これはもう「観るドラッグ」と呼びたい。サイケデリックの洪水。
原作は読んでたけど、サイエンスSARUの手に掛かるとこうなるか!という斬新さ。
春夏秋冬の京都(何故だかいつも夜)を縦横無尽に歩き回る酒>>続きを読む
想像以上におもしろかった!テーマも好きだし、最後まで展開が読めずすごく楽しめた。
人口過多や環境汚染や、一人当たりの金銭負担や、いろんな問題が一挙にクリアになる「人類縮小計画」。善意の大発明のはずが…>>続きを読む
鼻炎薬飲んだせいなのか、誰にも感情移入できないせいなのか、なんと半分以上意識ぶっ飛んでしまった。なので、多分超重要なシーンのいくつかは確実に見落としてる。不覚。。。
冒頭「HAPPY END」ってタイ>>続きを読む
最初の暴動から一気に喧騒に引きずり込まれた。圧倒的。
一度振りかざしてしまった誤った正義をどう処理すればいいか分からず、無抵抗な人間をとことん暴力で押さえつける理不尽さ。
「自分の身は自分で守れ、だか>>続きを読む
“酔っぱらいの音楽”、最高!ウィスキーをショットでグイッと飲み干して、ケルト音楽に乗せて踊るシーンはほんとに多幸感ハンパない!いっしょに酔っぱらって踊り出したくてウズウズしてしまった。
島民一丸とな>>続きを読む
主役を演じるクメイル本人の実話だったなんてビックリ!
深刻な事態にも、常にユーモアを忘れないクメイルに拍手を送りたくなった。
たまにクスッと笑えるところがあったり、ストーリー自体は明るいコメディータ>>続きを読む
刹那的だけど未来を感じさせる1作目に対し、悲哀に満ち溢れたアンサーとしての今作。おもしろかった!
歳を取っても相変わらず過去を振り返ってばかりの登場人物たち。裏切った側と裏切られた側が再会して、また懲>>続きを読む
ルーニー・マーラ目当てに観に行ったけど、予想以上によかった。
カトリックとプロテスタントの溝が深すぎる。同じキリスト教なのに、ここまで違いを認め合えない宗教って一体何なんだろう。アイルランドにこんな>>続きを読む
本当の自分であるために、誰もまだ成功したことのない性別適合手術に世界で初めて挑んだリリー(アイナー)の勇気と、妻ゲルダの深い愛情。
観終わったあとリリーやゲルダについて調べたら、実は性別適合手術後、母>>続きを読む
「3Generations」って原題、いいな。
心だけじゃなく体も男性になりたいと願うレイと、理解しようとしつつも葛藤する母、レズビアンであっけらかんとした祖母とそのパートナー。レイの父親とその新たな>>続きを読む
ある出来事から連鎖して、またある出来事が波紋のように起こるんだけど、悪意が善意を引き起こしたり、善意が悪意を引き起こしたり、それらが同時に生まれたり、観ながら息つく暇もないほどいろんな感情が生まれた。>>続きを読む
久々観たけどやっぱり好き。ストーリーもキャラクターも映像も音楽も、どれを取っても好み。
恋人クレメンタインとの別れが辛すぎて、彼女の記憶すべてを消去しようとするジョエル。
消してる途中で楽しかった思>>続きを読む
ロマンチックの極み。
自分映画史上確実にベスト5に入る名キスシーン!
公開当時観た時は、ただただおしゃれな雰囲気の作品ぐらいに思ってたけど、今見返すとなんとも味わい深い映画。
失恋の痛みを引きずりま>>続きを読む
新学期が始まるまでの3日間のお話。時間と若さをムダに持て余してた大学時代を思い出して懐かしくなった。まさに青春映画!80年代の音楽や空気感もすごくいい。
この監督、「ビフォア・サンライズ」の人なのか。>>続きを読む
この映画好き!とある団地に住む人々の、滑稽で不思議でやさしい日常のお話。みんな何かしら影が垣間見えるんだけど、孤独な者同士が集まって、不思議な化学反応が起こる。
気になる女性に近づきたいがために、自>>続きを読む
さりげない優しさが、あとからじんわりくる作品。すごーくよかったし、考えさせられた。誰かを受け入れることは、自分を受け入れることでもあるんだな。
命からがら、なんとか祖国シリアを抜け出したカーリドを待>>続きを読む
かわいい恋愛映画なんやろなぐらいに考えてたら、デッカイ愛の物語だった。
子供たちがギュッと抱きしめたくなる可愛らしさ。ヴィクトールがマリーに向ける、意地っ張りでシャイな恋模様もよいし、マリーの大人びて>>続きを読む
音楽やっててろくに働いてなかったり、無職の彼氏のために体を売ったり、何かに理由を付けて自分のこと見ないようにしてる登場人物たち誰にも共感できない…と思ったけど、中盤からジワジワ来るものがあった。
好>>続きを読む
エルトン・ジョンよ、よく引き受けた(笑)エルトンが出てくるシーンは、もう笑わずにはいられない!
前作しかり、スーツ姿での戦闘シーンはめちゃくちゃかっこいい。傘とかスーツケースとか、アイテムの使い方も相>>続きを読む
2017年最後の1本。ふるえた!笑った!キュンとした!冒頭の独白からグイグイ引き込まれ、怒涛のラストまで、ヨシカといっしょに突っ走った。
古代生物に想いを馳せ、課長をフレディと命名し、タモリ倶楽部を>>続きを読む
「人生はあっと言う間、だから今を楽しまないと!」と、死者たちが踊るシーンが特にシュールで楽しい!クリスマス〜年末に観るにはピッタリのドタバタ劇。
ウディ・アレン作品に出てくる女優さんはいつも可愛いけど>>続きを読む
シャロンという人間の、幼年、少年、青年期を追ったアイデンティティの物語。この映画のポスターしかり(全然顔違う3人なのに!目が似てるのか?)、あとから反芻してジワジワと来る良作だった。
これは単に、マイ>>続きを読む
Google earthで家を突き止めるシーン、鳥肌が立った。朧げで断片的な記憶を頼りに捜索を諦めず、25年後についに家族と再会できたサルー。本当によかった。
サルーを支え続けた育ての両親もすばらしい>>続きを読む
想像以上におもしろかった。さすが山下敦弘監督!ゆる〜〜いオフビートな笑いがいい◎
松田龍平演じるダメダメなおじさんと、その甥っ子の掛け合いに何度もクスクス笑った。ハワイに行きたいために、お金を貯めずに>>続きを読む
パンク全盛期のイギリスのキッズたちと、独特な文化をもつ異星人たちとの2日間。青春ラブストーリーを期待してたけど、もっと摩訶不思議で壮大な物語だった。
最後、少年たちが友人に恋愛指南するときのセリフがよ>>続きを読む
ハートフルコメディぐらいに思ってたら…めちゃいい話やん!ドがつく音痴のマダムフローレンス。実話だというからまた凄みがある。
くったくのない笑顔で堂々と歌い上げる様は、爽快ですらある。メリル・ストリープ>>続きを読む
煩悩を投げ合う3人、その煩悩を供養する3人、本当に印象的なシーンだった。糸といっしょにその時の空気や想いも紡ぐ編み物が、なんだかすご〜く愛しい行為に感じられた。
ストーリーは去ることながら、とにかく俳>>続きを読む
メアリーの不機嫌なしかめっ面、ニカッとした笑顔、涙をいっぱいに溜めた泣き顔、全部素晴らしかった。大人のような配慮や知能をもつ反面、しっかり子どもの無邪気さも持ち合わせていて、ほんとにこの少女の演技力こ>>続きを読む
今年一待ってました!の作品。最っ高におもしろかった。
「そう来たか」っていう展開があったり、あのキャラも出てきたり、想像以上に盛りだくさんで、観終わったあとの満腹感がハンパなかった。。。
今回はロゴも>>続きを読む
イスタンブールの街で可愛くたくましく生きる猫たちに魅了されまくり、終始ニヤニヤしっぱなしだった。
奔放だったり気高かったり優しかったり、猫たちそれぞれのキャラが濃くて楽しめたのはモチロン、猫を愛する人>>続きを読む
全編油絵タッチのアニメーション。アートアニメーション好きとしては、冒頭のタイトルバックから鳥肌モノだった。なんとこの映画の制作に100人もの画家が関わったそう。圧巻。
ゴッホの死後1年後に、彼の死の真>>続きを読む
ティム・バートン×エヴァ・グリーンてことで、前々から観たかった作品。エヴァのこの邪悪な美しさは一体何なんだろう?!(今回はやさしい設定だけど)
おじいちゃんの秘密を解き明かすためにとある島を訪れ、そこ>>続きを読む
タワーマンションの人間縮図、こわい…。高層階と下層階のヒエラルキー、モラル崩壊などなど、狭い世界に閉じ込められると人間はこうも堕ちるものなのだろうかとゾッとした。
タワーの無機質さと人間の生々しさの>>続きを読む
E.Tのあの曲が流れた時、反射的にブワっと涙が…!映画音楽って、記憶にしっかり刻み込まれてるんやな。
高いキーの弦を執拗に掻き鳴らす不快な音がなければ、サイコのシャワーシーンの恐怖は半減どころか微塵も>>続きを読む
尊厳死を求めた女性とその家族の、実話に基づく物語。死を考えることは、生きる意味を考えることでもあると改めて感じた。
身体の自由が効かず、生活する上での不便が増えたことで、「気力があるうちに逝きたい」と>>続きを読む
多分もう5〜6回は観てるけど、今度は爆音映画祭で。今までで一番楽しめたかも!
いやもう最高、この作品。初見の時はド派手でイカれたストーリーに目が行きがちだったけど、とにかく細部までこだわり抜かれた美術>>続きを読む