momohideさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

「昨日何してたの?」
「そんな昔のことはわすれてしまった」
「今日会える?」
「そんな先のことはわからない」



超有名な「君の瞳に乾杯」もいいけど。
リックの性格がよくわかるコチラをチョイス。
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.5

「君と俺は吊り合わない、でもふさわしい男なんていないんだから、俺が立候補する」



この台詞だけ聞いたら、なんてロマンチックな映画なんだ!!と思うかもしれませんが違います(いや半分そうだけどね)
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.4

「チ●コパイオツビンビン勃起ビラビラヌレヌレマ●コのバーブラストライサンド!!!!」



これはもう汚い言葉のオンパレード。

言論、表現の自由がテーマ。
有害な部分だけを強調して本質を見落としてる
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.5

「人間は自分と異なる存在に対して恐怖心を抱く」



他にもハッとさせられる台詞は沢山ありましたが、今回はこれをチョイス。

こうゆう映画は点数を付けるのが難しい。
このお話を「面白い」と言って評価し
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

「彼は最初(天才と分かる前)から愛してくれた」



どうでもいいけど先生、公共の場で生徒の固有名詞を出して悪口言うのは大問題ですよ。

って思ってたらこのすぐ後に更なる大問題が勃発ーーーコラーっ!!
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

「許そう、でも忘れないぞ」



小生、世界史に極端に疎く、歴史的背景はよく分からないのでそこいらは省いてのレビューです。



全然わかんなくてもこれはすごい映画だよー!
Tragedy(悲劇)とC
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

「この恋、絶滅すべきでしょうか?」



オープニングで割と苦手なノリかなぁーと思ったが、大丈夫でした。
完全に松岡茉優の放つ勢いに持ってかれた、この映画は彼女の独壇場と言っていいでしょう。
素晴らし
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.0

「絶望した熊は倒しやすい」



ティーンボーイ3人組が家族と折り合いがつかず(若干1名違うけど)家を飛び出し森に家を建てて田舎で暮らそうinサマーする話。
男同士の友情に異性が絡んで亀裂が走るお約束
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パワーズ・オブ・テン(1968年製作の映画)

-

こうゆう話ってロマンを感じる人と恐怖を感じる人に分かれると思うの。

わたしは後者なの。


10分で観れるから観て損はないとは思うけど。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

「違う時間に違う場所で目を覚ましたら、僕は違う人間になれるだろうか?」


日々の生活に充足出来ない貧弱男のもやしっ子代表主人公(エドワードノートン)が自分に無いものを全て持っているワイルド系男子のタ
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恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

3.5

「デタラメって難しいのよ」


うん、変な映画。
人生いろいろ上手くいかず、夢の中に逃げ込むうちに現実なのか夢なのかわかんなくなっちゃって色々やらかしちゃう男のお話。

これはまさにミシェルゴンドリー
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.4

「気品を、常に気品を」


名作古典をことごとくスルーしてきたわたしだが、アマプラで無料だったのでついに手を出しました。






とんでもないミュージカル映画でした。
皆さんがベストミュージカルと
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

4.2

「ブレンダに相談してみるわ」



な、なんやこの汗っかきのデブは…(失礼)

とか思ってたけど目を閉じてピアノを聴くシーンにあれ?この人もしかして美人?と不覚にも思ってしまった(΄◉◞౪◟◉`)
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

「言葉って、やっかいなものね。時には両方の意味を持つこともあるわ」



わたくしSF映画に関しては完全に古いチープな映画至上主義なんですけど、これはちょっと変わったSFで面白かった!

ソシュールの
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

「人混みの中にきっと行きたい場所に連れて行ってくれる人がいるはず」
「Someone in the Crowd」の歌詞より。



オープニングが素晴らしい。
前作セッションの熱量をより大衆向けに昇華
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.2

「食われてタマるか!」


真実を知った者たちが自由を手入れるために一致団結し命を懸け愛と勇気と下ネタで戦いに挑む感動の物語である(間違ってはいない)


何気にミュージカル、ホラー、サスペンス、アク
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.9

「英雄なんかじゃない」


実話なんだから面白いとか面白くないとかではない。
いや、映画なんだから面白いか面白くないかなんだけどね。

でもやっぱりこの話は作り物ではなく実際に起こった出来事だから素晴
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.3

「5分の間に何が起ころうと、必ず待つ。何が起ころうともだ。5分を過ぎたら、自分で責任を持て」



オーケーオーケー。
ライアンゴズリングがクソイケメンなのはよーく分かった。
わたしも明日から寡黙に生
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.7

フランス映画の間の抜けた雰囲気と音楽がとても好き。

エミールクストリッツァ始めて観るかと思ったら数年前にライフイズミラクル観てたのね(内容はイマイチ覚えてないけど)

終始ドタバタで騒がしい映画なん
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

「お前は大切なものが多過ぎる
本当に大切なものは増えるんじゃなくて減っていくんだよ」

良い映画には心に響く言葉があるね。


ほぇー…これまた評価が難しい!!!!!(怒り)


とりあえず出演されて
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.6

たまにはさらっと観れるコメディを。

サイモンペッグは非常に魅力的な俳優さんだね。
エドガーライトのショーンオブザデッド、ホットファズくらいしか観たことないけど、あれからいい感じに歳をとってる。

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

「疑いの余地なく、間違いなく、常に変わることなく、彼女は愛らしい。なぜか?純粋だからだ」



んごー…これは評価が非常に難しい…

ウェスアンダーソンの作品総じてまず挙げられるのは映像の華やかさ!
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

「もし神が存在するなら人の心の中じゃない
人と人との間の、わずかな空間にいる」



最初から最後までずーっと会話劇な恋愛映画。

まあ恋愛映画なんで惚気話を聞かされる訳なんだども、興味深い会話もあっ
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

ロックストックシリーズのガイリッチー監督のスパイアクション映画。


マドンナと結婚してからのガイリッチー作品はあんまり好きくないなぁ…。


相方大変なのに優雅にサンドイッチ食べてるのとかお互いの部
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.6

「3割打つ一流のバッターでも、10打席のうち7回は凡退するんだ」



イチローが現役引退したので野球の映画をば(イチロー全く関係ねぇけど)


我らが世界一の頑固じいさんクリントイーストウッドが
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

「いいスコッチがわからん連中は地獄行きだ。私はもうじき天国の扉を叩く。正直に言おう。
文句なしに美味い」



オープニングからタランティーノ好きには堪らない会話劇!
彼の性格を知ってるならこの後どう
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソン渾身のストップモーションアニメーション第2弾!
個人的に前作ファンタスティックフォックスよりも好き(΄◉◞౪◟◉`)
細部までこだわり抜いた映像は流石としか言いようがない。

近未来
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

2.9

・イタリーB級ヒーロー物
・元ネタ知らなくても全然大丈夫
・アクションは少なめ
・主人公が中年オ○ニー野郎
・ヒロインがすきっ歯(おっぱいは綺麗)
・悪役がYouTuber

はい。

なんやかんや言
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

「お前だけは、最後までこの世界で普通で、まともでおってくれ」



戦争に負けたけど、戦争に屈しなかった人たちの物語。


すずの声が見事にハマっている。
最近の話題作の吹替えなんかで人気有名俳優がよ
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.2

蛙が星野源そっくりでまず笑う。


けど交通事故を使って物語に起伏を持たせるのにいい加減飽き飽きしております。
都合よく車突っ込んでくれるなほんまに。



吉野家で向かいの席同士泣いてるのは本当に奇
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.6

サイレント映画は1902年のジョルジュメリエスの月世界旅行くらいしか観たことなくて約100分の視聴に耐えられるか正直不安だったけど、大丈夫面白かった。

ストーリーはなんの捻りもなく普通…だけどこの時
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

「殿堂入りや、曲のヒットよりも駆け出しの頃街灯の下で四人だけのハーモニーを作った瞬間が何より最高だった」



わかる。
音楽(だけに限らず)とビジネスは切っても切れない関係なんだろうけど、純粋に音楽
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

「お前は羊たちを略奪者たる狼から守るシープドッグたれ」



クリスが犬に殴り掛かるシーンが真理。
スーパーヒーローなんていない。
彼らは一体、何と戦っていたんだろうか。


生きて帰ってきた=オール
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WE ARE X(2016年製作の映画)

3.0

評価はファンか否かで大きく別れるだろうな(当たり前か)
XのドキュメンタリーというよりYOSHIKIのドキュメンタリーに近い。
父の死、HIDEの死、TOSHIのアゴ…じゃなくて洗脳、TAIJIの死
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転々(2007年製作の映画)

3.9


「幸せは来ていることに気付かないほどじんわりやってくる。でも不幸はとてつもなくハッキリやってくる。」




そうなんだよねぇ…そうなんだよ。
幸せの最中では幸せに気づけない。
失うと分かって初めて
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コーラス(2004年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦後間もない1949年が舞台。
戦争によって多くを無くし荒んだ心の少年たちを音楽の力で更生させる教師の物語。

登場する子供たちは確かに問題児ではあるが悪童は1人もおらず、寧ろ校長が害悪。
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