あまんださんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あまんだ

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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.2

いちびってる若者達が、キャンプに行って、得体のしれない村に迷い込み、殺されていくって言う、王道中の王道から、急にすごい勢いで変な方向にハンドルを切った感のある話だった。
いや、ハンドルを切ると言うより
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依存魔(2019年製作の映画)

3.0

初恋の少女が、少年に依存してんのかと思ったら、もっと根深かった。
重い精神病(人にかなりの害を与えるレベル)の少女グロリアに一目惚れした、孤独な少年ポールが、グロリアの言うままに二人で逃避行するのだが
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

昨日、若い時に観た映画観直したので、その続きでこれも再鑑賞。
一時期、ダウンタウンの松ちゃんが、やたら推してたヴィンセント・ギャロ主演。
正直、リアルタイムで観た時は、服、及び、雰囲気はお洒落やけど、
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.3

若かりし頃、この映画を観て、忘れられない1作だったのだが、今回、数十年ぶりに観たら、細かいところは、ほぼ忘れてる事に気づいた(笑)お母さんとか、ラストとか、インパクト強い箇所は、覚えてたけどね。
割と
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声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.6

振り込め詐欺の組織化がエグい。
元々は真面目に働いていた人達。
何かきっかけがあって、犯罪に手を染め始めたのであろうが、むしろ、大口詐欺が成功した時に、特別ボーナスとかが、頻繁に出るし、通常の細々と地
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.9

マ・ドンソク氏、観る度、でかくなってるような…?
国際的に犯罪を犯す凶悪犯をぶん殴る。
絶対勝つやろうから、安心感を持って観ていられる。チームの人達は、満身創痍(笑)
本人は、刺されても平気(笑)何故
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.5

恐らく、公開当時は小学生であり、テレビ放映されたときもまだ小学生だったかと思われるが、当時からケレン味のあるものが好きな子供ではあったものの、ハエになっていく過程のキモさに、途中で離脱したのではないか>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.7

これ、セルDVD持ってて、数年に一回見返すって言ったら、人間性を疑われる気もするけど、無論、頻繁に観たい内容では無い為、一回観たら、お腹一杯になる(色んな意味で。)為、数年空ける必要ある。
何か、理解
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.6

ファン・ジョンミンが、本人役で誘拐される!
本人が、本人を演じるのだが、まあ、演じてるから、役名と本人が一緒ってだけで、本人役だから何かって訳でも無い。
ただ、誘拐犯の暴力とかが容赦無く、有名人だろう
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

ほぼ、マリオと共に育っているといっても過言ではない年代の私。
無論、全部やっていた訳では無いけど、初期ファミコンのドットマリオから、様々なマリオソフトがあるけれども、めっちゃやり込んだソフトと、全く自
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.6

最初こそ、淡々と、タイの田舎で信仰されている女神の巫女さん的な女性への密着風で、始まるにも関わらず、その義理の兄の葬儀へ参加したあたりから、次々と姪っ子に起こる奇怪な現象。恐。
徐々に徐々に、カメラに
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

3.5

観てる途中で気づいたが、続編であったらしい。一作目は、クリップして、未見の「ワナオトコ」で、続きから観てしまった〜!と、思ったけどあんまり関係無かった(笑)
一作目で、酷い目にあって生き残った男性が、
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

ホラー、SF、ミステリー。
の、どの要素も含んでいるかと思われるが、
何となく、どっかで観たような設定の連続であるのが惜しい。閉ざされた世界の中で、一定の境界線より先に進むことを禁じられているとか、岡
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.9

最近、何とも言いようのない映画に出続けていたニコラス・ケイジ。今回も、タイトルも相まって、そんな話のうちの一つと思っていて、ごめんね、ニック。
絶対、豚奪還のために暴れまくるんやって先入観ありありでニ
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.2

昔、夏休みに必ず見ていた、お昼のワイドショーの中の1コーナー。『あなたの知らない世界』
実際の恐怖体験を元に構成された、ショートホラー再現フィルムが、2〜3本放映されるのだが、子供だったので、めっちゃ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

昔、彼らと同じ位の年齢に観た時も、面白いと思ったし、ゴーディとクリスの打ち明け話にも、グッと来たが、長じたゴーディと同じ位の年齢の今、彼が過去を振り返るように、一気に全てが入ってきたかのように感じる。>>続きを読む

成れの果て(2021年製作の映画)

4.0

離れて暮らす姉の結婚報告を受けた妹。
だが、おめでたいことのはずが、妹は絶句し、電話を切る…。
登場人物全員が、人間の嫌な部分を出してくる重めな内容。
まあ、割と序盤から、妹の巻き込まれた事件て、やっ
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.3

伝説のルチオ・フルチホラー。
どんだけ恐いんやろ…。て、ドキドキして観たけど、恐いって言うのとはまた違った。
一番近い気持ちは、キモいかな?
そして、やっぱ話の筋は破綻してた(笑)
急になんだよ?って
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

色々な意味でびっくりが止まらない。
内容と、画の攻め具合。
どんでん返しが、ほんとにどんでん返し。
物語の舞台の意味不明さ。日本人になりたい韓国人て、複雑な設定にしたのは、やっぱ、、、最後のアレを見せ
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ビースト(2022年製作の映画)

3.3

母親が亡くなり、娘達との間に歪みの生まれた父親が、アフリカへの旅で関係性を取り戻そうとするも、仲間を密猟者に殺されたオスライオンに襲われ、追い詰められる…。
普段、動物特集とかで、和む映像を見ているラ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

ほぼ全編、ラジオブースからお届けしてるのに、スケールでかっ!!
不祥事を起こして、キャスターを降ろされた、
ハ・ジョンウが、返り咲こうと、自身の番組に電話をしてきたテロリストを利用しようとして、逆に追
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.2

悪くない、悪くないのに、何か惜しい。
水の底に沈んでる曰く付きの家に侵入て言うテーマは最高におもろいのに、入るまでが、マックスなんよな…。入ってからが普通。
後、時代考証が妙では?て、思う。
家族の生
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.5

これは、何とも…。
最初こそ、広島の美しい景色とともに、元気いっぱいの女の子が写し出され、長閑さを感じるが、徐々に、徐々に、この主人公、あみ子が、「風変わりな子」の範疇に収まりきらないものを抱えている
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

ホラー?前半ホラー、、、。
後半バトル。AKIRAか!て、言うくらいの、カッコいいバイクシーンあり。
社会的なメッセージとか、暗喩的場面は少なくなったものの、ボーッと観てたら、相変わらず、「?」となり
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.8

もう、ゾンビっぽいのってお腹いっぱいかなーとか思いながら、人々のレヴューでの高評価が気になって、鑑賞。
グッロ!何これグッロ!あまりの血の量に臭い感じそう。
一応、主役らしきカップルが出てくるんやけど
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.4

BLが縁で、友情を深めるお婆ちゃんと女子高生。
宮本信子さんのお婆ちゃんが、とにかく素敵。
何の偏見もなく、気後れもなく、興味を持ったことにガンガン進む。
対して、若い芦田愛菜さんは、自分の趣味に自信
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

1も、アクションにキラリと光るものがあったが、2は更にそこに力を入れている。
更に、もうそこを特化する事にふりきったせいで、より一層漫画的と言うか、ジャンプの具現化みたいな映画になっている。
だが、そ
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ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)

3.3

全ての事柄に理由を求めてしまうのは野暮だと、気づかせてくれる一作。
何があったか知らんが、人殺しに対するハードルが2cmくらいの高さのお金持ちの老夫婦。
価値観が一緒なだけあって、夫婦仲は良さそう。後
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聖地X(2021年製作の映画)

2.6

ホラーかと思ったらそうでもなく、途中で、SF?量子力学?は、ちょっと違うかな?ようわからん。的な事を言いだしたのだが、だから何なんや。て、感じでオチもなく、あまりノれなかった。。。
最大の謎は、舞台が
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おばあさんの皮(2021年製作の映画)

2.9

美人すぎて、顔でばっかり寄ってこられる事にうんざりしている女性が、おばあさんの皮を被って、気になっている男性の真意を確かめようとする話。
きっかけが顔なだけで、付き合いが進んだら、人となりを見てくれる
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

凄腕の殺し屋ながら、引退してもいいくらいに愛した妻を病で失い、さらにその妻が生前、自らの死で夫が失意に堕ちないように贈ってくれた忘れ形見のワンちゃんをも、しょうもないギャングのクソガキに奪われ、堪忍袋>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

不運な殺し屋が乗り合わせた列車には、何故か
他にも殺し屋たちが乗り合わせており、ひょんな事から血みどろの殺し合いが始まる…。
日本が舞台とは言え、日本人からしたら、どこがやねん!と、言う日本味の薄い、
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極道の妻たち 三代目姐(1989年製作の映画)

3.5

岩下志麻姐から、三田佳子姐へ。
凄味は薄れるが、三田姐も、貫禄はなかなかのもの。
こっちの姐さんの方が、普通の女性ぽいというか、オフの時、友達とキャッキャしたり、可愛がってる舎弟の彼女に嫉妬したり、人
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

新年早々、濃い門出でした。
実在のシリアルキラー、西口彰をモデルにした映画だが、実際の結末とは異なる結末を迎えている。映画内の、最後の殺人に関しては、「あれに関してはわしもなんでかわからん。」的な事を
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

今年最後の映画は、これ!
締めくくりには重い話だった。
貧困と言うのは、人を蝕むのね…。
ある程度の生活水準がないと、人に優しくする
余裕が皆無。
情けは人の為ならずが、全く通用しない世界。
同じ持た
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

正直に言う。
今まで数多映画を観てきた中で、一二を争う衝撃映像が、後半にある。
あらすじがどうとかより、もうその場面が全て持って行っていると言っても過言ではない。
現実にはあるとしても、わざわざ日の下
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