あまんださんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

あまんだ

あまんだ

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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.8

人生最後の旅に出た老夫婦の話。

子供が巣立った後、 二人でいても間が持たないと言う御夫婦も多いかと思うが、エラとジョンはこの人生の終焉に至る年齢まで熱々だ。キャンピングカーと言う密な乗り物で長い旅行
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コールド・キラー(2017年製作の映画)

3.5

隣人の殺害現場を目撃してしまった移民の女性が、犯人に付け狙われ、間違っていとこを殺された事から、反撃に転ずる話。

この女性がねー、腕っぷしが強い、強い。しかもそれが、文字通り、「素手」なんで、めちゃ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

昔、子供の時にオリジナル版を観たのは覚えてるが、肝心の内容と言えば、下水口からのピエロの場面しか覚えておらず、あんまり自分に響かん内容だったのかな…。と、思いリメイクもノーマークだったのだが、無性に青>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.1

母親が隣家の青年と、ダイナマイトで爆死。
壮絶な過去を持った男性の半世紀だが、何かさらーりとしていた。摘発されたり、愛人が電波の人になったり、壮絶な人生だが、一つ一つを深く掘り下げる事なくあっさり進ん
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.8

売れない時から支え続けた妻を裏切り、留守中に愛人とヨロシクやっていたら、妻が事故で突然亡くなり、 それでも涙も出ない最低な小説家が、妻と一緒に事故で亡くなった親友家族の子供達の世話をする事になり、妻の>>続きを読む

悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.0

うん…。話は王道なんですが、家の立地条件とか(森の中にポツン)、明かりの暗さ(間接照明のみ)とか、雰囲気が良い感じだった。やっぱ、井戸がいいですね。
大人でも、夜、水汲みに行くのとかちょっと嫌だもの。
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

5.0

人を信じないヤクザが、刑務所で自分の命を救ってくれた青年を気に入り、野望を叶える仲間に。何故、誰も信じないはずのヤクザ者が青年を手元に置き続けるのか。3年前の過去の各々のエピソードを差し挟みつつ、物語>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

電気の恩恵をすさまじく受けているこの現代で、世界中で、突然電力がストップしてしまったら…。

面白かった!映画としてもだけれど、
え!電気が止まったらこれも、止まるの!と、いう驚きとしての部分でも。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

楽しい。
でも、ここまでバーチャルがリアルになったらもう現実世界に戻ってこれない…。
だからか、繰り返し、大事なのはリアルだと言っていたのは。
テーマ自体は新しいのに、何故か懐かしく感じたのは、昔の映
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タグ(2018年製作の映画)

4.3

いいなあ。こんな友情。

子供の時から30年間、毎年5月の1ヶ月間、問答無用の本気の鬼ごっこをするおっさん達。
最初、鬼ごっこの為に仕事までやめて、何てアホな大人か。と、若干呆れ気味にもなったが、それ
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デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.2

サイコパスが、保険金目当てに同性の妻を殺そうとする話。
同性と言う事が、何かストーリーに活きてくるのかと思いきや、特にそういう事も無く…。
殺されかけた方の女性が反撃に出た時の力関係に整合性を持たせる
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

極寒の中、10kmもの雪の中を裸足で逃げ、息絶えていた若い女性。
しかも、その女性は、亡くなった自分の娘の友人であり…。
悲しい。雪しかない荒涼とした大地での生活を余儀なくされた先住民。
その土地で働
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

「巨獣大乱闘」のタイトルだけで、
大きい獣が大暴れするだけの話かと思っていたら、なかなかどうして、過去から人間に不信感を描く人嫌いの教授と、人間に傷つけられながらも、人を信頼する事をあきらめないアルビ
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GONIN サーガ(2015年製作の映画)

3.2

前作を観ていなかったら、ちょっとわかり辛いかもしれない。
親の復讐の為、仇のヤクザから現金を奪う子供たちの話。
勢いは良かったけど、めちゃめちゃ杜撰な強奪計画といい、竹中直人の中途半端さといい、不完全
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

有名になっても、奢る事なくただ好きな絵を描き続けるモード。
不器用ながらも確かな愛情でそれを支え続けるエベレット。

最初は、荒れ果てた小屋のようなエベレットの家が、次第にモードの絵で彩られ、居心地が
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

恐らく、今年最後の観賞。

正直、劇中劇の部分は安っぽいなー。
と、思いながら観ていたが、後半、その劇中劇が、出来上がっていく過程は、めちゃ面白かった。

一本の作品を作る事って過酷だなあ…と、そして
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.6

考えるな、感じろ系。

ヤンエグ(笑)な不倫相手と砂漠でバカンスしてたら、彼氏の友人のおっさんに、乱暴されてしまい、なおかつ、隠蔽の為に彼氏含むおっさんらに、殺されかけるという散々な前半から、メラメラ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.0

でっかくなったり、小っさくなったり。
あらすじは、まあ、マーベルぽいなて思うが、とにかく、蟻たちが凄い。
蟻、大活躍。
しかし、私は細かく蠢くものが苦手なので、蟻と同じサイズの時は別に何でもないのだが
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.5

前作で、文字通り、悪の巣窟のようなところで、死闘を繰り広げた主人公ラマが、今度は潜入捜査だ!よっ、苦労人!

刑務所に潜入。見事、マフィアのボスの息子の信頼を得て、マフィアに潜入。
そして、今度は日本
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.3

前作は、懐かしのアーケードゲームの雰囲気、ファミコン感満載のドット絵が可愛い楽しかったが、今回は6年たち、現代のオンラインの世界に。

うん…、ネットを繋いだ時に、ユーザーの小さいアバターが、チョロチ
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.3

何年か前に、一家の夫婦を娘が惨殺するという、曰く付き物件の近くに越してきた母と娘。次々と不可解な出来事に巻き混まれ…。

何故、そんなとこに住もうとするのか、
一切感情移入できないが、鬱蒼とした森の中
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

これ観たら絶対泣くなー、と思って観たら、期待値が高過ぎて意外と泣けなかった…。
と、言う事は多々あるが、本作はこれ観たら絶対泣くなー、と思って観たら、思っていた以上に泣いてしまった。

自分の事を、レ
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.7

麻薬王が潜伏する犯罪者だらけの高層ビルに潜入する特殊部隊の戦闘。聞いただけで、アドレナリンが出まくる展開。

とにかく戦闘時の体の動きが速くて驚く。
シラットと言う、東南アジアの格闘技らしいのだが、攻
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.3

アーケードゲームの悪役が、ヒーロー目指してがんばる話。

面白い。
色んなゲームの悪役が、定期的にカンファレンスして、メンタルを保つ会。やはり、仕事とは言え、悪役として生きるのは、苦労が多いのですね。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

ザ・昭和。
何と言うか、男性が、今より「雄」と言う感じをムンムン出していた時代。
皆、現代より濃い目に生きている。

今では珍しいくらい、拷問シーンがはっきりと映り、その結果の死体もはっきりくっきり映
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.0

最愛の息子に、父親の真実を伝えられないまま、事故で息子を失った女性の弔いの旅の話。
色々な「女性」が、出てくるが、総じて皆、強さを感じた。
主人公マヌエラ、故郷で、出会う修道女
ロサは、母としての
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10x10 テン・バイ・テン(2018年製作の映画)

3.0

恐らく、可もなく不可もなくなのではないか…。
そう思いながら、観た。
当たっていた。
何か、タイトルの10×10の部屋、あんま関係なくないか?

そして、女性、強い。
何かやたら強い。あれは、ルーク・
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.9

ボードゲームから、TVゲームに。
現代的に進化したジュマンジ。

若者が主人公なので、それぞれのコンプレックスも絡めつつ、青春要素もあり、楽しめた。

ザ・ロックの二の腕の太さ❗

そして、ジャック・
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

日本でもそうなのだが、被害者、及び、被害者遺族、加害者の家族の権利というものが、あまりにもおざなりではないだろうか。

何故、一番守られているのが、犯罪を犯した者なのか。
司法の歪みに憤りを抑えきれな
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.8

「赤ちゃんの時にさらわれ、監禁されていた青年」と、聞くと凄く重いものを感じてしまうが、本作に悲壮感はあまりない。
その特異な生い立ちにも関わらず、話の焦点が、あくまで、『「ブリグズリーベア」と言う映画
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アナコンダ(1997年製作の映画)

3.5

観た時、自分が記憶していた筋とあまりに違う展開に違和感。
検索の結果、2と記憶がいりまじっていたようです。

でかい蛇が襲ってきます。
悪者のせいであわやという事態に陥ります。戦います。
勝ちます。
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

人が生きていく上での、理想像と、自己認識の違いの心理的葛藤を受け入れ、少年の心理的成長。

大病で、母の余命が幾ばくもない事を知りつつ、きっと良くなると表面上は、言いながら、しかし心の奥底では母は助か
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

観ている間中、何か、鉄臭いような、生臭いような感覚に捕らわれていた。
4Dとかだったら、気分悪くなる人、続出だろう。

私は生肉はあんまりな方なので、何ごとにも目覚めず観終えた。

なかなかグロいシー
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

3.0

夏目雅子…。何て美しいのか…。
私が今まで観てきた中で、一番美しい女性と言えるかもしれない。
粗筋は、風来坊な女性を愛し、振り回される男性を淡々と描いているのだが、
とにかく、夏目雅子が美しい。

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

萩尾望都先生の漫画を読んだ気分。
美しいイタリアの景色の中で、美男同士が恋に落ちる。

しかし、想像していたより障害もなく、割とスムーズに二人は結ばれた感じがした。もっと、葛藤の末かと思っていただけに
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あん(2015年製作の映画)

5.0

本人の個性が際立っていて、何を演じても「本人」と言う俳優さん、どんな役にも自分を消して、その役になりきるタイプの俳優さん、樹木希林さんは、そのどちらでもある誠に希有な俳優さんだと思う。
樹木希林であり
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