サノきのこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

バブル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

設定の面白さが全てですかね。
いっそスポーツに振り切ったら激熱だったのでは…と思ったり。

人魚姫をモチーフにした内容に独自の設定を加えているのですけど、いまいち料理不足な感が否めなかったです。

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名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

3.0

イージス艦を舞台に繰り広げられる物語。ストーリーは淡々と進み、艦内が多く、暗くしていることもあって映えないですね。

割とポッと出の犯人に、エンタメ的なアクションもなく、蘭を割と無理矢理ヒロインとして
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名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.3

おっちゃん活躍回
あまり記憶になかった作品ですが(何回か観ているのですが…)、割と面白いです。

舞台が豪華客船の中という限られた範囲なので、余分な情報は少なめ。
蘭と新一・コナンのイベントもありつつ
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

良くも悪くも春の風物詩的な、よくあるコナン映画
作品単体としては、多くのキャラに見せ場を作り、映画ならではのスケールで無難に面白いです。

シリーズとしては、悪くないけどそろそろこの規模の事件がお腹い
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

観終わってからも頭の中での反芻を楽しめる作品

甥っ子と叔父さん。この二人の関係が絶妙
大人も子供も どっちもどっち、このキャッチコピーがいいですね。
子供に縋る親に背伸びする子供。大きな事件とかがあ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

面白い。のだけど、ややこしさが若干ハマらず。

スカッとするでもなく、ミステリーもそこまでミステリーしているわけでもなく。とはいえ、ゴッサムシティの雰囲気を味わえる良いバットマン映画ではありました。
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.0

ルルーシュの復活、ギアスを持った敵、そこで繰り広げられるギアス対ギアス。
いいファンサービス映画ですね。

強いて挙げるならですが、知略というよりはロボアニメに振り切ったところはありますね

南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

南極のオーロラよりラーメンは偉大

オッサンたちのほのぼの南極記。ドタバタコメディのように、ずっと何かしらアクシデント(らしき強調)が起きており、オッサンたちの愛でる作品でした。

南極という場所の強
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.3

こういう作品を観ると、やはり漫画の実写化は難しいなと思いますね。
(原作既刊読破済、ドラマ未鑑賞)

ロボなどのアニメーション・CG部分はだいぶ力も入って素晴らしいです。
一方で、原作の物語をなぞって
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

期待どおりの良作
片田舎で順風満帆な生活から新たな世界への挑戦、新しい環境でそれぞれの苦悩。
歌に煌びやかさに、前作の良さもありつつ、スケールアップした二作目

前作を超えるほどの感動かというと微妙で
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.5

良いコミック原作の作品
原作初期の部分をムッタの宇宙飛行士試験、ヒビトの月面飛行と、それぞれの物語で一本にまとめている。

宇宙にかける情熱みたいな部分をもう少し観たかったかなと思ったり。


強いて
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

すごく綺麗にまとまった作品
1や2を観ていなくとも、ゴーストを退治するゴーストバスターズってのいたんだなくらいの前情報があると良いかなくらい。

1を観ていると、あーと言うシーンは多々。

ジュブナイ
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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.8

週末の晩酌のお供に素晴らしい。
日本という国の美しさ、歴史的な造詣の深さ。

ただただ見惚れる。四季の魅力に文化の魅力、日本の魅力が余すところなく詰まっていて良いですね。

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

幸福とは何か、豊かさとは何かを考えさせられる良作。
2021年に観ていたら2021ベスト10に入っていたかもしれない。

世界一裕福な国として取り立たされたこともある国・ブータン。その僻地の小学校に赴
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.5

実写×アニメ。家族で観れるドタバタコメディで良かったですね。
続編作らしいのですが、前作見ないまま鑑賞。全く問題なしでした(どこかに繋がりはあったかもですが)

実写×アニメは最近だと『トムとジェリー
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

3.8

ベディヴィエールの最後が最高。作画も荒々しく力強い。
後編は戦闘がメインで、登場するキャラたちの戦いが多く素晴らしい。三蔵vsモードレッドも中々。

とはいえ、vs獅子王は凄まじく駆け足。
いくらでも
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

3.5

絵が綺麗で観やすい。
世界観の説明など最低限に済ませ、テンポもいい。FGO第一部の6章をコンパクトにまとめられているように思いますね。
後編もありますけど。

原作ゲームでの本章のボリュームがとても多
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

ぐさりと観終わった後に残る気持ちがとても心地良い。心に傷を持った人に対する癒しのような、罪の顕在化のような。
西島秀俊さん、やっぱりいいなぁ。最後、雪の中での独白と言うか吐露というか、あのシーン好きす
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とんび(2022年製作の映画)

3.8

古き良き邦画。頑固親父と子どもへの愛、歳を重ねていくことで見えてくる繋がりが秀逸。泣くと分かってても泣ける

阿部寛、北村匠海だけにフォーカスを当てず、町の人々の物語もあり、ラストに向けそれぞれの物語
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

描く人、描かれる人、2人の恋物語

フランス映画らしい優雅さと、本作の持つ切なさが、鑑賞後に余韻を噛み締めさせてくれる。

最後に彼女の中にあった感情を思うと、切ないような…

全体的に絵画のような繊
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

女性による男性への復讐劇。狂気を感じるほどの展開はあまりなく、サプライズは多少あるものの丁寧にまとまった作品。

良い人そうに見える人も、蓋を開けてみればわからないし、過去を遡ればもっと分からない。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

劇場で観るべきだった作品ですね。
それも叶うなら野外ライブのように立って、時折観客みんなで歓声をあげながら観たかった。

ブロードウェイミュージカルの再構成ということで、ストーリー云々ではなくライブ。
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

期待感をちゃんと満たしてくれるシャマラン監督作品。
"あるビーチでは1日が一生になる"というワンアイディアを見応えある物語にしてくれる。

老による身体機能、考え、性格の変化まで、幅広く老を魅せてくれ
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.5

あまりハマらなかったかな。

伝えたいメッセージは、友情、努力。
これにクレしん+探偵、学園という舞台装置で魅せてくれるものは理解できるものの、勢いは後半にならないと出てこない、泣ける要素もいまひとつ
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音楽(2019年製作の映画)

3.5

音楽に触れたことのない3人組が、音楽に触れることで雷に打たれたかのような衝撃と衝動に駆られバンドを組む。

アンニュイさと熱量がいい
アニメならではの疾走感あるラストのライブは最高必見

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.5

前作から数年後。NYを救ったはずのゴーストバスターズだが…
という順風満帆に行かないのがゴーストバスターズだなーと久々に観てしみじみ。

テーマソングは何回聴いても盛り上がるし、最後はハッピーエンドに
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.8

黒人差別に対する実話ベースの作品。
奇妙な果実、という歌を歌い続けたビリー・ホリデイ。そして、彼女を執拗に付き纏うFBI。FBIがホリデイを追いかける理由は…

胸を締め付けるような、なんとも言えない
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

だいぶ久しぶりに鑑賞。
ロゴマークにテーマソング、盛り上がるなー

ゴーストたちも怖い部分もありますけど、基本はどこか愛らしさがあるので、家族で観るのにも良い。
マシュマロマンのインパクトは強いです笑
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

ひどい。これ以上の感想がなかなか見当たらない…
邦画の悪いところ全部詰め合わせセットをいただきました。キャストも題材もいいのに、なぜこんな料理が出てくるのだろうか

松竹と東映はよくこれで共作しようと
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

観終わったあとにもう一度観たくなる作品!
今を生きる中で昔をちょっと思い出しただけ。

構成の妙というのか、観ていて飽きないです。
あの人ってこうなんだ、この人あそこに出ていた人じゃない?と頭を巡らせ
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THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

3.5

凄い。そんな言葉で片付けてはいけないのでしょうけど、凄いとしか言えない。

「フリーソロ」が見応えがあり、同監督作ということで期待していましたが面白いですね

当時の報道で結末を知ってはいますが、画面
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

期待どおりのウェス・アンダーソン監督作品!

監督らしい色味や、どこか絵本を思わせる魅せ方。これを期待してたんだよ!という監督の味がふんだんに出ていました。

目で楽しむ作品で、物語は若干二の次になる
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.3

一般市民、しかも老人が名画を盗んだという実話物。

シリアスではなく、コミカル寄り。思わず笑ってしまう所もしばしば。
法廷コメディ的な要素もあり、物語自体は地味めですが色々な面で楽しめる作品ですね
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

期待どおりに泣ける。泣いてしまう
感動系は事前情報で泣ける、感動すると言われると変に身構えてしまうのですが、それでも感動は止められなかったですね。

全ての子を持つ親に観てもらいたい
子どもの可能性を
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.5

良いですね。結末というか物語のギミックは割と途中で気付く方が多いのでは?という印象です。

が、ギミックは本質ではないので、あまり気にしすぎなくてもいいのかなと。
周囲?の人たちの温かさや、犬猿状態だ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

お腹が減る映画です。
たまに観たくなるのは、重ための作品じゃないからですね。気軽に観てほっこりできる良作。

美味しそうな食べ物のオンパレード。フードトラックを改修しているシーンのこれから感、転々と販
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