Mrsフロイさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

2.9

イドリス・エルバ、ティルダ・スウィントンという魅力的な2人が、アラビアンナイトの魔人と堅物学者オバサンと聞いただけで興味をそそられる。

それ以上でもそれ以下でも無い。うん、うん…
観終わって気がつく
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ポッポー!(2019年製作の映画)

3.0

鳩時計のポッポーは中の人、実はオジサンのお仕事だったというオランダのショートムービー。

鳩時計と日本では呼ばれているが本当は「カッコー時計」と言うらしい。
カッコーと鳩?
どちらが身近かっていうこと
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.0

1989年既にゲームボーイが発売されていたが、本作のゲームは思いっきりアナログのボードゲーム。
そのせいか定かで無いが劇場公開時には観ていない。動画配信での再視聴に何故かロビン・ウィリアムズが魅力的に
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エデン(2017年製作の映画)

3.1

フランスの女性アニメーションディレクターによる約5分のアニメーション。
エデンの園を逃げ出すきっかけはやっぱりイヴです。
此処でこれは女性監督だなと思う。イブの退屈でやりきれない表情が全てを語っている
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ユダヤ人の出て来ないナチス・ドイツ戦争犯罪と法の闇を描く秀逸なストーリー。
原作は現役刑事弁護士の小説。
主人公がトルコ系移民の新米弁護士なので裁判の仕組みや法における「謀殺と故殺」の違い等、素人には
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.3

なんだかやけにくたびれて、映画は観たいけど深刻で憂鬱なヤツは避けたい。
そこでちょっと足をのばして日本橋東宝シネマへ。

タイトルロールのパルコ配給の文字が目に飛び込んで来る。その昔、お洒落な街代表の
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ボクの超能力(2014年製作の映画)

3.3

流石の全世界「ドラゴンボール」出版部数第1位(勿論日本を除く)のフランス!
アメリカでもなくイギリスでもないところがお洒落😝
劇中の超能力発揮のかめはめ波もとってもシックリ来てる。

どうやら仲間に入
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.0

2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第1作しか観ていない私に、MCU大ファンの息子殿がネット配信で見せてくれた。
10年以上昔、地デジ騒動の際に買い換えた我が家のテレビでも、最新のネット
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空腹(2019年製作の映画)

3.2

インドの約8分の短編。
タイトルは『 空腹』Hungerとシンプル。
高架下のなんだか小綺麗なホームレスのオジサン、日々の僅かな稼ぎでは空腹は満たせない。
同じ空腹の少年と、憧れのチキンの丸焼きの看板
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ゴーストスープ(1992年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

一昨日の日経新聞のコラムに、このところの急激な円安傾向にからめて岩井俊二監督の『スワロウテイル』への言及があった。
岩井俊二監督作に全くお馴染みの無かった当方は、へっ?『スワロウテイル』ってそういう話
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スーツの中は?(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オランダ発ちょっと不気味なコメディ!?とのフレーズ、約10分のショートムービー。
子ども達と訪れた遊園地の着ぐるみのウサギ君を家に連れて帰るお母さん😲ヒョエ〜
子ども達はそっちのけで着ぐるみウサギ君に
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愛への跳躍(2016年製作の映画)

3.2

週末の夜にピッタリのおフランスなタイムリープ♪
9分というショートムービーも相性が良い。
いかにもな蛇腹のエレベータードアが、古い建物の多いフランスの都会らしい趣き。そのエレベーターから過去の彼と彼女
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1978年コロラド州のお話。黒電話がメインのアイテムになる連続少年殺人事件が展開される。
日本でもこの時代は電話と言えば黒電話。僅かに会社等はビジネスホンとかあったか。

途中でこれ前にも観たっけ?と
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警官の血(2022年製作の映画)

4.0

佐々木譲の原作を韓国を舞台に映画化。

ミステリー、スピード、アクションのてんこ盛りで有りながら生粋の韓国映画とは違う温もりを感じるのは私の感性が日本人だからか。

警察内部の闇を描きながらも『孤狼の
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作者伊坂幸太郎のコメントにも暗い気持ちを吹き飛ばしてくれるというフレーズがあった。
そうだ!超高速で走る列車の中で繰り広げられる殺し屋達の死闘、次から次へと繰り出される技の数々!コレで気持ちが暗くな
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

題名は民間軍事請負会社。
第二次世界大戦以降もずっと戦争している国は、結果として多くの退役軍人を抱えている。
その行先の闇に迫るかと期待したが、スケール小さい横領の企みに主人公が巻き込まれる顛末にちょ
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

MARVELファンの息子が、珈琲とチョコアイスを奢るからお付き合いせよとの仰せ。あら、もう食べちゃった😋からお付き合いしなくちゃネと相成った。

ハロウィンのための特別作品でデイズニープラスで配信、5
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

スカッとバイオレンスアクション!を期待して、久しぶりの映画館の入口を潜る。
原作未読で前情報も無く、ただ潜入捜査官の話とサイコパスな坂口健太郎とのことが耳目を引いた。

開始40分…うーん 、何だか話
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スーパーマン(1978年製作の映画)

4.0

1979年劇場公開の時、勿論観た。

子どもの頃テレビの毎週木曜日夜8時 、白黒放送の「スーパーマン」に心奪われた。
鳥だ!飛行機だ!スーーパーマン!

本作クリストファー・リーブのその後の人生もあっ
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ピノキオ(2022年製作の映画)

2.9

ロバート・ゼメキスの実写版ということで、すっかりハードルが上がってしまった。
ところが肝心のピノキオが1952年(日本公開)のデイズニーアニメそのままの造形で、えっとなる。そりゃ今のCG技術を使えば何
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お父さんはスパイ(2020年製作の映画)

3.2

あの「ホッピー」が提供する短編映画専門のオンライン映画館、ホッピーハッピーシアターとな。
ホッピー片手に楽しんで欲しいと言う事らしい😋

作品はタイトルで既にネタバレだが、ソレでも愉しい♪
だってお父
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

観るつもりは無かった。
ところが続編の『香川1区』が上映される頃には、鉄壁の筈の政権与党元総理の銃撃による暗殺、その後の五輪汚職、カルト宗教の闇と現実の政治が一気に侵食されて行った。

映画の世界が現
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あっぱれ!
今からもう18年も前の作品。1度観ている、忘れられない畑の脇の側溝を覗き込むシーン。
少しも古さを感じ無い。一気にラストまで駆け抜ける。

題材になった事件の真犯人はなんと刑務所内で本作を
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.3

ドイツの女性監督の描くSFはひと味もふた味も違う!
ドラえもんは猫型、アトムは子ども型、本作の高性能AIロボットは女性の理想の恋人型。

中味は半導体と電子回路であっても「型」が人間にとって重要なよう
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

現在渡航禁止のソマリアに代わりモロッコでのオールロケの迫力!!
韓国映画の底力を見せつけられる。
既に公開二週間以上が経過の平日昼下がり、映画館は八分通りの客席。男性客が多い。

1990年代、ソマリ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

2.9

MCUファンの息子の勧めでデイズニー+配信初日の視聴。息子は勿論映画館で観ている。

開かれた異世界のドクターストレンジはちょんまげの髪型にメイクも東洋風。サム・ライミが監督との事だがカンバーバッチフ
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良い時も悪い時も(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ベルギーの18分のショートムービー。
結婚前の若い男性のマリッジブルーの話?とのことだが。。
蓋を開けてみると《ダメ!絶対!飲酒運転!》の話。

ホントなの?
ベルギー飲酒運転で検索。
ビール一杯ぐら
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大河への道(2022年製作の映画)

3.1

伊能忠敬の出身地、現代の千葉県香取市と江戸時代が役者の一人二役で語られ、チョっとしたタイムスリップ気分が味わえる愉しい仕掛け。

史実ではこの後完成した日本地図をシーボルトに持たせ、海外への持ち出しを
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

あと数年もすれば戦闘機は自動操縦が主流になるのだろう。その時トップガンは最後の戦闘機乗りの集団になるのだろう。

トム・クルーズの目じりの皺が世の移ろいと人の情けを訴えて来る。
革ジャンの日の丸とカワ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

現実の世の中が余りにも刺激的なニュースに溢れ、一時でも平和な気持ちになりたいと映画館に足を運ぶ。

誠に平和な気持ちに浸る事が出来た。ちょっと居眠りが出るくらい。
シン・ゴジラの様な国家のドラマは見ら
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3

36年の時を想う

劇場公開時の1986年、何故観なかったか、今回続編を観るにあたって探りたいと思った。監督は今は亡きトニー・スコット。
飛び立つ戦闘機の影を多様した画面は美しく、ストーリーはシンプル
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

阿部サダヲが苦手、でも予告編が秀逸。それに『凶悪』の白石監督だしねと期待を寄せて映画館の入り口を潜る。

が、ミステリーでもサスペンスでもなくどんでん返しでもなく。。

サイコパスの殺人鬼があの真っ黒
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.0

理不尽な戦争と限り無い変異を続けるウイルスに翻弄される世情に、せめてGWぐらいは愉快な気分をの求めに応えてくれる本作。

真面目過ぎる昭和なヤクザが荒れた学校を立て直すコメディ。
これがあの警察小説の
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ウクライナ・オン・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.8

オリバー・ストーンの制作総指揮、インタビュワー出演のドキュメンタリー映画。
劇場未公開で一時はYouTubeからも削除されていたが、現在は注意書き付きで閲覧出来る。

現在のロシアのウクライナ侵攻に至
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スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ただただ韓国映画の仕掛けとスピード、アクションに魅了される108分!
アッと気がつくと見ず知らぬ他人の身体になっている男、運転中だったり不意に襲われたりと一瞬の気を抜く事も許されない!
何故?どうして
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これがUFOだ! 空飛ぶ円盤(1975年製作の映画)

3.5

懐かしい東映まんがまつり!
辻真先先生!お元気でご活躍の様子!

本作上映の頃は既に社会人として働いていたので映画館に足を運ぶことはなかった。

40年ほど前、自宅8階のマンションの窓から円盤型のUF
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