あまんださんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

あまんだ

あまんだ

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あん(2015年製作の映画)

5.0

本人の個性が際立っていて、何を演じても「本人」と言う俳優さん、どんな役にも自分を消して、その役になりきるタイプの俳優さん、樹木希林さんは、そのどちらでもある誠に希有な俳優さんだと思う。
樹木希林であり
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.6

ホラーかと思って観始めたら、ラストに行くにつれSFになり、感動で締めくくると言う荒業。
荒業なので、疑問は多々あるが、母親の息子を必死に守ろうとする熱演、人間関係がキレイに説明されるラスト、全体的に面
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

イタい、イタいなあ。
自分の自信の無さを「私、人と違うからー。」と言う間違った自尊心で武装し、
前に踏み出さぬまま、昔の甘い思い出だけを拠り所として、臆病な自分を正当化し、緩慢と生きているサブカル崩れ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

スポッツのアタリ少年への忠誠心にグッときた。
子供と犬は、最強の組み合わせ。

出てくる犬たちがやたらカッコ良くて、
終始しびれっぱなしでした。

キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.0

実話ベースと言う事で、いつものステイサム映画に比べて、そんなに荒唐無稽ではない。
なので、現実に起こった出来事としたら
じゅうぶんとんでもないが、基準をステイサムに置いて観てしまったが為に、何だか地味
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.0

ちょっと、意味がわからない。

意味のわからなさが、逆にいい。て、映画もあるけど、何か、そこに着地したかったのをスベッてしまったかのような気まずさを感じる。

多分、怪獣と美女がシンクロする。て、いう
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

家族で鑑賞。
日曜、朝のアニメから観ていたので、ダイジェスト感は否めなかったが、94分の中で、よくぞあそこまで人の成長をまとめたなと思う。
主人公のおっこちゃんが見る、幻?思い出?の、両親との仲睦まじ
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息もできない(2008年製作の映画)

4.8

貧困の中で、更に辛い目に会い、未来に展望など見出だせないまま、生きている男女の魂の繋がり。

主人公サンフンは、手負いの獣のような生き方をしている。
愛情を受けず育ったので、人から好意を示されても、ま
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.2

初めての高校生活。
不安、出会い、恋、好きじゃないけど、取り敢えず彼女(彼氏)が欲しいから付き合う、好きじゃない人と付き合っても
楽しくはないし、罪悪感を感じる事を知る。卒業と言う別れ。

あの時の気
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.7

巨大鮫とステイサム🦈🚹

考えるな、感じろ。

湯水のように湧き上がる、ツッこみたい気持ちは、いったん置いておいて。

そう、話の筋など二の次。
だって、ステイサム兄貴の腕っぷしと鮫が見たかったのだか
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.2

ラスト、驚く事を期待していたが、特に驚かなかった。ミスリードの小説を映像化するのは難しいが、やはり、本作も視覚からの情報の多さで、途中で真相に気付いてしまった。
とは言え、飽きる事なく観れた。

浅見
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.3

元、CIAとロシアンマフィアのホームセンターでの闘い。
今まで、ホームセンターの取り扱い商品をそんな目で見たことなかったけど(当たり前か。)この映画を観た後、そんな目で見たら、殺傷能力の高いものばかり
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善惡の刃(2016年製作の映画)

4.0


非常に気が重くなる。
実話である。
ラストは良かったなというモノローグだが、失った15年を思うと気が重い。

違う映画の言葉ではあるが、、「権力とは、被統治者の同意により産まれなければならない」と言
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

自分は運命を感じても、相手はそうではないと言う、恋愛あるあるな話。

時系列に話が進むのではなく、
2日、411日…みたいに上手くいっている時、関係に破綻が見え始めた時…のように進むので、あら、あんな
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犬猿(2017年製作の映画)

4.5

胸にぐさぐさささる感じ。

いっそ他人なら、あきらめのつく事も、兄弟・姉妹ゆえに湧きあがる嫉妬。
しかも、奥底には愛情もあるから、余計に強い気持ちになるんですね。
他人より遠慮無しに気持ちをぶつけてし
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

認知症の殺人犯が、娘に迫る新たな殺人犯と対決する!
と、言う設定で、すでにワクワクするが
、期待に違わずワクワクしながら観た。

認知症なので、その記憶が実際にあった事なのか、記憶の齟齬なのかがわから
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ハミングバード(2013年製作の映画)

3.8

ステイサムの映画は大暴れして、アクションが痛快!なのが、大多数だと思うが、本作は、毛色が違う。

いつもより、悲しくダーク、そして、
ひとつ、ボタンをかけ違えたばかりに自分の本意ではない暴力に、身を投
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銀魂(2017年製作の映画)

3.0

原作が漫画の場合、キャスティングが、どれだけ漫画に忠実かが重要になるかと思うが、これは、かなり成功していると思う。

ははっ、そっくりー。
と、言いながら気軽に楽しめました。

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

人情と国際的問題が描かれながら、アキ・カウリスマキの独特な世界観で、重い気持ちにも、ウェットな感じにもなる事なく、さらっと観終わった。

登場人物全員が、動き少なく無表情だが、優しさが伝わってくる。
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68キル(2017年製作の映画)

3.8

ノンストップバイオレンスジェットコースタームービーでした。

イカレきっているライザが、ものすごくイイ゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚❇️✴️❇️✴️

行動と考え方にはだいぶ問題があるけど、気の強い(
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ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年製作の映画)

3.2

夏恒例の、一人納涼ホラー大会の一本。

何だ、これ(笑)
シリーズものらしいというふんわりした情報だけで観始めたが、そこ、いらんわ。な、シーンが多くて前半、若干さめる。しかし、ヴィクターが復活してから
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.3

男の子になりたいエル・ファニング目線の話かと思いきや、以外にも視点はナオミ・ワッツ演じる母親の方だった。

息子に寄り添いたい、息子の意見を尊重したいと思いながらも、16年、「娘」として育ててきた側か
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

人魚姫の世界観を現代に持ってきた話。
音楽、雰囲気は、割と好き。
グロいグロいと言われているが、そんなグロくもなく。

それより、気になったのは人魚の下半身。
何かやけに生々しいと言いますか…。
たま
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.2

全体的には、正当なファンタジー要素が強めだが、マイケル・シャノン一人いるだけで、一気にダークファンタジーになっている。
話の運びには何ら破綻した要素は無いにも関わらず、シャノンが恐すぎて…、シャノンの
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.4

機関銃も乱射してるし、人も撃ち殺されているのに、全編通して何故か静かさのようなものを感じる不思議。
淡々と進んでいくというか。

しかし、無論、つまらない訳では無く、
特殊な職業の人々の群像劇として非
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

何故、犬って、あんな一途なイメージなのだろうか。
直向きに、ただ直向きに御主人を幸せにする為に生まれ変わってくる犬…。

昔、飼ってた犬の事を思い出して、泣けてきた。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

突出した才能を持った子供にとって、その才能を伸ばす特異な人生を送らせるか、才能は、度外視で、普通の子供と同じような人生を送らせるか…。

個人的な考えからすると、私は後者。

人それぞれ得意分野があっ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

ジェイソンvsフレディしかり、エイリアンvsプレデターしかり、有名なモンスター同士をぶつけたら…。

今までの視聴で、わかっていたはずなのに…。

観てしまいました。夏だから。
もうすぐ、夏本番だから
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.0

過去に戻れる薬を手に入れた男性が、忘れられない昔の彼女に会うべく、タイムスリップするが、彼女が死ぬ運命を知り、それを阻止したい過去の自分と、しかし、それを許すと最愛の娘の存在が無くなる事象の間で葛藤す>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

⚫大体のシーンが夜である。
⚫都度都度のシーンに映る人数が少な い。
⚫よく分からない立地にある廃墟が出てくる。
⚫日常と地続きのでんでんの殺人場面。
⚫容疑者の家(大体、散らかっている。)に行くと
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

オリジナル版『殺人の告白』と、どうしても比較してしまうので、ちょっと勢いにかける感が否めない…。
話の流れた的には、こちらの方がきれいにまとまっているが、本家のとんでも感、勢い、強引な話運びの魅力には
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

3枚の看板に端を発し、人々の運命が思いもよらぬ方向へ進んでいく話。

愛娘を無惨に殺された母親だが、泣き叫ぶ、うちひしがれる等の描写は無く、毅然とした態度で、捜査の進展しない警察とやりあっていく。
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世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

3.4

可愛いの一言。
こどもらしいこどもが、最高に可愛い。

周りの大人たちが、世界で一番という高名心で浮き足だっている中、自分の価値観で生きているこども達が、非常に凛々しく見えた。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.5

独身か、既婚か、子供がいるか、いないか、それぞれの立場でヒュー・ジャックマンの行動への感じかたは違ってくるかもしれないが、子供のいる人なら多少なりとも彼の行動を支持する気持ちがないとはいえない。

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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

偏見と差別。
無くなる事はないであろう人類の負のテーマ。
自分ができる事から始めるとしたら、
相手を信じるて事からかなと思いました。

静かなふたり(2017年製作の映画)

3.2

全てが、核心に触れられる事なく微かに匂わせる形で話が進む。面白い面白くないより、この雰囲気が好きか嫌いか、考えるより感じろて、感じの話。