あまんださんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あまんだ

あまんだ

映画(652)
ドラマ(15)
アニメ(0)

Fear Filter(原題)(2019年製作の映画)

3.0

昨日観た、あつ森ホラーと似とるやないかーい。と、思ったけど、フィルターの反応の場面は充分恐いなあ。
若い子の余暇の過ごし方って、全世界共通してるんやなって、微笑ましくなった。

Don't Peek(原題)(2020年製作の映画)

3.1

いまだあつ森をちょいちょいやってる身としては、観ずにはおれない。あつ森ホラー。
何だ、あつ森ホラーって。

夜、まったり森ってた女性が、ゲーム内の部屋と、自分の部屋の事象が連動してる事に気づく。ゲーム
>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.4

暑いときには、何も考えず観られる映画がいい。満を持しての、とんかつDJだ!

でも、内容は少年の成長物語で、そこは、友情·努力·勝利の、ジャンプの基本三大理念を踏襲してるんやな。
とんかつもフロアもあ
>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.0

合う人と合わない人が、はっきり分かれる。色んな人の他愛ない一瞬を、ずっと観る映画。
何もおこらない。ちょっとした後悔、苦悩、間違い、無、等が、ずーっと流れる。
途中流れる音楽が心地良く、自然に瞼が下が
>>続きを読む

その怪物(2014年製作の映画)

3.6

あらすじだけ読んだらゴリゴリの逃走スリラーかと思うのだが、冒頭意味のわからないコミカルシーンがあり、当惑する。
が、あれよあれよと言う間に、追いつ追われつ(主に追われる)の展開になり、その後、そのコミ
>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

4.2

デリヘル業に携わる人々の群像劇…と、言うほど深く掘り下げている人物はいないが、全員があきらめと怒りを内包させ、そこから抜け出したい等の考えもなく、しかし、満足はしていない状況で、時に感情を爆発させなが>>続きを読む

トム・オブ・フィンランド(2017年製作の映画)

3.3

フレディ・マーキュリーに多大な影響を与えたゲイアートの御大。影響て言うか、まんまやん。
同性愛が罰せられる中、表に出せない内なる欲望を絵にぶつけるトム・オブ・フィンランドこと、トウコ。表だって自分と言
>>続きを読む

ファイナル・リベンジ/バンチ・オブ・バスタード(2021年製作の映画)

3.2

本腰入れて観たらつまらんかったと思うけど、昼下がりにまったり観るには悪くない。

何か知らんが、外国で服役中のセルジオ。
怪しすぎる仕事の依頼で本国イタリアに帰ってきてからの、ポツンと一軒家での乱闘の
>>続きを読む

スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

4.0

狂った三人が帰ってきたわ。
まさかの15年空けての続編。長らくのムショ暮らしで、十数年の空白を乗り切り、死刑執行でシド・ヘイグ氏の逝去を乗り切り始まる
地獄のロード・ムービー。
でも、今回はもう、ベイ
>>続きを読む

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

娘のお供で。
長く続く少女漫画の、繊細な心の機微を2時間弱にまとめるのは難しく、無理し過ぎで話が破綻してるものが多い中、まだ、良かったと思う。
若い俳優さん達は皆、ハツラツとしてた。
あの主題歌、耳に
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

不条理。
似ている作品にもあがってくるけど、雰囲気とか、ほんまCUBEを彷彿とさせる。
目覚めたら、急に変な塔におり、一定の時間ごとに、上の階から順繰りに食べ散らかした残飯の台座が下降してきて、下の階
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

140分の長さに怖気づいて、1週空けて続き観た。年取ると集中力が保たないのと、長い間座るのが辛い‥。
が、観始めると長さ気にならんかった。
話運びはコミカルにも関わらず、容赦なく仲間が死んでいくハード
>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.3

お金で詰んでる人達の群像劇。
上半期一、スッキリ伏線回収のフロッグと並ぶくらいの、スッキリ伏線回収物。
最初、無関係な詰んでる人達が、ラストに行くに従って、そういうことか!と、膝を打つくらい関係性が詳
>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

韓国の闇の歴史物。
パク・クネ元大統領の父、パク・チョンヒ暗殺事件の全貌。
裏切り、失望、疑心暗鬼、などどす黒い気持ち渦巻く話。歴史的に大きな事件であるにも関わらず、そのフィルターを外して見れば、小学
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

ここ最近、深刻めな展開の映画をずっと観ていたので、スカッとするものを求めて観賞。
希望通りスカッとして大満足!
何で観てなかったんかなあ?スパイ好きやのに。
期待してた通りの無双アクション。
コリン・
>>続きを読む

キル・チーム(2019年製作の映画)

3.2

戦争中の普通じゃない精神状態。
閉鎖空間での同調圧力。
歪む倫理観。
気が重い事、この上ない。
実話かぁ…。はぁ…。
ひどすぎて何も言えません…。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.4

学生運動も三島由紀夫自決も、歴史として、その事象としてしか知らないので、起こった事に対しての感想しか持っていなかった。三島由紀夫に対しては、中学生くらいの時に背伸びして、一作くらいしか読んだ事なく、無>>続きを読む

恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.1

対物性愛者が主人公の映画。
遊園地の遊具に恋する内気な女の子ジャンヌ。
move itと言う人が乗る部分がぐりんぐりん回転しながら、更にその連なる筐体
全ても回転する絶叫マシーンをジャンボと呼び、
>>続きを読む

ウィッチサマー(2019年製作の映画)

3.3

離婚に伴い、離れて暮らす父の家に夏の間やって来た少年ベン。
隣に住む年少の少年ディロンが、自身の母がおかしいと逃げ込んできてから隣家の様子がおかしいと気付き…。

夏っぽい。
恐いか恐くないかって言う
>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.9

海底の古代遺跡を観る事ができる穴場スポットから、冒険気分で潜り込んだ女の子達4人。ハプニングをきっかけに帰れなくなり、更にその閉鎖空間には盲目の人食い鮫が…。

夏、海、鮫。
出かけられなくても、季節
>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.5

ヒッチハイクってさあ…、日本人はあんまやらんと思うんやけど、乗る方も乗せる方も、恐んわいなあ。恐いじゃ足らず、小さい「ん」を入れました。

本作はどしゃ降りの中、親切心で乗せたおっちゃんが、やべぇヤツ
>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

4.5

冒頭、森の中を自転車で走る少年。
急に後ろに吹っ飛ぶ。

このシーンを観た時、若干嫌な予感がした。超常現象オチじゃあるまいな…。

いやあ、杞憂で良かった。
むしろ、観終わった後、めちゃめちゃスッキリ
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

先の方々のレビューに、マッドマックスとワイスピみたいて、軒並み書かれてたけど、ほんまにその通りやった(笑)

新感染から4年後。荒廃した韓国。
いや、流石に国連とか動くやろて思ったけど、何故かノータッ
>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.4

どこが、コメディやねん。
母を亡くした男性が、葬儀で母への追悼として、踊り倒した事から、どんどんツキに見離されて行く話。

あまりにもついてない為、観てるこっちも切ない気持ちになって行く。
物語の終盤
>>続きを読む

クローゼット(2020年製作の映画)

3.2

事故で妻を亡くし、心に傷を持つ父と娘。事故以来、一切笑わなくなった娘の為、自然豊かなポツンと一軒家に引っ越して来てから、暫くして娘が失踪する。

序盤、娘が失踪するまでの父の娘への無理解と言うか、仕事
>>続きを読む

サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

4.3

子供の時に、TVで観て、そのラストに仰天した一作。て、言うか昼の日中から何てものを流すんや!
何せ、子供の時の記憶ゆえ、鮮烈なシーンしか記憶に残っておらず、今回、ほぼ新鮮な気持ちで観れました。
50年
>>続きを読む

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.6

いぶし銀のベテラン二人の洒落た騙し合いのようなジャケットだが、実際は結構根深い感じの話。
イアン・マッケランが、人当たり良く、めっちゃ可愛く笑う御高齢男性然と、振る舞っていながら、その実、「獣のように
>>続きを読む

ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.4

ユルーいジェイソン・ボーン。

死を偽装して、第2の人生を送る、元スゴ腕スパイ、ジュン。
昔からの夢だった漫画家として製作に励むも、鳴かず飛ばず。
そんな折、娘のアドバイスで、昔の自分を元ネタに描いた
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.7

この映画を観て、何も感じない女性はいるだろうか。
主人公、ジヨンとほぼ同年代である私は、追体験をしているかのようであったが。
男性だけで無く、同性からも無意識に繰り出される性差と、立場によるきめつけ。
>>続きを読む

サイレンシング(2020年製作の映画)

3.6

野性動物保護区で相次ぐ、少女の行方不明事件。自身の娘も5年前に行方不明となった管理人のレイは、監視カメラに映った、逃げる少女と、追いかける不審人物を発見、事件に巻き込まれて行く。

中々面白かった。片
>>続きを読む

ファブリック(2018年製作の映画)

2.8

レトロな雰囲気、画面、何か起こりそうな音楽。
雰囲気はバッチリだが、いかんせん、さっぱり意味がわからなかった。
呪いのドレスが、一応のテーマなのだろうが、謎の百貨店の存在が、ちょっとやそっとじゃないく
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.6

可愛がってくれたお祖母ちゃんが、余命幾ばくもないと知り、長年アメリカで育ったビリーは中国に帰る。
久々に祖母の家に集う親戚一同。
お祖母ちゃんに真実を伝えるか否かで、
意見がすれ違い…。

それぞれの
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

5.0

貧しい町で、暴力にさらされながら成長した青年たち。辛さを忘れる為に熱中したスケボーで繋がり、そして、成長し、それぞれの道を進む。

先日観た、ミッド90s の後日譚のような趣だが、こちらはドキュメンタ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.8

ハードディスク整理2つ目。

あまり合いませんでしたわ…。
関東に住んでないからようわからん、て事を差し引いても。

住んでるとこの都会度でのヒエラルキーで悪ふざけするて言う、ケンミンショウ
の映画版
>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.2

GWは、たまってるハードディスクを整理したい。その、一番目。

頑張って働いてきたのに、リストラ。
後、5年で定年なのに、リストラ。
挙げ句、息子は今から大学進学。家には蓄え無し。そんな詰んでる状態の
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.6

スパイ物で、いかに政府の目をかいくぐり、あわやとハラハラするイメージを抱いていたら、ものの見事に違います。

まず、スパイが主軸じゃ無い。
どちらかと言うと、サイコサスペンス?
途中から、蒼井優の盲信
>>続きを読む