
2人はジュリアンの勤め先の社長である夫人の夫を自殺に見せかけて殺害す
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エバー・アフター(1998年製作の映画)

3.9

「鳥が魚を愛してくれたとしても、暮らせる場所がない」
「それなら君に羽を作ってあげよう」


魔法?何それ?んなもん無いよ?自分でどうにかせい!!!!なシンデレラの話。
魔法に頼れないから殆ど自分でな
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.9

「私は希望を選んだの
この世界に残された希望はごくわずかよ
でも諦めない人たちがたくさんいる
諦めなければ何かを変えられる
もし希望を捨ててしまったら 未来はない
すべて自分の選択 そう信じれば未来は
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裏窓(1954年製作の映画)

4.4

「奥さんは元気か?」


仕事で足を怪我したカメラマンの主人公。
完治するまでの7週間、暇を持て余す彼の密かな趣味は向かいのアパートの住人の生活を覗き見すること。
あまり褒められた趣味とは言えないがア
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.7

「今日 僕が死んだら?」
「明日 私も死ぬわ」



初グザヴィエドラン。

反抗期 あぁ反抗期 反抗期。

10代も後半に差し掛かる頃、主に母親との間に現れる思春期特有の恒例行事。

なので別に悪い
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

「俺はガンダムで行く」


大人の形した子供の映画。

アイアンジャイアント×メカゴジラ×ガンダム
ここだけでもう観る価値あり。
クソ熱い。

シャイニングのシーンの再現も半端ねえ。
各シーンを上手く
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早春(1970年製作の映画)

4.2

「死ぬほどの恋におちたんだ。」


学校辞めた15歳の少年が職場の女性に恋をする話。

確かに歳上の女性ってば魅力的、こんなに美人だったら尚更。
パッケージがこの映画の全てを表している。
一瞬本物にな
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.5

「この川に罪を沈め 洗い流す」



派手な演出とか凄いカメラワークとか特に無い。
だけど主演3人の演技お化けによって完璧な人間ドラマとして仕上がっている。


もし、あの時こうだったら、こうしておけ
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.1

「持っているモノの多さで幸せは計れない
人生はモノでできてない」



物は全て貸倉庫へ
部屋に何もない状態で1日に1つだけ貸倉庫から取り出してきて良い。
とゆうルールの下1年間を過ごし物の在り
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

「自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。
AAL IZZ WELL(きっとうまくいく!)」


いや面白かった。
3時間の中に笑いも感動も全部詰まっ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.4

「この部屋を出るのに普通は4秒かかるけどー
 2秒で出て行って」



オードリーのラブコメはやっぱりローマの休日が最高過ぎるのでなんかもうお腹いっぱいだなー。
ストーリーもなんの変哲も無い普通のお話
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.8

「あなたは感情を自分の内に閉じ込めてしまうのね」
「俺は音楽にだけ心を開くんだ」



ショーンペン(Lowdown)とサマンサモートン(Sweet)
エメットの小心者エピソードと心地の良いギターの
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.3

「未来に向かって ページをめくろう 彼女は列車に乗り その田舎町へ別れを告げる」



イタいアラフォー女のぶらり田舎に帰ろうひとり旅映画。

安っぽい改心をしないところがわたしはリアルで良かったかな
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

「砂の落ちる通路は非常に狭い、最初のうちはいつまでも砂の量が減らない様に見えた 砂が残り少ないと気づくのは いつも終わりの間際だ」

「天才は天からの授かりもの いや違う
天与の狂気 自然が送った罪深
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うなぎ(1997年製作の映画)

4.1

「俺もようやくお前と同じになった」


浮気した妻を殺してしまった男が、人里離れた土地でうなぎを飼いながら床屋をやる映画。

うなぎ=生殖器
のメタファーってのは容易に想像がつくんだけれど、それだけで
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

「人生は長い 忌々しいほどに」


マグノリア・ストリートで暮らす人々の一日
一見無関係そうだが物語が進むにつれ微妙に絡まっていく3時間の長丁場群像劇。


一言で言うと「疲れた」
ただでさえ登場人物
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

「子は持てた、でも産まずに2人の養子をもらおうと夫婦で決めたの」



実話。
タイトルで壮大なネタバレしてて草。
最後の最後にLIONて出てくるのはまま良かったかな。
引っかかりのある邦題を付けるの
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

100年前の映画。

張りぼての様な歪んだセットが逆に芸術性を生んでいて、尚且つオチにも繋がるとゆう中々凝ってる作り。

精神病患者を使った殺人は今となってはなんの捻りもなく…って感じだがそこから更に
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

「デカく当てたいならリスクをとれ」



ギレンホールの顔面ホラー。
痩せこけたギレンホールはジムキャリーにも見える。
2人とも表情筋オバケっすね。

とりあえずスッキリしない映画。
スクープの為なら
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.5

「チョコやバニラ以外も欲しい、アイスを選ぶ自由が必要だ、それが自由とゆうものだ」


今回の名言は
息子とのチョコかバニラかアイスの味ディベートでのニックの台詞をチョイス。


煙草の映画なんだけど、
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.9

「最高の気分だよ。太陽がいっぱいだ」



ちゃらんぽらんなアランドロン(言いたいだけやろ)
いや、アランドロンいい男やね、抱かれてもいい。

原作と結構違うらしいね、原作に忠実なのはマット・デイモン
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.9

「わたしはあなたにその本をあげるだけ。
中に書いてあることを学ぶ勇気は、あなたがもたなければならないのよ」



ギレンホール若っ!
この頃から表情筋が豊かなこと豊かなこと。

今回の名言はローラダー
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

「ふと部屋の端と端で目が合う
嫉妬でも性的な引力でもない 相手がこの人生での運命の人だから そこに2人だけの秘密の世界がある」



不幸に負けない逞しい女性の物語。
こうゆう生き方はある種とてもロマ
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.1

「もし君とすれ違っていたら
世界全体とすれ違うことになる」



これ3部作の2作目だったのね、観た後に気づいた。
ボーイミーツガールは未見です。


疾走=若さ
確かに「走る」ことは若いうちにしか出
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

おもろい、おもろいけど
なんでこんな分かりにくい時系列にしたんや…
いやそれがこの映画の売りってのは分かるけど。

ポロライド写真に色が着くシーンは上手いの一言。


そのうちもう一回観てあーなるほと
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.0

「僕はあそこの木をあなたの上にぶっ倒してやりたかった」



ウェスアンダーソン初期作品。
左右対称撮りや手元俯瞰撮り等、独特なカットはこの頃から。


ビルマーレイは当然だけど、ジェイソンシュワルツ
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.7

「月に手を伸ばすのではなくて、月が手を差し伸ばしてくるのよ」



オードリーの美しさ全盛期。当時25歳。

芋女がいい女になって男を虜にする映画の元祖ではないでしょうか。

オードリーヘップバーンの
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.7

「愛は人を殺すこともある」


結構面白い。

バカVS人でなし
バカを集めて笑い者にする晩餐会の映画ではなく、それに参加しそびれた招待客とホストのお話でした。
だったらタイトルちょっと違くない?とも
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.6

「戦争映画で帰った後の話をしてはいけない」



序盤の引き込み方が秀逸で最初っから緊張しっぱなし。
中盤以降も少年たちがバンバンフラグを立てて行くから緊張は途切れず続くよどこまでも。


ナチスの約
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」



変なタイトルだなーって思ってたけど、最後意味がわかった時震えた。

気持ちの整理が付かないから「分解」し、そして「構築」する。

冷蔵庫の水漏れ、一昨年
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.6

「菊次郎だよ、バカ野郎」


北野武といえばヤクザものなんだけど、この映画は1番苦手なものを撮ろうと思って制作したらしい。
とゆうわけで珍しくヤクザの「ヤ」の字くらいしか出てこない基本ほのぼのしたロー
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.5

「戦争から帰ってきたら結婚しよう」



これも観てなかったあまりにも有名過ぎる作品。

3時間の長尺だが
行く前約1時間
戦地約1時間
行った後約1時間
と言った感じ。

正確には戦地のシーンは40
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

「人は皆、ワナにかかっていて、それから逃れるコトはできない。
暴れてみても空しく、お互いを傷つけ合うだけ…一歩も進めないのさ。
…僕はもう、諦めているんだ。」


ヒッチコックの超有名作。
まだまだ観
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.6

「真夜中になったら、私はガラスの靴を履いて、カボチャの馬車で姿を消すわ」



これは名作。
昔の映画と侮るなかれ、今でも十分通用するラブコメの古典。
真実の口やスペイン広場など有名な名シーンも盛りだ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.3

「イヌもオヤジも持ったことがない
けどどうってことはない、自分ではまともな人間だと思っている」



キアヌリーブス、リバーフェニックスのロードムービー。
個人的にストーリーはこれと言って。

リバー
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