むぎたそさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

むぎたそ

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IT/イット(1990年製作の映画)

4.5

かなり好き。中学生の時から何回も見た。オチは、、どうでもよくてね。ピエロ登場シチュエーションがそれぞれ練られてて素晴らしいの。一回目はめっちゃ怖いけど、二回目からは大爆笑。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

全く感情移入できないのがこの作品の狙いだとは思う。ひとりひとりは重要じゃない。すべては国家のための駒。少年がヒーローになったことに感情的には反感おぼえたけど本当にあったようなことだろうし、映画全体で「>>続きを読む

瞳の中の訪問者(1977年製作の映画)

3.0

なんか大林色の峰岸徹たくさん見すぎて好きになってきた。。ブラック・ジャックって実写化するとそんな顔になるのね。。宍戸錠はギャグ。特別うまくもかわいくもないピノコシーンがやたらとクローズアップされてたな>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.5

たっのしいね女子校生活。
3回めくらいなので、画面の細かいところまで見た。
たっのしい映像だあ。
初期から戦争の色が濃かったんだなあ。

◎追記
2017.9.30
大林宣彦映画祭オールナイトにて四度
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人生タクシー(2015年製作の映画)

4.3

最初はこれ演出なのかなどうなのかなっていちいち考えたりしてるんだけどそのうちそういうことどうでもよくなる。映画でできることという問いに対するいくつかの答え。滋味深い。みんな演技うまいなー。演技って感じ>>続きを読む

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

3.6

知世ちゃんかわいい。ニューカレドニア行きたい気にはならないけど、夏休みらしく南の島気分を味わえた。(夏休みらしい夏休みをまだとっていないので。)角川春樹が今回はオプチカルは自然に(大林色を封印)、と指>>続きを読む

彼のオートバイ、彼女の島(1986年製作の映画)

3.5

竹内力、さわやか!!こわがりだからバイクに乗りたくはなんないんですけど、あの疾走感は体感してみたいようが気がしなくもない。とりあえず原付ひさしぶりにのろうかな。。

麗猫伝説 劇場版(1998年製作の映画)

4.0

親子使うからCG使わなくていいんだー!エンドロールなんかじわじわと感動いたします。化け猫に操られた柄本明の動きが笑えた。。
あんまりこわくなかったけど、映画へのロマン詰まった怪作です。峰岸徹の死に方、
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北京的西瓜(ぺきんのすいか)(1989年製作の映画)

4.5

あたたかい。
人と人との間には何があるんだろう。
つながりでしかない。
たぶん。
そう願うよ。
そこにあるのは希望。
小さくても、どこかにあるそれを、強く願う。

もたいまさこと木野花が並んだ画面って
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可愛い悪魔(1982年製作の映画)

4.0

こうじさん愚鈍すぎますよ!!たぎるほどのイケメンだけど。
おっもしろかったな〜。
映像ギミックに凝った爆笑シーン多々あり。
羽ペンがタンスから飛び出してきたのよっっ!!ってなかなかない台詞だよね。
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.7

涙腺崩壊。しかしラストらへんはたまげました。。トーンが。。生きてる人が死んだ人にお別れをいうとはどういうことか。大林さんの映画を見ると、この世はあの世のすぐ隣にあるって思う。
両親に会うための装置とし
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老婦人とハト(1998年製作の映画)

4.5

ほとんど台詞無いのによくここまで面白くできるなあ。スゴイ。タチとアメリカのスラップスティックアニメのDNAを継ぐ。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

なんか終始軽かったなあ〜。コリン・ファース好きなんだけどなあ〜。いまこういう娯楽アクションバイオレンスそんな好きじゃないのかもなあ〜。スパイ映画は裏切りのサーカスみたいな知的なのが好きだな今は。最後の>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

-

在りし日のロビンを見るだけで落涙してしまうのなんでだろう。いちばん最初に見たのはテレビで、それも劇中のキルスティン・ダンストと同じような歳だったと思います。さっきテレビのチャンネルを散漫にまわしていた>>続きを読む

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

-

見る度に発見がある映画だ。
(学生の時に初めて見てから、今回5回目くらいかなあ)
毎回奥崎の異様な迫力に圧倒されつつ、今回は演出や構成の巧みさに目がいった。
エンターテインメントな作りだ。
面白い人を
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学校の怪談4(1999年製作の映画)

4.0

思ったより怖くなかった。そしていい話でした。

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

5.0

毎回見ると落涙してるんですなあ、特に冒頭。落ち込んだ時にだいたい見てます。大好きな映画。ジブリの中でベスト3に入るね。(これと千と千尋が同率1位くらいかもしれない。)ふつうの幸せってすごいことなんだな>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ひゃー
エグ面白かった!
観た人としゃべりまくりたいですね。
掴みからして圧倒される。かっこいい編集、事件映像、ざらついたブラウン管のテレビ画面にキャストの文字。なんなんだよ、あの、プロジェクションマ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.7

いちいち心揺さぶられ、なんでもないシーン3回くらいでじわっときた。ミックステープのくだりとかね。服、編集、何もかもがおしゃれ。マイクさんは、Xガールのアートディレクター的な作品が出世作なのね。どのキャ>>続きを読む

マクダル パイナップルパン王子(2004年製作の映画)

-

香港行ったことあるととても楽しい街並みアニメーション。お母さんの語る物語、って設定が、せつなかった。かわいくてほんわかとしたトーンなのにシニカルブラックジョークな落差がよい。香港でも「星の王子さま」よ>>続きを読む

ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

4.3

過剰だ。実に興味深い人物だ。写真素敵。会っても友達にはなれないだろうが、とても親和性を感じた。死後のオタクコレクター君との出会いは奇跡だったんだね。世界中に「発見されない」ヴィヴィアン・マイヤーやヘン>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

-

原作読んだ時に既にすごく感動したので、映画に関しては、ストーリーや意味の全貌を知った時のエモーショナルな感情(驚きや感動みたいなもの)はなかった。原作の骨子に忠実に、うまく脚色・映像化してるなあ〜と思>>続きを読む

花の慕情(1958年製作の映画)

4.0

この監督の女性の描き方、なかなかよいよ。リズム感も。精神的に自立したいという今の自分の気持ちも相まってまあまあ高評価。シバコのトークを観に行ったのに客席にアキラが降臨してるというハッピーサプライズ@新>>続きを読む

秋日和(1960年製作の映画)

-

学生時代には好きだったはず。内容あまり覚えてなくて今日久しぶりに見たら、気持ち悪さばかりが目立った。原節子の血の通わないロボット感(ほほえみがこわい……)、小津の結婚観。シバコさんより岡田茉莉子さんの>>続きを読む

接吻泥棒(1960年製作の映画)

3.3

どなたかの感想にも書かれていたけど、「接吻泥棒」ラストは川島雄三が「幕末太陽傳」でやりたかったことをやったのかなあ、と思った。「俺は女は描けねえ」って石原慎太郎、昔から変わってないんだね。全体的にはイ>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

キレがよかった。コクもね。(何かの商品広告のようだけど、本当に。私、煙草も麦酒も嗜みませんが。)映画っていうか、文学を見てる感じね。読書のフェス(まだやってるのかな?)で「オーギー・レンのクリスマス・>>続きを読む

箱根山(1962年製作の映画)

4.4

《芳醇:東宝文芸映画への誘い》「箱根山」大当たり!!全編、川島雄三の冴え渡る演出、笑いのリズム、ストーリーのテンポの良さ、役者陣の軽妙な所作。喜劇映画っていいね!!箱根は10回以上行ったことあるのでそ>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.7

最後の演出(妖精が◯◯◯◯◯に乗ってやってくる)にびっくらこいた!ロック!自由!カトリーヌ・ドヌーヴの空色のドレス、きれいでした。指輪のくだり、国中の女たちの努力模様が可笑しかった〜。
ちなみに、あの
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

ダウントンのマシューことダン・スティーヴンス目当てで観ました。元のアニメちゃんと見たことないけど筋はだいたい知ってて、それで実際にめっちゃベタだったけど、ドキドキズキュゥンキラキラ〜ってなったので、め>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.5

まぶしくてはずかしくてむずかゆくなっちゃう。すきだけど。途中大友でいいじゃんってなりがちだけどこの映画の金髪菅田将暉は天使です。小松なな、そんな好きじゃなかったけどちょっと好きになった、感情出すところ>>続きを読む

おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.8

出戻りローカル文化人。。うわー。先生は好きになれないけど趣里はちょっとええなあとなったよ。おとぎばなしの演技、一周まわってわざとらしさ感がよかったかもね。最後、妄想デートが吉祥寺サンロードなのねー。や>>続きを読む

ジョギング渡り鳥(2015年製作の映画)

-

ポカーン。ふーしーぎー。なんか見るのに疲れ果てた。。こういう映画があってもいいとは思う。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.7

ながーくとしを重ねていく場合はひとりじゃなくてふたりのほうがいいのかな。

そして、ものすごく短いスパンでばかりものを考える日常をあらためなければ、と思うのであった。今、ひとつのどんぐりを植えたら、4
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.8

ラストの歌うまチビ男子のシーンがなければ読後感変わったかも。彼、いいね。

3時間56分。この時間数があったから描けたのかなぁ、この内容。主人公はふつうの少年だった。不安な社会に生きている、というだけ
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